妙高号
東京に出てきて、はじめて妙高号に乗った時はまだ客車の夜行急行の頃でした。それでも、既に14系に置き換わっており、残念ながら旧客ではありませんでした。
妙高山に登るために乗った訳ですが、EF62が牽引しているとか、横川でEF63が補機につくやらで、登山の前日なのに興奮して眠れなかった思い出があります。
その当時は子供の頃の鉄分はすっかり影を潜めていたものの、機会さえあれば、そんなふうになっていたのです。
その後、妙高号は信越本線の山線を走る189系電車の快速、普通列車の愛称として残ったので、意図的に乗りにいくようになりました。
信越山線の景色をこの電車から眺めるのは良いものでしたよ。
しかし、その贅沢もいよいよこれで最後。客車列車が消え、優等列車が消え、貨物列車が消え、だんだん面白みがなくなって行った信越山線自体が縮小されてしまいます。妙高号も無くなってしまいます。
北陸新幹線も良いのですが、こうした残念な面も多いのです。
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