ほうじ茶鉄道
これは極めて個人的、属人的な記憶の刷り込みでありますが、下北沢という街には、お茶を焙じる香りがあるハズである、と思っております。
下北沢といえば、こじゃれた洋服屋さんやら、雑貨屋さんが並ぶ街でありますが、同時にとても生活感のある街でもあり、ブティックの隣で八百屋さんが、「いらしゃーい、大根安いよ」なんてお客を呼び込んでいても何の違和感もありません。
そこに昔からあるお茶屋さんでは、定期的のお茶を焙じており、街の小路にお茶を焙じる香りが流れます。
私は若い頃、下北沢に住んでいた事があり、今でもたまに下北沢チェックに行くのですが、このお茶を焙じる香りを嗅ぐと、帰ってきたなぁ、なんて思いになります。
秋の夕暮れの下北の街には、やっぱりお茶を焙じる煙だなぁ、なんてね。
ところで、このお茶を焙じる機械には名前がありました。
ほうじ茶鉄道、沢の響号。そしてC5644のナンバープレート、形式表示付。タイから帰国して、現在大井川鉄道をはしる、あの名機の兄弟だったのですねぇ。
ちょっと感動。
ちなみに沢の響号で焙じられたお茶は、「沢の響」というほうじ茶になります。
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コメント
「ほうじ茶鉄道」なんのことかと思いましたが、なかなかしゃれたお茶屋さんですね。
投稿: ken | 2012年11月12日 (月) 13時13分
ken さま今晩は
この焙煎機、可愛いでしょ。
お茶の焙煎も奥が深くて、自分の家で焙煎する人もいるようです。
良いお茶を焙煎したら、普通のものと味が違うようなのですが、怖くて出来ない。
投稿: kk | 2012年11月12日 (月) 22時06分