2011年2月16日 (水)

絵画的な街

先日、プラハで写真を撮ったらどうしたって絵画的になる。と書きましたが、それは私のたった半日の経験で感じた事でした。もっと長く滞在したい、そんな風に思える街でした。

今回は、その半日の風景を、写真をレタッチしてより印象に近い感じで貼ってみます。なんとなく、どう撮っても絵画的なるように見えませんか。カメラはEOS5D,レンズは24-105mmです。

ヴルタヴァ川の景色、私はこの川の名前をどうしてもドイツ語風にモルダウと覚えてしまっているのが残念です。この川を見ていると、この川はこの街の命であることがよく解ります。

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人と犬。これも欧州の街の写真では、お約束の光景ですね。

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そして最後のお約束事は教会を含めた写真。

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2011年2月12日 (土)

絵画的 VS 写真的

201102004001_w Camera : Hasselblad 500 C/M, Lens : Planar 80mm F2.8, Film : Presto,HC-110

先日、私がよくお邪魔する画像掲示板で、管理人様が「感化」されたというプラハ在住の女性の写真をフリッカー?で見て、私も半分感化されました。

でも、それにも増して感化されたのは、コメントで、絵画的な構図のプラハより写真的な大阪の写真がイイという言葉でした。

実は、プラハもコテコテしたところはあるのですが、圧倒的に美しい旧市街があるので、それを美しく写真に撮りたいというのは自然な条理です。そしてあの旧市街はどうしたって絵画的になる。

では、日本的な景色はどうなのでしょう。近くの浜離宮で、お昼休みに実験してみました。絵画的にならないよう、写真的、写真的と唱えながら撮影してみたのですが。

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2011年1月16日 (日)

哲学の道

201101003002_w Camera : Fuji GF670, Lens : EBC Fujinon 80mm F3.5, Film : Rollei Retro400s, HC110,IR72

銀閣寺に行く時は、京都市営バスで哲学の道というところで降りて、哲学の道を歩いて、入る歩き方が好きです。

「哲学の道」とは全く素晴らしい名前で、ここを歩くだけで頭がよくなる錯覚にとらわれるのですが、古くからある名前ではなく、正式には1972年だそうです。

ただ、それまでも自然発生的に、この名称か似た名称で呼ばれていたようですから、観光のためにとってつけた名前ではありません。

この道が、このような名称で呼ばれた謂れは、哲学者の西田幾多郎がこの道を散策しながら思索にふけったことによるもののようです。

西田幾多郎の著作は「善の研究」が有名で、私も高校生の頃読みかけましたが、数ページで「.............これが哲学ちゅうもんなのか」と自分なりの納得をして、それ以来関わらないことにしております。

あの頃、もし、哲学の道が私の近くにあれば、もう数ページ読み進むこともできたかも知れません。

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