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2012年12月26日 (水)

島が分断された気仙沼大島

Dsc01590_w


camera : nex5n, Lens: Sel1018

寒風沢島のヴォランティアの折、気仙沼大島の様子を話してくれた方がおりました。気仙沼大島は海が綺麗な島で、若い頃から何度も行ったことがあり、訪ねる機会をうかがっておりました。

島に泊まるのは迷惑かな、と思うところもありましたが、冬の平日なら一人で予約しても大丈夫と思われ、国民休暇村を予約しました。

国民休暇村は高台にあるので、津波の被害から逃れることが出来たようです。それでも海に下りて行く途中、すぐそばまで津波が到達していたことを示すしるしがありました。もちろん海岸の東屋など残っておりません。

その位地まで津波が到達していたなら、田中浜から押し寄せただろう津波は島を横断して浦の浜に向かったことは容易に想像できます。そして引き波は逆の方向から襲ったことでしょう。こうしてフェリーから見る景色も全く変わってしまいましたね。ここは島の玄関であり、中心であっただけに痛まれます。

この辺りはこれからどうなるのか、本土との間の橋も進展するようなので、島の玄関や中心が変わるのか。私のような部外者は、そうすべきだと思ってしまいますが、島の人たちにはこれまで築いてきた生活や仕事があるでしょうから、この場所が中心で無くなるのは難しい事なのかも知れません。

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