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2018年10月10日 (水)

イギリスでレンタカーを借りるということ

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ハイランドは交通の便が悪いので、レンタカーは必須です。ですが、これがややこしい事になります。まずマニュアルとオートマチック車では料金が倍くらい違う。自分はマニュアルも運転できるので必然的にマニュアル車を予約しておりました。

ところが、現地の受付はオートマにアップグレードしろと、あの手この手で勧誘して来ます。我々のマニュアルは固い、とかどんな保険もギアは入ってない、とか本当かな、と思うことまで言って来ます。こちらは早く車を受け取りたいのに、どうしてもマニュアルを貸すつもりはなさそう。、10分たち。もう良い!オートマにする。さっきのメルセデスで良い、あの車の運転なら慣れているから、安心かも。そうよ、安全第一よ。と、あらかじめ用意されていたかのように、追加の契約書ができ、当初の倍以上の支払いを行い。車もあっという間に用意されました。これが、きっと、毎回繰り返されているのでしょう。

でも、慣れない道でオートマは安心です。昨日はアイラ島でマニュアル車を借りたけど、何度もエンストさせたし。日本ではなじみが無いロータリー交差点でエンストしたら、焦るだろうし。惜しむらくは、最初から安めのオートマを予約しておけば良かった事、時間の無駄でした。

あと、ナビなんてついていないし、グーグルマップのナビの方が日本語で案内してくれて安心です。電波が弱いところでもあらかじめ地図情報をダウンロードしておけば問題なしです。注意するとしたら、「高速道路を使わない」がディフォルトになっているので、有料道路を使わないのオプションに切り替えた方が良い事。でないと、高速道路を横目に見ながら、本当にこんな狭い道に入って良いの?なんて道を案内されますから。

交通的には田舎の国道の制限速度は60マイル、山道で50マイル。山道なんか、絶対こんなとこ時速80Kmなんか出したくない、と思えたケースが多いので、制限速度に不満はないでしょう。ただ、集落が地下ずくと、時速30マイル、学校があると時速20マイルに制限されます。ほとんどの車がそれを守るのはそんなところにはパトカーが潜んでいるからです。ある意味合理的ですよね、田舎道で最高速取り締まるより。

燃料はディーゼルの方が高いけど、レンタカーはディーゼルの方が多い気がします。

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2018年10月 9日 (火)

アイラ島で感じる人情みたいな

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グラスゴーに戻り、翌日はアイラ島へ。ウィスキーの聖地でありますね。

当初の計画は、朝のフライトでアイラ島に入りバスに乗ってボウモア蒸留所を訪問、反対側のバスで戻ってポートエレンで貸自転車を借り、ラフロイグ、ラガーリン、アードベッグの蒸留所を訪問、夕方ポートエレンからバスで空港に帰りグラスゴーに戻る、でした。

ウィスキーの蒸留所を回るので、当然テスティングもしたい、その為の一日2便のフライトと数本の路線バスを使い倒した完璧な計画、だったハズ。

そういうものは得てして挫折します。まず飛行機、まともに飛びません。なんだかんだと修理して一時間遅れのフライト。この段階でボウモア蒸留所はダメ。そしてアイラ島についたら強風に雨。空港にずーっといるのもなんだし、バスが来たらポートエレンだけでも行くか。

そんなところに、空港職員の世話焼きおばさんがやってきます。どうしたの、と。これこれしかじかと説明すると。私がレンタカー屋に電話してあげる、携帯かして、と。自分の携帯では通話が入ってないので出来ない。なら、公衆電話からかけてあげるからコインちょうだい。コインの種類がわからないからこの中から選んで、と両手でお椀を作って、コインを全部いれます。これね。あー、何とかさんレンタカーない?ある、じゃあ一台貸して。あー、あんた一台あったから、向こうに見えるあの建物にいってレンタカー借りなさい、バスで蒸留所回るなんて馬鹿げているわよ。

ということで、レンタカーを借りてアイラ島の蒸留所巡りは当初の予定プラスおまけつきでできました。ウィスキーも一杯買ってしまった。ティスティングは?それは、ヒ・ミ・ツということで。

ここの空港職員さん、帰りの便でもお世話になりました。受託荷物は覆われていないとダメなんだよ。こんなにウィスキー買っちゃってどうすんだ。ちょっと待って、あの段ボールが使えるかも。といってパッキングしてくれ、飛行機に積んでくれました。

お前、またアイラに来いよー。イングランドには来なくてもアイラにはまた来るよ、ありがとう。

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2018年10月 8日 (月)

ハリーポッターのSL列車

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ロンドンからの夜行列車がフォートウィリアムに着くと、マレイグ行きの古めかしい列車が蒸気機関車を先頭に待っております。観光シーズンの月曜から金曜まで走る特別列車です。

グレンフィナン高架橋を走る蒸気機関車が牽引する列車の写真は有名ですが、あれはホグワーツ特急でなければ、この列車の写真です。結構長い編成ですが、すでに満席。人気列車です。おそらく、この列車の乗客は他の全定期列車の合計より多いでしょう。確実に乗るためにはあらかじめ、日本からネットで切符を買っておく必要があると思います。それにしても、往復で全く同じ席ってどういうことよ。それに隣にはわざわざ「おひとり様」と書かれたポストイットが貼られているし。

私の席はマレイグに向かって進行方向右側。残念です。この路線の白眉であるグレンフィナン高架橋は左にカーブした橋です。当然インサイドの車窓が有利。それ以外も左側の車窓のほうが明らかに優れております。この鉄道の指定は番号プラスFかB。奇数とか偶数とかフロントとかバックとか関係なし、完璧に運です。せめて、往復で変えてほしかったなぁ。

グレンフィナン高架橋では、「お立ち台」みたいな場所があって、多数の撮り鉄。でも、日本と違って三脚の乱立みたいなことはありません。グレンフィナン駅ではかなり長く停車するので、車で追っかけも可。でもグレンフィナンはそもそも観光地なので、駐車場を見つけるのは大変でしょうね。

帰りはバック運転でくるので、出回っている写真はすべてマレイグ行のもの、その後も各所で撮り鉄さんがおりました。

この列車でマレイグまで行った人は、現地でお昼をとって折り返しの列車で戻ります。それ以外交通手段無いので。蒸気機関車は後ろ向きにつけられバック運転します。日本ではテンダー車のバック運転なんで現在ではほぼ無理なのですが、結構なスピードで走行します。この列車、現役なんだ、そう感じさせられます。

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(マレイグまでノンストップですが、グレンフィナン駅で反対列車待ち合わせのため長時間停車します。)

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個室寝台から見るハイランドの車窓

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ロンドンからハイランドに向かう夜行列車は、インヴァネス、アバディーン、フォートウィリアム行の3列車が連結されたもので、この順番に車両がつながっております。フォートウィリアム行は最先端。ホームを延々と歩きます。

これらの車両は通過扱いのエジンバラ駅で、分割され、後ろの方から機関車が繋がれては、反対方向に発車してゆくのですが、フォートウィリアム行きは最後の発車。さらにここから一番遠くまで走るので、ずいぶん得した気分になれます。

機関車はディーゼルの重連、フォートウィリアム行はここからラウンジカーや座席車も増結され、鉄ヲタ的にはたまりません。もう寝れない。

列車がハイランドにさしかかる頃、朝ご飯の連絡があります。朝食は前夜に、コースの別、時間、食事の場所を選べるのです。

外の雄大な景色を見ながら、伝統的ハイランド風の食事をラウンジカーでいただく。贅沢ですね。自分的には食事がなくても、この景色を車窓から見れるだけで充分ではありますが。

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2018年10月 7日 (日)

ロンドンから夜行列車でハイランドへ

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ロンドンからスコットランドへの夜行列車はユーストン駅から発車します。ベニス シンプロン オリエント急行にはほど遠いですが、スコットランドに向かうカレドニア スリーパーも個室寝台付き、朝食はラウンジカーで取れます。

私、ロンドンは何度目だろう、でも、いつも、鉄道ばかりで、バッキンガム宮殿すら見たことはありません。研修とかで、長く滞在したこともあったのですが、あの時も鉄道みてたような。

ただ、今回は荷物もあるので、ヒースローエクスプレスが到着する、パディントン、キングスクロスとその周辺、あとはビクトリア駅巡りあたりでやめておこうと思います。

ところが、しばらくぶりのロンドンの駅には自動改札があった。だめじゃん。ホームに入れない。幸いキングクロス駅の9 3/4ホームには自動改札はなかったですよ。その代わりすごく人が並んでいるけど。

こうなると、駅巡りもげんなり、パブとユーストン駅のファーストクラスラウンジで時間をつぶし、フォートウィリアム行の寝台車に乗り込むだけです。

これが、ホグワーツ特急なら、お隣のキングスクロス駅9 3/4ホームを発車してフォートウィリアムの先、グレンフィナン高架橋あたりに着陸してくれるのですが、今回はフォートウィリアムで乗り換えです。

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2018年10月 6日 (土)

インスブルックでオリエント急行に遭遇

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明日はロンドンに向かうので、午後にはミュンヘンをたちインスブルックへと向かいます。

???と思われるのは普通の感覚なのですが、ロンドンへのフライトは入国審査時間や市内までの交通手段を考えるとヒースロー空港が便利。このあたりでホテルが安く、空港が近く、ヒースロー空港の乗り入れ便があることを考慮するとインスブルックになったのです。

ミュンヘンにはビールを飲みに行っただけ?はい、そうです。ビールを飲むために行きました。

インスブルック中央駅ではベニス シンプロン オリエント急行と遭遇。ラッキーです。実は明日ロンドンに着いたら、6時過ぎにビクトリアステーションに着くこの列車を見に行こうと思っておりました。こんな所にいるとは。

美しいですね。豪華ですね。優雅ですね。お客さん自体が景色の一部になって見学されるのは、ナンですけど。でも、結構まんざらでもなさそうですけど。

車掌さんに、ロンドンまで行くの?と聞いたらカレーまでだよ、との事。本当に、昔のオリエント急行をトレースしているんだ。ビクトリアステーションへは乗り換えてプルマンカーで行くのでしょう。

ここで会えて、本当にラッキーだったかも。

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食堂車、ワゴン リの寝台車

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ほんと、綺麗で夢のある列車です

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Oktoberfestへ

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ブダペストからミュンヘンに向かった理由はOktoberfest。私、横浜の住民ですから、毎年赤レンガ倉庫でOktoberfestもどきを体験しております。Oktoberfest専用ビールなんて言うものも飲めるんですよ。

それでも、いつか本物を見たい、行きたい、飲みたいと思っておりました。

幸い、今回の旅程で開催中にミュンヘンに行くことができたので、目標の一つに決めました。

夜行列車がミュンヘン中央駅に着くと、とりあえず荷物をコインロッカーに預け(4ユーロから)、10時まで暇なので、適当に乗り鉄で、ニュルンベルクあたりまで行って来いします。鉄ヲタは、往復300km以上あるんですけどそれが時間つぶしでする事ですか、なんてことは一切考えません。

ミュンヘンへ帰りのICEの車内では、バイエルンの民族衣装を着ている人で大混雑。女性のディアンドル姿には目のやり場に一瞬戸惑うものの、素直にかわいいなぁ、なんて思います。

これ、日本で言えば、浴衣着て花火見に行く、あるいは盆踊りに行くような感覚です。Oktoberfestなんだから、ディアンドル、レーダーホーゼン着て楽しまなくっちゃね。

本物のOktoberfest最高です。ビールも美味いし、雰囲気が良い。

注意すべきことは、原則手ぶらで行くこと。自分はウエストバックですら、臨時特設手荷物収容所に預けるように(4ユーロ)言われました。これ、何気なく大変でしたよ。その収容所は帰るころになると、預ける人と返してもらう人でパニック状況。返却のほうが時間がかかりました。

それを知っているドイツの人たちは、駅のコインロッカーでゾンビのように徘徊しております。私が荷物を取り出すとダーッと人が寄ってきて、これは使えるのか?と争奪戦が繰り広げられました。

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ビールも雰囲気も最高。でもお一人様は場所選びが大変

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2018年10月 5日 (金)

オリエント風、Budapest-Keleti駅

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(夜になると、哀愁が漂うブダペスト駅)

ブダペストは良い町です。ビールだけでなくワインもいける。でも、郷土料理はビールの方に合う感じですかね。どちらかと言うと素朴系、だからこそビールが美味いみたいな感じです。物価も安いし。ウィーンの観光のためなら、ブタペストに宿泊するというのも、鉄ヲタ的には十分アリです。

それにしても、このBudapest-Keleti駅。日本の感覚で言うと昭和の場末感満載です。エルキュール ポアロが列車で起こる殺人事件に遭遇すべく、乗り込む駅でもおかしくない。ムードは満点。

現実的には、夜の8時台に出発する夜行列車の乗客に食料の確保を焦らせるような駅ですね。夜行列車に乗り込む前にディナーを楽しむどころか、ビールとサンドウィッチくらいは確保したいナ、と焦燥を駆られる駅であります。

ここから、10分くらい歩いたところにある近代的なショッピングモールで何か食べるか、食料を仕入れてこなかったことに後悔を感じます。

解りやすく言うと、ターミナル駅のくせに、夜になるとほとんど廃墟のようになってしまう駅なんですよ。

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(一番右がミュンヘンとチェーリッヒ行き、その隣はプラハ行き)

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夜行列車に乗るため、ブタペストへ

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(ウィーン中央駅の朝)

夜行列車に乗るためブタペストに向かいます。せっかくだから、早朝の夜行列車に乗って行きたいところです。

はい?って思われる感覚は正常。そうだよね、と思う感覚は異常かも知れません。

つまり、今日のミュンヘン行の夜行列車に乗るために始発駅であるブタペストにわざわざ出かけ、それもあと2時間半ほどで終着駅のブダペストに到着する反対方向の夜行列車にウィーンから早朝に乗り込むということです。

今、日本から、特にユーレイルパスを使用して、夜行列車の寝台車の切符をとるのは難しいです。特に個室寝台は。パス利用者用の寝台割り当てが少ないせいです。なので、今回はパスを使わないで、包括運賃で寝台車の切符をとってます。

だから、なるべくなら長く、始発から乗りたい、早朝に夜行列車の反対方向に乗ると、二倍に楽しめる。鉄道ヲタ以外、絶対に理解できない行動でありますね。

ウィーンからブタペストへは2時間半ほど、夜行列車を先頭に1時間おきにレイルジェットが発車します。

ところが、毎時ほぼ定時で発車する列車もその夜行列車だけは若干早めに出発するようで、まだ薄暗いホームについたら、なんともロマンチックに赤いテールライトが流れていきました。美しい光景です。見れたのは眼福というべきでしょう。

要は、乗り遅れた訳ですが、別に焦りません。ブタペストまで今晩の8時くらい、ミュンヘン行の夜行列車が発車するまでに着けばいいし、ダメでもここウィーンから乗り込めばよいだけですからね。

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(レールジェットのエスプレッソ、まあ、手が込んだインスタントですが、美味しい)

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2018年10月 4日 (木)

バカだなぁ、とWienで考えさせられた

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私、ホテルはBookingcomで予約することが多いのですが、その時心がけることは、アパートを外すこと。不自由ですから。でも今回Wienだけはアパートを予約してしまいました。前回、Wienの普通の暮らしが体験できて良かったかな、とか記憶していたもので。

しかし、あれはたまたま運が良かっただけかも、今回Wienで苦労しながらついた、そこは、留学生夫婦の借りているアパートの一室、窓もないタコ部屋、家には変な匂いが充満して、普通に監獄です。

そこで、次の朝まで軟禁されることを考えると背筋が寒くなり、速攻でGood by。逃げるように部屋を出ると、最寄りの駅まで歩き、Bookingcomに張り付きました。当日だし、どんな高くても良いから安全なところを、と探すと駅前のホテルに空きを見つけ、そのまま予約して、落ち着きました。

自分の居場所は基本です。けちっちゃいけない。

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ザルツブルグを観光してみる

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(旧市街のパノラマ)

私にとって、ザルツブルグは夜の町。それも深夜1時過ぎから活躍する町、というか駅。ホームに降りたことも、駅を見たこともあるけれど、降りたことは無い駅でした。

というのもザルツブルグは交通の要所。各地から集まってきた夜行列車はここに集結し、行先ごとに再編されて出発する駅なのです。

列車に乗ってその様子を眺め、体験する楽しさって、他にない。

でも、最近、銀座でザルツブルグノッケを食べてから、一度本場のものを食べてみたいナ、なんて思っておりました。そして、交通の要所らしく、どこにでも行きやすいこともあります。

実際に降りてみると、駅舎も新しくなっていて、居心地がよさそう。ホテルも安いし、食べ物も美味しい。それに、ここは世界遺産に指定されるような観光地じゃないですか。

モーツアルトの誕生地であることも、ザルツブルグ音楽祭が開かれる地であることも、ザッハートルテが生まれた所であることも知ってました。でも、こんなに風光明媚なところとは知らなかったし、とにかく居心地みたいなものが良いです。

今回の旅行でも、そして今後も、夜行列車ヲタである私は何度もここを通るでしょう、でも、さすがに夜中の2時には降りたくないなぁ、と悩みを深くする町でありました。

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2018年10月 3日 (水)

チェスケー ブジェヨビツェからリンツの車窓

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(チェコ側の車窓、南ボヘミアのイメージありますか)

チェスケー ブジェヨビツェに列車が到着すると、向かいのホームにLintzと行先表示のある列車が止まっておりました。プラハでもらった時刻表には無い列車です。そもそもこの時刻表、直通列車しか載ってないけど。乗る予定だった急行列車にはまだ3時間あるし、どこをどう通っても、どう止まってもこの列車の方が早く着く気がします。

乗ってみると、どの車両にも中国の方々がおられて、携帯電話でお話をされております。大声で。なるべく静かな車両を選んで乗ります。地元の高校生がワイワイガヤガヤしているのは気にならないのですが、なぜか大声で携帯電話で通話されていると耳障りです。たとえ、デシベルは同じでも。

列車は各駅停車で、各駅に止まりますが、チェコからオーストリアに入ると車窓が変わるのが解ります。駅の表示がチェコ語からドイツ語に変わるだけでなく、何となく整備のされ方が違うのです。

自分たちのイメージする、例えばボヘミア地方の景色にしても、それはありのままの大自然では無く、人類の営みの証跡なのです。牧歌的な景色は人の面影が色濃い景色なのです。だから、より几帳面に整備された景色のほうが、より美しい牧歌的な景色に思われるのかもしれません。

もちろん、基本的な景色は変わらないのですよ。でも例えば、線路際に多く雑草や低木のある景色と、それらが整備されている景色では印象が違うのです。

まあ、これはあくまでも車窓なので、国とか国民性とも関係ありません。先進国で、勤勉だと思われている日本でも、車窓は線路が大切にされていた40年前の方が断然綺麗でしたから。

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チェスキー クルムロフは小さな町

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(駅からの坂道の途中で見える景色)

チェスキー クルムロフは「世界で一番美しい町」とか言われる世界遺産にも指定された町です。ですが、美しくもこじんまりしたこの町は、中国の大型連休のシーズンになると、ここはいったいどこ?と言った状況になるのも事実。狭い道を通れないくらい占拠する人々、お店も満杯。なるべく上を見上げて、耳をふさげば、なんとなくここは、チェスキー クルムロフ。

それ以外、この度の訪問で感じた事はないので、この世界遺産については、以上、お終いです。

プラハからこの町に行くのはバスが本数も多く、かつ料金も安く、そして早く、かつ便利の良い場所に到着します。普通に考えれば、これ以外選択枝がないのですが、今回、あえて不便な鉄道で往復しましょう。

プラハから朝の急行はチェスキー クルムロフ行は途中からバスに変わってしまったのですが、ご丁寧に不便な場所にあるチェスキー クルムロフ駅まで登ってくれます。

町に行くにはこの駅から先ほどバスが登った道を徒歩で降りてゆくことになります。駅ではタクシーを呼ぶこともできますよ。台数が少ないので、どれくらいかかるかわからないけど。そして、たぶん、歩いたほうが早いけど。

私は、今日のお宿はザルツブルグ!で、今回は移動の途中下車的な訪問なので、スーツケースをガラガラ引きずりながら坂道を降りてゆきます。スーツケースを駅で預けなかったのは、この駅に帰ることは無いと、その時は思ったから。

で、帰りですけど。チェスキー クルムロフ町の入り口にあるチェスケー ブジェヨビツェ行のバスは当面やってきません。ここから、30分以内にあの駅に戻れれば列車がある。行ける気がする。迷いはありませんでした。

結局、ガラガラとスーツケースを引きずりながら坂道を登ります。ですが、この道、悪い事ばかりではないですよ。この坂道から見るチェスキー クルムロフは何の喧騒もなく、静かで美しい町なのだから。

チェスキー クルムロフからチェスケー ブジェヨビツェ行の列車ですが、この時もお約束通り、車掌がやってきて、「ここからはバスだ、あのバスに乗れ」、「このバスはここまでだ、あとはあの列車に乗れ」を味あわせていただきました。ありがとう。

車窓は左右で景観が違うので、チェスキー クルムロフに向かって左にとるべきです。

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結構モダンな気動車です。線形が悪いので揺れるけど快適、景色も良い

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途中でバスに変わり、また汽車に変わる。自転車の人どうやってバスに乗ったのかな

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途中でバスに変わる汽車

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日本の感覚で言えば、列車の行き先に表示があるところに着いて当たり前。行き先は列車の終着駅を指します。ところが欧州では、行き先に表示されているところに列車が行くとは限りません。そこに行くには行けるよ、ということを意味します。

プラハから、朝の8時にチェスキー クルムロフ行の直通列車があります。時刻表をみるとこの列車だけが直通するようです。

チェスキー クルムロフにはプラハからバスで行く方法が一般的ですが、鉄オヤジとしては直通列車に乗りたいものです。

プラハの駅で列車を待っていると、想像とは違い、電気機関車に牽かれた客車が入って来ます。チェスキー クルムロフは非電化なので、途中で機関車を替えるのかな、と思いつつ、通常は乗り換え駅になるチェスケー ブジェヨビツェに着きました。

ここでほとんどの人が降りて、私も機関車の付け替えを見に、前に向かったのですが、一向にディーゼル機関車は来ません。変だなーと思って、後ろを見ると中国人と思しき人たちがファーストクラスから降ろされております。何だろうと思って列車に乗ろうとしたら、この列車はここでお終いと車掌さんが言います。

チェスキー クルムロフへ行かないの?と聞いたら駅でバスが待っているとのこと。慌てて駅を出たら、案内版があって、その先にバスが待っておりました。

これは、特別なことではなく、あらかじめ決められたダイヤなのです。

ちなみに、列車も走ることは走りるのですが、時間がかかり、急行を名乗るこの列車は、スピードを出せる本線は列車で、スピードの出ないローカル線区間は国道をノンストップで走るバスで時間を短縮させたものだったのです。

それにしても、知らない人は焦りますよね。

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チェスキー クルムロフ行って書いているでしょ

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2018年10月 2日 (火)

プラハ10年ひと昔

プラハの訪問は10年ぶりになります。前回はウィーンから汽車で入ったのですが、今回はワルシャワから飛行機です。

2008年当時はウィーンから出るプラハ行きの列車は、殺風景で落書きだらけのコンクリート造りのプラハ南駅に停車しておりました。ウィーンの駅も南駅と言って、今は取り壊されて、中央駅の一部になっております。当時は振り子電車のETR6800がスーパーシティとして、一日2,3本の花形列車でありましたが、現在はウィーン中央駅とプラハ本駅の間をレイルジェットが結構な本数で運行されております。

そのレールジェットもチェコ国鉄のものは、ブルーと白のチェコ国鉄色に塗られていて、きれいな列車になっております。プラハ本駅も改修されて綺麗な駅になっておりました。

プラハ本駅の改修で、現在は鉄道が一番便利なアプローチになったかもしれません。プラハの空港は鉄道とか、地下鉄、トラムのアクセスがありません。基本バス便になり、交通渋滞を考えれば、アクセスに十分な時間を考慮する必要がありますから。

それでも、この空港は魅力があります。グーグルマップの航空写真で見てもわかるように、この空港はボヘミアの田園とプラハの町の境に位置しているからです。

上空からボヘミアの田園風景に浮かぶプラハの街並みはとても素敵で、思わず、葛城ユキの「ボヘミアン」かスメタナのわが祖国「モルダウ」を飛行機の窓辺で口ずさむことになるでしょう。今回の旅で見たかった「秋のボヘミア」、見れました。

もう一つ、今回のプラハでやって見たかったことは、旧市街の広場に張り出したレストランのテラス席でビールを飲むこと。前回、広場を散歩していて、「みんな賑やかで、楽しそうで、いいナ」と思ったものです。この次は、絶対あちら側でたのしんでやる、と思ったものです。

テラス席から、広場を散歩する人たちを眺めながら飲むビール、美味しかったですよ。たとえ、一人でも。

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日本ではモルダウ川の呼び方のほうがなじむかも

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一人でも美味い、チェコビール

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Warszawa Zachodniaは共産圏の面影がある駅

フライトが欠航になってしまって、このまま空港で時間をつぶすのも何なので、鉄ヲタらしく、鉄道駅に戻ります。市内から空港に来る途中、「長距離列車はここで乗り換えろ」と放送されていた、Warszawa Zachodnia。

ホームに降りた瞬間、殺風景なホームに次から次に優等列車が入ってくるのに、ゾクゾクします。前から乗りたかったENのショパン号が2時間遅れでホームに入ってきた時は特にうれしかった。駅の時刻表を見ると、この後、モスクワからの夜行列車も到着するはず。

それまでの時間、とにかく腹ごしらえと思って駅の中に入ると、薄暗い地下の連絡路にはタイムスリップしたかのような、古臭いショップが並びます。

さらにそこを抜けるとバスセンター。何となく、長距離バスが発着するターミナルの雰囲気です。そして、そのターミナルの中も共産国だった面影を今も残しているような造り。

食堂みたいなものもいくつか並んでおり、中で座って食べれそうな店を選び、食べれそうなおかずとサラダを選ぶと、店員は無造作に紙パックの弁当箱みたいなものにパッパと詰め込んでくれます。それをプラスチックの椅子とテーブルに持ち帰って食べるのですが、なかなか美味です。

グーグルマップでは、殺風景とか、快適では無いとか、散々な評価ですけど、私はこんな駅が好きですよ。

食事の後は、2ズロートと一番安かった地下のお手洗いで小用を済ませ、モスクワ行きのENを見にホームに帰ると、残念。これもまた遅れが出ていて、もう空港に戻らなければならない時間に。

もともと、航空券代を安くするために、乗り継ぎを選択しプラハ行きにしたので、せっかくなら、こっから列車で行けるようなトコにすべきだったかもしれません。

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2時間遅れのショパン号

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この機関車良いでしょ

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地下通路にはお店がいっぱい

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行き止まり

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素朴で美味しい

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LOTの欠航

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ワルシャワショパン空港で、プラハ行の便に手荷物を預けたところ、出発の時刻が変更になっておりました。シレーっと次の便の航空券に変更されていた訳です。これは、と聞いてみると、予定の便がキャンセルされたから次の便にしたとのこと。

案内板を見てみると、このあたりの便が欠航になっております。なんの問題もなく次の便の航空券を渡され、実は、その便も満席にはほど遠かったので、その調整のための欠航だったのでは、と思われます。

プラハには夕方に着くことになりましたが、もともとプラハの旧市街は夜のほうが好きだし、ワルシャワでも駅に戻って、ポーランド国鉄の列車を楽しむことができたので、私としては、まったく問題なしでした。でも、大事な用がある人は、こんなにあっさりした欠航は迷惑でしょうね。

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LOTは以遠チケットがお得

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退職していながら、何ですが、仕事から逃れるため欧州に高跳びしております。

欧州まで、リーズナブルなフライトだと思うのがポーランド航空、LOTです。そしてワルシャワで降りるより乗り継ぎで他の都市までの航空券のほうが安くなります。まあ、競争のためなんでしょうが、一枚おまけの航空券をつけたほうが安いのです。

今回買ったチケットはワルシャワ経由プラハ行。ワルシャワ行が8万円のところ6万円です。(サーチャージを除く)。プラハ行にしたのはワルシャワで一泊するトランジットが選べたからです。せっかくだからワルシャワに寄りたいし。

この便は、日本発ワルシャワ行の便のくせに映画がほとんど、韓国語の吹き替え有、中国語の字幕選択有、その代わり日本語はどちらも無し、で日本語で鑑賞できる映画がほとんどない事以外は便利です。

まず、時間。成田発10時15分、ワルシャワ着14時25分。選択肢がほとんどない映画を見ながら飛行機で寝るのを我慢すれば、ワルシャワに着いて市内をちょこっと見物して夕食食べて、7時には寝るとしても日本時間で深夜2時。通常の就寝時間で、時差ボケなし。

空港が市内と近く、電車で移動できるのも良い点です。何より空港があまり混んでないので、入国が楽です。

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