戦利品のボトル
熊本のホテルのバーでマッカラン25年のボトルを見つけ、大喜びで飲みまくって、結局そのボトルを開けてしまいました。空いたボトルはハンターが獲物のはく製を部屋に飾るようにバーからもらい受けて自室に飾っております。こんな空き瓶でもオークションに出したら、貴重なオールドボトルとして人気になりそうですが、もちろん売りません。のん兵衛のトロフィですから。
ホテルのバーって本当に面白い。料金もリーズナブルです。このボトルもマッカラン25年が安かった頃の料金設定から変わってなかったので、自分も残りを開けてしまうくらい飲めた次第です。
また、古いマッカランはウィスキーブームの昨今のマッカランとは全く別物、ウィスキーのロールスロイスと呼ばれた事も納得です。最近のマッカランは車に例えればプリウスみたいな感じですから。
せっかくのボトルなので、ほかのウィスキーを入れて気分を味わっても良いかな。他の人に見せるわけでもないし、見せる友人もいないしね。入れるとすればやはりマッカラン、それも長熟物。でも、今のマッカラン25年は定価も高騰し125000円、そんな値段でも品薄で買えません。ちなみにスコットランドのマッカラン蒸留所に行ったところで、蒸留所限定ものはおろか12年でさえ置いないのですよ。近代的でモダンな工場が見れるだけ。
そこで、思いつくのはボトラー物。ボトラーとは蒸留所から樽買いして自分のブランドで出す業者のことですが、シークレットスペイサイド26年というボトルがあります。シークレットと呼んでますが、実際はどこの蒸留所のものかはバレバレであるのが常であり、このボトルはマッカランです。このボトルを開けて、マッカラン25年のボトルに詰めても良いのだけど、隣にあるマッカラン18年より色が薄い気がして、いまいち雰囲気が出ないかなぁ、と、悩んでおります。
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