在来線直通の高速鉄道
7月21日から、秋田新幹線にE6の運用が増えこのようなE3の交換は珍しくなってしまいました。
田沢湖線には現在3っつの速度標識があり、それぞれE6,E3,701系用かなぁと認識しております。この速度標識は頻繁に登場し、カーブの多い田沢湖線で評定速度を上げるため、いかに細かくコントロールしているか、その苦労のほどが知れます。
話は変わって、先日のスペインの高速鉄道の脱線でありますが、カーブでのスピードオーバーが原因とされております。高速鉄道で何故?と思われますが、自動速度制御装置でコントロールされる高速専用線から通知はされるものの手動で速度をコントロールする在来線へ切り替わったところで発生したようです。
ちなみに、田沢湖線は在来線でもDS-ATCを使っていたハズ、このような事態にはなりません。
とはいえ、スペインの国鉄が日本に比べ時代遅れのインフラを使っていたわけではありません。今回事故を起こした車両はS730系。
フリーゲージ、ディーゼル・給電のハイブリッドという夢のような最新式の車両です。日本で言えば、東北新幹線で新青森、そのまま在来線にゲージを自動で変えて青函トンネルをくぐり、函館からディゼルに切り替えて非電化の函館本線を北上し、札幌まで直接行けてしまう、そんな究極とも思える技術を満載にした車両です。
それでも、こんな事故になってしまうのは、システムでカバーしきれない領域がどんなものにもあり、その領域では人間次第だと言う事なのでしょう。
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