2015年1月28日 (水)
2015年1月25日 (日)
大人の休日の北斗星
鉄道が好きな人は、列車に乗るのが目的で、手段ではないので、用も無いのに列車に乗ります。
寝台特急の切符が取れれば、列車に乗るために飛行機で移動します。それが最も一般的な方法でしょう。
ただ、「大人の休日」みたいな切符があると片道に飛行機を使わなくてもすむので、金銭的に楽になります。もっとも金銭的にもっと楽をしたければ、そもそも目的の無い旅など、でなければ良いのですが。
今回は、開放B寝台の上段ではありますが、札幌からの北斗星の切符が取れたので、乗りに行ってきました。この列車に乗るためであれば、東京を始発の新幹線に乗れば、折り返しで、札幌から乗車が出来ます。
でも、せっかくなので青森で一泊しする予定にしました。青森で夜行列車を撮影し、翌日ゆっくり札幌に向かい、時間変更になったトワイライトエクスプレスを撮影、出発を見送り、スーパー北斗で洞爺でおいつき、また撮影、そこで、北斗星に乗り込むスケジュールです。
それにしても、日本で客車の夜汽車に乗ることが出来るのはあとわずか。昔は夜行列車の旅なんて、一般的な貧乏旅行だったのに、もう、お金をだしても出来ない旅になろうとしております。
2015年1月17日 (土)
秋田の小豆いろいろ
あ
小豆は各所の遺跡から発見されますが、発見された遺跡の古さから日本が起源の植物である可能性が高いとされます。当然、日本の各地には野生、在来種の小豆が点在しております。
また、近頃「道の駅」が各所に出来、農家が収穫した産物を販売したりしているので、通常の食品流通ルートに乗らないニッチな農産物も手に入るようになりました。
そんなことから、田舎の道の駅で、在来種の小豆に出会える可能性も無い訳ではなく、そんな小豆に出会えることを夢見て、道の駅をのぞいたりしております。
ここに紹介した小豆は秋田の道の駅で出会った小豆たちです。
まず、左側、これは参考のために北海道のメジャー品種「とよみ大納言」を置いてみました。さすがに改良を重ねられた品種だけあって、色、つや、大きさとも申し分ありません。
右側、これは秋田の道の駅で、小豆とだけ書かれておいてあったものです。しかし、大きさ的に大納言系と思われます。秋田には、在来の大納言、品種改良した大館1号、2号の大納言系の小豆があるハズなのですが、そのどれかなのでしょうか。
とよみ大納言に比べると、色とかツヤが全く劣っているように見えますが、その分、素朴な感じで素敵です。
上の白小豆は、これも秋田の南部の道の駅で買った白小豆です。高地で無農薬で育てたものとありました。いかにも美味しそうな白小豆です。
白小豆は流通こそマイナーですが、それは大量に作付けする農作物としては適さないだけで、日本には各所に在来種が存在する、由緒正しい品種なのです。
下の白大豆は大きく、色もより白いものです。さすがにこれは、品種改良されたもののような気がします。それも近年に出来た品種では。
豆を直接見たことは無いですが大粒な白小豆に「白雪大納言」と言う品種があるそうです。が、色は明るい黄色とのことで、この豆の色とはちょっと違う感じもします。
2015年1月15日 (木)
闇鉄用Planar
最近のデジタルカメラは高感度に強くなりましたので、夜の空港での飛行機や、夜の鉄道なんかも撮れたりします。
私が現在のところ主に使っているSonyにもα7sという高感度用のカメラが出来ました。鉄道の夜間撮影(闇鉄)用に買ってみようかな、と思うものの、ある程度の感度まではα7rとそんなに変わらないという話もあります。
そこで、実験をしている訳ですが、α7rで夜間撮影の場合、AFなんて使い物になりません。MF専門です。どうせMFで使うなら、明るい単焦点の古レンズで良いのではと思われます。
そこで、初心に帰って、50mm一本勝負ではどうかと考えました。50mmといえば、なんと言ってもPlanar50mmF1.4がなじみます。
自分は何本かこのレンズを持っているのですが、お気に入りはContaxの初期ロットのAEJ、シリアルが582で始まるもの、そしてQBMのドイツローライ製、そして、おそらくこのレンズの最初期のロットと思われるドイツZeiss製のシリアルが558ではじまる物、この三本です。
α7rの高感度でどの程度まで個人的に許容するか含めて、闇鉄用の一本を決めました。
結果はヤシコン用初期のAEJ版。実はこのレンズだけ開放でもシャッター速度が1/1250でQBMは二本とも1/1600でしたので、ほんの少し暗いように思えます。コントラストも強く出ます。
写真は上から全体像。A7rでISO6400、F1.4。部分拡大は上から、レンズはRolleiのQBM、京セラのAEJ、ドイツZeissのバージョンです。
2015年1月10日 (土)
711系
私が大好きな711系もいよいよこの3月でお別れ。現在は最後の勤めを岩見沢と旭川の間で細々と行っております。
今は、塗装を変えオレンジ色が主体の色(赤1号)ですが、昔は国鉄交流色の赤2号(深い赤)と前面がクリーム4号といういでたちで、抜群に格好良い電車でした。
とくにこの電車を有名にしたのが、特急より早い急行「さちかぜ」の存在でしょう。
当時、全ての特急が止まる岩見沢とか滝川の駅で「急行列車が通過します、気をつけてください」というアナウンスが流れ、711系6連の「さちかぜ」が颯爽とホームを通過してゆく光景は爽快でした。
この列車は小樽と札幌の間は各駅停車だったので、わざわざこの列車に乗るために琴似駅あたりまで戻って、座席を確保した記憶があります。
昔、蒸気機関車を撮る為、北海道周遊券を使って冬の北海道を彷徨い、旧型客車の夜行急行で連泊していた少年にとっては、本当に快適なスペースで、711系に乗り換えるとほっとして、くつろぎさえ感じました。
いまのJR北海道には、もうこれほど暖かな感じがする電車が無く、711系の引退は本当に残念です。
2015年1月 3日 (土)
雪の金閣寺
あけまして、おめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。
新年早々、厳しい冬型の気圧配置になるとのことで、いろいろ心配しながら天気図をみておりました。
ところが、不謹慎にも、これは京都市内にも積雪する、と思い深夜アメダスを見てみたら、思った通りかなりの積雪が認められました。
そこで、早朝の新幹線に飛び乗り、京都に向かいました。
雪の金閣寺を見たい、その一心です。
新幹線は遅れ、京都市内は渋滞し、雪が解けてしまうのではないかとハラハラしながら、ようやく11時前に金閣寺に到着。
やっと入門し、金閣寺を見た瞬間、その美しさに目を奪われました。後ろから女子のグループもおもわず「クッソ綺麗」と叫ぶほど、衝撃的でした。
これは、頑張って見に来た価値があります。ほんと。今年は新春から眼福。
本当は、伏見稲荷を参拝して、雪の中の鳥居も見たかったのですが、伏見駅から参道を見て断念。帰りの新幹線は2時以降すべて満席、とれた切符は2時2分発。無理です。
Uターンのピークでもあったので、京都に滞在できた時間は短かったのですが、新春から良い時間をすごす事ができました。
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