2009年11月 3日 (火)
2009年11月 1日 (日)
巨大な現像タンク
アッジェの密着プリントのようなものをやってみたくて、細々と試作をしたり探し物をしたりしております。
アッジェはパリの風景を捉えた写真家でありますが、18x24の乾板カメラを使い、おそらく300mm弱くらいのレンズで、精密なパリの街角写真を残しております。
18x24cmは8x10インチより一回り小さいものの、3:4の縦横比でテレビと同じ比率なので、何となく親しみやすさがありますが、高価な8x10のフィルムを切ってまでして、使うフォーマットではありません。
その為18x24のカメラは高価な8x10のカメラに比べて格安です。しかし、別の見方をすれば、フィルムさえ工面すれば、とても魅力のあるフォーマットなのです。
幸い、9.5インチのフィルムがあるので、これをシートに切るか、ロールフィルムにすれば、使えそうです。しかし、その際問題になるのが現像方法。シートなら現像ドラムに入れれば何とかなりそうです、そしてロールフィルムも短くして通常の半分にすれば、余裕で2枚撮れます、欲をだして3枚撮り、55cmにしても塩ビパイプで何とかなるかも知れません。
そんな感じで妄想していると、JOBOの巨大タンクがオークションに格安で出ておりました。一般にJOBOのタンクは高いのですが、あまりにも巨大なことと、旧式のモデルであることから棚ズレ品の処分を行ないたいのだそうです。
早速、入手してみましたが、有効な長さは40cmしかないし、元々リールを10本くらい同時に現像するタンクなので、内部に妙な突起があり、フィルムを周辺に貼り付ける用途には、あまり向いてないようですね。
結局、塩ビパイプが一番かも。不恰好ですが、塩ビパイプを組んでみました。これなら55cmまで大丈夫です。
2009年10月31日 (土)
2009年10月29日 (木)
日本橋摂社日枝神社の狛犬
Camera : Ricoh GX100, Lens : Ricoh Zoom 5.1-25.3mm F2.5-4.4
東京証券取引所の側に、摂社日枝神社がありますが、ここにはやけにそっくり返った狛犬がおります。場所が場所だけに、このそっくり具合は株価が上がるように、景気が上向くように祈りがこめられているようにも思います。
この場所に日枝神社の摂社があるのは、江戸の頃からで、山王の日枝神社を出たお神輿はここで休息をとる、御旅所としておりました。しかし、この後、この近辺に東京株式取引所が明治期に設立され、それ以来、株式取引の中心になりました。
そして、この狛犬は昭和9年の作です。昭和9年と言うと、日本は昭和に入ってから続いていた恐慌から、意図的に引き起こした円安によって他国に先駆けて恐慌を脱したあたりです。そしてそのしっぺ返しとして大国のブロック経済政策によって経済封鎖をうけ、軍国主義化してゆく過渡期でしょうか。
そんな時代背景もひょっとして、この狛犬にはあるかも知れません。ひたすら空を見上げて現状を打開する祈りがあるかもしれません。
狛犬の姿に時代背景を重ねるのは考えすぎかもしれませんが、少なくても何らかの作者の思いは入っていると思います。この天に向かって伸び上がった姿には希望を感じます。
そういえば、ウォール街にもブルの像だけがあるそうですから、ひたすら上を向く狛犬が日本橋界隈にあっても良いはずです。
この狛犬のように景気も上を向いてくれれば良いなぁ。
2009年10月25日 (日)
イタリア街
Camera : Perkeo II, Lens : Color scopar 80mm F3.5, Film : Rollei Retro 400s, PC-TEA
ここはイタリア街と言うそうですが、汐留再開発事業でいまだに開発が続く地域です。しかし、ここも一応、Openはしており、この街並みをバックに商業写真を撮っている人たちもよく見かけます。
それを横目で見ながら、ニセモノのイタリア風の街並みがそんなに良いのか、そもそも何をもってイタリア風になるのだ、と考えつつ飯場に向かいます。
ここにはイタ飯屋さんが多いのですが、この店はイタリア人だけで運営されているようです。景色はニセモノでも居る人間は本物なので、なんとなくイタリアを感じるのは私だけでしょうか。
街の景観の半分以上は、人が作っているのかも知れません。
2009年10月10日 (土)
ザリガニ駆除
近くの公園で、子供たちに竿とえさを貸している人たちがおりました、底の深い植木鉢と網もセットになっております。竿からたれる糸の先にはスルメがくくりつけられているので、これはアメリカザリガニを捕獲する道具であることがわかります。
アメリカザリガニは食材として、卸値が上がり、最近では高級品になりつつあるということですが、この人たちは子供を使ってザリガニ漁をしている訳ではなく、池の生態系維持の為に、ザリガニの駆除をおこなっているのです。
この池では普段から子供たちがザリガニ釣りを楽しんでいるのですが、ザリガニは子供たちにさんざんもてあそばれた後、キャッチアンドリリースされるか、一時的に、お持ち帰りされ、贅沢三昧で大きく育てられた挙句、始末に困り、再放流されていたので、繁殖する一方だったのです。
そこで、生態系を守るために駆除することになり、子供たちの手をかりて捕獲している訳です。
ここのザリガニ達もこれだけ群れに集められることは無かったでしょうから、これは何かいつもと違うぞ、という予感がしているのか、ガサガサしています。その予感はたぶん当たっている。
2009年10月 8日 (木)
今日の長い通勤
今日の朝は台風18号の影響で首都圏のJRが全滅したようです。私はJRの鶴見駅から新橋駅まで通勤しておりますが、日頃はこの間30分程度です。しかし、本日は台風18号の影響で、2時間近くかかりました。その詳細は...。
鶴見駅では思った通り京浜東北線が止まっておりました。鶴見線も止まっていたので、一本の電車も走っておりません。振替輸送の案内もありましたが、新橋に着くと京浜東北が動いているという目に何度もあってますから、まず、京浜東北が動くのを待ちます。
ふと見ると、大阪からの貨物電車もここで立ち往生しているので、記念に一枚携帯でゲットします。この電車はここいらを普通、早朝の5時半前に通過するので、明るいところで見れてラッキー、とまだまだ余裕です。
しばらく待っても動かないどころか、状況は悪くなる一方なので、しびれをきらして京浜急行の駅に向かいます。京浜急行はこの近辺では最後の頼みの綱で、悪天候でJRが運転を見合わせる時でも、常に動いております。京急は京浜地区最強の電車なのです。
しかし、こんな時の京急はまさに悪夢で、これでもか、というくらい、快速特急であろうが、各駅停車であろうが詰め込まれます。今日は、品川駅から都営線に一時入れなくなったとかで、電車が詰まり、京急蒲田で私の電車は止まってしまいました。
しかし、京浜急行は実に柔軟な発想をする会社で、空港線の本線乗り入れを止め、折り返し運転に切り替えるので、東京方面に行く人は天空橋でモノレールに乗り換えろ、とアナウンスしてくれました。そこで天空橋まで京急に乗りそこからモノレールで浜松町駅へ。
そして最後は徒歩で新橋に到着です。
朝の通勤だけで、今日一日の仕事が終わった気になったのは私だけでしょうか。
2009年10月 4日 (日)
中秋の名月 2009@横浜
camera : Canon EOS 5D, Lens : EF24-105 F4L
せっかく旧暦の8月15日が土曜日だったのに何処にもいきませんでした。幸い近所の古民家で十五夜祭をやっていたので、そこでお月見です。
日中は曇りで時たま雨もぱらついたものの、夜になると雲の切れ間から、名月を見ることができました。
かぐや姫をイメージしたディスプレーがされて楽しませてもらいましたが、これはここの竹を切って、竹筒を立て、中に水とろうそくを入れたシンプルなものです。このほのかな明かりが竹やぶを照らして幻想的です。
現代の語り部が、竹取物語をイメージして創作した物語を語っておりました。私のイメージのかぐや姫とはちょっと違いましたが、遠目から一枚。
2009年9月27日 (日)
ネオンが綺麗な季節
Camera : Contax G1, lens : Biogon 28mm F2.8, Film : Reala 500D, home made ECN-2
ネオンが綺麗に見える季節になりました。私も綺麗なネオンに引き込まれて、一杯飲んで帰りたいのですが、とにかく下戸なので、帰りの電車のことを思うと、それも出来ません。
ただ、ネオンが綺麗だなぁ、と観賞するだけです。そういえば、歌舞伎の台詞に、気晴らしに行灯でも見に行こう、というのがありましたが、まさにその気分です。
夜のネオンはデジタル写真だと撮りやすいのですが、あえてフィルムを使うと、リバーサルはダメで、ナチュラのようなネガカラーが良い選択になります。
本来、ISO1600のナチュラが安く手に入れば、それに越した事はありませんが、このフィルムは安売りをしているのを見たことがありません。幸い、EI=500で撮れるReala500Dの長尺を持っていて、ECN-2の現像もようやく安定してきたことだし、この組み合わせでしばらく使って行こうと思っております。結構良い色もでるし。
2009年9月22日 (火)
高尾山に行ってきました
Camera : Penatx 645, Lens : SMC Pentax A35mm F3.5, Film : Optima II, Home made C41
シルバーウィークという珍しい連休があることを記念して、何処かに行こうと思い立ち高尾山に行ってきました。渋滞は嫌だし、紅葉には早いし、夏でもないし、でも連休だし、と言う消極的な発想と、珍しく家族が山に行きたがったのです。
私の家族はどちらかというと体重のある家系ですから、重力に反することは極力嫌いなのですが、今回は天狗饅頭?と蕎麦を食べ、最後にビールを飲むという、通常の登山とは全く別な興味で高尾山に行きたかったらしいのです。
らしい、と書いたのは、この本来の希望がほとんど叶わなかったからで、実際の高尾山は、休日の歩行者天国のように込み合い、乗り物、茶屋も長蛇の列、ビール園も整理券が無ければ入れない状況でした。
どうしてしまったんだ。高尾山。
でも、これが本来の姿かも知れません。私は高尾山に何度か登ったことがありますが、常に稲荷山コースから上り、裏高尾に下りるコースを使っていたので、ここに薬王院という立派なお寺があることすら知りませんでした。もちろん茶屋も。
ふもとから歩いて薬王院を通ることも出来ますが、どうせケーブルカーやリフトを使わないなら、それらの山頂駅は見たく無いですからね。全く別方向の道で山頂を目指すわけです。そして、来た駅と同じところに下りるのも芸が無いので反対側に下りる訳です。
このコースでも人は居ますが、歩行者天国にななりません。オフシーズンに行くと、静かな山行が楽しめます。
でも、今回もなかなか楽しめました。薬王院が見れたし、山岳消防バイクも見れました。でもいつか、静かにムササビを見に行きたいなぁ。
2009年8月30日 (日)
とある親睦会
Camera : Fuji GF670, lens : EBC Fujinon 80mm F3.5, Film : Rollei Retro 400s, HC-110
私のシゴトの業界では年に一回、温泉で親睦会を開催しております。親睦会といっても、夕方各自が例年同じ温泉旅館に集まって、お風呂に入り、芸者をあげて宴会をして、翌朝、各自で朝食を食べ、家に帰ると言った気ままなものです。
参加費はタダなのですが、タダでもおじさんと飲むのは嫌な若者は誘っても来ることは無く、いつも不人気で、参加者は常連のおじさん達ばかりでした。
私は、誰も行かないのもナンダということで仕方なく付き合ってきましたが、今年は「来年は来れないかも知れない」と思い、積極的に参加することにしました。
この思いは宴会の席でいやおう無く実感しました。かつて宴会場を埋め尽くしたお膳の列が半分になっています。かなりの常連さんも居なくなっております。去年はあそこから何人かまとめて来たけど、会社が無くなったからなぁ。なんて話が飛び交います。
そう、ここに来た人たちは皆、来年は自分は居るかなぁ、と思いつつ、運がよければ、また来年、と挨拶して去ってゆきました。
私は、記念撮影でもしようとカメラを持って行ったのですが、宿に入る前に1枚撮っただけ、後はすっかりカメラのことなど忘れておりました。
2009年8月29日 (土)
ガンダムが居た景色
Camera : Canon EOS 5D, Lens : EF24-105 F4L
それは、ゆりかもめの車内からも確認出来たのですが、いざ近くに寄ると、その巨大さに感動を禁じ得ません。お台場の公園に立つガンダムの姿を見た者は、ほぼ例外なく驚きます。
1/1のでっかいガンプラと言ってしまえばそれまでなのですが、それが実際にある世界は、想像でしか無い世界とはまったく異次元のものです。
ネットでバーチャルの世界で満足している者は、実物を目の当たりにした感動は別物であることを知るべきです。そんな初歩的な事を、このガンダムは実に鮮やかに教えてくれます。
ただ、残念なことは、このガンダムは今月末で解体されてしまうことです。この場所は公園なので、イベントが終われば明け渡さなければならないのです。
2009年8月23日 (日)
CD-3 TEA
CD-3とは、カラー印画紙やリバーサルフィルムの現像主薬ですが、ネット仲間のSCRさまは、このお薬を白黒フィルムの現像に使って、面白い効果をあげているので、お願いして、分けていただきました。
メトールと同じような処方で、メトールより軟調な現像が可能なようなのです。私はマイクロフィルムの軟調現像に嵌っていて、その用途に考えていたメトールTEAを上回る効果を期待したのです。
実は私もCD-3は数グラム持っているのですが、私の薬はとにかく水に溶けにくく、小さな塊になっていつまでも沈殿してしまいます。私は、この薬品でECN-2という映画用のフィルム現像液を処方していたのですが、あまりの扱いにくさでECN-2はもうやめようとしておりました。白黒の現像液など、もってのほかです。
しかし、SCRさまから頂いた薬はよく溶ける。ちょっと水溶液は毒々しいピンクになりますが.....。これならCD-3 TEAも出来そうです。
フィルムを切って、裏紙に貼り付け、いつものようにPearl IIIで撮影し、メトールTEAのメトールをCD-3に置き換えて現像液を調合して現像してみます。現像時間はHC-110の希釈現像と同じ時間からスタートします。
ところが、何か変です。像が薄すぎ、さらにフィルムが綺麗な青紫に着色しております。この処方でTEAには、水に溶けて弱アルカリになり、現像主薬のCD-3が働く環境を整えることなのですが、その働きをしてなさそうです。まるで、全く別の物質が化学変化で出来たかのようです。画像の上はHC-110での現像、下がCD-3 TEAです。
よく解らないけど、CD-3とTEAはあまり相性良くない。今日の結論でした。
2009年8月 9日 (日)
ねぶたに思う
Camera : caon EOS 5D, Lens : EF24-105 F4L
今年の東北三大夏祭りでは、青森のねぶた祭りと仙台の七夕祭りが賑わい、秋田の竿灯祭りが苦戦したとか。ねんでもこれはETF割引の日と、祭りの日程の兼合いのせいだとか、ニュースで見ました。
しかし、秋田で生まれて育った者として、私は別の見方をしております。秋田の竿燈は見世物であってお祭りでは無いのです。ちなみに私は、昔の竿灯祭りの会場から徒歩十数分の所にすんでおりましたが、子供の頃からこのお祭りは全く他人様のものでした。このお祭りに参加できる子供は秋田市内でも限られた町内だけだったのです。基本的に竿燈は伝統芸能であり、限られた者が継承して行く技で、祭りは、技の披露の場なのです。
それに比して、青森のねぶたは、観光客でも祭りの正装さえすれば、ハネトとして自由に参加できます。ねぶたには懐の深さとダイナミズムがあるのです。
世の中、不景気になると、祭りで憂さ晴らしでもしたくなるのは当たり前で、ダイナミズムのある祭りに人気が出ているのでないでしょうか。
青森ねぶたも、この懐の深さが災いして、一時期、よろしくない輩の乱入によって荒れた感じになった時もありましたが、今は、そんなことも無く、本当に良い祭りになったと思います。こういう祭りがあるところが羨ましいなぁ。
この日はこどもねぶたの日、子供の頃から参加しやすい祭りです。
2009年8月 8日 (土)
旅のカメラとフィルム
旅に出る時はカメラを3台持って出かけます。一台はCanon EOS 5Dに24-105mmのズームをつけたもの。メインの機種です。もう一台はRicohのGX100。いつもポケットに入れて、メモの代わりに使っております。最後の一台は、中判の白黒フィルム専用機、昔はPearl IIIかHasselblad 500CMでしたが、最近はGF670です。
白黒で使用するフィルムはいろいろ使っておりましたが、当面RolleiのRetro400Sに統一しようとして、最近、大人買いをしてみました。
このフィルム、以前買ったものとバッチが変っていて、Agfaのロゴが付けられております。AgfaのOEMなのは解っておりましたが、前面にでてくるようになりました。Superpanchromatic nagative filmとも書かれております。赤外域にも分光感度を伸ばしていることを、こう表現しているのでしょう。粒子とか、シャープさ、現像のし易さ等、フィルムのスペックで言えば、量販店で290円で買えるTMY2の方が上だと思いますが、私は、何となくこのフィルムを気に入ってしまったので、しばらく旅に出るときは、このフィルムをもって出かけます。
あと、R72のフィルター。R72はケンコーの商品名で、各社によって様々な商品が出ておりますが、黒赤の、ほとんどの可視光をカットするフィルターです。このフィルターをつけたり外したりして同じカメラ、フィルムで撮影します。フィルターを外してISO200,つけてISO25に設定して撮影できます。
ちょっと建物が傾いていて恥ずかしいのですが、上の写真はフィルターなし、下はフィルターをかけて撮っております。カメラはGF670.このカメラ6x6でも使えますが、私は6x7しか使ったことがありません。
2009年8月 7日 (金)
かっぱ狛犬
Camera : Canon EOS 5D, Lens : EF24-105 F4L
最近、ネットで知り合った先輩達の影響で、神社仏閣に行くと、まずは狛犬チェックをする癖が付きました。狛犬はいろいろなレパートリーがあって楽しいのですが、お決まりは、必ず阿吽の形をとっていること。
一方が「あ」の発音を、もう一方が「うん」の発音をする形で「あうん」、万事の最初と最後を表しているそうです。
ここ、岩手県遠野市のカッパ淵の側にある常堅寺にある、カッパの形をした狛犬でも同じ事です。表題の写真が阿形、上の写真が吽形です。
たまたま、外人観光客をボランティアの日本人ガイドが案内していて、「これはKomainuと言って、左右にあってお客をお迎えしている犬ですよ」と説明するのを耳にして、お前、それは違うだろ、そもそも狛犬は.......と思いましたが、英語にするのが面倒くさくて、素通りしました。
ひょっとして、ガイドさんも本当の意味を知っているものの、英語にするのが面倒だから、差しさわりの無い説明をしたのかも知れません。こうして都合の良い事がまた一つ生まれる訳です。
ところで、ここのお寺の狛犬はカッパ淵という観光地にある狛犬だから都合よくカッパの形をしている訳ではありません。
もともとココにはカッパが居て、人に悪戯をしたり、お寺の火を消したり、人々と長い付き合いをしているのです。だから、今でも、頭のお皿に賽銭をもらったり、大好きな胡瓜を供えてもらったりしているのです。
2009年8月 1日 (土)
夏休み突入
待望の夏休みに入りました。休みって、日ごろ休みが取れたらこんなことがしたいなぁ、と思っている事のほとんどができずに終わるのが常です。
今回、自分で好きに使える時間は限られているので、欲をはらずに、JR東日本JR北海道パスでとりあえず北上、その後飛行機で南下、帰郷するツアーを計画しました。
とりあえず、出発しましたが、まだ宿泊地も完全に決まっていない....。どうなることやら。
2009年7月21日 (火)
横浜港納涼船ツアー
camera : canon EOS 5D, lens : EF24-105 F4L
このBlogにいらっしゃるラ・ペルラさんの口利きで、横浜港を海から見るツアーに参加しました。この日は運良く、二艇の帆船が入港しておりました。夕方なので帆は降ろしておりましたが。
小船から見上げても格好良いシルエットのカップルだなぁと思っておりましたが、女性は美人の外国人の方でした。EF24-105F4Lって本当に恐ろしいレンズです。
小船のツアーのよい所は日頃みれる景色を逆方向から見れること。横浜のベイブリッジをこの角度から見れるのも船なればこそ。
2009年7月19日 (日)
総持寺の盆踊り
camera : Contax G1, Lens : Biogon 28mm F2.8, film : Hawkeye, HC-110
家の近くの総持寺で盆踊りがありました。去年は偉いお坊さんが亡くなったために中止になっておりますから、二年ぶりです。盆踊りといっても、総持寺の場合、多くの人で賑わいます。
縁日の屋台で賑わう長い参道を抜けると、若い修行僧がこなれた身のこなしで案内してくれます。
これが、盆踊り会場。総持寺は女子高を持ってますので、進行は女子高生が行ないます。「次は一休さんです、お坊さんと一緒に楽しく踊りましょう」みたいな感じでアナウンスが入ります。昔は20時になるとディスコタイムになって修行僧がアフロのカツラをかぶって踊っておりましたが、今はどうでしょう。
ウチの子供ももうつきあってくれないので、私はただのカメラを持った怪しいおじさんです。子供の写真を撮る時は保護者同伴の時を選びます。
2009年7月17日 (金)
久々に見たトムラは悲しいニュースでした。
私はもう長いこと山に登らず、体型的にも山に登るような人ではなくなったのですが、もし、どこかの山にもう一度行きたいかと言われれば、トムラウシ山はその一つです。
特に今の時期、クゥワンナイ川を遡って行くトムラウシ山は最高です。ウォータースライダーのような一枚岩の滑滝が何キロも続き、源流をたどると神々の庭があったらこんなところだろうなと思われるような美しい日本庭園のようなところにでます。あたりは小さな沼と岩と残雪と高山植物のお花畑。本当に綺麗なところです。
しかし、一旦天候が崩れれば、天国のような光景は一瞬で地獄のような光景に変ります。風雨、風雪をよけるところが無く、方向感覚もなくなります。
今回の事故では、とにかく動くべきでは無かった。予備日を使い果たしている訳でも無いのに停滞せずに動いてしまった。これはミスです。
パーティーの中で、一人でも体調を崩してふらふらになった人が出た時の恐怖は半端じゃないです。全てのペースが狂って、悪い方に加速度的に事態は変ってゆきます。今回の構成員を見れば、この天候では危ない人が出てくることは解ってもよかったハズ。
かえすがえすも残念です。合掌。
2009年6月22日 (月)
父の日プレゼントのエッセンシャルオイル
父の日のプレゼントに「エッセンシャルオイル」をもらいました。花が好きな父親なんて楽な物で、花でもプレゼントしておけば、大喜びです。
でも今回はちょっとヒネリを利かせたのか、エッセンシャルオイルの詰め合わせをプレゼントでもらいました。
しかし、このエッセンシャルオイルが傑作です。Made in Frenchです。決してmade in Franceではありません。そしてフランス語は一言もありません。全て中国語と英語。そして良く見ると、会社の名前がフレンチ 何とか何とかカンパニーリミテッド。Made in Frenchの由来です。
この中には36のFRENCH PURE ESSENTIAL OILが入っているとありますが、実際は12種類x3列です。
そしてこのFRENCH PURE ESSENTIAL OILはどれも同じ色。さすがにニオイは違いますが......。さらにユリ、だとかスミレだとか通常のエッセンシャルオイルでは見られない、レアものが沢山入っております。ちなみにジャスミンなんて開けようものなら、たちどころに頭がくらくらしてきます。
もうお解かりになったと思いますが、これはエッセンシャルオイルではありません。FRENCH PURE ESSENTIAL OILという名前の香料調合油です。
しかし、さすが中国製品。なかなか手が込んだ仕掛けです。せめてもう少し調合センスが良ければ良かったのですが。オイルのニオイが部屋に充満して困ってます。
もちろん、会心の笑顔でプレゼントのお礼はしたし、そして実際に楽しませてもらいました。香りの良い花の中国名も良い勉強になりました。また中国ではどんな花の香りが好まれるのか、新たな興味も生まれました。
本当に良い父の日プレゼントでしたよ。
2009年6月12日 (金)
フィルムカメラのモチベーション
Camera : Contax G1, Lens : Planar 45mm F2, Film : T400CN, EI=200 Home made C41
今やデジタルカメラはいろんな意味でフィルムカメラを凌駕しますが、一つだけ絶対に出来ないことがあります。それはフィルムを使う事........何言ってんだみたいな突っ込みは無しで..。
フィルムを使いたいから写真を撮りに行くことはありです。さらにこのフィルムに合う被写体を探そう、と思うこともありです。
そうして、写真を撮るというモチベーションが生まれる訳です。
この表題の写真もそんなトコから来ています。ヌメっとした黒が良く出るC41処方の白黒フィルムでは、古い町並みのスナップ、それも出来れば夜の写真を撮りたいと思いました。
ちょっと使用期限が古かったのでEI=200で撮影しましたが、400でも問題なさそうです。上の写真はお昼の状態。ちょっとオーバー気味です。
それにしても、C41処方の白黒フィルムのラティチュードは驚くほど広いです。
2009年5月30日 (土)
港区エコプラザの図書館
camera : Fuji GF670, Lens : EBC Fujinon 80mm f3.5, Film : TMY2, HC-110
ここは港区エコプラザの中の図書スペース。木をふんだんに使ったゆったりとしたスペースで何となく気持ちが休まります。
ココにはエコ関係の本やら写真集などもあるので、時間があればゆっくりしたいところなのですが、いつもせいぜいお昼休みに10分くらいしか寄れません。それでも殺伐とした仕事の合間に、こんなところで本をペラペラめくるだけで気分は変わります。
ところで、この椅子何となく懐かしく、どうしてかなぁ、と思っていたら、突然思い出しました。小学校の理科室がこんな感じの椅子でした。そもそもココは旧神明小学校の跡地に建つ高層マンションの一階です、旧神明小学校の理科室の椅子を保存して、ここで使っていたとしても何の不思議もありません。
とは言え、確認してないし、私が小学生だった頃と同じような椅子を現在も使っているとは思えません。それでもこんな椅子が残っていて、エコプラザで使われているのは嬉しいなぁ。
2009年5月29日 (金)
同じ葉書が何枚も
少し前、ヨメから、「あんた、同じ葉書が何枚も来ているけど、これ何?」と見せられ、「中古カメラショーの案内だよ」「何で何枚も来るの?」「要領が悪いのかもね」「これ要る?」「要らない、けどちょっと見せて」と、捨てる前に見て日付と会場を記憶にメモしました。今日から東急東横店で開催です。
別に欲しいカメラがある訳ではありませんが、こういうショーに行って珍しいカメラとかが見れると、得をした気分になるし、こういう会場をブラブラして冷やかしていると良い気分転換にもなります。
カメラを見たり、触ったりしてココロの安らぎを求める人もいるのです。
今回、一番面白かったのが、エレフォトのブースに置いていたHartbleiのEOS用シフトレンズたち。これはZeissのハッセルブラッド用の40mm、80mm、120mmと同じレンズをシフト、回転が出来る専用の鏡筒に組み込んでEOSのマウントをつけたレンズです。絞りも専用なので、円形ですよ。
さらに面白いのが、EOSマウントの中判カメラを開発しているようで、その試作品をHartbleiのおじさんとおぼしき人が説明をしてくれました。このモックにはシャッターも付いておりませんが、最終的にはマミヤのシャッターを付け、フィルムとデジパック共用のカメラにするとのこと。EOSのレンズがどれだけのイメージサークルがあるか解りませんが、EOSレンズで中判の撮影がとりあえずできるようになります。
さらに、レンズ側、ホルダー側をシフト、スライドさせて、デジタルバックでステッチ撮影が出来る様にするとのこと。確かに面白そうですが、高い商品になりそうですね。
こういう話が聞けて、ココロは休まり、満足な夜だったのですが、帰って鞄を開けてみたら、こんな物がプチプチに包まれて入ってました。ブロニカのショートベローズみたいですね。
2009年5月27日 (水)
浜松町の居酒屋
Camera : Contax G1, Lens : Biogon 28mm f2.8, Film : Kodak Aerocon II, HC-110
浜松町は所々に昭和の面影があって、好きな町です。長距離バスや空港アクセスのための交通の要所なのですが、ブラブラ歩くと楽しいですよ。
ビールケースのテーブル、丸いす、七輪。その向こうには東京タワー。まるまる昭和ですね。
反対側から撮るとこんな感じ。このカメラ、こんな状態ではピントが合わなくてシャッターがきれないからイライラします。だから...ぶれました(言い訳)。Camera : Contax G1, Lens : Biogon 28mm f2.8, Film : Kodak Hawkeye, PC-TEA
表題の写真の突き当たりはこんな店。全然、昭和っぽく無いけど、エクステリアが面白かったので。Camera : Contax G1, Lens : Biogon 28mm f2.8, Film : Kodak Hawkeye, PC-TEA
2009年5月23日 (土)
2009年5月20日 (水)
神戸牛の鉄板焼きランチ
Camera : Fuji GF670, Lens : EBC Fujinon 80mm F3.5, Film : TMY2, HC-110
何でも中国人のお金持ちが日本に来て神戸牛のステーキを食べて帰る、様なのですが。私は駅弁で神戸牛らしきものの切れ端を食べたことがあるくらいでした。
ところが先日、昼食後の散歩をしている時この店を見つけて、神戸牛、食べてみたいなぁ。なんて思いを馳せておりました。神戸牛鉄板焼きランチ120g、1500円。グラスワイン、コーヒー付きであります。
なにより、この店構えが良いですね。相当古く、そして草木に覆われている。これはどうしても、店に入って食べない訳には行きません。このお店夜も営業してますが、夜はそれなりのお値段になるようなので、行くなら昼です。
そして行ってみました。神戸牛って美味しい。そして、たぶん分厚いステーキで食べるお金持ちより、美味しくいただけたかも。
この店、目の前で店主がお肉を焼いてくれます。そして脂身以外を適当に切り分けて、目の前に出してくれます。そして、それを食べている間に、脂身に重石をかけて焼き、さらに細かく切ってへらで油を押し出して、取り分けてくれます。これがまた美味しい。残った油でもやしを炒めてフィニッシュです。
その技がいかにも職人芸っぽく、お肉の美味しさを最大限に引き出しているように思えます。本来なら写真の一枚でも撮りたいところですが、写真なんてとんでもねぇオーラが出ていたので、店内の写真も食事の写真も撮っておりません。かろうじてお店を出て一枚。これだけです。
2009年5月16日 (土)
沖縄のある通り
Camera : Contax G1, Lens : Biogon 28mm F2.8, Film : Tmax100, Micro Fine
JR鶴見線は鶴見駅を出た後しばらく横浜方向に走りますが、JR京浜東北線をオーバークロスしてからは、Uターンして、川崎方面に向かいます。
この京浜東北線と鶴見線の間にいくつかの商店街があり、このあたりに「京浜工業地帯」で働き、生活してきた人たちの息吹を感じることが出来ます。
ちょっと面白いのは、この辺りには沖縄料理の食堂が多いことです。が、これは、このあたりに沖縄出身の人たちが多く住み着いたからだと思われます。現在は、2世3世になってるのでしょうが、街の雰囲気にはまだ沖縄を感じさせるものも多く残っております。
鶴見の沖縄?おきつる会館。この物産展では沖縄関係のあらゆる物が買えます。私はここで手作りされている月桃の葉でくるまれたムチーが好き。
2009年5月15日 (金)
蕎麦屋に思う
Camera : Fuji GF670, Lens : EBC Fujinon 80mm F3.5, film : TMY2, Micro fine
私は、ながらく蕎麦屋に入ることを躊躇しておりました。蕎麦屋には店構えの立派な老舗がいくつもあり、きっと高いのだろうなぁ、間違って入らないようにしなくっちゃ、と心がけしていた為です。
しかし、いつだったか、住み慣れた町を離れることになり、最後の思い出にあの立派な蕎麦屋で蕎麦を食べよう、と決心し、その店に入りました。そこで、蕎麦屋はしょせん蕎麦屋であることを悟ったのでした。何万円か握り締めて店に入ったのですが、もりそばで数百円、天ぷらそばでも千数百円。いったい何を勘違いして、手に汗して万札を握り締めているのだろう、と、ちょっと拍子抜けしたものでした。
それ以来、私は蕎麦屋を克服し、どんな蕎麦屋でも気軽に暖簾をくぐります。蕎麦屋は蕎麦屋で、もりそばが無い蕎麦屋は無く、もりそばを注文して、はぁ?もりそばぁ?それだけぇ?なんていう蕎麦屋は無いからです。どんなに立派な蕎麦屋に入っても、正々堂々ともりそば、と注文できるハズです。
ところで、蕎麦屋が立派な店構えをするのは、蕎麦屋は酒を飲むところでもあり、蕎麦屋で酒を飲むのがイキとされる文化があるからだと思います。蕎麦屋で用意できるようなシンプルな肴を相手に、上等な地酒を少量飲み、蕎麦でしめる飲みかたです。
そのせいで、小さな蕎麦屋でも店構えに凝った店がでてくるのです。そんなお店は、本当はお酒を飲んでもらった方が、客単価が高いので喜ばれるのでしょう、そしてもりそばを注文する客は喜ばれないのかも知れません、でも、蕎麦屋は蕎麦屋ですから、もりそばを注文する客も邪険に出来ないのです。
随分、わき道にそれましたが、私、鶴見で蕎麦を食べる時はこの登茂吉さんが好きです。交通の便が悪いところに位置しているにもかかわらず、結構繁盛していて、時間によっては入れないこともあるのが玉にキズですが、蕎麦は美味しいです。蕎麦が喰いてぇ、と思う時は、せいろを大盛りにすれば、ああ、蕎麦を喰ったなぁ、という気分になれますよ。
2009年5月13日 (水)
2009年5月12日 (火)
近所の酒屋
Camera : Fuji GF670, Lens : EBC Fujinon 80mm F3.5, Film : TMY-2, Micro fine
これは家の近所の酒屋さんなのですが、ここで酒を買って帰る人はほとんどおりません。なぜなら、みんなここで飲んじゃうからです。
私は週末しか行ったことがありませんが、週末にはお昼からお客がお酒を飲んでます。それも一人や二人ではなく、店に入りきれないほどの酔っ払いが昼からうろうろしている訳です。
ここの酔っ払いは皆、気の良い人たちなので、そんな恐いことはありません。でもここに行くと必ずへべれけになって帰ることになるので、ここに近づくには、それなりに心構えが必要です。
先日の日曜日もちょっとここに寄ったのですが、家に帰ると食事もとれずに、そのままトイレに直行。お酒が弱いと人生、不利です。
表題の写真は、ミクロファインを使って8度32分現像してみたのですが、ISO200相当で撮っているにもかかわらず現像不足気味。フォトショップで少し持ち上げております。
TMY-2をミクロファインで現像するには、二桁の温度が必要な気がします。
2009年5月 2日 (土)
連休の楽しみ
今年のゴールデンウィークは、数日の休みを加えて、2週間とか10日という方も多いでしょう。また高速道路の料金が値下がるので車で遠出をする方も多いことと思います。
その中で、私は、特別な予定も無く、数年前に作って壊れかけたウッドデッキの補修(ちょっとやばいところまで来てしまったからね)、近所をぶらぶらという感じで過ごします。
家から近く手軽に旅行気分を味わえた「海ほたる」も今年は混んで入れなさそうだし。昨年は「富士サファリーパーク」で高速を下りてから6時間という、アホみたいな経験をしているので、今年は近場の行楽地さえ近寄らないつもりです。
その中で、楽しみは、新しいカメラを使って遊ぶこと。最新式のカメラは面白いことに、大昔の蛇腹カメラと同じ形をしています。
このカメラは国内でFuji GF670、海外でBessa IIIと呼ばれるそうですから、左に写っているBessa IIの後継機みたいなものです。
Bessa IIが6x9の蛇腹カメラでこの大きさとすると、GF670が6x7,6x6でこの大きさなのは、一見、退歩しているかに思えます。しかし、事実は全く逆で、驚くほど進化したカメラです。
この大きさの違いは何より、ファインダーの違いと言って良いでしょう。GF670はレンジファインダーで人間の瞳にピントを合わせることが出来るかと思われるくらい、ファインダーの見えの良さと二重画像の合致のクリアーさを持っています。このファインダーのおかげで、写真を撮ることが楽しく感じられるのです。
もう、銀塩カメラは実用性より、趣味性が大事だから、このカメラの思想は正しいでしょう。
2009年4月28日 (火)
久々にリバーサルフィルムを使ったけど
Camera : Pentax67, Lens: SMC Pentax 45mm F4, Film : RVP100
私、最近カラーネガの現像を自分でやるようになってから、リバーサルフィルムは全く使わなくなっておりました。それでも家には買い貯めたEPR,EPNの他に、昔バルクで買ったRVP100等のリバーサルフィルムがあります。
桜が綺麗なところに行くので、久々にリバーサルフィルムで撮ってみようと思ったのですが、全くダメ。全部露出オーバーです。知らず知らずのうちにネガカラーにあわせて少しオーバー気味に撮るクセがついていたようです。
このカットもフォトショップで調整してますが露出オーバーです。
私の場合、職場の近くにクリエイトがあるので、現像所に困る事は無いのですが、だんだんリバーサルフィルムを使わなくなるのでしょうね。ライトボックスに乗せてビュワーで覗く世界は好きなのですが。
2009年4月27日 (月)
2009年4月21日 (火)
ラゾーナ川崎のアーティスト
camera : Hasselblad 500 C/M, Lens : Planar 80mm F2.8 CT, Film : PLUS-X AEROGRAPHIC , PC-TEA
ラゾーナ川崎にはいろいろなアーチストがやってきて、ただで歌を聞かせてくれるのですが、まだ駆け出しのアーチストさんの場合は写真を撮っても良いようです。売れっ子のアーチストが来る時は、写真を撮る事はもとより、通行自体が出来なくなりますが。
この方もスタッフに聞いたら撮っても良いですよと快諾してくれました。歌も上手いし、スタイルも良いし、これから売れて行くことでしょう。残念ながら名前は知らないのですが...。
前回、光漏れを起こしたセットでもう一度テストしてみた結果、供給側のスプールにフィルムを巻きすぎて光漏れを起こしている感じです。この次真っ暗な状況でハッセルブラッドの70mmマガジンにフィルムを装填してテストすればもっとはっきりするでしょう。
最近はこのマガジンばかり使うので、70mmカセットへのフィルム装填からマガジンへの装着までダークバックの中で、手探りで、鼻歌交じりで出来るようになりました。
全く使い物にならないノウハウなのに慣れって恐ろしい...。
そして、このフィルムは乳白色です。そのせいかハレーションが目立つ気がします。気のせいかなぁ。
2009年4月 7日 (火)
琉球村は私てきには好きでした
Camera : Hasselblad 500 C/M, Lens : Planar 80mm F2.8 CT, Film : Rollei retro 400s, hc-110
日本中テーマパークだらけの感がありますが、私が好きなものはこの琉球村のように、昔の建物を集めて移設したようなものであります。
琉球村は民家を移設するだけでなく、その民家を実際に使って体験コーナーを設けたり、そこで昔風のおやつを作って販売したりして、またそれを昔の衣装をまとった老人や若者が行なっているので、実際にタイムスリップして昔の村に迷い込んだ感がより強くします。
古民家は維持するためにお金がかかるので、公の保存事業でもなければ綺麗に保存できません。しかし、そのような建物は富豪の大きな建物が主になるので、このように上手く商業的にアレンジすれば、庶民の家や納屋でも、もっと沢山保存できるのではないでしょうか。
古民家は実際に人が暮らしている状態では、プライバシーの問題もあり写真に撮りたくても堂々と撮れません。また、実際に人が生活していると、生活の便の為に改造しているか、またはオリジナルの建築手法で修繕するのは費用がかさむ為に雑に修繕していたりして、あまり美しく保てていないケースがほとんどです。
こんな格好で、古民家が末永く保存されるとしたら、喜ばしいことです。若い世代の人たちに昔の生活を教えることも出来るしね。
2009年4月 5日 (日)
残波岬
Camera : Hasselblad 500C/M, Lens : Planar 80mm F2.8 CT, Film : Ilford Pan F, HC-110
先日沖縄に行ってきたのですが、帰るやいなや実家で不幸があったので、フィルムの現像もせずに放置しておりました。すこし余裕で出来たので、これらのフィルムの現像をしております。
写真の灯台は残波岬の灯台。いかにも写真に栄えるたたずまいで、私が訪れた時も、銀塩一眼レフを構えた女性が写真を撮っておりました。
灯台がある風景は、なだらかな丘陵が広がってストンと海に落ちるような場所であるケースが多いのですが、ここはシャレにならないくらいの絶壁で落ちております。灯台の裏はすぐに絶壁です。
この絶壁の感じでは、ひょっとしたら、オーバーハングしているかも知れません。ここから落ちたら........と高いところに登ると、必ず思ってみるのですが。ここの場合は岩にぶつかってズタズタになってから、海にドボンという感じでしょうか。
それでも何人もの釣り人が柵を越え、絶壁で釣りをしております。海面からココまでリールを巻くのも大変だと思うのですが。釣りが好きな人は、そんなことは気にしないでしょ。
そこまでしてどんな魚が釣れるのか見てみたら、割と常識的な魚が釣れているようです。
また、このあたりの風景で素晴らしいのはトベラの仲間の大群生です。このトベラはどんな花を咲かせるのでしょう。香りはあるのでしょうか。花が咲くならその季節に行ってみたいなぁ。
今回PanFというフィルムをHC-110の100倍希釈で現像してみました。PanFの現像時間は短めなので、度胸が要りますね。撮影時のコントラストが強かったので軟調に現像したつもりなのですが、もう少し押した方が良いですね。レタッチしてコントラストあげてみました。
2009年4月 4日 (土)
大岡川の花見
Camera : Canon EOS 5D, Lens : Zuiko 21mm F2
京浜急行に乗ると、日ノ出町から黄金町をちょっと過ぎたあたりまで川が見え、桜のシーズンは綺麗です。この川は大岡川とよびますが、京浜急行の電車に乗るたびにあのあたりを散策したいと思っておりました。
もちろん、日ノ出町から黄金町の各所に引っかかりながら歩いて散策するのがベストですが、今回は、とある横浜の名士が船による遡航を企画してくださったので喜んで参加しました。
遡航中は曇りでたまに小雨もぱらつきましたが、日頃は絶対に見れない角度から見る桜は新鮮でしたし、大岡川も思ったより綺麗で楽しい遡航でした。
Camera : Canon EOS 5D, Lens : Kiyohara soft 50mm F4.5
このレンズ、夕方の遡航で逆光になることを想定して持って行ったのですが。まあこんなもの。
Camera : Canon EOS 5D, Lens : G-Zuiko 55mm f1.2
このレンズ、硝子がちょっと変色しているのですが、デジタルでは、特殊硝子による変色は問題にならず、とても使い勝手の良いレンズに変身します。対岸に京急の電車が現れ、それがラッキーなことに1000系でした。この照度でもちゃんと新逗子行きと、電車の方向幕が読める解像度があるのですよ。
2009年3月24日 (火)
遺影について
私の父は、写真を撮られるのが嫌いなのだ、と私は思いこんでいて、正面から彼の写真を撮る事はありませんでした。
しかし、父母が一緒に居る時の姿は好きだったので、よく望遠レンズで盗み撮りをしていました。ちょっと考えて見れば、息子が実の父母の写真を撮るのに、望遠レンズで盗み撮りをする必要など無いのですから、ちゃんと声をかけて撮れば良かったのです。
ただ、老夫婦の写真を撮ると、コイツ、遺影のつもりで撮っているな、と思われるのも嫌だったし、また、コトダマのようになるのも異やだったので、あえて、ちゃんと撮らないようにしていた観はあります。
とはいえ、遺影にも使えるような写真も撮っておかなければと言う思いがつのり、一年ほど前、この写真を撮った後か前に、ハッセルブラッドにプレストを入れて、家の中で正面から写真を撮らせてもらいました。
先日、その父が亡くなり、遺影にする写真を探したところ、案の定ちゃんとした写真が無く、結局この時撮った写真を使う事になりました。
ウチの場合、亡くなった年齢にかかわらず、ジイサンの遺影は彼が10代の時の写真、バアチャンの遺影は彼女が40代か50代のものを使っておりますので、父の遺影は誰よりも年寄りくさい事になり、母ははじめ不満そうでしたが、もう少し良いものを見つけたらそれに変えることにして、とりあえず納得してもらいました。
しかし、葬儀を終えて、参列者に写真をほめてもらうと、だんだん納得してきたようです。
写真的には、写真屋さんが白黒フィルムをスキャンして、顔だけを切り抜いてスーツ姿の台紙に合成してプリントアウトした物なので、私としても不満があります。よくもこんなに不自然に仕上げたものだと思うデキなのです。
それでもご近所さんからお褒めの言葉を頂戴した理由は、目線の柔らかさと顔の自然さ。彼の目は、室内で椅子に座ってリラックスしながら、カメラを構えた息子を見ている訳ですから、集合写真の切りヌキの写真とはまるで別物で自然なのです。
今では、ほとんどの人がデジカメを使って簡単に写真が撮れるし、写真屋さんの方でも、出来ればデジタルデータで写真が欲しいようなので、身近な人が、デジカメで遺影を撮る時代が来るかもしれませんね。
私としては、銀塩で手焼きしたオリジナルの写真を、今回使った写真と摩り替えたい気持ちでいっぱいなのですが.......スーツ姿じゃ無いから、怒られるかなぁ。
2009年3月18日 (水)
美ら海水族館
Camera : Canon EOS 5D, Lens : EF24-105 F4L
ちょっともったいない日程で沖縄に行って参りました。当家は私以外はプライベートの予定が詰まっているのです。そんなに忙しいなら、私一人で、行っても良いのですが、不思議な事に、それは許してくれないのです。
それでも、行きたいと思っていた美ら海水族館が見れたのは幸いでした。
私は水族館とか動物園が大好きなのですが、最近、こういう所は、動く図鑑的な展示から、美的な工夫を凝らしたものにかわってきました。それでもロケーションのメリットは大きく、美しい海辺に位置する水族館は、それだけで魅力的です。
美ら海水族館は美しい沖縄の海辺に位置するだけでも魅力的なのに、展示も工夫されており、おそらく日本で1,2を争う水族館ではないかと思っております。
ここには一日いても飽きないし、写真を撮りたい。もっとも、こういうところの写真は、デザインの意図があり、撮らされることになります。
それでも、相手は生き物だし、好き勝手に泳いでいるので、その組み合わせは無限にある訳で、オジサンはついついハマッてしまいます。迷子になっては家族に怒られたりするのですね。
2009年3月15日 (日)
冷蔵庫騒動
私は、これまで家の冷蔵庫の一角を、冷蔵室では一番上の段の半分、冷凍室では一部のスペースを分けてもらい、フィルムを保管しておりました。
安い時に買いだめをするのは、電気代を考えるとムダと思って、控えておりましたが、製造中止のアナウンスが相次ぎ、いよいよフイルムが無くなるという危機に備えてフイルムを冷凍保存するようになったのです。
しかし、我が家の冷蔵庫の冷凍室がおかしくなって、中のものが溶けてくるようになってしまったのです。フイルムのせいではありませんが、これはマズイと思いヨドバシに行き、冷蔵庫の物色を始めました。
店員さんに、なるべく冷凍室の大きな冷蔵庫が欲しい。と尋ねたところ。理由でも?と聞くので、実はフィルムを保存したい。と答えました。
もしフイルムを保存するなら、でかい冷蔵庫を買うより、中くらいのサイズの冷蔵庫と冷凍庫を買った方が得だと教わりました。もっとも、フィルムの保存だけなら小さな専用の冷凍庫を買うことで足りるのだが、自分の場合、もしそんなことをしたら、ヨメに追い出されるであろう、と。冷蔵庫を新しく買い換えて、ヨメに渡せば、冷凍庫のほうは大目に見てくれるであろう、と。値段的にも、その方がお得である、と。
とは言っても、家の冷蔵庫が修理できれば、それが一番安くつくので、修理を依頼したところ、この冷蔵庫は既に死んでいる、とケンシロウみたいなことを言われてしまいました。いよいよ買い替えの決断を迫られ、ヨドバシの店員の言葉を思い浮かべ、同じサイズの冷蔵庫を1台、小さな冷凍庫を1台買うことにしました。
冷蔵庫と冷凍庫が来て、それぞれ入れ替えを行なうと、冷蔵庫の冷凍室はガラガラ。しかし、冷凍庫はそれなりに埋まっております。
それで、ヨメには皮肉をたっぷり言われましたが、この冷凍庫全体の容量より、冷蔵庫の冷凍室の方がでかいのです。本当に。
それにガラガラになった冷凍室には何が入っているかというと、賞味期限が10年前のドレッシングとか、賞味期限が5年前の冷凍食品とかです。私に言わせれば、健康のため、冷凍室にもっとフィルムを入れさせるべきです。10年前に賞味期限が切れたドレッシングは食いたくないけど10年前に賞味期限が切れたフィルムなら使えますからね。さっそく、ガラガラの冷凍室をねらっております。でも見つかったらやばいから、アイスクリームのハコでもカモフラージュに使おうかなぁ。
2009年3月 7日 (土)
QM2荒天の中の出港
Camera : Pentax 67, Lens: SMC Pentax 45mm F4, Film : TMY2, HC-110
本日、大黒のQM2見学ツアーにお誘いを頂き、参加してまいりました。ラ・ペルラさまありがとうございます。そして、雨の中お疲れ様でした。
横浜ベイブリッジをくぐれないほどの大型客船ということで、私も広角レンズを付けたバケペンを持って出かけた訳ですが、同じ読みをした人はことごとく玉砕したのではないでしょうか。
船は確かにでかい、しかし警備が厳しくて近づけない。でも望遠レンズでも今日の天候ではどうにもならないでしょう。
写真的には、難しかった本日のクイーン メリー二世号ですが、実物を見た感動はなかなかでした。世界一の豪華客船の貫禄充分、美しい船体でありました。
ただ、一つだけ惜しいのは、この客船の停泊港は横浜港の国際旅客ターミナルが似合うでしょう、ベイブリッジをもう少し高く作っていればなぁ。
デジはズームなので、もう少しマシに写ってます。併走する警備艇と見物人を満載した観光船の大きさから、どれくらい巨大な船かわかるでしょう。EOS5D, EF24-105F4L
2009年3月 5日 (木)
2009年2月28日 (土)
2009年2月21日 (土)
菜の花が咲きました
Camera : Home made 6x7, Lens : Apo Grandagon 45mm F4.5, Film : Rollei IR 400, RHS
浜離宮に菜の花が咲きましたので、早速、ローライの赤外フイルムを自作のカメラに詰めてテスト撮影してみました。720umのフィルターを付けて、4段露出をプラスしてあります。
ローライの赤外フィルムに関しては、もっと使ってから改めて紹介するとして、まず驚いたのが、赤外線を反射するものとしないものの差。ビルでも外装が何かで、全く違った結果になります。硝子で覆われたビルなどは真っ黒。
菜の花畑以外、まだ赤外線を反射するものが少ないし、雲が無い青空の下では、あまり面白い結果になりませんでした。表題の写真を、浜離宮の菜の花畑と認められない方はこちらを。
2009年2月19日 (木)
今年の「世界の中古カメラ市」は凄いぞ
一時、ウチに世界の中古カメラ市の案内状が毎日届き、家内にあきれられた関係で、私を窮地に追い込んだ「世界の中古カメラ市」はどんなものかと、松屋に出かけてゆきました。
職場から歩いて行ける距離なので、お昼休みとか暇つぶしに最適です。
ところが、今年は「世界の中古カメラ市」の会場の手前に「ワインマーケット」があります。世界のワインを売っているようであります。そして、試飲も出来るとのこと。ハッピー1グラスシステムとか言って2100円で21枚つづりの試飲券を買って飲めるのです。つまり21杯違うワインを飲めるのです。
そう来たか、と、私は思いました。手前でワインを試飲させて、奥の中古カメラを買わせる作戦に違いありません。
最近、中古カメラの催しも下火になってきたし、この不況ですからカンフル剤を打ったのかも知れません。
実際、そのせいかどうかは解りませんが今回の催しは活況であるような気がしました。ワインも中古カメラも人が集まっております。そしてワインのせいかどうかは解りませんが、私も大きな袋を手に会場を後にしたのでした。
2009年1月31日 (土)
わかっちゃいるけど、やな気分
海外から郵送されたものは、すべてX線検査がされている。そんなことは解っております。たとえ、海外からフイルムを輸入したとしてもその検査からは逃れられない。
まあ、フイルムを開けて目視チェックされるより良いですが。「フイルムなんて書いてあるけど怪しい粉が入っているかも知れない、全部開けて見ちゃえ」「全部開けて、目視チェックしましたが、怪しいものはありませんでした」「よし、元にもどして、配達しろ」なんて、最悪です。
それでも、パックにx線をあてました。と記入されるとあまり気持ちは良くありません。
ちゃんと開示したし、たんまりx線をあてちゃおう、なんてことをされたかも知れません。そういえば、前にヨドバシカメラで輸入フイルムのx線感光騒ぎがあって、回収していたことがありました。あれだけ、大手の専門店の輸入手続でもおこることが、怪しい個人の零細な輸入で起こらないはずがありません。
それでも、仕方がないですね。それを承知で海外通販で買っているのですから。
2009年1月21日 (水)
めっちゃ、自分のうちみたく、してる
Camera : Ricoh GX100, Lens : Ricoh Zoom 5.1-25.3mm F2.5-4.4
ショッピングセンターを歩いていたら、男の子が、買ってもらったおもちゃが待ちきれないのか、お母さんの買い物に飽きたのか、おもちゃを開けて説明書を読み始めました。
あーあ、こんなことしちゃって、お母さんに怒られるぞ、と、見ていたら、後ろから、若い女の人の声で。「めっちゃ、自分のうちみたく、している」と聞こえて来ました。
おー、日本語で、そこまでこの状況を簡潔に説明する表現があったのか、と思い、記念に、このコの写真も一枚撮って来ました。
関西の言葉だと思いますが、関西弁はこのへんの表現が実に良く出来ております。
まず、1.相手を責めるような言葉が入っていない。2.状況を中立な立場で捉えている。3.直接的な表現を使わず物事の本質を良く捉えている。4.何も言葉に出して説明しなくても良い状況であるのにかかわらず、お節介に状況を説明している。
おそらく、関東のカップルで置き換えれば、「ねぇ、あれ、見て」でおしまいだと思います。その表現には、否定的な感情は見え隠れするのに、状況の説明は一切含まれておりません。この言葉が後ろで聞こえても、私はシャッターを押してスナップしようとは思いません。
関西弁のこういうところは、常に権力の中心と近かった為、庶民が事象と自分の距離を置く習慣がついているからだと、何かの本で読んだことがあるような気がします。何の本か思い出せないので、自分の思いすごしかも知れません。でもそんな感じは、確かに、関西の表現の中にはあると思います。
2009年1月15日 (木)
2009年1月 9日 (金)
駅そばの行く末
Camera : Ricoh GX100, Lens : Ricoh Zoom 5.1-25.3mm F2.5-4.4
鶴見駅の駅そば屋を何気なく見たら、もうすぐ店じまいをするような張り紙がありました。最寄り駅の駅そば屋というのは、実に不思議な存在で、食べていそうで食べてない、でも全く食べたことが無いわけでは無い、みたいなところがあります。
いつも見ているので、味見をしてみたいと思うものの、いざ、駅に着いてしまうと、朝ならそんな余裕は無く、夜なら条件反射で家路に着くみたいな感じで、実際に食す機会は少ないのです。それでも、無くなってしまうとなれば、食べて見たくなるのは人情で、どうにかして食べに行くつもりであります。
もともと、私は駅そばが大好きで、どこかの駅そばが美味しいと聞けば、わざわざ食べに行ったものですから、その割には地元の駅そばに対して冷たかったきらいがあります。これは何もこの駅そば屋が不味かった訳ではなく、蒲田駅の駅そば屋に嵌っていたことに原因があります。
私が通勤で使う京浜東北線は、東京方面から南方する電車に蒲田止まりが結構あり、これに乗ってしまうと、蒲田で下ろされ、「しゃーねー、そばでも食うか」と駅そばを食べることになっていたのです。蒲田駅の駅そばは、関西風の出汁で、珍しく、また美味しかったのです。
ここで、過去形を使わなければならないのは、現在は蒲田駅に駅そばなど無くなってしまったからです。蒲田駅の駅そばは改札口の横にあり、改札の中の人も外の人も食べれるようになっていたにも係わらず、無くなってしまったのですから、こんなホームの端っこに寂しく位置する鶴見駅の駅そばが無くなるのも無理からぬ話なのかもしれません。
2009年1月 7日 (水)
三脚座にはアジャスターが便利かも
ネジの規格には大きく分けてメートル規格とインチ規格があり、インチ規格にはさらにウィット並目とユニファイ並目があります。このうちユニファイ並目は用途が限られるので、一般に市販されるのはウィット並目のものです。それでも、日本ではメートル規格が一般的なので、ウィット並目のインチネジでも探すとなかなか見つかりません。
ホームセンターに行くとM6とかいう表示でネジが売られておりますが、Mはメートル並目、6は6mmの意味です。ウィット並目ならW1/4などと表示されますが、Wはウィット並目、1/4は1/4インチの意味です。
通常、悩むことが少ないインチネジですが、私の身近だと三脚のネジがそうで、細ネジでW1/4、太ネジでW3/8の規格です。
カメラや付属品を自作する時に困るのが三脚座に付けるネジ受けです。ホームセンターではW1/4を受ける6角ナットは置いていることがあっても、特殊なナットは置いておりません。そこで、便利なのがテーブルや椅子の高さ調整の為のアジャスターです。これには何故かインチネジのものが多いのです。
表題の写真の左側は、中身を使ってパッケージだけになりましたが、W1/4の木に打ち込むタイプの鬼ナットです。そして右側は木ネジで取り付けるようになっているW3/8のナットがあります。
私は最近まで、こんな便利なものがあることを知らなかったので、無理に6角ナットを金属プレートに貼り付けたりいろいろな事をしました。これがある事を知っていたらもっと楽に出来たものも沢山あったのになぁ。
2008年12月24日 (水)
2008年12月21日 (日)
ハコ単位で買う魚
Camera : Ricoh GX100, Lens : Ricoh Zoom 5.1-25.3mm F2.5-4.4
週末はあわただしく帰省してまいりました。その上、予定外の葬儀にも出ることになり、この年になると、黒っぽい服はディフォルトで必要かなぁ、と思ったりもしました。
あわただしい中、信号待ちの車から何気なく外を見ると、ハタハタ売りが居ました。幸いポケットにデジカメが入っていたので、懐かしい光景を写す事が出来ました。懐かしいと言っても、自分の中にある光景とは随分違っているのですが。
そもそもハタハタとは何かというと、秋田を中心に日本海側で獲れる魚のことです。この魚は海が荒れた冬になると産卵の為、秋田の海岸に大挙してやってくるのです。冬の日本海が時化て、荒天の雷と共にやってくるので、漢字で書くと魚ヘンに雷と書きます。
この魚は、たんぱく質の少ない冬の秋田にとっては恵みの魚で、人々はこの魚をハコ単位で買っては、様々な保存方法で保存し、厳しい冬を乗り切ってきました。この魚には鱗が無く、保存の為の加工が簡単なことも、保存した魚の調理が簡単なことも、幸いしております。どんな風に調理しても美味ですし。
この魚、資源が減って一時期危なかったのですが、数年間の完全禁漁によって、また復活しました。また、ハコ単位で買うことが出来るようになったのです。
ただ、昔とはちょっとその光景が違います。昔は、降りしきる雪の中、ハタハタの入った木箱を山済みにしたトラックが行商で村を廻り、「箱代にもなんねぇー」と文句を言いながら、各家に2箱とか3箱を置いて行ったものです。鉛色の空の色、白い雪、かすかに血が滲む茶色の木箱、この色合いが懐かしいのですが、もう思い出の中だけの色かも知れません。
注記)ハタハタは普通、魚へんに神と書いて鰰と表記する方が普通です。もちろん鱩でもOKです。
2008年12月17日 (水)
雨の中のイリュミネーション
Camera : Ricoh GX100, Lens : Ricoh Zoom 5.1-25.3mm F2.5-4.4
私、北国で育ってますから、クリスマスの頃は、空はどんより、冷たい雨か雪が降っているのは当たり前で、クリスマスイリュミネーションは、そんな荒天のなか物寂しげに輝くものでなくてはならない、と刷り込まれております。
息も絶え絶えの少年とセントバーナード犬や、マッチをこすって体を温めている少女が、いま、そこに居そうな地面を隠すように輝くのが、クリスマスイリュミネーションだと思っております。
と言うわけで、今夜の汐留のイリュミネーションは、自分的に感じるものがあったので、写真を撮って来ました。お粗末な記事ですが、イリュミネーションは雨の日のほうが綺麗ですよね。
2008年12月11日 (木)
2008年12月 4日 (木)
2008年12月 2日 (火)
そうだ、京都、行こう。
Camera : Canon EOS 5D, Lens : EF24-105 F4L
岡山から相生と0系新幹線の撮影をしながら、ふと、そうだ、京都、行こう。と思いました。JR東海のポスターが印象に残っております。
実は、印象だけで、あれが何処か解りません。もともと神社・仏閣に弱いので、あまり興味は無かったのですが、門の後ろに仏様が鎮座しているイメージで素朴な情景に感じられました。
とりあえず、京都に着くと、あのポスターと似た写真を見つけ、そこは大原であるらしい、ことが解ったので大原行きのバスに乗ります。
寂光院まで行って見ましたが、そこではなかったようです。コレは茶室の写真。
面倒くさくなったので、三千院を最後にもう、断念しようと思いました。でも、三千院にはポスターが貼ってあり、ここであることが、今更ながら解りました。
ところが、あの写真と同じ場所は解りません。あきらめて帰り際に往生極楽院をみれば、表題の写真です、ってことはあの仏様は阿弥陀三尊像?
写真って恐いもので、演出によって全く別な物に見えてしまうのです。あのポスターは綺麗でしたが、あまり感心はしません。困惑するだけです。
2008年12月 1日 (月)
大庭カメラ跡地で寿司食いねぇ
Camera : Ricoh GX100, Lens : Ricoh Zoom 5.1-25.3mm F2.5-4.4
今日、久々にリバーサルフイルムの現像をお願いする為、内幸町方面に出かけたら、途中で、大庭カメラの跡地が立喰い寿司屋になっていることに気が付きました。二階は飲み屋になっている様子です。二階への入口は階段をそのまま延ばして左手にあります。右手は大庭カメラの塗装のまま、シャッターが付いてますが、そこから地下室に行けるはずです。まだ借りてがいないのかも知れません。
せっかくだから入って食べて見ます。何でも11月4日にオープンしたとの事。中に入ると、廻らない回転寿司屋のイメージで中心に職人さんがいて、周りをカウンターが囲んでおります。案内されたスペースに立つと、そこはNikonやCanonの一眼レフと交換レンズが置かれていたところに思えました。
そこに立って、初対面の人には愛想が悪かった中古カメラの店員の面影から、いきなり初対面の客にも愛想の良い職人さんに不思議な戸惑いを覚えながら寿司を注文してゆきました。
一貫75円からありますが、注文は同じネタが2貫単位なので、10ネタくらい食べると、20貫。お腹はきついし、値段もそこそこ行きます。
お味は、回転寿司しか食べない私が言うのもなんですが、悪くないです。
2008年11月29日 (土)
築地場外市場近くの圓正寺
Camera : Hasselblad 500C/M, Lens : Planar 80mm F2.8 CT, Film : Prest 400, Pyrocat HD
築地の場外市場はもともと築地本願寺を中心にして小さなお寺が集まった寺町のお寺を間借りすることで、店を開いたのが始まりです。元は、築地本願寺の周辺にはもっと多くのお寺があり、その参拝客目当てにお店を開いていたものと思われます。浅草寺の仲見世みたいな感じだったのかも知れません。
いまでもその面影を感じられるところが幾つかありますが、まず思い浮かぶのが圓正寺(えんしょうじ)です。ここはお寺の建物もちょっとエキゾチックで、築地本願寺の再建にあわせたのかも、と思わせるような外観です。
そしてその側面は商店です。今の感覚でいうと、商店街がお寺を侵食してしまった感じですが、実は歴史的な共存関係にあったのです。
2008年11月20日 (木)
今日の夕焼け
Camera : Ricoh GX100, Lens : Ricoh Zoom 5.1-25.3mm F2.5-4.4
夕方、天気が良いと仕事そっちのけで富士山チェックをするのですが、今日は、まあまあ良く見えました。
しかし、前にいた場所からの眺めの方が東京タワーとのからみが良かったように思います。ビルは変っていないのですが、微妙なものです。
あの頃は、ダイヤモンド富士が東京タワーの背景になる日は何時か、計算してみたいものだと思っていましたが、これだけ離れてしまうと、今ひとつ意欲がわきません。
それでも、これまでに過ごした幾つかのビルからの眺めより、このビルからの眺めが気に入っております。
もう少し、ここで働こう。
2008年11月17日 (月)
SL広場の古本市
Camera : Ricoh GX100, Lens : Ricoh Zoom 5.1-25.3mm F2.5-4.4
新橋のSL広場では年に何回か古本市を行なうのですが、私は毎回何らかの本を買っております。
私には何年も前から探している本が何冊かあって、古本市に行くたびに「あの本はあるかなぁ」なんて言う感じで見てまわります。それは、子供の頃や学生の頃見た本で、見すぎたせいでボロボロになって捨てた本なのですが、いつも見つかりません。、結局、まったく見たことも無い別の本を買って帰るのでした。
古本屋をもっとこまめに探すか、ネットで探せば探している本はすぐに見つかると思われますが、それは望むところでは有りません。探す本があることで古本市を見ることが、いっそう楽しくなるし、何年間も探してかつての愛読書に偶然めぐり合えたら、とても幸せでしょう。その為、ネット検索なんて無粋なことはしたくないのです。
ところで、今回買った本はこれ。英語とフランス語で書かれた写真集です。私は写真家はあまり知らないけれど、パラパラと見ていたら、良い写真があり、印刷も良く、値段も安かったので買いました。1986年の12.5ドルといえば、2300円くらいでしょうか、日本と同じくらいのコストパフォーマンスだったと思います、その割に印刷は時間がたってもしっかりしているような気がします。
2008年11月13日 (木)
晩秋のかれとうろう(枯蟷螂)
Camera : Ricoh GX100, Lens : Ricoh Zoom 5.1-25.3mm F2.5-4.4
めっきり寒くなったので、10日ほど前に撮った彼女はもう死んでしまったでしょうか。
お産は無事に済んだでしょうか。
この時もすっかり土色に変色してしまった彼女は調子が悪そうでした。
11月14日追記
會津 |さまよりコメントをいただき、ちょっと説明不足だったことに気が付きましたので、追記して、タイトルも枯蟷螂と変更します。
枯蟷螂は晩秋の俳句の季語でありますが、これは茶色のコカマキリが肌寒い天候のなか、写真のようにヨタヨタしている様子が哀れさを誘う事から、その様子を指しているものと思われます。
あるいは、実際は違う種類のカマキリなのですが、夏の間よく見た緑色のカマキリが秋に茶色に変わり果てて、今にも死にそうな様子と思われているかもしれません。
秋も深まってくると、各種のカマキリが消えてゆき茶色のコカマキリだけが見られるようになります。このカマキリは寒さに強いらしく12月くらいまで生きているのもおります。しかし、餌になる昆虫は少なくなって来るし、彼らの動きも遅くなっているので生活は厳しいことに変りはありません。そして夏のあいだは薄茶に見えてもう少し血色が良いのですが、晩秋になるとちょっと哀れを誘う色に見えますね。
2008年11月 1日 (土)
月と金星のベストな関係
Camera : Canon EOS 5D, Lens : EF100-400mm F4.5-5.6L
本日は、夜空が綺麗で月と金星もよく見えました。
車で食材を買って家に帰る道すがら、月と金星がとても近くに見えました。間に合うかなーとやきもきしながら、買ってきた食材を玄関に放り投げて、デジタル一眼に望遠レンズを付けました。窓辺で眠っていたネコを追い出し、三脚をすえて窓を開け、二、三枚シャッターを切りました。
最初は月と金星のアップを撮っておりましたが、位置をちゃんと記録する為、ズームを引いて縦画で撮った時にはすでに三日月は電信柱に隠れるくらいに沈んでおりました。もう少し時間があるか、手際がよければと悔やまれますが、まあ何の知識も無い状況でも写真が撮れたので良しとしましょう。
ちなみに金星と月の接近カレンダーを探してみたら、ここにありました。
私は天文のことは良く解りませんが、これを見ると、今日11月1日の世界時間07時56分、日本時間の16時56分頃が良さそうです。
表題の写真を撮ったのが18時20分ですから、ベストではありません。しかし、今日は、空が澄み、三日月も綺麗で金星との相性もばっちり。ラッキーでした。
2008年10月26日 (日)
親戚の子猫は孫のよう
Camera : Canon EOS 5D, Lens : Apo Macro Elmarit 100mm F2.8
私は日頃、捨て猫には会わないように気をつけております。街角で子猫の鳴き声を聞いても決して近づきません。これ以上猫は飼えないのに、見たら情が移る可能性がありますからね。君子危うきに近寄らず、です。
でも、飼い主が決まっている子猫は別、デレデレです。
当初、子猫を拾ってしまってどうしよう、と親戚から写メールが来た時には、冷たく「元のところに置くか、里親さがしな」とつれない返事をしておりましたが、そこの家のワンコと仲良しになったので、「ウチで飼う」と聞いてからは警戒感が取れました。
たまたま、ウチにその子猫を連れて遊びにきたのですが、子猫は可愛くてしかたがありません。まるで孫を連れてこられたおじいさんのようです。
(やはり、まだオネムの様子。猫ナベではなく猫カンといったところ)
養育義務が無い子猫がこんなに可愛いとは思いませんでした。癖になりそうです。
2008年10月24日 (金)
新橋と言えばガード下、そしてロマン劇場
Camera : Pearl III, Lens : Hexsar 75mm F3.5, Film : Presto , Pyrocat HD
私は新橋の汐留方面で働いておりますが、新橋と言えばなんと言ってもガード下であります。そのガード下のなかでも、とりわけ素晴らしい事は映画館があること。映画館は2軒並んでいて、一軒は名画座。もう一軒は「にっかつ封切」の看板も誇らしい、由緒あるポルノ映画館です。
名画座は新橋文化劇場と言い、結構渋い映画をかけてくれます。しかし、何といっても新橋らしいのはポルノ映画館の新橋ロマン劇場でしょう。
私は学生の頃行ったきり、社会人になってからはご無沙汰ですが、映画館で上演している映画や雰囲気は当時と変っていないようです。
こういうものは、いつか行ってやろうと思っていると結局行かないことになるので、今年こそ、文化の日を前に意を決して入ってみたいものです。
できれば、昔のにっかつロマンポルノを見てみたいですね。あれは、昨今のエロビデオとは全く別物。映画が売れなくなって困った職人達が、売れる題材を探して本気で作った映画です。
今となっては、郷愁さえ感じる名画のうちの一つでしょう。ちょっと言いすぎの感はありますが...。
2008年10月19日 (日)
市民交流マダン
Camera : Walz Automat Lens : Zunow 60mm f2.8, Film : Maco ucn200, home made C41
近くの公園には、コリア庭園があります。その縁からか、毎年10月になると、日韓市民交流マダン がひらかれます。桂の紅葉をチェックしに公園に行ったら、たまたま、セレモニーが始まったので、ちょこっと見てきました。
華やかな民族音楽と踊りのパレードを楽しく拝見した後、偉そうなおじさんがセンスの無いスピーチを始めたので、早々に立ち去り、屋台で韓国餃子を食べマッコリを飲み、キムチをお土産に買って帰りました。
何でもマダンという言葉は広場という意味だそうだから、そもそも「わだかまり越えて.....」なんて言う趣味の悪い挨拶なぞやめて、「さあ、遊ぶぞー」みたいな事を言えば、集まった人達ももっと楽しめるのに、偉い人たちときたら、全く趣味が悪い......。
いろいろ、みやげ物風の露天もありましたが、気になったのはこのおじさん。花文字というものらしいのですが、店に客がやってきては、何とかの文字を書いておいてくれ、としきりに頼んでおりました。お守りみたいな用途があるのでしょうか。
ベスト判のスキャナーのガイドを持っていないのでスキャナーに直置きでスキャンしています。そのため、左右がたわんでカラーバランスを崩しておりますね、ごめんなさい。
2008年10月18日 (土)
もう一度見たい黒塚
Camera : Canon EOS 5D, Lens : Distagon 21mm F2.8
ススキの丘を見れば、そこに松の木を探すくせがあります。そしてススキと松が最も美しく配置されている風景を探しもとめております。
ススキ野原では富士の裾野が圧倒的なスケールで美しいのですが、私は出来れば、この風景を東北で求めたいと思っております。
私のこの欲求はおそらく「黒塚」によるものだと思います。「黒塚」とは福島県二本松市にある鬼婆の墓のことであり、またそれにまつわる伝説のことでもあるのですが、この伝説に基づいて、能や歌舞伎の作品があり、私の場合、黒塚は歌舞伎の演目をさします。
歌舞伎の黒塚は、鬼婆がかの地で鬼婆になった理由が違うほか、本来の話ではト書きに過ぎないような部分が白眉の見せ場になっております。それは、旅の僧をもてなす為に裏山に焚き木を取りに行く老女岩手実は鬼婆が、悪行を悔いて仏の法力に縋れば来世は救われるとの阿闍梨祐慶の言葉に永年の心のわだかまりを消し、月影に戯れ舞い場面です。
背景は一面のススキ、松、そして照明が作る三日月(ここでは真如の月と呼ばれます)。この背景は視覚的に美しい歌舞伎の舞台の中でも最も美しいもののうちの一つです。この美しい背景を背に老女は長年の怨念を忘れるように踊り、第三場での絶望を知らず、ひたすら救われる事への期待と喜びにあふれます。
この部分の踊りには日本舞踊の平面的な動きに加えてロシアバレエから取り入れた立体的な動作が加わっていたり、照明が使われ、照明が作る影が演出に加わっていたり、幾分近代的でありますが、ここでは非常に効果的で美しさを引き立たせております。
余談になりますが、私は第三場で、絶望のあまり鬼婆と化した老女岩手の人喰鬼の口元にスポットライトを当てる事意外は、この演目に照明効果は欠かせないものと思っております。
歌舞伎の演目はどう説明してもムダで、百聞は一見にしかずの面があります。しかし、この演目は、残念ながら、最近はかかることが無くなりました。そのせいか、ススキ野原を見るたびに、月夜の景色を想像し、黒塚をまた見たいなぁと思うのです。
2008年10月11日 (土)
グーグルストリートに思う
Camera : Zenza Bronica EC, Lens : MC Zenzanon 40mm F4, Film : CR Pro400, Home made C41
表題の写真は横浜駅北側を通る派新田間川で、清掃をする船です。この写真を撮りながら、そういえばこの川はどこにつながるのだろう、と思いグーグルマップを見てみました。
その結果、この川は首都高速の料金所で行き止まりになります。この先はグーグルマップの航空写真を見れば、現在の新田間橋のところで新田間川から分かれていたと想像できます。
マップと航空写真の組み合わせは、こんな風にとても便利です。
ところで、グーグルは新たにストリートビューという機能をグーグルマップに付け加えました。これはプライバシーの侵害になりかねないと賛否両論なのですが、とりあえず日本は公道からの撮影に限定して公開しているようです。
そこで、自分の住む街を見てみると、あっと驚くくらいはっきりと解ります。もちろん私の家も見れます。家が見えるどころか、干してある洗濯物、咲いている花まで見れてしまいます。咲いている花から見ると、季節は5月に撮影されたものと思います。また、家の近くのマンション工事の進捗具合から今年、2008年に撮影されたものです。
さらに、駐車している車、通りを歩く子供までわかります。ちょっとやりすぎの気もしますが、また、何処に行っても自分が住んでいる街の暮らしぶりを伝えやすいという利点もあります。
まあ、普通、自分の家など検索する酔狂なヒトはいないので、あっても構わないし、なきゃ、無いで、何でも無いのですが。
2008年9月30日 (火)
SL広場でのインタビュー
Camera : Home made 6x9, Lens : Super Angulon 38mm F5.6 XL, Film : CT pro400, Home Made C41
新橋駅前のSL広場は、サラリーマンに対するテレビ取材のメッカであり、ここを通るサラリーマンであれば一度や二度テレビの取材を受けた事があると思います。
もちろんガードを硬く、キッとした目線で歩く人には声をかけないと思いますが、私のようにダラダラした人は餌食になります。
本日は、ミーティングの帰り、鞄から密かに可愛い二眼レフを取り出して、ちょっとだけ雨のSL広場の様子を撮っていたら、いきなり声をかけられました。
「もしもし、変ったカメラをお使いですね。○○○ですけれども、ちょっと取材に協力してもらえませんか」「はあ、良いですよ」「本日の株式市場の急落について、お話を伺いたいのですが...」
9時のニュースで確認してみたところ、私のインタビューはカットされていて、他の人たちの映像が流れておりました。変な二眼レフを首からかけた、怪しげなオッチャンの姿がニュースで流れなかったので、正直ホッとすると共に、一抹の寂しさも覚えました。
考えてみれば無理も無い話しです。株式の急落で街の庶民は心配を募らせているという内容の報道だったのですが、私の答えはこうでした。
「まあ、これは一過性のものだと思います。アメリカの議会が一度は否決したものの、アメリカ金融にとって公的資金を投入しなくてはダメなのは誰が見てもはっきりしています。議会はガス抜きの為に一度は否決したものの、微調整して再可決するでしょう。そこで市場は一旦は持ち直すでしょうが、日本のバブル崩壊がそうだったように、長期的には凋落するでしょう。しかし、日本への影響はさほど無いと思われます。それは日本経済のファンダメンタルズはそれほど悪く無いし、株式市場は相対的に割安の位置にあったからです。」
生意気すぎです、これじゃぁ、放送してくれないよなぁ。
2008年9月24日 (水)
ザリガニ釣り
Camera : Hasselblad 500 C/M, Lens : Planar 80mm F2.8 CT, Film : Kodak VC400, Home made c41
家の近所に公園があり、休日には家族連れで賑わいます。別に大した物があるわけでは無いのですが、子供たちにとっては絶好の遊び場です。
また、この公園には池があり、ザリガニ釣りもできます。そんな水辺を何となく見ていると、ザリガニを釣っているのはほとんどおじさんです。子供たちもいるのですが、スルメを付けて池に沈めた糸先を真剣にみているのはほとんどがお父さんで、子供たちは、その周辺で別の遊びをしております。
すると、突然あるお父さんが○○、釣れたヨ!と得意げに子供に報告しました。子供は、まるで、良くやった、でかした、と言わんばかりにプラスティックの水槽を持ってそこに駆け寄りました。微笑ましい、家族の休日の一こまです。
思うに、最初は子供がザリガニ釣りをして遊んでいたものの、飽きてしまい、お父さんが面白半分でそれをしてみたところ、見事にハマッてしまい、気が付くとお父さんだけがザリガニつりをしている。そして、これは結構普遍的なことで、ふとみると、池の周辺でザリガニ釣りをしているのはオヤジばかりになる。そんなところだと思います。
でも、お父さん、結構良い休日だったでしょ。
2008年9月17日 (水)
喫煙所、まだありました
Camera : Ricoh GX100, Lens : Ricoh Zoom 5.1-25.3mm F2.5-4.4
駅の吸殻入れって昔はホームの柱ごとにあったように記憶しております。それがホームに2箇所くらい、大きな吸殻入れを置いて、四方に線を引いて喫煙所として、集約していた時代があったような。そして、現在は無くなった.....と思っていたら.......ありました。
全部の駅には無いようですが、ある駅にはホームの端っこに一箇所残しているようです。そして、それは想像に反して新しい物でした。
てっきり無くなったと思い込んでいたので、駅の風景として写真を撮っておけば良かったと後悔していたのですが、この様子ではしばらく残りそうです。
本当は中判のフイルムでしっかり撮って残しておきたいのですが、万一、明日無くなっていたら、また後悔するので、持っていたデジカメで、とりあえず「押さえ」の一枚です。
2008年9月 4日 (木)
比内鶏の卵
Camera : Canon EOS 5D, Lens : EF24-105 F4L
写真の卵は比内鶏の卵ですが、産地に行くとビニール袋に無造作に入れられて売られております。普通の鶏の卵よりかなり小さめのせいか、スーパーの特売の卵よりちょっと高い程度の値段です。ここで簡単に比内鶏の卵と書きましたが事情はちょっと複雑です。
一般に、比内鶏として売られている地鶏は実は比内地鶏のことで、これは、比内鶏の雄とロードアイランドレッドの雌のF1のことです。純粋の比内鶏は食肉用には飼育されません。飼育される場合は、ペット用、種の保存用、交配の親鳥用のいずれかです。純粋な比内鶏は味は良いものの、肉が少なく食用には適さないので、その味を丈夫な外来種の鶏に移して食用に適した鶏を作っているのです。
このシステムが完璧に守られていれば、比内鶏の卵として売られるものは孵化に適さない、ロードアイランドレッドが生んだ比内地鶏用の卵か、孵化に適さない比内鶏が産んだ親鳥用の比内鶏の卵かどちらかです。
孵化に適さないというのも変ですが、実際には比内鶏の卵が孵化する確立は半分以下と言われます。卵が孵化までゆくかどうかは卵をみればある程度わかって、まず、小さい卵と大きい卵は孵化出来ないか出来ても健康な雛でない確率が高いようです。そのためそれらの卵は食用にまわされ、市場に出てきるのです。親鳥用の卵ほど孵化率は低く無いにしても、比内地鶏が生まれるハズのロードアイランドレッドが生んだ卵もおなじことが言えます。
こうして、比内鶏の卵は食用に出回るのですが、さきほど書いた孵化に適さない大きな卵は別ルートで出回るのか、あるいは少ないのか、あまり見たことはありません。良く見るのは小さすぎて孵化出来ない卵ばっかりです。
それでも、この卵、いかにも美味しそうでしょう。その通りで、小さくても、びっくりするぐらい美味しい卵なのです。
2008年8月16日 (土)
2008年8月13日 (水)
2008年8月 6日 (水)
夏休みと言えば大仏さま
Camera : Zenza Bronica EC, Lens : Nikkor D-C 40mm F4, Film : CTPro 400
夏休みに渡された宿題のドリルにはひまわりの絵とか、補虫網の絵とかいかにも夏を思わせる絵が表紙にあったものですが、その中に鎌倉の大仏さまの絵も結構ポピュラーだったと思います。
夏の青空と入道雲をバックにたたずむ大仏さまの絵です。
そのせいか、私の奈良の大仏さまのイメージは「夏」です。それも盛夏。
怠惰な生活ばかりして過ごした夏休みですが、最後に大仏さま観光に行ってきました。
やはり、大仏さまは夏ですね。大仏さまは、春夏秋冬それぞれ良さはありますが、青空をバックに蝉時雨の中訪れる大仏さまは格別です。
夏でも、かなりの観光客がここを訪れます。やはり外人さんが多いのですが、インド人と思えるアジア系の人が熱心に大仏さまを拝んでは瞑想している姿が印象的でした。
夏に大仏さまが似合う理由は、その光景だけではありません。ここは海が近く、日差しがいかに強くても、木陰に入ってしまえば、浜風のおかげで意外に涼しいのです。同じ時期、京都や奈良の神社・仏閣を拝観するのに比べれば、鎌倉のそれは、はるかに快適なのです。
特に鎌倉の大仏さまは、拝観して10分も歩けば海に入れる!のです。大仏さまは、夏が一番似合いますね。
左端がフードの装着の失敗で蹴られています。現像液(漂白液?)に劣化があったようで、色があまり良くないですね。
2008年8月 1日 (金)
2008年7月29日 (火)
夏祭りの日
Camera : Hasselblad 2000FCW, Lens : Planar 110mm F2, Film : Presto, Pyrocat HD
夏祭りで賑わうなか、徒党を組んで境内の隅っこでグダグダしている男の子たちをみると、懐かしくなります。
男の子は、お祭りに浮かれていることが何となく恥ずかしいし、祭りにしっくりした居場所を探すのも難しそうで。第一、隅っこで仲間とグダグダしていることが好きなのですね。
その点、女の子は堂々としております。祭りを楽しむ術を生まれつき知っているようでもあります。
男の子は、境内の隅っこから、好きな娘の浴衣姿を見つけたりすると、ドキドキして、どうしたらよいか解らなくなったりします。身近に思っていた女の子にハレの姿を感じてしまったのですね。
この写真の女の子達は.....何でマシンガンを持っているのでしょう。ちょっと物騒じゃないですか。
2008年7月26日 (土)
久々の歌舞伎
Camera : Canon EOS 5D, Lens : EF24-105 F4L
本日は、久々に歌舞伎座に行ってまいりました。お目当ては海老蔵丈の義経千本桜、忠信編であります。私と同じようにこれを見たいと思った人が多かったのか、歌舞伎座、今月のお昼の部は、初日から楽日まで完売だそうです。
で、どうだったかというと、これからに期待であります。
一幕目の鳥居前は、もともと荒事の演出なので海老蔵丈のニンに合ってます。ちょっと荒事すぎるきらいはありますが、これはこれで美しく決まっているので良しとします。
二幕目の吉野山。私はこの幕が一番の期待でありました。大和屋(坂東玉三郎丈)の静御前と海老蔵丈の忠信は並んだだけで絵になるハズです。今回はちょっと背景も変っていて、「吉野川」を思わせるものでした。竹本連中だけで、また逸見藤太も出てこない演出は、私は見たことが無かったので新鮮でした。確かに逸見藤太は幕切れで狐の本性を出すきっかけとして出てくるものなのでしょうが、出なければ出ないですっきりするかも知れません。今回は大和屋の美意識の世界に引き込まれるたようで、何とも美しい吉野山でありました。
三幕目。おそらくこれが今回一番きになるところでしょう。海老蔵丈が猿之助型の川連法眼館を演じてどうなるか。川連法眼館の場、いわゆる四の切りは猿之助丈が宙乗りを復活させて、ケレン味たっぷりの演出で1000回以上も演じた当たり芸です。これを梨園の大名跡の市川宗家の御曹司が演じるとは世の中も変ったものだと思います。もっとも、演出がどうのこうの、だけでなく、超能力を持った子狐をどう演じるかが重要です。
残念ながら、海老蔵丈は子狐には見えませんでした。ただ透明感があるので、これから先磨きがかかるかも知れません。
生きながら鼓にされた親を慕うあまり、その包みを加護するため人間の姿に変身して旅を続ける子狐の悲しみや、愛情の表現なんて、技術だけでどうなるものでもありません。役者に透明感みたいなものが絶対必要だと思うのです。この型は両刃の刀みたいなもので危険なものですが、決まった時の客の感動も一入です。ぜひ続けてほしいものです。
2008年7月25日 (金)
遠い日の根津
Camera : Pearl III, Lens : Hexar 75mm F3.5, film : TMY2, Pyrocat HD
今から、遠い遠い昔。夏休みになると、田舎の受験生は都会の予備校の夏期講習を受講しに上京したものです。今はどうなのでしょう、よく解りませんが、昔は高校生が一人で上京して都会の予備校の夏期講習プログラムに通うことは珍しくありませんでした。
その夏季講習プログラムというのはどこかの旅館で集団生活をし、昼は予備校の講習を受講し夜は大広間に並べられた机で勉強するというものでした。
と、ここまで書いて、今の大学受験生はわかりませんが、中学受験の小学生には似たようなプログラムがあることを思い出しました。ちょっとだけ違うのは中学受験の小学生のプログラムで使う宿のほうが豪華であることです。昨年、霧島の温泉ホテルに宿泊したら鹿児島の塾が主催した中学受験の小学生で満杯だったことを思い出しました。
とにかく、その当時、予備校の夏季講習で予備校が用意した旅館は根津にあり、私は根津の旅館で受験勉強に励んだ訳であります。残念ながら、その結果は不本意なものに終わり、そのせいか、私はそれ以来、根津を訪れることはありませんでした。
最近、この界隈に関する、いろいろな方の写真を見ると、どうしても行きたくなり、ちょっと寄ってみました。
この街は基本的には変っておりません、昔のままの情緒ある町です。何故か、綺麗な女性が日傘をさして坂道を歩いていた情景が脳裏に焼きついているのですが、あれは何処だったのでしょう。
2008年7月17日 (木)
中古カメラ、サブリミナル
今、銀座の松坂屋で中古カメラ市をやっております。私の職場から近いので、お昼休みでも簡単にいけてしまいます。デパートは涼しいし、当然のように行ってみました。
しかし、今年はダメ。全然ダメ。ひょっとしたら目玉商品があるのかも知れませんが、5万円以上の値札がついているだけで、モノは見ないので、無いのも同然です。
去年はまだ、見所があったはず。今年は全く見所もなく、ただオヤジで込んでいるだけです。
正確に言うと、ジャンクだとかパーツだとかを漁る私にとって魅力がなく、レアモノカメラに魅力を感じるオジサマ向けの催事になっているのかも知れません。
ところが、お昼休みに中途半端に松坂屋でカメラを見たせいで、ジャンク、パーツ類が無性に見たくなり、夕方、品川の松坂屋カメラによってしまいました。おそらくサブリミナル効果が働いてしまったものと思います。
ここは同じ名前でも、銀座の松坂屋のカメラ市とはずいぶん違った雰囲気ですね。ここではいくつかのブツを発見しましたが、頭を冷やしても、購入意欲が消えないので、週末にはちょっと大きめのバックで出勤することになるでしょう。
2008年7月12日 (土)
理屈ではなく
先日、新宿のコーヒー屋さんで焙煎を頼むあいだ中古カメラ屋を巡回する生活習慣がどうの、と書きましたが、今日がコーヒー豆の仕入れの日でした。私はどちらかと言うと、酸味のある豆をフルシティーで焙煎したものが好きなので、そのような豆を2,3種選んで、焙煎してもらいます。だいたい10日に一度のペースで焙煎してもらいます。ということは月に三度くらい中古カメラ屋を巡回している訳ですね。
最近は大人になったので、巡回しても買うところまでは行かず、寸止めの習慣が身についてきました。ところが今日は制止が利かず、大荷物でコーヒー屋さんに帰ることに。
大荷物の原因はトミヤマの四眼装置。邪魔なのは解りますが5kで転がっておりました。でもこれ、造りが良いです。コンゴーの105mmF4.5のレンズを4っつ持ち、固定速度のシャッターで4っつのレンズのシャッターを切ります。しかし絞りは独立してついているので、絞りを変えて4x5を四等分して撮ることもできます。
また、もう一つの買い物はリトリックのフイルムホルダー。これは6x7,6x6,6x4.5の3サイズに対応しております。そして赤窓はありません。
どんな仕組みかというと、巻き上げのダイヤルを回すと、フイルムが送られた量によって、6x7,6x6,6x4.5と書かれた三つの窓の数値が変って行きます。数値には線が引かれており、その線と窓の線が一致したところが、それぞれの撮影フォーマットの撮影コマです。
ちょうど赤窓と自動巻き止めの中間にあたるようなフイルムホルダーですが、高感度フイルムも安心して使え、さらにフォーマットも自由に選べるところが画期的です。これも5K.
これらを見た瞬間、理性は消えました。理屈じゃないのです。
2008年7月10日 (木)
コーヒー焙煎機の活用
昔、コーヒー豆がきれて来ると憂鬱でした。あーあ、もうねぇのかよ、とか言いながら、大きな銀杏入りにコーヒーの生豆を入れてガスコンロでシャカシャカやっておりました。その後コーヒー豆を冷却しながらコンロの掃除があります。コーヒー豆にはチャフという薄皮があって、これが焙煎中に飛び散り、ガスコンロを汚すのです、これを綺麗に片付けておかないと、後で恐ろしい事が待っているのです。
だから、この電動焙煎機を見つけた時は感動しました。手で何分もシャカシャカしないで済むし、自分専用だからヨメに怒られることも無い。夢のような機械でした。
生活の為には無駄なモノであることが足かせになりましたが、結局半年後に購入することになりました。
間が悪いことに、その頃家を建替えて、都市ガスが無くなりました。プロパンガス用のものにすれば良かったのですが、その時は頭がまわりませんでした。
また、その頃新宿にコーヒー豆をその場で焙煎してくれる店が出来、コーヒーの焙煎を頼む間に中古カメラ屋をめぐるという、美しい生活習慣ができたので、自分で焙煎することもなくなりました。だから、この機械は期待に反してお蔵入りになっていたのです。
先日、現像ドラムを師匠から拝領した時に、真っ先に思い浮かんだのがこの焙煎機。現像ドラムを回転させる速度と、コーヒー豆の焙煎で使用する回転速度は同じはず。
現像ドラムが到着するまで、コーヒー焙煎機を出して試運転をして見ましたが、イメージどおりの回転速度です。
しかし、現像ドラムが届いて、サイズをあわせて見ると、現像ドラムの方がずいぶんサイズが大きいようです。悩みが増えただけかも。
2008年7月 8日 (火)
總持寺の大僧堂
Camera : 4x5 pinhole Lens: 75mm f227 pinhole Film : Acros pyrocat HD
先日、總持寺にピンホールカメラの試写をかねて散歩に出かけたのですが、その時に持っていったホルダーのもう一面に入っていたフイルムがこれ、總持寺の大僧堂です。
私は渡り廊下とこの大僧堂をピンホールで撮って見たかったので、フイルムホルダーの両面にフイルムをいれ、カメラに挟んで三脚と共に出かけたのですが、持って行ったものはそれだけ。どうも最近頭が硬直化してきて、あまり融通が利かなくなってきたのですね。他のものを撮ることも、失敗も考えつかないので、結局現地でホゾをかむ事になるのです。
この大僧堂は築地本願寺等を設計した伊藤忠太氏の作品です。非常に優雅な建物ですが、下の道路から仰ぎ見るしかありません。ピンホールで撮るには困難な場所にあるのですが、ピンホールをライズして撮っております。僧堂の前の木の根にも年季が入っていて建物と良く調和しております。
ちなみに正面玄関には「選佛場」という扁額がありますが、仏祖を選出する道場の意味だそうです。ピンホールカメラでは見にくいので、前の雨の日にシェブロンで撮った写真も載せてきます。これは78mm、6x6フォーマットです。撮った位置は微妙に違いますが、同じような焦点距離で、これだけの差があります。フイルムはTX400、現像はHC-110です。
2008年6月29日 (日)
新橋おやじビル
Camera : Home made 6x9, Lens : Super Angulon 38mm F5.6 XL, Film : koni-mino CTpro400, 29c 7m
昨日は、モダンな電通ビルの写真を紹介しましたが、本日はその対極にあるような、古いビル。私の同僚がおやじビルと呼んでいるビルの写真です。
このビルはもう何度も写真を紹介しているのですが、私の通勤路であり、また通る度に写真を撮りたい欲求にとらわれるので、おのずとこのビルの写真が多くなるのは道理というもので......。
とにかく、このビルの地下街には飲み屋が多く、夜になれば帰りがけに一杯飲んでいるサラリーマンで満杯です。
ただ、あまり一人で飲む人はいないらしく、一人でふらりと立ち寄るには敷居が高いような気がします。実際、「一人で食事が出来ますか」と聞いてみて、何度か断られたことがあります。ランチをやっていれば、お昼にいけるのですが、お昼は営業していない店もあり、残念です。
この写真は超広角で撮っているので見え辛いのですが、この道の正面にあった古臭い公衆電話が撤去され、清涼飲料水の自動販売機がかわりに置かれております。
この古めかしいおやじビルも徐々に変ってゆくのかも知れません。
2008年6月28日 (土)
電通ビル
Camera : Home made 6x9, Lens : Super Angulon 38mm F5.6 XL, Film : koni-mino CTpro400, 29c 7m
このビルは汐留界隈でも、もっとも目立つビルのうちの一つですが、電通の本社ビルです。電通が大きく金持ちな会社であることは知っておりましたが、ここまで立派な本社ビルが必要な会社だとは思っておりませんでした。
ただ、思い出すのはバブルの頃、勤めていた会社で「運動会」を企画した時、ここの同業社に頼んだところ、何億ものお金がかかり、こんなモノですごいな。と思ったことでした。あの頃と今では、事情が違うのでしょうが。
それはともかく、このビルは見る角度によって印象が変るユニークな設計です。大まかに言えば水滴型をしていて、扁平に長く見える位置と、このように鋭角にとんがって見える位置があります。やっかみを除けば、非常に美しく格好の良いビルです。
また、このビルは季節と時間と天候によっても全く異なった印象を与えてくれるビルです。私が好きなのは、真夏から秋にかけての景観で、真夏の空によく映えます。このビルのビル風が真夏の遊歩道に心地よいことも、真夏の印象を良くしている原因かも知れません。
表題の写真は梅雨空のものですが、この角度からは、荒天が似合うような気がします。
2008年6月25日 (水)
また、いつものように...以下略
人間、特別必要ではないけれど、何となく探しているモノが一つや二つあるものだと思います。洋服が良い例で、着るものはあるのに、店で素敵な洋服を見つけると、それを手にとって、場合によっては買ってしまうでしょう。例えは少し強引ですが、今日の私はまさしくそれで、結局....また、カメラを買ってしまいました。
今回の餌は5x7のホルダーでした。私は5x7で使えるカメラを持ってたのですが、ホルダーが無く、実際に5x7で使ったことはありませんでした。5x7なんてフイルムサイズは鬼っ子で、通常の大判カメラは4x5が一般的で、より大きなカメラを使いたい人は8x10まで行ってしまいます。5x7は大判カメラの中で中途半端なので、カメラ自体も備品も少ないのです。それで、中古カメラ屋に行くと、何となく5x7のホルダーを探していたのです。
このホルダーは不思議とある時はいろいろな店にあり、無い時はどこにも無いのです。以前、よく見かけた時期があり、その時は値段の比較をして、一番安いところで買ってやろうと思っておりました。どうせこんな物は売れないだろうから、ゆっくり構えていれば良いと。それが、ある日、一つの店で在庫が無くなり、驚いて別の店に行くとそこでも在庫が無くなっておりました。中古カメラ屋から5x7のホルダーが一気に消えたのです。
おそらく、使う人はめったに居ないものの、モノの数も少ないので、使う人が放出すればしばらくの間放置され、使う人が現れれば、在庫が一掃される。そんなモノなのでしょう。
本日、久々に5x7のフイルムホルダーを見つけたのですが、そのホルダーはカメラ本体とセット販売だったのです。そこで、そのホルダーが欲しかったので本体ごと買ってしまったのです。そういえば、私は昔、おまけが欲しくてキャラメルを買うようなガキでした。大人になってもそのクセが抜けていないのです。
でも、このセット全部で33Kです。大判カメラは本当に安くなりましたね。それにこのセット私が持っていたカメラより全然軽くて、使い勝手も良さそうです。さらに.....家に帰ってよく見ると、私が持っていた5x7のカメラは古すぎて、近代的なプラスティックのフイルムホルダーが使えません。
結局、実際には使えない5x7カメラの幻想に惑わされて、いつものように余計なものを買ってしまっただけかも知れません。
2008年6月18日 (水)
実山椒の麻婆豆腐
Camera : Ricoh GX100, Lens : Ricoh Zoom 5.1-25.3mm F2.5-4.4
このBlogにもコメントを下さるSCRさんの掲示板に実山椒の記事を見つけ、それが近くの八百屋にも売っていたので実山椒の佃煮を作っておりました。私は臆病なので軽く湯がいた後、6時間水にさらしました。通の人は、6時間も水にさらしては辛さが抜けるじゃないか、と思われるかも知れませんが、それでも充分辛い。しびれます。それを白醤油と酒で浅く焚いて冷凍保存しております。
定番のちりめん山椒を楽しんだ後、どうしてもやってみたかったのが実山椒の麻婆豆腐。これを、花椒ではなく実山椒で作ったらどんな味なのか試してみたかったのです。
花椒は日本の山椒の同属の植物で、麻婆豆腐の「麻」をあらわす痺れる辛さをもたらす香辛料をとります。日本では麻婆豆腐は「婆」の唐辛子、豆板醤の辛さがメインで「麻」はあまり感じられません。あまり、なじみのない辛さなので敬遠されるのかも知れません。
そこで、実山椒で試して見たかったのです。実山椒を使うと、痺れる辛さの中に爽やかさが混じって合うのはないかと思っておりました。ニッポンの麻婆豆腐になると。
本日は幸い、早く家に着き、一人で夕食だったので、絶好の実験日です。家族が実山椒が苦手なのはちりめん山椒で検証しておりますので、こんなものを作っても見向きもしません。
料理と言っても本格的に作る訳ではなく、ひき肉を炒めて、ここに刻んだ実山椒の佃煮をいれ、豆腐と市販の麻婆豆腐のモト、ネギを入れるだけです。
ただ、それだけのことなのに、実山椒を入れると美味い。思った通り、爽やかに痺れます。写真はあらかた食べた残りであることと、油をあまり使っていないので、見栄えが悪くなっております。本式に作るのであれば、もっと油を使って照りをだせば、なかなかの一品になります。
2008年6月14日 (土)
思ったより大げさな荷物
今までいただいた薬品でネガカラーの現像を練習しておりましたが、本格的に行なうには薬品を自分で確保しなければなりません。
この練習期間、自分がやり易く、コスト的にもよさそうだと思った方法は以下の通り。
1.現像液は自家調合、使いきり
2.漂白液はオリエンタルダイレクトからフジ用のものを買ってうなぎのたれ方式
3.定着はオリエンタルダイレクトでフジ用のものを買って使いきり。
漂白液については、自家調合すると高くつくし、廃棄も難しいので、ミニラボ用のものをうなぎのたれ方式で使います。定着液はハイパムフィクサーでも良いのですが、白黒の染色現像でも使えて、コスト的にも魅力的なフジ系ミニラボ用のものを使いきりで使うようにすることにしました。ここでいう使いきりとは、処理能力があるうちは同じ液を使って、なくなったら新液に交換するやり方です。
オリエンタルダイレクトにはコダック系のC41RA兌換液もありますが、これだと定着液が強すぎて白黒には使えなくなるので、フジ系の薬品であわせた方が何かと便利です。
それにこの二つの薬品は今まで使っていたものと同じなので、安心感があります。そこで、自分が在宅する土曜日に到着するように見計らって、これらの薬品を注文しておきました。
しかし、この薬品はこっそり仕入れるには目立ちすぎたようです。「アンタに何だか重そうな荷物が届いた」。この日たまたま届く荷物を待っていたヨメは、荷物を受け取りに出て、腹立たしげに戻ってきました。
確かに、重く、でかい。自分が使うには多すぎる量かも知れない。消費期限が書いていないけど、どれくらい保つのかなぁ。
2008年6月12日 (木)
健康は姿勢から
Camera : Mine six , Lens : Zunow 75mm F3.5, Film : Presto400, HC-110,
通勤途中に、「あなたの姿勢を見てください」「健康は姿勢から」と書かれているところがあるので、そこの鏡に姿勢を映してみます。私なりに健康診断をしているのです。
安物のビニール傘を鞄に引っ掛けたその姿は、見苦しいようでもありますが、まあ、そこそこ健康そうです。
私はもともと地黒の肌な上、この時期、外で荒れ放題の庭を掃除することも多く、日焼けもしているし、メタボリックな体型をしているので、まずよその人様から健康を心配されることはありません。
体のどこにも痛みは無く、食事は常に美味しく感じます。そんな状態なので、もう何年も本当の健康診断をしたことが無かったのですが、実態は恐くて行けない、のです。
だって、何とかと言う怪しげな数値がドーンと示され、饅頭を食っちゃダメだとか、一日に食事は3回までにしなさいとか、合計でxxカロリー以下にしなさいとか言われたらイヤじゃないですか。私はタバコは吸わないしお酒は良く飲めないので、タバコを吸うなとか酒を飲むなと言われてもビクともしないのですが、食事を制限されることは、どう考えてもイヤです。私が最も幸せを感じる時間を何にも邪魔されたくありません。
でも、そろそろ勇気を出して、行かなくちゃいけないなぁ。
2008年6月10日 (火)
三種丼
Camera : Ricoh GX100, Lens : Ricoh Zoom 5.1-25.3mm F2.5-4.4
本日はお天気も良く、絶好の築地ランチ日和でありました。こういう時は余計なトラブルを避けるため、「今日の昼はやんなくちゃいけない事いっぱいあるんだなぁー」みたいな勢いでお昼に立ちます。そんな心配をしなくても、私を昼に誘うような奇特な人は居ないのですが、万一に備えます。
小型デジカメはズボンのポケットに入れております。これは通常のたしなみであります。
そして事務所を出ると、築地の場外市場に真っ直ぐ歩きます。決して後ろを振り向いてはいけません、友達は少ないので出会うなんていうことはありえないのですが、万一に備えます。
本日は何にしましょう、いずれ避けて通ることが出来ない海鮮ものに、そろそろ行きましょうか。ということで、本日は三種丼というものにしました。三種というのはマグロ、うに、いくらのことです。店の人は慣れた口調で、マグロの赤身を中トロにしますか?と聞きます。それで300円増し。悪い選択ではないですが赤身のままで行きます。次に、お味噌汁はつけますか?と聞いてきます。これにはお願いしますと答えました。合わせて1000円です。
ご飯の盛りはあっさりしております。まあ、良いでしょう。お昼をいただいたら場外市場をふらつきながら帰ります。商品の試食をいただく余裕が出来るというものです。
2008年6月 3日 (火)
十和田湖まで足をのばしましたが
Camera : Hasselblad 201F , Lens : Planar F 110m F2, film : Fuji Pro 400, 30C 6m45s
小坂から十和田湖まではすぐなので、十和田湖まで足をのばしてみました。あいにくの天気ではありますが、新緑の奥入瀬は最高です。とは言え、本日は出足が遅かったので、奥入瀬をまわる時間はありませんが。
発荷峠で十和田湖が眼下に見え、九十九折に降りて行くと湖畔に出ます。ここは昔から名の知れた観光地ではありますが、美しさを保っている気がします。
というか、人が居無すぎ。新緑のシーズンの土曜日だと言うのに、観光客は見当たりません。本日はちょっと肌寒いくらいだとしても、もう少し客がいても良いような。
2008年5月28日 (水)
今からでも遅くない
Camera : Contax 137MD, Lens : Tessar 45mm F2.8, Film : Kodak GC400, 30c, 6m30s
人間は、同じ店に飯を食いに行くか、違う店を探し歩くか、どちらかだと思います。私は比較的、同じ店にお昼を食べに行くほうで、お昼に行く店は5,6軒です。ということは月曜日はここで何を食べ、火曜日にはあそこで等々、行動にあまり変化がありません。
先日、築地本願寺でNETで知り合った先輩達が待ち合わることを知り、ご挨拶だけでもと思い、地図を見たところ、「近い、歩いていける」ことが解りました。
さっそく仕事を抜けて、ご挨拶に向かったのですが、築地本願寺に着く前に、場外市場があり、美味しそうな食堂がたくさん目に付きました。私としたことが、迂闊な、何年間もここで働いていたのに、こっちに歩いてきたことが無かった。いつも、浜離宮に吸い込まれていたこともありますが、場外市場に昼食を食べに行くことは想定しておりませんでした。
この日は、時間の許す限り巨匠達とお話をしていたかったので、お弁当を買って帰りましたが、必ず戻ってくると心に誓い、場外市場を通過しました。
本日、気合を入れて、お昼を食べにやってくると、さっそく美味しそうなお鍋がかかっている店があり、ホルモン煮込みをいただきました。ここで、ホルモン丼に逝けないところが悲しいところでありますが、私、どちらかというとお肉が苦手なので、白いご飯が別にあった方が良いのです。
煮込みは思ったとおり美味しゅうございました。何故もっと早く来なかった。いや今からでも遅くない。どんどん来よう。
2008年5月24日 (土)
日テレ大時計の側に住むネコ
Camera : Ricoh GX100, Lens : Ricoh Zoom 5.1-25.3mm F2.5-4.4
汐留、SIOSITEの日テレ大時計の前、資生堂ビルとの間の緑地に何匹かのネコが住み着いております。こいつらは、いつから此処に住み着いているのか定かなことは解りませんが、子猫がここにいた記憶があるので、おそらくその子猫が大きくなったものでしょう。
でも確かあの時は親ネコもいたハズだけど、どうしたのかな。と、この写真を撮りながら考えました。この場所にネコが住み着いているのは知っていても、いったい何時から、何匹で、どんなネコが暮らしているのか確かめたことは無いのです。
それに、持っているカメラが広角レンズが主体なので、遠くにいるネコをちゃんと写したことも無かったのです。こんな風に、地域ネコについて、そこに暮らしていることは知っていても、詳しいことはあまり知られておりません。
ひょっとして、変に詳しく知っていると、そこの地域ネコの問題に関する責任を押し付けられる恐れもあるので、人は詳しく知りたがらないのかも知れません。
例えば、この三匹のネコをタマ、ジジ、トラとか呼んで、餌をあげようものなら、いきなり、「あんただね、ここで野良猫を飼っているのは」みたいな目でみられてしまいます。だからネコ好き人間はさりげなく、餌を置いて遠巻きに眺めたりします。
「こっちにおいで、チッチッチ」とか手招きをするのは、大抵の場合一見さんで、彼らはこの場所では、所詮「よそ者」だから、自由にネコに話しかけたりするのです。
真剣に考えれば、彼らの立場は非常に微妙ですが、彼らはその事にまだ気が付いておりません。会社が引ける時間になれば、何となく集まり、何となく食べ物をもらい、満腹になると、のんびりと昼寝をするだけです。ここの植栽が人間との距離を上手く調節しているので、これから先も平和に共存していくことでしょう。
2008年5月22日 (木)
ネオン展
Camera : Contax 137MD, Lens : Tessar 45mm F4.5, Film : DNP 400, 30c 6.5m
今、汐留でネオン展をやっています。入場無料、アンケートで好きな作品を記入すると、そのボールペンを記念にもらえます。それに、嬉しいのは撮影自由、好きなように撮影してよいとのこと。
ネオンアートは、ネオン管の制約、つまり電極がある、一筆書きになるという制約がありますが、その制約の中でアイディアがあり芸術があります。
何より、暗いところで、極彩色に輝くネオンは無条件に美しいです。
(ちょっと調子悪かったみたいです。)どうぞ、見に来てください。24日まで。
Camera : Mine six , Lens : Zunow 75mm F3.5, Film: Fuji PN 800, 30C,6.5m(私のお気に入りの蝶々、本当はこんな感じで飛んでます)
2008年5月14日 (水)
大庭商会の今
新橋の大庭カメラが閉店してから日がたちました。おかげで、お昼を食べ終わった後、行くところもなくなりました。天気が良ければ浜離宮でも散歩するのですが、この天気じゃねーと、これまでの習慣で大庭カメラに行くと、なんと、開いている。入り口には自由に持ち帰って下さいとジャンク品が、ご丁寧に紙袋つきで。
これは、夢か幻かと思いつつ、店の人に声をかけました。「久しぶりですね」「ああ、どうも」「残ったものの整理ですか」「あのセールで9割がた売れて、残りを業者に渡して、片付けをしているんだよ」「カメラのケース1000円で買わない」「要らないけど買う」。
みたいな話をしてライカのカメラケース2個とハッセルのケース1個を買いました。ライカのカメラは持っていないのですが、もし、万一、ライカのカメラを持つことになっても、カメラケースなんて買えないので、良い機会かもしれません。何よりも、まがりなりにも店が開いているのが嬉しかったので、買い物をしたかったのです。
「やっぱり、この店が無くなるのはショックだなぁ、たとえ買い物をしなくても覗いているだけで楽しかったのに」「結構、みんな、そう言ってくれるんだよね」「ここ、これからどうなるの?」「建物も古いし、壊して、何か新しいものが建つんじゃないかな」「フードとか欲しいものがあったら裏から持って行っていいよ」「裏?」「そう、こっち」「ギャー!!!何これっ」「探すの面倒くさいから、無いことにしてたんだ」
久々に、コインのつかみ取りの感覚を味あわせてもらいました。そう、手がビンから抜けなくなる事は解っているのに、思い切りつかんでしまうあの感覚です。なんか、申し訳ないので、全部合わせて5000円。結局、これが最後の買い物になりました。
2008年5月 6日 (火)
近所にショッピングセンターが出来た
Camera : Ricoh GX100, Lens : Ricoh Zoom 5.1-25.3mm F2.5-4.4
(モータープールの時はあることも知らなかった高圧線が、SCの真中を走ります)
連休も今日で終わりです。この連休の間、埼玉に新しくできたアウトレットショップの渋滞が懸念されておりましたが、どうだったのでしょう。あんなものが近くに出来ると生活道路が突然渋滞し、近所の住民はただ、迷惑なだけです。
私の家の近くにも、某大手自動車会社がモータプールを改造して、ショールーム兼ショッピングセンターを作ったので、埼玉のアウトレット付近の住民には遠くおよばないものの、道路が渋滞して困る気持ちはわかります。
(自動車会社だけあって、車輪のあるものは結構面白いものを作ります。ここのショッピングカートは子供に大人気)
だいたいあのメーカーは車を作るのは上手だけれど、大勢の人が集まる施設を作るのが下手です。どこかのサーキットもアクセスが悪くて難儀をしているという話を聞きます。今回のショッピングセンターも「渋滞の起こらない駐車場」をこの近所で宣伝していたと記憶していますが、実態は大はずれ。駐車場が渋滞の巣になっております。
(ここの一番人気は、ブロックで組み立てるバッテリーカー。意外にもスポンサーは大手の石油会社。)
まあ、出来たばっかりで、もの珍しさも手伝うので、混んでいるだけかも知れません。半年で閑古鳥は可愛そうなので、それは望みませんが、せめて渋滞だけは解消して欲しいものです。
(高圧線の真下でガーディニング。これズームの最広角で撮っています。どれくらい線が近いか想像dきるでしょう。あまり気持ち良いものではありません。こいのぼりみたいなものが引っかかってるし。)
2008年5月 1日 (木)
2008年4月30日 (水)
大庭商会の閉店
本日で新橋の大庭カメラが閉店してしまいました。私の職場の近くに位置し、中判、大判カメラの在庫が豊富で、パーツ、ジャンク品などもあったので、よく利用しました。
例えば、私が持っているゼンザブロニカ関係の機材はほとんど全てがこのカメラ屋から買ったものです。他にはマミヤプレスやホースマンの在庫がそろっておりました。
私はここの値段が中古カメラのスタンダードプライスだと思っておりましたので、ここより高いとそこは悪い中古カメラ屋で、安いと良い中古カメラ屋と勝手に判断しておりました。もちろん、それは極端な話ですが、総じてここの店の価格は控えめで、東京から中古カメラ屋が姿を消していった現状でも、調子を崩さなかった理由の一端があります。
私はたとえカメラを買わなくても、いろいろなパーツやジャンク品を見るのが好きでした。特に、二階の売り場はマニアックな場所で、私はこの店に来るとまず二階に上がったものです。
この後、どうなるかは解りませんが、私の楽しみが一つ減り、寂しい気分です。お前、あれだけカメラを持っていて、まだそんな事言っていたのか、という突っ込みは不要ですから。
ちなみに、最後の買い物はこれ、Pentax67IIのジャンク(ここは3000円くらいでよくこんな中判カメラのジャンクが出ていました)、シュナイダーのセンターNDフィルター(こんなもの、閉店セールでなければ買いません)、RB67の645バック(ずーと前から残っていて、行くたびに気にしておりました。最終日にまた見てしまったので、何かのご縁でしょう)。
2008年4月25日 (金)
危険なお薬
Camera : Ricoh GX100, Lens : Ricoh Zoom 5.1-25.3mm F2.5-4.4
私は今まで、ごく普通にこのお薬を使っておりましたが、このお薬は最近流行の危ない用法があることに気が付いてしまいました。
今まで、暗室に目張りをして、危ないことを企てた話が出ていないことが不思議なくらいです。ここは良識のある大人として、なるべく市場から早くこのお薬を撤去するべきでしょう。
幸い、このお薬は製造が中止され、青少年が買いにくい価格設定の新商品に置き換えられるので、量販店の在庫さえ片付けてしまえば、大丈夫でしょう。
私は昨日、近くの量販店の在庫を消してきました。良識のある大人は、なるべく早くこの薬の在庫を抹殺すべく、量販店に走るべきでしょう。
2008年4月21日 (月)
二つの店の閉店
Camera : Ricoh GX100, Lens : Ricoh Zoom 5.1-25.3mm F2.5-4.4
今日、二つの店の閉店を知りました。一つは上野の聚楽台。もう一つは新橋の大庭商会。最初のものはレストラン、で、二つ目が中古カメラ屋さんなので全くつながりはありません。どちらも個人的によく利用しただけです。
聚楽台をよく利用した、というのは不思議に思えるかも知れませんが、今から35年ほど前までは、上野で長距離列車の列車待ちにはちょうど良かったし、何となく、上野のイメージに合っていたので、積極的に利用しておりました。
最近、様子を見るにつれ、時間の問題と思っておりましたが、ついにその時が来てしまいました。
もう一つの大庭商会は新橋に店を構える中古カメラの老舗で、大型カメラや中判カメラの在庫も多く、料金的にも手ごろな店でした。私は新橋の近くを職場としており、よくここを利用しました。私のカメラの大部分はここで買ったものです。
何でも、調子は悪くなかったもののオーナーが高齢になって撤退を決めたそうです。確かに、ここは実用性を重視しているせいか、新橋駅に近いせいか常に客足が衰えず、中古カメラ屋全体が斜陽になっても、頑張っていたので閉店は残念です。
これで、新橋からは、新橋カメラが消え、ウツキカメラが消え、大庭カメラが消え、藤越商会も風前の灯火となり、中古カメラの火が消えてしまったようです。
2008年4月 9日 (水)
orzの至芸
プラハでは、よく乞食を見かけました。最初に出会った時、何となく形になっていたので、幾らかの金を払って写真を撮らせてもらおうか、などど考えておりました。が、何度か出会っているうちに目が肥えてきて、これはダメ、さっきの方が良かった、とか品表するようになりました。最後には、まだまだ全然ダメジャン、と心の中でダメだしをするようになってしましました。
これは立派な大道芸なのです。この芸で良いパフォーマンスを得るにはいろいろな要素が必要になると思います。
1、通行人に気づかれなければならない。2、通行人に哀れさをアピールしなくてはならない。3、通行人に危険を感じさせてはならない。4、通行人に不潔感を感じさせてはならない。5、.通行人に金を恵んでも良いと思わせなくてはならない。6、以上のことを、動作を使わず、言葉も使わず、静止のポーズで行わなければならない。
これを実現する為に、考えられる対応は、1、車の往来が無く、人通りの多い通りの隅に、小さくかしこまります。2、服装は地味でありながら、破れや汚れがあまり無いものを選びます。垢がういていたりフケが酷かったり、臭そうだと通行人は避けて通るので、注意します。3、絶対服従の姿勢をとり、心を空にすること。このポーズは凶器を隠しているようにも見えますから、心を静かに落ち着けて、力を抜き攻撃性が無いことを示します。
4、決して通行人を見てはいけません、ましてやにらんだりしない。通行人は3m先から避けて通ります。5、美しさは大切です、動きが無い分、静止している姿が絵になっていなくてはなりません。
もし、乞食が街の景色として絵になっていれば、通行人はそのパフォーマンスに金を払うでしょう。この写真の乞食は少々頭が高いようですが、気品があって、この場の雰囲気にあっております。TPOを熟知した至芸であります。
2008年3月30日 (日)
プラハのスナップ
いろいろ綺麗な街はあるのですが、そのなかでプラハは特別です。街の案内はいくらでもあるので、撮ったスナップ写真を並べてみます(というか、そこがなんと言う名前なのかはっきり解らないので..)
カレル橋という有名な橋で。いろんな物売りや、芸人がこの橋で商売をしておりますが、一番人気は似顔絵のようです。この人上手ですねぇ。
普通のKava(コーヒー)。ネスカフェ?カプチーノ?ノーマル?と聞かれたような気がして、ノーマルと答えたように記憶しているのですが。でも正解。とても美味しかった。かき混ぜて粉が沈んだところで飲みましょう。
無愛想なオヤジが一人でやっている駄菓子屋みたいなところでしたが、素朴な美味しさと値段の安さに感動して次から次と注文、完食。今旅行のSweetsナンバー1文句なし。
大きな犬の飼い主はおばさん、小さな犬の飼い主はおじさん。美しい夕暮れ。
カレル橋の手前をトラムが横切ります。トラムと車が順序良く通り抜けます。
プラハでは観光客相手のミニクラシックコンサートがあります。曲目はポピュラーな曲ばかりですが、侮ってはいけません。素晴らしい演奏です。ただ冬の間は暖房が効く小チャペルで行なうのが残念。コート着用で本堂の反響を聞きたいところです。
プラハで一番有名な広場でしょう。冬の夜なのに、まだまだこれからっ、みたいな感じです。
有名な時計台。広角側24mmで撮っているのでなんとか止まりました。
フスの像らしいです。もう少し他の構図があると思うのですが、ゴーストを避けて手持ちで止めるにはこれが限界。望遠側は全滅。ISO400,F5.6,1/1なのですが、何故ISOを上げるか、絞りを開けなかったのか今となっては不思議。
2008年3月 8日 (土)
今、プラハにおります
Camera : Canon EOS 5D, Lens : EF 24-105 F4L
本日はプラハに居ります。珍しくインターネットにアクセス出来るホテルに泊まっているので、ちょっくらブログを覗いてみました。
写真は数時間前のプラハでの一こま、ちゃんと声をかけて撮りましたよ。この写真のどこがプラハなんだとか、お前はチェコ語がわかるのかなんていう突っ込みはしないでね。
実際のところヨーロッパの一部は横浜より春が早くて、南フランスではミモザが満開、ここプラハでもレンギョウが満開で桜も咲き始めております。
だから、今の時期のヨーロッパは以外に華やかなのです。下の写真は同じ場所ですが、柳が芽吹き、芝生の中には白い花の草が混じって咲いているのがわかりますでしょ。帰ったら、またいろいろご報告します。と言うか、させてください。
2008年2月 2日 (土)
商店街の横道
Camera : Canon EOS 5D, Lens : EF24-105 F4L
昔は商店街に子供向けの簡単な乗り物が置かれているところが結構ありました。乗り物というより、電車や車の格好をした遊具です。大人からみればなんでもない物なのですが、子供は結構このシンプルな乗り物が好きです。単調な同じ動きをするくせに、外観のちがいから、どちらの乗り物にのるかで、争いになることもありました。
この商店街にも二台、新幹線0系と、フォルクスワーゲン ビートルタイプ1を模した乗り物がありました。この商店街のこの乗り物は何時からここにあるのか不明でありますが、かなり前からあることには間違いないでしょう。この乗り物も、これに乗って遊んだ少年少女が、若者になり、そして父親母親になってゆくのを、ここでずーっと見守っていたものと思います。
その時は、どちらに乗るかで争っていた子供たちも、成長するにつれ、そこに、こんな乗り物があったことも気に留めなくなることでしょう。ただ、なんとなく、あそこにあれがある事だけは心の片隅にとどまっているものなのです。何かの拍子に、それを確認して見たいと思ったときに、実物がそのまま残っていることは羨ましい事です。
商店街の光景は日本中から淘汰されつつありますが、こういう光景は「小京都」に匹敵するぐらい貴重なものだと思います。絶滅する前に、何とか保護の対策が講じられることを願います。
2008年1月27日 (日)
私的に懐かしい光景
Camera : Canon EOS 5D, Lens : EF24-105 F4L
この写真は私の実家の近くの風景です。子供の頃は見慣れた風景で、なんとも思っておりませんでした。が、ここ、数年、心の中に浮かぶ光景があって、それがここの風景を基にしたものであることに気が付きました。それならば、ここの風景から心に浮かんだ光景を写真を現すことが出来るはずだと思ったものの、それが出来ずに苦労をしております。
この写真も、今ひとつ気に入らない。街頭の裸電球らしさが出ていない。雪が降っていて欲しかった。など等。
それでも、私的に懐かしいここの風景が今まで変らずにいたことは驚くべきことで、写真に撮れること自体ありがたいことです。
この辺りで昔から変ったことと言えば、この先にあった、たった一軒の家が無くなってしまって、いっそう寂しくなってしまったことでしょうか。この裸電球の街灯も存在意義がますます薄れて来ている気がします。
実は、こんな事が、私の心の中でこれと似たような光景が、何かの象徴で、浮かんでは消える原因になっているのかも知れませんね。
2008年1月13日 (日)
美しいと思われているもの
Camera: Caono EOS 5D, Lens : EF24-105 F4L
日頃普通に思っていることが実はとても不自然なことであることが多いです。
例えば胡蝶蘭の花なんかがそうです。胡蝶蘭の花は通常アーチを描いた茎に沿って皆同じ向きに、こちらに微笑みかけるように咲いております。しかし、胡蝶蘭の花は好き好んでこんなふうに咲いているわけではなく、人様に強制されて仕方なくこのように咲いているのです。
胡蝶蘭は葉に栄養を貯めておりますが、この葉は強い光を好みません。物陰にひっそりと暮らしているのが好きなようです。しかし、そのままでは子孫が残せませんので、目立つ花を背一杯伸ばした花枝につけて虫に見つけてもらおうとします。花枝を伸ばすといっても、この蘭は着生蘭ですから空中にふらふらさせているという状況が自然なのだと思います。
しかし、人間はそれを許さず、曲がった支柱を立て、光を曲がった方向から当て、不自然に捻じ曲がったように育てたがるのですね。何故なら、それは人間社会では美しいとされるからであります。
人間の美意識は、結構自然に反したものが美しいとされる場合が多いような気がしますす。
2008年1月12日 (土)
スライドの小箱のtransparency
昔、コダックのリバーサルフイルムを現像に出すと、一枚ずつスライドにマウントされ箱詰めになって仕上がって来ました。もちろんスライドにマウントしないスリーブ仕上げもあったかも知れません、しかし、アマチュアが写真屋さんを通じて東洋現像所にコダックのリバーサルフイルムを現像に出すと、通常はスライドにマウントされた形で基本の仕上げだったと思います。
子供の頃、36枚撮りのスライドフイルムを大切に使い数ヶ月かけて使い切って、町の写真屋さんに現像に出していましたが、私の田舎からでは現像が仕上がってくるまで一週間かかりました。
ハラハラ、どきどき、ワクワクの一週間が過ぎ、写真屋さんの紙袋にコダックの白い小箱を確認した時は、それだけで綺麗と思って中身の心配も一瞬忘れたほどでした。
当時、コダクロームがオレンジ色、エクタクロームがブルーのタイトル文字が入った白い小箱を使っておりました。
この小箱を受け取ると、一目散に家に帰り蛍光灯の学習スタンドに向けて鑑賞しておりました。このほかでは、すりガラスをスクリーンにした小型テレビ型のスライド投射機を持っていて、その機械で一枚づつ見ておりました。しかし、学習スタンドに透かせたほうが綺麗に見えたので、もっぱら、机に座っては学習スタンドにスライドを透かせてみている暗い子供でした。
タイトルにあるtransparencyとは、透明性と言う意味で、今では「政治資金の透明性」なんていうような意味で最も使われますが、光に透かして見たスライドの感動を伝えていた言葉であったことは忘れられてしまうかもしれません。
しかし、光を通して透過光で写真を見ることは、この言葉が入ったスライドが作られなくなってもますます一般的になりました。ただそれが、スライド写真から、パソコンやテレビでデジカメで撮った写真を鑑賞する方法に変っただけなのです。
2008年1月 9日 (水)
声をかけて撮らせてもらいますが
camera : Hasselblad 500CM, Lens : Planar 100mm f3.5 CT, Film: TX400, HC-110
人様のスナップ写真を撮る時は、なるべく声をかけて撮らせてもらうようにしております。ですが、声をかけたせいで、それまで景色に溶け込んでいた人物が急にぎこちなくなったりします。
声をかけたことで、撮りたいと思った光景が崩れてしまうことが多いのです。
おそらく、これは私の人間性が未熟な結果であり、声をかけたために相手が構えてしまって、その構えを緩めることが出来なかったという事なのでしょうね。
撮影者がしっかりしていれば、声をかけようとした時以上の表情が引き出せるかも知れません。
この写真の時も、おじいさんと犬が親しい友人のように会話していたので、思わず声をかけて撮らせてもらいました。でも、声をかけたことで、おじいさんは犬に「ほら写真を撮るよ」みたいな話をしてくれちゃったみたいです。だから、撮りたかった雰囲気とちょっと違ってしまったのです。
2007年12月30日 (日)
良いお年を
Camera : Hasselblad 500 C/M, Lens : Planar 100mm f3.5 CT, Film : TX, HC110 EI=400
今年の暮れはほんの少し余裕があったので、中野まで足を伸ばして見ました。なぜ中野?と言われると困るのですが、古いカメラが好きなおじさんにとってはある程度なじみのある土地です。
中野は銀座、新宿とならんで中古カメラ屋さんが多い土地なのです。とくにフジヤカメラは充実しておりました。ただ、さすがに面白いと思うものは、見つけて行くことは難しいと思います。ネットオークションが発達したせいか、面白い出物(ジャンクカメラ)は中古カメラ屋から姿を消しつつあります。
別に良いジャンクカメラの出物がなくても、中野は好きな街です。特に中野サンプラザは田舎から出てきた私にとって有名な建物のベンチマークみたいなものでした。他に立派な建物もあったのですが、国分寺の寮と会社を往復するだけの生活では、中央線から見える中野サンプラザは眩しいくらい輝いて見えたものでした。暮れに訪れたせいか、この建物はしみじみと懐かしく感じられます。
中野サンプラザの前のちょっと変った門松。綺麗なお嬢さん達が一生懸命飾り付けておりました。
来年もよろしくお願いいたします。良いお年を。
モッキリの思い出
Camera : Pentax SL, Lens : Super Takmar 55mm F1.8, Film : kodacrome 25
前回モッキリをちょっと話題にしましたが、どうもこの言葉は地域性があるようです。私は秋田県の生まれですが、そこでは使われておりました。もっとも実際の発音はもっとこもっていて切れが悪かったと思います。
表題の写真は私の実家の向かいにあった酒店さん。この家は今でも酒店を営んでいるのですが、店を新築しもう少し人通りのある反対側の通りに店を向けました。写真を撮ったのは今から30年以上前の事です。セミを小さな子供たちの為にとってあげようとしているしている酒店の娘さんも今は三児の母、自分の娘が写真の彼女くらいでしょうか。
この角度は私の実家の居間からで、フイルムのコマ数が2であるところをみると、カメラにコダクロームをつめて散歩に出ようとした時でしょう。当時、私は、身の回りの些細な光景をコダクロームで撮影し記録しておこうと考えていた、妙に老け込んだ高校生でした。
それはともかく、この酒店には毎日のようにモッキリに来る人々がおりました。人通りの少ない小路に店を構えておりましたが、この辺りには他に酒を置いている店は無く、ましてや飲食店など無かったのでみんなこの店にモッキリに来たのでした。
モッキリというのはおそらく「盛り切り一杯」のことで、コップに一合の日本酒を酒店で量り売りをしてもらい、それを飲んで帰ることであったと思います。そのため酒店にはベンチやテーブルが置かれ、裂きイカや冷奴、カンズメなどがおいてありました。冬はストーブにかけてある洗面器で御燗も出来ました。
今では考えられないことですが、当時は普通に猟師が鉄砲を自転車に括り付けて、この店に止めてお酒を飲んでいました。私も猟銃の側で普通に遊んでおりました。当時の猟師が使っていた銃は武器と言うより工芸品に近く、子供心に良いなぁー、欲しいなぁー、一回くらい撃たせてくれないかなぁーなんて思っておりました。実際、親戚に猟師がいる子供は引き金を引かせてもらったことがあったりして羨ましく思ったものでした。
2007年12月29日 (土)
横浜の山手、酒屋でモッキリ
Camera : Canon EOS 5d, lens : EF24-105 F4L (上下をトリミングしております)
表題の写真は横浜の元町から山手トンネルを抜けて、山手駅に向かう辺りの風景です。酒屋にはモッキリ用のカウンターが見えます。
関内、石川町、山手駅と続くあたりは、横浜の中でも最も横浜らしい街であります。洒落た洋館やレストラン、商店が並びます。しかし、一方で、昔からの生活感が色濃く残っている町並みでもあります。
例えば、山手駅から麦田町を経て山手トンネルをくぐり元町に抜けるコースを歩いて見ます。夕方だと、店先で魚を焼く煙、コロッケを上げる臭いが立ちこめ、買い物かごを持ったおばさんが立ち話をする姿があちこちで見られ、その脇を小型の専用路線バスがすり抜けて行くでしょう。幾つかある銭湯にはおじいさん、おばあさんが入ってゆきます。
お洒落なブティック風の店もあれば、こんな服、今時着る人なんているの?なんて感じの服を暗い店内にかけっぱなしの店もあります。そして、酒屋にはモッキリのカウンターがあり、スイカの入ったビンが置かれていたりします。
横浜は港町である為か、酒屋のモッキリ率が高いような気がします。それでも、酒屋自体がだんだん少なくなってきているので、モッキリも少なくなって来ました。私が最初に横浜にやってきた頃は、自宅の近くに何件か酒屋があり、イギリスのパブのように裂きイカを片手にビールやワンカップを、勤め帰りのおじさん達がモッキリしておりました。
お酒がもう少し飲めれば、横浜に残る酒屋のモッキリを写真に撮って行きたいと思っています。しかし、お酒が弱いので、計画はなかなか進みません。
2007年12月25日 (火)
ユキンコアキラさんのパフォーマンス
Camera : Ricoh GX100, Lens : Ricoh Zoom 5.1-25.3mm F2.5-4.4
汐留で働くようになってから随分月日がたちました。汐留シオサイトのイベントも何度も見ている勘定になります。その割に印象に残っているものは少ないような。
そのなかで、季節のイベントに必ずと言ってよいほど現れて、そのたびに人だかりを作るのがユキンコアキラさん。ポップなリズムで踊りながら似顔絵を描くパフォーマンスです。今までスナップ写真を撮ったことは有りませんでしたが、今回は思うところがあって、撮ってみました。あれだけ激しく踊っていながら、絵筆を紙にあてがっている時は、見事に右足でバランスを取って筆を固定しております。
彼の描く似顔絵は独特の雰囲気がありますね。モデルを選ぶ時に彼の世界になじむ人を選ぶのか、また、誰でも彼の世界に置き換えてしまうのか解りませんが、似顔絵は各自のモデルに似ていながら、どの似顔絵も似顔絵同士、似ています。
写真はどうなのでしょう。ポートレイトは各自のモデルに似すぎるきらいがありますが、それでも同じ人が撮ったポートレイトを並べると、共通の世界観が見てとれるかもしれません。ただ、ポートレイトの場合、得てして撮影者の影を消してモデルを浮かばせようとするので、似顔絵ほどはっきり作者の世界観は出てこないでしょうけど。
2007年12月22日 (土)
空いた穴は埋まらない.....か
先日、中古カメラ屋さんでジャンクのジナーボードが破格値で売られていたのでちょっと大人買いをしてしまいました。
私のような、工作下手がリンホフボード受けを自作するのは大変で、予めリンホフボードの受け穴が、しかも段差をつけて彫られているプレートはとてもありがたいのです。
これまで、リンホフボードを受けるプレートを作る時は、アルミ版に糸鋸で円をくりぬいて、鑢でしこしこと調整しておりました。これがなかなか手間のかかる作業なのです。それでも工場で正確な機械で開けられた穴には叶いません。
これらのボードはスイス製のジナー純正ボードを加工したものですから、素材の質も東急ハンズで買うアルミの平版より高級感があります。私にとって良い買い物でした。
ところで、このボードが安い理由は、間違って穴を開けてしまったからでしょう。このボードはジナーとリンホフの変換ボードになる予定だったハズ。ところが何処か規格外に穴を開けてしまったので、いきなりジャンクになったものと思われます。
試みに、隣に自分が持っていたホースマンとリンホフの変換ボードを置いてみると、メインの穴の位置は全く同じです。実際にリンホフボードをあてがって見ると、上の留め金の位置関係も適切と思われます。あるとしたら下の留め金を付ける小さなネジの穴が、少し上下左右にぶれたとしか思えません。小さなミスでも、工業製品としては失格なのでしょう。一度開けた穴は埋まりませんから。
しかし、私は素人なので、空いている穴を好き勝手に埋めてしまう予定です。こんだけでかい穴が開いていると、ダメなのはコンパウンドの5番シャッターくらいでユニバーサルの5番だって楽勝で収まります。空いている穴は.....難しい事を言わなければ...埋め放題なのです。
2007年12月19日 (水)
ちびっ子ゲレンデ
Camera : canon EOS 5D, Lens : EF24-105 F4L
この墓場で子供の頃よくスキーをして遊びました。塔婆をポールに見立ててスラロームをしたりとか。今では考えられないことですね。実際、実家に帰ってもここでスキーをしている子供たちは見たことがありません。
古い友人と昔話をする時、何故、ここがちびっ子ゲレンデとして廃れてしまったのか話題になります。
「昔は今より雪が多かったよな」「今では下手したら積もんないからなー」
「墓も昔は小さかった」「雪の下に隠れていたよなー」「あと、墓だか何だか解んないものも結構あって、今より墓も少なかった」
「それに墓石も弱かったよなー」「そうそう、昔は墓石にぶつかっても墓石の方が倒れた、今の墓石だとこっちが怪我をしそうだ」
「子供も外で遊ばなくなったしな」「昔はとにかく外に居た、長靴の中もびっしょりで、足が白くなっていた」「そして家に帰ってあがると、赤くなって痛痒くなるんだよなー」「長靴にアノラックそして毛糸の手袋が基本だったな」「そういえば、毛糸の手袋で雪球を作ると毛糸が挟まって上手く出来なかった」「冷たいけど素手が一番、雪球を投げる時のコントロールも良かった」
「そういえば、最近雪合戦もあまり見たことがないな」「せっかくの墓場なのに?」「そもそも最近の子供は墓場で遊ばなくなったんだな」「せっかくの墓場なのに」
2007年12月15日 (土)
紅葉は冬の風物詩になる?
Camera : Canon 20D, lens : EFS 10-22
近年、横浜の紅葉がだんだん遅くなってきたように思います。私は北国生まれなので、秋になれば広葉樹は一気に紅葉し、山は錦に色づいて燃え上がり、瞬く間に燃え尽きて枯山になるのが常識でした。だから横浜の紅葉はダラダラとだらしなく思ったものです、が、それでも近年よりはマシでした。
最近は広葉樹に向かって「お前らやる気あんのかよー」と言いたい。「何をボヤボヤしてんだ、あーん」とか言ってやりたい。それくらいやる気が無いくせに、気が付いたら落葉していたりして、「ふーーーん、そうくるのか」とか思ったりします。
しかし、これは温暖化が進んでいるせいであって、広葉樹に罪は無いのです。そのうち、紅葉は冬の風物詩になるかも知れません。
「寒いね」「寒くなったね」「ああ、寒いはずだ、紅葉が始まっている」「もうすっかり冬だね」なんて会話が当たり前になるかも知れません。
2007年12月12日 (水)
犬を見ながら考えた事
Camera : Rolleiflex 2.8C, Lens : Planar 80mm F2.8, Film : TX, EI=400, HC-110
飼い主がカフェでお茶を飲む間、彼(彼女?)は少しの間、自由に動き回ることが許されたみたいです。気ままに走り回り、転げまわっておりました。
これが土佐犬ならば洒落にならないのでしょうが、この犬の場合、道を歩く人々から、こっちにおいでと方々から誘いを受け、あっちにふらふらこっちにふらふらしておりました。そのうち飼い主が呼び戻そうとするものの、気にするそぶりもありません。その様子が妙に似つかわしくて、気ままに振舞う事が似合うことは、犬にとっても、人間にとっても得な事であるなぁ、なんて、とりとめもない事を考え始めました。
考えてみると、犬は、同じ犬というのは間違いと思えるほどいろいろな種類があり、また雑種もいるので、容姿、性格は千差万別と言う事になるでしょう。だから、こんな容姿の犬はこんな性格なんて、当てはめること自体無駄な事と思われます。
ただ何となく、こんな容姿の犬はこんな性格。みたいな分析は真実味があるかも知れません。キャンキャン吼えるセントバーナード犬など想像すら出来ませんしね。少なくとも、漢字の名前だけで人の性格を分析するプログラムよりは真実味があるでしょう。
この犬はおそらく、フレンチブルドックという種類。だとすると性格は「性格は物静かで繊細、しかし、活発で好奇心も旺盛、顔に似合わず賢い」ということになります。そう知るとだんだん、この犬の性格がそんな風に思えてくるから不思議です。
真実味の無いハズの脳内メーカーの結果でさえ、そう言われると、自分の脳内はこうなっているのだと、だんだん本当の事のように思えてくるのですから。
2007年11月29日 (木)
汐留の電飾
Camera : Rolleiflex 2.8C, Lens : Planar 80mm F2.8, Film : TX, F2.8, 1/10, Pyrocat HD
職場の近くのクリスマスイリュミネーションの作業が進み、テストを繰り返しております。派手で趣向をこらした電飾があちこちで点等することには賛否両論があると思います。が、
私は単純に綺麗なものが好きなので、楽しんでおります。まあ、エネルギーの無駄遣いと言ってしまえばそれまでなのですが、光輝く電飾は人の心を癒す効果は確実にありますね。
江戸時代、気晴らしに行灯を見に吉原に行くこともあったとか、今では当時の吉原なんて目じゃないド派手な電飾が各地にありますので、なにも気晴らしに吉原のネオンを見に行かなくてもすみますね。
ところで、今年の汐留のクリスマスイリュミネーションで気になるのがテレビ局のそばにある白一色の電飾であります。白い高木と潅木、地面からはラメが入った白い造花が生えています。
確か去年まで円錐形のフレームにキャンドルグラスを置いたようなツリーを飾っていたのですが、手間がかかりすぎたのでしょうか、今年はスイッチポンでいろいろな芸をする電飾が白一色のバックのなかで輝きます。
このセットがあんまり白かったので、雨が降る前に写真を撮っておこうと思い、本番の前の試運転で一枚撮らせてもらいました。
どうも明日から本格的に稼動するみたいです。
2007年11月21日 (水)
アメリカンファミリー
Camera : Super Ikonta Lens :Opton Tessar 75mm F3.5, Film : Tmax400, EI=400, Home made Pyrocat HD
浜離宮のここは、四季おりおり、いろいろな花が植栽される場所ですが、今はコスモスの花が最後の一花を咲かせて居ります。
散歩をしながら、ふと見ると、何か懐かしいポスターのような絵柄の光景が目に入りました。どこかで見たようなポスターの絵柄が目の前にある。で、とりあえず写真を撮ってみました。
何のポスターか解りませんが、おそらくカメラかフイルムの宣伝で典型的なアメリカの家族をモチーフにしたものだったかも、あるいは全く私の思い違いか。
ただ、私の中では、典型的なアメリカンファミリーの絵です。ちょっと太り気味の人のよさそうなお父さんと、腕組みをしてちょっと偉そうなお母さん、そして屈託の無い子供。
見ているだけで微笑ましくなる光景ですね。
2007年11月17日 (土)
パフェに想う
Camera : Hasselblad 500 C/M, Lens : Planar 80mm F2.8 CT, Film : Tmax 400, EI=400, Home Made Pyrocat
子供の頃、チョコレートパフェという、高級そうな食べ物の名前が意識に刻まれ、あこがれとして残りました。
子供心に、食堂のメニューサンプルに鎮座するその姿は、豊かで、立派で神々しくさえありました。もちろん実際に注文するなんてことは夢にも思いませんでした。
ところでパフェはフランス語のparfait 、英語ではパーフェクト、完全という意味で、究極のデザートをあらわしているのでしょうか。この神々しい姿は究極のデザートは、かくあるべきと示しているようでもあります。
ところが、フランスのparfait はもっとシンプルなデザートです。いろいろなparfait がありますが共通するのは深いガラスカップかボウルにデザートが入っていることくらいで、アイスクリームは不要です。また、アメリカのparfait にいたっても、ゼラチンが入ったムース系のクリームをメインにフルーツ等が深いカップかボウルに添えられるもので日本のパフェとは違います。日本のパフェはアメリカのSundaeに近いもので、独特の進化を遂げたものだと思います。
つまり、Sundaeをもっと豪勢に飾りつけたものが日本のパフェで、専用容器とも思える広い襟のついた深いカップに各種のアイスクリームのほか果物等デザートの材料として考えられるあらゆるものを組み合わせて飾り付けられたものです。また日本のサンデーはパフェより浅い容器にあくまでもアイスクリームをメインにした飾り付けのデザートで、独立して存在します。
こうしてみると、パフェは、私のように子供の頃意識に刻まれた大人が、その憧れを具体化させながら進化させた日本独特のデザートになるのではないかと思います。
写真のパフェは和栗のパフェという名前ですが、仕事帰りに一人でこっそり食べに行くこともあるくらい、気に入っております。栗のアイスクリームにバニラのアイスクリームを重ね、間を生クリームで埋め、盛り付けたバニラアイスの上を栗のクリームでモンブラン風に覆い、栗の渋皮煮を飾っています。飾りに派手さはありませんが、それぞれのクリームが上品で、素材感を生かして作られているので、しみじみと美味いパフェです。
このシンプルな和栗のパフェも、パフェに魅せられた日本人が追求するパフェの一つの形であると思います。
2007年11月13日 (火)
2007年11月10日 (土)
綺麗好きなカラス
Camera : Hasselblad 500C/M, Lens : Planar 80mm F2.8 CT, Film : Tmax400, EI=400 Pyrocat HD
どうもカラスは綺麗好きで、餌を水で洗ってから食べるらしい。川の側に住むカラスなら、川の水、山に住むカラスなら池や沼の水で洗っているかも知れない。では、都会のカラスはどうかと言うと、どこでも手軽に見つけた水溜りで洗うことになるのでしょう。
神社でこの注意書きを見たとき、やっぱりカラスは頭が良いのだな、と思うとともに過去、自分が手水舎の水を飲んだこともあった、と思い出し吐きそうになりました。
ちなみに正しい、手水舎の使い方は、ひしゃくで水を汲み両手を交互に洗って、その手に水を受け、口を漱ぎ神殿に向かう事であって、決して飲んだりする物ではありません。
でも、子供の頃、神社の境内でよく遊び、のどが渇くと手水舎の水を飲んでいた。さすがに大人になってからは飲んだりしていないけど。それでもカラスがゴミ箱から漁った餌を洗った水で口を漱ぐのは嫌だなぁ。
2007年10月28日 (日)
Trick or Treat
Camera : Canon EOS 5D, Lens :EF24-105 F4L
横浜の山手では10月の最終日曜日にハロウィンのイベントがあります。これは何時ぐらいから始まったのか良くわかりませんが、ご近所の小規模なパーティーを含めるとかなり昔からあるイベントになります。
このイベントも、自分の子供が友達に招待されて参加していた頃は、何となく気に入らなかったのですが、最近は無条件に、仮装しているちびっ子達が可愛くて、見に行きたいと思うようになりました。
子供って不思議なもので、たとえどんな仮装をしていても、その仮装を簡単に着こなしてしまうのですね。ハロウィンの仮装では、みんなチョイ悪な格好に仮装するのですが、どんな子供でもそれが良く似合うのです。
よく、あの子供、イタイお母さんにあんな格好させられて....なんて世の他の母親は言ったりしますが、それは単に色眼鏡で物をみているだけで、実は、子供達は可愛く着こなして、その世界を楽しんでいるのです。
2007年10月21日 (日)
2007年10月17日 (水)
ビルの窓拭き
Camera : Ricoh GX100, Lens : Ricoh Zoom 5.1-25.3mm F2.5-4.4
高層ビルで仕事をしていると、突然、窓の向こうに居るはずの無い人の顔が現れてびっくりすることがあります。窓拭きをしている人は表情一つ変えず、プロフェッショナルな態度で仕事を進めて居りますが本当はどんな感じなのでしょうか。
窓ごとに違う世界があり、窓を移るたびに違う世界を垣間見ることがあるのでしょうか、それとも、自分のいる位置の高さと、ビル風と拭く窓の多さかでそれどころでは無いのが本当のところかも知れません。
どちらにせよ、窓の内側にいる人はちょっと変な気分です。まあ、作業用のゴンドラに乗ってゆっくり降りてくる場合はこちらの心の準備も間に合うので、「大変な作業だなぁ」と作業を思いやる余裕もあります。
ところが、ちょっと奇怪な建物になると、窓拭きの人は懸垂下降で降りてきて、さらに左右にスイングしたりするので、これは見ていて、驚き、そして感心し、ちょっぴり羨んだりもします。
厳しい仕事なのですが、学生の頃こんなバイトにありつきたかったなぁ、なんて無責任に思ったりします。
2007年10月 1日 (月)
モード系、マネキン案山子
Camera : Canon EOS 5D, Lens : EF24-105 F4L
最近、廃マネキンの案山子がいろいろなところに出没し、ドッキリすることがあります。マネキンて、都会のショーウインドウで見ているといかにも偽者っぽいのに、農地でみるとどうしてこんなにリアルなんでしょうね。
マネキンの案山子はカラスや野生動物を警戒させる以前に人間を驚かせます。案山子というものはある程度ディフォルメされていれば、農村の風景の一部として「ああ、今年も収穫の秋が来たなあ」なんてのどかに思われるものの、マネキンのようにリアルだと、薄気味悪くさえ思われます。
農村風景的にはあまり美しくなく残念なのですが、廃品のマネキンがあれば簡単に案山子になるのだからこれもご時世で仕方がないか、と思いつつ筆を進めているうち、ふと、こんな考えが浮かびました。
ひょっとして、農家の人は最高に効果が望める案山子を探してマネキンになったのかも知れない、と。なぜなら最近、農作物の最大の敵はカラスでも野生動物でもなく人間だからです。収穫が近い果物をごっそり盗んで行く盗人が一番の敵なのです。
ならば、案山子はなるべく気味の悪い物が良い訳で、呪いの眼で盗人をにらみつけるようでなければなりません。そのうち農地には秋になると、マネキンの生首がずらりと並び、案山子は獄門磔の姿が標準になるかも知れません。センサーが仕掛けてあり、人が近づくと目を光らせ、手招きする。なんてね。
写真のマネキンの案山子はそこまで人を驚しません。ちょっとお洒落でセンスが良く、それでいてどことなく悲しげなマネキン案山子でした。
2007年9月25日 (火)
中秋の名月
camera : Canon EOS 5D, Lens : Distagon 21mm F2.8, Iso=1600
本日は中秋の名月でありまして、また中秋の名月の日に綺麗に月が見えることもめずらしく思われて、さきほど部屋から記念撮影をして見ました。
今の時間は結構高くまで昇っているので21mmのレンズで撮影、デジタルカメラでISOを1600まであげて、窓からカメラを出して手持ちでの撮影です。
私の自宅は既製品の輸入住宅なので窓の開口部が狭く、窓を開けてカメラで外を撮るのは辛いのです。当然三脚など使えません。
もう製造が中止されたDistagon21mmのレンズを使ってみたのですが、超広角のレンズでありながら、月をこの位置にいれて、これだけ満月の形が残ります。改めてすごいレンズだったと思います。もりろん絞りは開放です。
このレンズは構成枚数が多く、逆光だとゴーストが出やすいことが欠点だと言われておりましたが、そんなことはまったく些細なことです。コシナの手で製造が再開される日を楽しみにしております。
2007年9月24日 (月)
ちょっとした休息
Camera : Hasselblad 500 C/M, Lens : Planar 80mm F2.8 C T*, Film : Tmax 400
社会人に成り立ての頃、夜中遅くまでダークソックスと革靴で仕事をしているのが辛かった記憶があります。なにせ社会人になるまで冬以外は素足にサンダルが基本的な足まわりでした。
その為、サンダルのような靴で居られる女の人が羨ましかった。ある時までは。
そのある時というのは、私の目の前を歩いていた女の人がドアのロックの為に空いていた床の穴にハイヒールを引っ掛けて、ワープしたのかと思われるほど見事にこけた時です。まったく無警戒だった為か、見ている方が恐くなるような転び方でした。それでも彼女はすばやく立ち上がりバツの悪そうにその場からいそいそと立ち去りました。
私なら、呪いの言葉を10篇ぐらい吐き捨てて、穴を蹴飛ばしているはず。それをしなかったのは、おそらく彼女はそのような危険に常にあっているからなのでしょう。ハイヒールを履く女の人は、足を美しくみせるかわりに危険を冒しているのです。
それからというもの、ハイヒールを履く女の人が苦労人に思えてなりません、私のダークソックスに革靴なんて甘っちょろいのです。足が蒸れるなんて不平は言うべきではありません。
そんなことを思っているせいか、ベンチでハイヒールをつま先に引っ掛けてプラプラさせて、休んでいる足を見ると、「緊張から開放されつかの間の休息を取っているものの姿」を表す絵を感じてしまうのです。
もっとも絵的にはもっと足が外に向けられ、サンダルがだらりとしていた方がイメージに近いのですが...。
2007年9月17日 (月)
ミニにクラクラ
Camera : Semflex, Lens : Som Berthiot Anastigmat 75mm F4.5, Film : Across
小さな二眼レフをぶら下げて家の近くを散歩していると、オースチン ミニが物陰からこちらを覗いておりました。夕日がグリルとライトを照らした時、コイツは明らかにこちらを見てニマッと笑ったのです。
あっ、猫タクシーだ。何となくそんな気がしました。となりのトトロに出てくる猫バスを小型にしてタクシーのようにしたらこんな形かも知れません。うーん可愛い。
現在BMWが品質管理して作製している新型のミニは、似たようなコンセプトの車の中では圧倒的によく出来ていると思います。デザインは可愛いし、居住性もそれほど悪くない、動力性能はスポーティータイプだと恐くなるくらい強力です。
それでも、旧タイプのミニのように悪戯っぽく笑ったりすましたりしません。旧タイプのミニが時折見せる表情に比べれば、面白みにかけます。
一時期、新型のミニを買おうかどうか迷った時は、このことを言い訳にして止めました。「ミニがどうしても欲しいのなら昔のミニの方が魅力的だ、でもメンテナンス出来る?今の車のメンテナンスが大変だからセカンドカーが欲しいのでしょ?ならメンテナンスが要らない車が良い、中途半端は良くない」と。
結局セカンドカーはホンダの小型車を買い、その後半年でファーストカーは修理不能なくらいに壊れて廃車になり、ホンダがファーストカーになりました。たぶん、こうなるのではないかと予感はありました。廃車になっていく車を見るのは辛かったのですが、憑物が取れたような気にもなりました。車は堅実さが一番。
で、現在の私は、確実に車が動くことのありがたさが身に滲みているのですが、ミニやVWバスのタイプ2をチラッと見るとグラッと来るのも事実です。
2007年9月 4日 (火)
狛犬に驚きました
Camera : Pearl 3 lens : Hexar 75mm F3.5, Film : Tmax 400
もともと撮影機材の紹介をするつもりで、メンテナンスから帰ってきたパール3の試写の画像をスキャンしていたら、変な事が気になってしまいました。
なんでこの狛犬は子犬を踏んづけているの?と。それで調べてみることに。結果、これは踏んづけて虐待している訳ではなく、愛情豊かに遊んでいるのであり、これを「子取り」タイプと言うそうです。
そして、「子取り」タイプが一方に居れば、他方は「玉取り」と言って鞠を踏んで遊んでいるタイプが来るのだそうです。
さらに、この子取りタイプは神社に向かって一般的には左に配置され、口を閉じた吽形という形で作られ、向かって右側には「玉取り」タイプが口を開けた阿形という形で作られるそうです。二つあわせて「あうんの呼吸」の「阿吽」ですね。
さらにさらに、狛犬には色々なバリエーションや類型があるようです、写真のものは岡崎型といって昭和期に大量生産されたもののようです。
岡崎型や、狛犬一般のことについてはさすがに由緒あるものだけに、色々なサイトがあってそこで詳しく調べることが出来ます。
なにせ、今まで気にも留めていなかったので、興味深い色々な事柄に出くわして興奮が覚めやらないのですが、あえて機材の話に戻すとパール3は使いやすく、レンズのヘキサーも優秀なレンズです、ただ、これらの話はまた改めて。
2007年8月23日 (木)
青島ビーチ
Camera : Canon EOS 5D, Lens : EF24-105 F4L
親戚の夫婦が横浜から宮崎に居を移してからしばらくたちます。彼らが旅立った時はどうせすぐに帰ってくると思っておりましたが、なかなか帰ってきません。都会と地方でどちらが暮らしやすいかはいろいろ価値観が分かれて難しいことですが、少なくても一つ確実なことがあるとすれば、人間、その気になればどこでも暮らして行けるという事でしょうか。
彼らは、都会ならではの便利さと職を失った代わりに、美しい海を手に入れました。もう湘南の海には入れないかも知れないとまで言います。私は湘南の海が汚いとは思いませんし好きです、が、青島ビーチの海は湘南の海より明らかに美しいのです。この海に魅せられ、近くで生活出来ているのなら、横浜に帰る理由は何も無いでしょう。
青島ビーチは東に向いていて海から日が昇ります。しかし、夕暮れの時も条件によっては海から白雲が立ち上り夕日を反射して、海を赤く染めます。海に夕日が沈む光景とは印象が少し異なるものの、美しい光景です。
2007年7月29日 (日)
チネチッタ
Camera : Pentax 67, lens : SMC Pentax 75mm F2.8, Film : TXP 320 EI=100
川崎には駅の西口にラゾーナという大きなショッピングセンターが駅と直結する形で完成し、連日賑わっております。映画館もあるので東口のチネチッタは苦戦して行くのでしょうか、まだわかりませんが、私はチネチッタの方が好きです。
この通りは何となく落ち着くし、ビルの中のシネコンとは違った趣があります。私はここの壁や植え込み、鉢花の飾りつけが好きなのです。
今回はTXPを減感現像したらTMAXとどんな差があるのか、Pentax67の75mmF2.8ではどれくらいハイライトが飛ぶのか、ここの通りでテストしてみました。
コダックによるとハイライトのコントラストはT-max>TXP>TXになるんだそうで、TXPを減感した場合のハイライトのコントラストに興味がありました。
確かにT-maxよりハイライトが柔らかい感じがします。マルチコートのPentaxの新レンズにはT-maxよりTXPのほうが相性が良いかも知れません。
2007年7月27日 (金)
ちょっとしたマイ ブーム
Camera : Hasselblad 500 C/M, Lens : Planar 80mm F2.8 CT, Film : Tmax400
先日アンリ カルティエ ブレッソンの写真展を見に行ってからというもの、あの白黒写真の諧調が忘れられません。ライカ判サイズで撮っているのにきめ細かく、諧調が豊かです。
あの諧調を出すにはどうしたら良いのか、少しずつテスト撮影をしております。とりあえず考えつくのは高感度フイルムを減感してみること。最近は高感度フイルムでも超微粒子フイルムがあるので、減感することによって豊かな諧調表現が来たいできるかも知れません。
そこで行ってみたのがTmax400をISO100相当で撮影して減感現像をすること。
私の場合、現像液の使用頻度が少ないため現像液はコダックのHC110という長期保存がきく既製品になりますが、これをなるべく薄く希釈して現像しています。
私的には、なかなか好みの諧調に仕上がったのでしばらくはこれで、白黒フイルム撮影を楽しもうかと思っております。
2007年7月21日 (土)
アンリ カルティエ ブレッソン展
Camera : Ricoh GX100, Lens : Ricoh Zoom 5.1-25.3mm F2.5-4.4
金曜日は東京国立近代美術館が午後8時まで開館しているので、昨日はアンリ カルティエ ブレッソンの写真展を見に行ってきました。
私はカメラが好きな割に写真が苦手で、特に撮影者の意思が感じられるような作品はこれまで敬遠してきました。その為、フォトコンテストが載っているカメラ雑誌はこれまで買ったことが在りません。反面、図鑑、ガイドブック、カタログ用の写真のような写真が好きです。
なので今回も積極的に写真展を狙って行った訳ではなく、仕事をする気力が失せた金曜日の夜を埋めるために出かけたようなものです。
偶然出かけたにしても、本当に行ってよかった写真展でした。巨匠の写真は撮影者の押し付けが全く無い、自然体で美しいものでした。それでいて、ライカ判のフルフォーマットの空間に全く隙が無いのです。
写真は実際にその人が見ないと感覚が湧かないので、感想を語るのをやめるにしても、驚くべき事はライカ判の白黒フイルムが持つ情報量の多さと印画紙プリントの美しさ、その保存性の良さです。
実は、一期一会の光景に出会うにあたり、デジタルカメラを選択するのは、もろすぎてリスクが高いのではないか、後で後悔することになるのでは?、そんなことさえ感じさせるプリントでした。
2007年7月18日 (水)
本日のオバカ
最近、中古カメラショーなんぞ全く興味が無く、また行っても華麗にスルーすることが多く、自分は中古カメラの病から完全に立ち直った。少なくともこの一月まえからは、と思っておりました。
自分は病気から立ち直ったのだから、それを証明してみなくてはなりません。そこで本日から開催された、松坂屋の中古カメラ市でそれをテストして見ました。
最初は快調に飛ばし、「こんなモンがタケェーなぁ」とか「全く興味ないなぁー」とか思っていたものの関西から来たというその店で軽いジャブを浴びました。
「それ、40mmのフード?」「違うよ、40mmはもっと大きいハズ」「メジャーある?」「メジャーは無い」「いくらで売っているの?」「xxxx円」「じゃあ買う」。思った通り40mmのフードでした。ブロニカニッコール40mmのフードなんか探したってそんな簡単に出てくる代物ではありません。
こんなケースでは病気は関係ありません、2年探したものに出会ったのだから極めて正常な振る舞いです。
続いてときめいたのは、ウィーンからやってきたというお店、Kinoptikの1000mmなんて初めて見ました。値札を見て、どうにもならないことは解っていても心は乱れ、脈拍は上がり、瞳孔は開き始めました。
気が付いたら、6x9テクニカボードの付いたレンズが二つプチプチに包まれ、涼しげな松坂屋の紙袋へ。さらに他の店でも使途不明なレンズが一個、4x5のボススクリーンが一枚。
病気は治りかけが肝心です。回復に向かったからといって油断すると直ぐに病状は悪化します。くれぐれもお気をつけください。
2007年7月15日 (日)
抜海の丘
Camera : Canon EOS 5D, Lens : EF24-105 F4L
自分の中に、もの寂しいくらい何も無い夏の丘のイメージというテーマがあって、その光景を写真に撮りたいという希望があります。
乾いた風が吹き、草木は葉を裏返し小さなバッタは隠れ場を探す。青空は薄く、雲が白く輝く。寂しく弱弱しい夏の丘です。
何かの幼児体験があって、こんなイメージを探したいのかも知れません。
ただ、寂しそうな丘の景色なら、心当たりが在りました。北海道の抜海の丘。ここは昔、蒸気機関車が走っていた頃、線路を歩いても咎められなかった頃、歩いたことがありました。駅間がものすごく長く、歩くのは大変でしたが、列車も滅多に来ないし、一つ一つの丘に登るたびに違う角度から写真が撮れたので、当時は撮影のお立ち台だったのです。
今も宗谷本線の抜海と南稚内の間は、昔のままの丘陵を列車が走ります。ただもう線路を歩くことなど出来ませんから、道路から近い丘に登ります。この辺りの丘陵は何処に登っても寂しそうな丘の光景が見られるのです。
と、ここまで書いて、自分の幼児体験って、ただ単に、子供の頃蒸気機関車の写真を撮りたくて一人旅に出た時の(当時はこの程度で補導はされなかったのよ)記憶ではないかと思い始めたのですが...。まあどうでもいいか。
2007年6月15日 (金)
本日の空気
Camera : Ricoh GX100, Lens : Ricoh Zoom 5.1-25.3mm F2.5-4.4
本日は空気に透明な潤いがあり、景色が輝いて見えたので、お昼はお弁当を買って浜離宮でいただきました。
実は、浜離宮も久々で、何度も行きたいと思っていたのに果たせないで居たのです。天気の良い日はお弁当を買って、一人で浜離宮のネコと戯れながら食べる事が私の至福のお昼なのですが、なかなか実践することは難しいのです。
天気が悪い、暑い、寒い。仕事が終わらない。所要がある等々。なかでも困るのがお昼に誘われることです。
一人で暗くお弁当を選んでいると、同僚に出くわし、お昼を一緒に食べる人も居なくて可愛そうと思うのか「KKさん今日は天気が良いから外に食べに行こうよ」なんて誘われることが、ママあるのです。
私にしてみれば、「天気が良いから弁当を買っているんじゃないか、私は一人でいいの、寂しくなんてないからほっといて」と心の中で叫びながら、顔に引きつった愛想笑いを浮かべ「イイですねー、何処に行きましょうか」と答える訳です。
かくして、私は表面ずら同僚の慈悲深い配慮に感謝しつつ、心の底で呪いの言葉を吐きながら楽しいランチの時をすごすのです。
2007年5月30日 (水)
本日の収穫
本日は、仕事帰りに寄ったカメラ屋さんで、フジGX6x8部品取り用をGETしたので上機嫌です。
「中古のスクリーンだけ買うより安いよ、水準器も取れるし、ミラーもね」ということでした。
先日同じ値段でRB67Sの部品取りボディを買ったのですが、これはいじっているうちに動いてしまい、部品取りにはなりませんでした。それどころかレンズを買うという本末転倒な結果になりました。その点、今回は電気カメラなので、機械式のRB67Sの時のような悲劇は起こらないハズです。
それにしても、このカメラはフジが写真館で使ってもらう目的で作っただけあって、しっかりした造りで、良質の部品の宝庫です。
特に8x8のスクリーンは見やすいですね。昨日まで塩ビ板とフランネルでスクリーンを自作しようとしていた自分が情けなくなります。水準器にしても良いものがついているし、フロントのフレームもきっちりと「あおり」の動作をスムーズに流し受け止めます。
これで一週間は暮らせる。電気カメラだから絶対復活はしないと信じて、早めにバラしちゃおう。
2007年5月 8日 (火)
国立科学博物館、特別展「花」
Camera : Canon 5D, Lens : EF24-105 F4l
今、上野の国立科学博物館では、花に関する特別展を開催しております。私は、日ごろ展示会など無縁の生活を送っているのですが、連休前に仕事仲間から使用済みのチケットをもらったので、行ってみることにしました。
別に使用済みのチケットに細工して入場しようとした訳ではなく、使用済みのチケットを持って行くとリピーター割引を受けられ、入場料が200円ほど安くなるのです。
特別展に入ってみて、改めて、花はこのような展示会には不向きなものだと思いました。花は、自生地に咲いている状態を見るのが一番で、次が庭や鉢植え、つづいて切花の順に落ちて行きます。200円の割引を受けたにしても、花を楽しむには無料の公園に及びません。
そこでウンチクを加え、アートを見せ、資料を一緒に展示して価値を付加します。このような展示会はどんな価値を付加するかに成否がかかっております。今回は、まあ、良かったのではないでしょうか。欲張りすぎて、脈絡が無く、浅い感じもするのですが。
例えば、いろいろな花のおしべとめしべの拡大写真を展示して「男何人、女何人が同居」とか書かれてもねー。どーしてもおしべとめしべの話をしたいのなら、何故その花はそんなおしべとめしべに進化したのか、そんな話をしてくれ、男の人何人と女の人何人が同居しているなんて安直に言うな!
でも、まあ、バオバブの花の香りの再現体験など私は初めてで、楽しかったのは事実。この植物は「星の王子様」に出てくるものですね。なんでもバオバブは、良い香りを出す種類があり、かつて愛知万博で、科学の力で再現された香りが披露されたとか。
科学の力で再現されたバオバブの香りはなかなか良く、改めて「星の王子様」のバオバブはどんな絵だったかなーと調べてみると、びっくり。この本は、もう一度大人の読み方をしてみなくてはね。
国立科学博物館の特別展示「花」は6月17日まで
2007年5月 1日 (火)
弘前公園のお化け屋敷
Camera : Canon EOS 5D, Lens : EF 24-105mm F4L
弘前公園のお化け屋敷がいつもの場所にあるのを見つけると、それだけで幸せな気分になります。何十年も変わらずに、私が子供の頃から花見の時期には、その場所にあったはずです。
数件先にはオートバイサーカスも同じようにあるのですが、やはりお化け屋敷の方が、心に響きます。
弘前公園のお花見は、桜の美しさだけでなく、露天商、見世物小屋など、お花見気分を盛り上げる道具がてんこ盛りにそろっており、お花見の楽しさでは日本一であると信じております。あえて、弘前公園のお花見をするまでは、日本のお花見を語るな、と言い切ってしまいましょう。
私も日ごろは、品種毎に桜の花を愛で、やれ万里香だとか、駿河台匂い桜が良いだとか、言ったりするのですが、こと弘前公園のお花見に関しては、風景を楽しみ、ひたすらお祭り気分を味わうのが、正しいお花見道では無いかと思ったりするのです。
こういうお祭り気分に、お化け屋敷は欠かせませんね。それもバラックの組み立て小屋だったりすると、もうそこはタイムスリップした別世界。酔っ払った親に連れ込まれた子供は、多少のトラウマが残る危険もあるとはいえ、一生ものの記憶を叩き込まれることになるハズです。
そして、後年、その記憶をたどって、このお化け屋敷に舞い戻り、幸せな気分に浸ることでしょう。
2007年4月24日 (火)
通勤鞄にはIkontaが
camera : Ikonta Super six, Lens : Opton Tessar 75mm F3.5, Film : Tmax400
先週は本当に雨ばかりでした。ちょっと前に開花を確認していた浜離宮の駿河台匂い桜も見に行けず、安否が気になるところです。
雨は嫌ですが、自分が濡れないところに居れば、雨の景色も風情があって良いですね。お昼には賑わうテーブルも雨の夜は人っ子一人寄り付きません。
その光景が何となく綺麗だったので、カバンから折りたたみのカメラを取り出して、一枚撮ってみました。このカメラは蛇腹の折りたたみカメラですが、赤窓式では無いので感度の高いフイルムが入っております。
このタイプのカメラはフイルムの平面性が悪く出来れば絞って使いたいのですが、手ぶれを防ぐためにやむなく開放で撮ってます。この写真も右上部分が少し浮いている気がします。
それでも全体でみると、このレンズは開放でもなかなか良い描写をしてくれました。通勤鞄にIkontaは必需品です。
2007年4月21日 (土)
2007年4月12日 (木)
2007年4月 8日 (日)
TXP320を現像してみました
Camera : Pentax 67, Lens : SMC Takumar 55mm F3.5, Film : TXP320, E.I 200
最近また白黒フイルムで、何かの写真を撮り、自分で現像するということをやり始めましたが、白黒フイルムの現像は、子供の頃は当たり前にしておりました。
当時鉄道少年だったので、鉄道の写真を撮ることが多く、安く仕上げることは何よりも優先されるものでした。したがってフイルムは100フィート缶のトライXを巻いて使い、現像はD76の粉末を使って自分で行っておりました。この組み合わせは鉄オタの常識で、グローバル スタンダードでもあった訳です。
今回、懐かしいトライXを探したものの、ブローニーではもう販売しておりません。ISO400のフイルムではTmax400が一般的なようです。
それでも、かろうじてTXP320というISO320のトライXもどきのフイルムがあったので、これを使ってみることにしました。ただ、このフイルムは裏紙のない220しかなく、日頃使っている蛇腹カメラでは使えないので、主にペンタックス67で使うことになります。
また、問題がもう一つあって、私が現在使っている超希薄現像液の処理で、果たして220フイルムが現像できるか、出来たとしてトライXらしい描写になるのか、情報がみつかりませんでした。
そこで、とりあえずフイルムは感度200で撮影し、現像液は通常の超希釈倍率で薄め、現像液を多めに使って現像してみました。その結果、なんとなくトライXとTmaxの中間みたいなネガになってしまいましたが、これはもともとこのフイルムの特性なのかも知れません。
それでもハイライトの出方に往年のトライXの面影があるような気がします。
2007年4月 7日 (土)
浜離宮のライトアップに行ってきました
Camera : Canon 5D, Lens : EF24-105mm F4L
仕事帰りに浜離宮のライトアップに行ってきました。浜離宮は職場のすぐ近くにあり、私は年間パスポートを保有する常連さんなのですが、なにせ閉園時間が通常5時であり、汐入の池の夜景をみたくても日ごろは見ることができません。
桜の季節に一週間程度行うライトアップの時期はまさに天からの授かりもので、時間のゆるす限り出かけたいと思うのです。パスポートでそのまま入れるし。
実は、ライトアップはいろいろな演出があり、真っ赤な照明を浴びて身をくねらす松の姿などは、場末のストリップを連想してしまったりするものの、まあ良しとしましょう。
さすがに汐入の池には、余計な演出もなく素直なライトアップです。そしてシオサイトのビルや東京タワーを背景にして想像通りの美しさです。
表題の桜は、今の時期のこの公園で一番お気に入りの木です。名前は.....ど忘れしてしまったのでまた今度。この桜の木には充分な光が当たって無いため、花の写真は上手く撮れません。残念と思う矢先に、お嬢さんが携帯からスポットライトを当てて撮影を始めました。光を少しおすそ分けしてもらおうと思ったものの、後ろめたさからぶれてしまいました。
ぶれているし、小さなサイズにするので、アップさせてくださいネ。
2007年4月 3日 (火)
エリスマン邸での写真展
エリスマン邸、斜面に建つ家なので地下室のホールも明るく、広々。
椿に雪柳のアレンジ。椿の落ち葉は演出かと思っていたら、おばさんが葉をくしゃくしゃともみつぶして捨てておりました。
全て、Camera : Super Ikonta six, lens : Opton Tessar 75mm F3.5, Film : Tmax, HC110
先日、WEBで知り合った方々の写真展を見に、横浜の山下公園にあるエリスマン邸に行ってまいりました。私自身も横浜市に住んでいるものの、このようなコアな横浜に出入りするのは久しぶりです。
山下公園の丘の、あのあたりにあったなぁ、ということぐらいで、正確な場所は知りません。近くに行って景色を見たら思い出すだろうと思って、車のナビに「港が見える丘」と入れたら「港が見える丘展望台」が出てきたので、目的地にセットして出かけました。
しかし、ナビは東名高速に向かって誘導します。最初は右に左にしたがって見たものの、案内が気に食わないので、いつも通る道に強引に出て自力で「港が見える丘公園」につきました。しかしナビはかまわず再検索します、はぁと思って縮尺を広げてみると、「港が見える丘展望台」は沖縄の渡嘉敷港のそばにあり、ナビはそこにつれて行こうとしていたわけです。横浜の公園の名前は「港の見える丘公園」で、「が」と「の」の違いで危うく沖縄まで行くところでした。
非常な困難を克服して、たどり着いた写真展は素晴らしく、ここしばらくは白黒フィルムで写真を撮ろうと、思いをあらたにしました。写真展は盛況でしたので、ご挨拶もする機会がなく、鑑賞した後は帰るだけでしたが、かばんにカメラとフイルムが入っていることを思い出し、フイルムを入れて記念写真を撮ってきました。
蛇腹の折りたたみカメラは、本当に便利です。便利なカメラであるのですが、難点は、フイルムのコマ間が狭いことです。何でも、このカメラが作られた当時と現在ではフイルムや裏紙の厚さが薄くなってしまった為、正確なコマ間が出せなくなったとのことです。
私は通常、フイルムの巻き始めに裏紙に付箋を張りさらにスタートマークを通り越して、裏蓋を閉めます。こうすると、少しはコマ間がマシになるのです。この時は付箋を忘れていましたが、どうせ自家現像するのなら、たとえコマが重なっても好きなところで切ればよいので、気が楽です。
フイルム一本12枚の記念写真を撮って、会場を後にしました。多からず少なからず12枚は収まりの良い数ですね。
2007年4月 1日 (日)
禁断のつれづれ日記
Camera : Super Ikonta Lens : Opton Tessar 75mm F3.5 Film : Tmax 400
ブログの更新を止めてから久しいのですが、私の身に何か起こった訳でなく、まとまったテーマが無くなっただけであります。
私は現在も健康(?)で、花を育て(水をあげるだけだけど)、花を探して(近所のホームセンターにね)、記録して(ほとんどデジカメだけど)おります。
変ったことと言えば、最近白黒フイルムを使った写真を撮るようになりました。白黒写真を本格的に撮るのは鉄道オタクだった頃から数えて30年ぶり、最後に白黒写真の現像をしてから25年の月日が経っております。
この心境の変化は、近い将来、フイルムが無くなることを想定して、「遊べるうちに遊んじゃおう」と、ただそれだけなのですが、いざ再開してみると、なかなか面白いのです。
カラーだと、撮影する意欲が湧かないものでも、白黒フイルムだと撮って見たくなるものが意外に多いのです。しばらく、白黒の目でモノを見て楽しんでみようかなと、またブログにのっけてみようかな、なんて思いはじめました。
そう、禁断のつれづれ日記です。。最初にブログを始めるときに、ああはなりたくないなぁー。とか、ありがちなんだよねー、等と思っていたつれづれ日記に、ついに私も落ちて行こうと、前向きに思うこの頃であります。
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