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2014年6月30日 (月)

vario sonnar 80-200mm

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Camera : A7r, Lens : Vario sonnar 80-200 F4

旅のお供に、α7rに似合う軽く小さな望遠ズームは無いかと、部屋の中を漁っていたら、Vario Sonnar 80-200mmが出てきました。

Contax RTSのレンズの中では、価格も安く汎用的なレンズでした。当時はあまりにも特徴が無く不人気なレンズでもあったように記憶しております。ただ、私にとっては最短撮影距離が短く、望遠接写用に使い勝手の良いレンズでした。

これをα7rに点けてみると、程よいバランスでそれなりの良さがあります。α7rのMFアシスト機能を使うと、Contaxで使うより、使い易いくらいです。

このレンズ、一般の硝子で構成されたレンズの割には、色収差も少なく、EDレンズを使っている、Minolta Apo100-300やSigmaの70-300より良好であると思います。

Mutar IIIをつけてもあまり画質は変わらないので、実質80-280mmF4-5.6のレンズのように使えるのです。

下の写真は列車部の切り出しです。色収差は残りますが、なかなか良い解像度でしょ。

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2014年6月21日 (土)

Caanon TS-E 17mm のフード

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Pentax 645Zの予約をしておりましたが、取り消してしまいました。下取りにしようとしていたPentax645Dの下取り価格が下がってしまいましたのでね。

でも、取り消しを連絡しに行った時、衝動買いをしてしまったのが、CanonのTS-E 17mm。キャノンのデジ一眼を使わなくなっていたので、こんなレンズが出ていたことも知りませんでした。でも、幸い、Canon5Dのボディは残っております。電源さえ入ればあとは何とかなる、そんな思いでレンズを衝動買いしてしまった訳です。

このレンズ、マジ傑作です。17mmの超広角のくせにシフトもティルトも出来、素晴らしい補正っぷり。

ところが、このレンズ、レンズガードさえない超出目金。フードもフィルターも付けられません。これでは小心者の私は持ち歩くにも躊躇してしまう。

そこで、フードを自作してみました。使った材料は17mmのレンズキャップ。そして、今は無き大庭カメラのジャンクボックスから拾ってきたフード。105mm口径のレンズに被せる形の136mm口径のフードです。このフードは被せ105mmをステップダウンし105mmのネジ径にするパーツ、105mmから136mmにステップアップするパーツ、136mmのフード本体に分かれているので、105mmから136mmのステップアップパーツだけを使用します。

作業は簡単。レンズキャップを分解し、キャップ部分を外し、筒部分を切断して、ステップアップリングにパーマセルテープで貼り付けただけ。

それでも最大シフトをすると、下の作例のようにかぶってしまいますけどね。それでも10mmは問題なくシフトできるので、まあこれで良しとします。

Camera : Canon 5D, Lens : TS-E 17mm F8 12mmダウン

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2014年6月 3日 (火)

センダンの薫る白川土手

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栴檀は双葉より芳し、の栴檀はビャクダンのことだとは知っておりましたが、私のなかでセンダンの花も良い香りなんだろう、と確信しておりました。

ただ、これまでの生活空間の南限が横浜である私には、センダンは縁遠かった。きっと探せば、この近くにも植栽があるのでしょうが、当ても無く探すには、時間も無く、ご縁があればきっと出会う、程度に考えておりました。

ただ、一歳栴檀という植物は鉢植えで育ててみました。ごく若木より花が咲くというセンダンです。実際すぐ花は咲きましたが思った香りはなく、がっかりして、放置していたら、次の年の冬に枯れてしまったように記憶しております。

それからセンダンは自分の頭から消えていたのですが、熊本駅から夕食の為、繁華街に行こうとして、白川土手を散歩していたら、土手の道にちょっと青っぽく、しかし重く甘い香りが漂っているのが解りました。

その香りは土手に植栽されている大木から、来ているに違いありません。大木の下から上を見上げると、薄紫の小花が沢山咲いております。直感的にセンダンという花の名前を思い出しました。

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センダンという木の名前が浮かんでくると、九州の山の中にあちこちと、この木が生えていたことを思い出します。暖地では普通の木なのですね。

なんとなく、繁華街まで白川土手を歩いて行こうと思っただけなのに、センダンに会えるなんて、偶然、ラッキー、ついている。もう五分も歩けば繁華街に着くだろうと考えていた私は、すきっ腹だけど、センダンにも会えたし、歩いて正解、と思っていたのでした。

この次は絶対電車に乗りますけどね。

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