2009年12月23日 (水)

メリークリスマス2009

R0012981_w 私のウチではパンはロシアパンの時が多いです。

別に大した理由は無いのですが、一番近所のパン屋さんがロシアパンを専門にしているのと、ほとんど私がパンを買うことになるからです。

私、出来れば全ての買い物を近所で済ませます。散歩のコースで果物を買ったり、パンを買ったり。そこで少しばかりの会話をお店の人とすることで、社会とのつながりをぎりぎり保っている訳です。

そのパン屋さんでお勧めされたのが、表題の写真にあるロシアのクリスマスパン。パンというより、お菓子に近いのですが、日持ちするし、出来るだけ熟成させるほうが良いとのことで、先週末から室内で保存しておりました。

明日はクリスマスケーキを食べるので、本日のお昼にいただきましたが、これ、とても美味しいですよ。各種のドライフルーツが入った柔らかいクッキーのような感じです。

見た目ほど甘くありません、素朴なロシアのお菓子です。

食べ物の話題だけで恐縮ですが、これが、現在私にある最もクリスマスらしい写真。

メリークリスマス。

| | コメント (4)

2009年12月19日 (土)

Rollei ATPのRodinal 1:300現像

2009120092_w Camera : Fuji GF670, Lens : EBC Fujinon 80mm F3.5, Film : Rollei ATP, Rodinal 1:250 20c 12m

ローライのアドバンスド テクニカル パン (ATP)をコダックのテクニカル パンとの比較で紹介するサイトで使われた現像液はロジナールの1:300という途方も無いものです。

でもアホのような解像感は説得力があります。でもこれは一般の撮影にも使えることなのでしょうか、ロジナールを手に入れたので早速テストしてみました。

ATPの撮影感度は、比較サイトと同じISO25、これで、晴天の街でスナップ撮影をし、ロジナールを2ml、水を500mlの割合で混合した現像液で、液温20c、12分の現像をしてみました。

まず、驚くのが現像液の混合、これでほんとに良いのか心配になります。気分的には水に現像液を数滴垂らしたという感じです。

そんな気分のせいかも知れませんが出来たネガが薄め、でもテクニカル パンですから、軟調に仕上げるにはこんな物かもしれません。

スキャンしてみると、かなり無理してコントラストを落とした感じの写真になります。その代わり、ハイライトもシャドーもその部分を拡大する限りしっかり出ております。ここに載せた写真は逆にコントラストを上げておりますが、その方が見やすいのです。

2009120091_w_2 つまりそういう事なのです。写真としてみれば、不自然なコントラストで良くないのですが、各部の情報を残すという意味ではかなり有効な現像方法です。でも特殊な用途であることは否めないように思います。

2009120111_w (追記)この写真は、現像液を1:200にして現像時間を14分まで延ばしたものです。ネガは濃くなりコントラストも強くなりますが、個人的にはこちらの現像の方が好きです。

| | コメント (9)

2009年12月16日 (水)

別府駅前の手湯

Img_9355_w Camera : Canon EOS 5D, Lens EF24-105 F4L

何もネタは無いのにBlogの更新もなー、なんて考えていたら、最近ネットのお仲間が別府の写真を公開しているのを思い出し、古い写真で便乗することにしました。ここは別府駅前にある手湯です。老人と子猫が散歩に来ました。

Img_9353_w 本当はココは手湯、こうすれば足もつかりますが、足湯ではありません。

Img_9364_w お互いに夢中です。

Img_9378_w そろそろ帰ろうか。

Img_9385_w せっかく別府温泉に泊まったのに駅前にしか行ってないの......これは言わない約束で。いろいろ面白そうなところがあるのを知ったのはずっと後のことでした。

| | コメント (6)

2009年12月14日 (月)

Ilford XP2 Superをロジナールで

2009120081_w Camera : Perkeo II, Lens : Color Scoper 80mm F3.5, Film : XP2, Rodinal 1:100, 20c 1H

イルフォードはC41処理の白黒フィルムをXP1、XP2、XP2 Superと進化させ、現在に至ります。この間に、このフィルムの欠陥であったコントラストの強さ、乳面の弱さ、茶色か緑にプリントされ黒が出ないこと等、様々な改良がなされました。

Img_7445_w この過程で、このフィルムはより、カラーフィルムに近い性質に変ってきたようにも思います。左の写真は初期のXP1と現行のXP2 Superを同じ白黒現像した場合の違いです。

Img_7441_w しかし、基本の性質は変りませんから、このフィルムはC41でも白黒現像液でも現像できます。左の写真は同じフィルムをC41で処理した時と白黒現像液で処理した時の差です。

白黒現像をした場合、このフィルムの最大の特徴であるラティチュードはどのように変化するかですが、私の感想ではハイライトはC41より少し落ちるものの、暗部では大差ないように感じました。

まだそれほど多く経験した訳ではありませんが、白黒現像液でも充分、このフィルムの性能を発揮することが出来ると思います。

| | コメント (4)

2009年12月12日 (土)

古い Ilford XP1の使用法

2009120071_w Camera : Home made 4x5, Lens : Apo sironar 100mm F5.6, Film : Ilford XP1, Rodinal 1:100 20c, 1h

Ilford XP1というフイルムは、最初の色素白黒フィルムです。カラーネガと同じ現像を行なう白黒フィルムで、各社も追随する画期的な商品でしたが、追随した各社はとりやめ、Ilfordの第三世代フィルムのXP2Superだけが残るだけになりました。

R0012947_w 先日、機会があってこのXP1が手に入りましたので、テストを楽しみにしておりました。どんな商品でも最初の製品が一番、その製品の哲学が感じられるからです。そういう商品にはもちろん欠陥もあり、その欠陥は改良されて行くのですが、その過程でどうしても当初持っていた、ギラギラした情熱は薄くなってしまいます。

その意味で、最初のC41処理の白黒フィルムは魅力でした。

しかし、手に入れたフィルムは4x5のシートフィルムだったので、困った問題もありました。私が使っているコンビプランのシートフィルムの現像タンクは現像液が入れにくく、現像時間が短いカラーネガには不向きであることでした。

そこで考えたのがロジナールによる白黒現像。このフィルムはC41処理と言っても、白黒現像液でも現像出来ます。ロジナールの100倍希釈液を使って、無攪拌で1時間。これならコンビプランでも余裕で現像液の注入ができます。

サンプルの写真は、カメラの問題で右端がレンズのヘリで蹴られておりますが、見れないことは無いですね。というか、期限切れ18年のフィルムであることを考えれば、ベストの使用法では無いかと思います。

| | コメント (5)

2009年12月 8日 (火)

無反射ガラスを使ったスキャン

R0012936_w 先日から、私が囚われているKodakのレコーディングフィルムは、5インチの長尺フィルムから4インチづつ切り出して使っている訳ですが、コンマ ミリの誤差があったり、多少斜めに切れていたりします。

さらに、このフィルムは乾燥すると気が狂ったようにカールするので、スキャンすることは大変困難でした。

そんな時、SCRさまの掲示板でノングリアガラスを見かけ、近所のビックカメラでも「無反射ガラス」として売られていることを知り、早速購入しました。

このタイプのガラスは、主に二種類あり、ブツと接触しているかぎり透明感が得られ、離すとすりガラスのようになるタイプと、離れても透明感が変わらないタイプですが、この後者のタイプはガラスの厚さも厚く、お値段も高価で、美術館の展示ケース用など特殊な用途に限られます。ビックカメラで売られているタイプは前者で、ガラスの厚さも薄く、お値段も安いのですがブツと離れると、すりガラスのように曇って見えません。

R0012935_w この無反射ガラスの使い方ですが、まずネガの乳面をスキャナーのガラスに接触させて置きます。その上に無反射ガラスを置きスキャンします。この状態だと、スキャナーは裏焼きの状況で、スキャンされますが、それはフォトショップの、イメージ、左右反転によって正常な状況に変換できます。あとは好みによってレタッチすればよいのです。

この方法だと、スキャナーのフィルムホルダーを使わないので、ピントの精度もよく、フィルムホルダーに無い127フィルムもスキャンでき、またネガカラーで起きやすい周辺の変色の問題もクリアーできます。

スキャナーがイマイチだったのでGT-X970に買い換えるかなぁ、と思っていたのですが、これでしばらく使ってみようかな。

| | コメント (11)

2009年12月 5日 (土)

HC-110が日本から消えた

R0012923_w HC-110の在庫がもう日本には無いそうです。

実は、私、ちょっと前まで、よく行くカメラ屋さんでHC-110のボトルを見ていたのです。しかし、そこの店で期限切迫品を50%OFFで買ったことがあったので、店頭展示を確かめつつ、赤札がつくのを待っていたのです。あれは、自分のもの、ただし、半額でね。なんて勝手に思い込んでいたわけです。

ところが、手持ちの現像液が少なくなってきたので、仕方なく買いに言ったら、無い!。その店に無いだけでなく、他の支店にも無い。人間、無いと解ったらとたんに欲しくなるもので、方々探しましたが、結局、日本ではもう販売していないことが解りました。

コダックに問い合わせたところ、代替にD76を勧められました。カメラ屋さん経由で米国コダックに頼めるけど、1ケース、12個入り単位での注文で、納期まで2ヶ月から3ヶ月かかるそうです。

もともと日持ちするこの現像液が、こうなるまでには随分時間があったものと思います。ひょっとして、数年前から輸入はストップしていて、在庫処分をしていたかも知れません。それだけ売れなかったし、売れないから輸入しないのかもしれませんね。

たしかに、コダックも市販する現像液はD-19,D-76,DK-50,T-max,Xtol, HC-110とあり、この中で整理するとすれば、粉末ではDK-50,液体ではHC-110でしょうから、これは自然のなりいきで仕方のないことかも知れません。

ただ、HC-110を使っていた者としては、この現像液こそ代替が無いと思うのだけれど。

| | コメント (4)

2009年11月28日 (土)

嬉しい恒温槽

Img_7435_w 本日、610さまより恒温槽をいただきました。現像液の温度を一定に保つ装置です。これがあればE-6でも確実に現像できるハズ....であります。......使いこなす腕があれば....ネ。

と言うわけで、本日は、この装置の置き場所を確定するために、日頃現像で使っている予備の流しを大掃除しました。

これまで、現像は二階に作った予備の流しで、網を渡して現像タンクなどを置いて行なっておりましたが、恒温槽が手に入ったので、流し台を掃除して定位置を決め設置します。

流し台にぞんざいに置いていた薬品等は棚を作って整理しました。

あと、この一画を暗幕で覆う事ができれば完全に暗室になります。が、さすがにそれは家族が許さないでしょうね。

ところで、この恒温槽、水を入れて電気を入れると、ランプが点燈して、お湯が巡回する様子が、愉快です。癒しになります。

このまま、癒し道具にしてしまったりして....。

別にE-6から逃げているわけでは無いのですが、なんとなく難しそうだなぁ。

| | コメント (6)

2009年11月23日 (月)

思い切ってしまえば良いのだけど

Img_4984_w Camera : EOS 5D, Lens : EF24-105 F4L

思い切って旅に出てしまえば、何とかなるし、出れないことは無いのだけれど。何となくズルズルしております。

去年は0系が引退するという格好の外圧があったので、思いきることができましたが、今年はとりたてて思い切る材料もありません。

本心は、ただ京都の紅葉を見に行きたいだけなのですが、一人で好き勝手に行くことになり、その口実が見つからないのです。

何となく、一人で行くことはズルイような気がするので、もっともらしい口実が必要なのです。

| | コメント (4)

2009年11月21日 (土)

新橋駅前広場、古本市で買った本

R0012911_w 新橋駅の駅前広場では定期的に古本市が開催されますが、鉄道とか写真に興味がある私にとって、いつ行っても、手ぶらで帰れるところではありません。

今回の収穫は写真工業に掲載されたリバーサル現像の記事の古本。

驚いたことに71年からリバーサルフィルムの自家現像ってあったのです。その頃はまだE-6は無くて、E-4です。

E-4と言うのは、アマチェア用にE-3の反転露光を薬品で行なうように変えたプロセスで、コダックが自家処理キットを出しており、現在で言えば、近代で輸入しているドイツのテテナールに近いキットだったと思います。

その後、78年の紹介からはE-6になりますが、78年の記事ではE-6代用の第一現像がMQ方式でした。

現在E-6の代用として一般的に使われているPQ処方は79年からです。

これらの変遷を見ていくと、興味深いのは、E-3からE-6に進化した過程は主に、処理時間の短縮が目的でした。より高温で処理を行い、時間の短縮を図ったのです。

そういえば、私が子供の頃エクタクロームXはE-6でしたが、エクタクロームPはE-3であったような記憶があります。

私にとって高温処理が障害になっておりますが、ひょっとしてE-3ならリバーサル現像が出来るかも......なんてバカなこともちょっと考えながら、楽しめた今回の古本市でした。

| | コメント (5)

より以前の記事一覧