銀河高原ペールエール ライ麦パン
私が楽しむホームベーカリで焼くパンは、ライ麦パンです。それもライ麦全粒粉100%で焼くパン。
ライ麦は粉の水分吸収と酵素の働きで、イースト醗酵が上手くいかず、通常はサワー種を混ぜて、酸で酵素の働きを弱めた状態で焼きます。いわゆる黒パンにある酸味がそれなのですが、私の場合、サワー種を作るのが面倒くさいので、ヨーグルトを使っております。
ライ麦の全粒粉に2割のグルテインを混ぜて、水の変わりにヨーグルトを使えば、美味しいライ麦黒パンが焼きあがります。
ところで、ライ麦パンのレシピの中には、黒ビールパンが出てきます。また、小麦では、ビール酵母を利用したビールパンもあります。
ビールを使ったライ麦パンねー。二つの味と香りが頭のなかで交じり合います。
そこで、パンが焼けそうなビールを調達してみたのが、上の組み合わせ。ビール酵母が残留していそうなビール達です。「しろにごり」なんて、ビール酵母の為、逆さに立てて保存するので、ラベル自体、天地が逆になっております。
そのなかで、最初のチャレンジが銀河高原ビールのペールエール。YONAYONAエールの香りも好きですが、酵母の残留度合いから、銀河高原ビールで最初のチャレンジです。
分量はライ麦全粒粉200g、グルテイン粉40g、てんさい糖8g、塩2g、ドライイースト3g、ビール200cc、ゴマペースト少々。
こねて、休ませたタネを、ホームベーカリーの角食ケースに入れ、50分の二次醗酵を経て40分焼きました。
思ったより膨らみません。詰ってます。ドライイースト+ビール酵母をもってしても、酸味を入れないと、酵素パワーに負ける、みたいな。
それでも、お味のほうはなかなか。エールビールの香りがほのかにして、パンをかみ締めるとビールの苦味も感じられます。
全体的に素朴な感じです。黒ビールでイメージする焙煎の香りより、エールビールでイメージするフルーティな香りのほうが、ライ麦の全粒粉では合うような気がします。
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コメント
へぇ〜パン焼くご趣味が有ったとはしりませんでした。昔、手作りビールキットを買ってビールを作った事が有りますが、その時大量にビール酵母の澱が残りましたがパンを焼く道具も無かったので廃棄してしまいました。今思えば持ったいない事をしたと思います。
投稿: グライフ | 2014年9月 8日 (月) 19時33分
グライフ さま今晩は
ビールキット、私もやってみましたよ。
私のキットは、ノンアルコールビールみたいなもので、面白くなかったなぁ。
糖分足せばアルコール発酵できたと思うのですが、我慢したのが敗因だったかも。
投稿: kk | 2014年9月11日 (木) 22時10分