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2012年11月29日 (木)

当たった記憶が無い

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自分に番号札が渡され、当落が掲示板に張り出される。いままで、何度もそんなシーンに出合いましたが、自分の持つ数字が「アタリ」である事を見た記憶がありません。

宝くじは言うに及ばず、忘年会のクジとか、ビンゴとか、受験の時の受験番号とか、今まで自分の番号で「アタリ」を見た記憶がありません。あっ、運転免許の試験で唯一「アタリ」を見たことがあったかも。

本日も、年末の指定席を申し込みに行ったのですが、見事にハズレ。確かに65番なんて「アタリ」がでそうに無い数字でありますが、4番でさえハズレでしたね。

まあ、想定の範囲内の事でありました。絶対に当たらないだろうなぁ、なんて思いながら、絶対に当たらないことを確認しただけですから。

ある意味、清く正しく美しくコトは進み、その通りに今日も過ぎて行く。そんな一日でありました。

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2012年11月27日 (火)

SEL1018 VS SEL16

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Camera : NEX-7, Lens : SEL1018mm F4  @10mm F11

ソニーのNEXシリーズに待望の広角ズームが発売されました。

35mm換算で15mmから27mmに相当し、全焦点距離でF4の明るさを保ちます。またEDレンズを使っているので、色収差の補正もきちんとされた広角ズームに思えます。

さっそく使ってみたところ、小型のわりに素晴らしい解像をするレンズでした。歪曲もほとんど無い。表題のように建物を撮っても全く問題ありません。

ところで、今までNEXの広角というと標準セットで着いて来る16mmレンズにワイドコンバーターでした。このレンズは評判が悪いレンズでしたが、ワイドコンバーターを着けると、全く別物の優秀な広角レンズとなり、そのカタチが完全体で、16mmはその半分に切ったものである、という噂さえありました。

この2つを比べてみます。絞りはF8。ところがSEL1018は12mmに合わせそびれて13mmでの比較です。申し訳ない。まあ、傾向は解るかと。

SEL16mm+ワイコン

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SEL16mm

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SEL1018,16mm

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みた感じ違いが無いといえばそれまで。しかし、全体的にSEL1018の方が周辺まですっきり解像します。また逆光で太陽を入れると、どちらもゴーストは出ますが、SEL1018の方が高いコントラストを維持します。参考まで10mmと18mm。

10mm

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18mm

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2012年11月25日 (日)

スウィングパノラマの良し悪し

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Camera : NEX-7, Lens: SEL18-200

表題の写真は角島。この橋と海の色から南国を連想させますが、山口県の日本海側。冬になれば、海もにび色に見える日が多いハズ。

それでも、北の日本海沿岸で育った私にとっては、充分明るい南国の海。

海の色って、海底の色と海中プランクトンで決まるのでしょうが、一般的に水温の低い海の方がプランクトンが多く、緑が混じってきます。さらに海底が昆布の林だったりすると、海の色はもっと暗くなります。海水自体は綺麗でも、海の色のみかけは暗くなってくるのです。

このあたりの海が南国風なのは、砂浜が白い為。もともと花崗岩質の砂質に、暖流に流されてきた貝が死んで貝殻の粒となって多く混じっているからだとか。珊瑚の砂浜と同じような白さが、こうして、この位地で成り立っている訳で、ある意味特別な海の色かも知れません。

と、ここまでが前置きで、ここから本題。

表題の写真はNEX-7のスウィングパノラマで撮りました。マシンガンのようにシャッターが切れそれを自動合成するやつです。動体の車や波は上手に処理されたのですが、肝心の静止部分が綺麗につながって無い(-_-)。こんなモノなのか。

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2012年11月21日 (水)

仙崎にて

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「こんにちは」って挨拶されたので、「こんにちは」って返した。

笑顔を見せてくれたので、ぎこちなく、精一杯の笑顔を作ってみた。

女の子は、ちょっと戸惑っている私の横を、すすっと通り抜けて行った。

突然私は、さっき見てきた記念館の詩人の面影を追ってみた。少女の後姿も重ねてみた。

そして、後姿の写真を一枚、撮らせてもらった。

きっと、良い未来が待っているよ。

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2012年11月18日 (日)

山口に行ってきました

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Camera : NEX-7, Lens: SEL18200

今週末、×やまぐち号を見に、○やまぐち観光に行って来ました。

やまぐち号が初めて走ってからもう30年以上にもなりますが、私はこれまで見たことがありませんでした。

九州、北海道には行ったことがあっても、山口、青森には行ったことが無い人って結構いるのではないでしょうか。私は、東北の生まれなので、青森にはしょっちゅう行くものの、山口には縁のない生活をしておりました。

やまぐち号を見たいと思う願いに、ついにチャンスがやってきたのはボーイング787のおかげ。

山口空港へは全便が787だから、コレに乗って萩・津和野の旅、フグ、カニ、温泉つきの旅行はいかがですか.....。家族旅行を計画するフリして、ちゃっかり蒸気機関車が見れる日程を組むのは子供の頃からお手の物、であります。

今シーズンの運行最終日、あいにくの雨でありましたが、久々に現役の蒸気機関車を見た気がしました。写真は津和野を発車して勾配を登ってきた上り列車でありますが、雨にぬれた線路に何回か空転をしながらも、見事な走りっぷりです。

さすがC571、修理以外ずーと動態を維持してきたカマだけあります。そういえば、このカマの定期運用の最後の牽引は1972年3月14日の821列車だったとか。新津を11時に出発し秋田に18時55分に到着。そして翌朝の5時には荷物列車を牽引して新津に帰還。それは秋田で見れた唯一のC57。鉄道少年の間で存在の有無を含めて伝説になっていた、秋田のC57でした。

山口から帰りの飛行機で、「いやー山口、綺麗だったね、美味しかったね、楽しかったね、今度また来なくては。この次は春。一人でも来るから。」

伏線は張った...。

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2012年11月11日 (日)

ほうじ茶鉄道

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これは極めて個人的、属人的な記憶の刷り込みでありますが、下北沢という街には、お茶を焙じる香りがあるハズである、と思っております。

下北沢といえば、こじゃれた洋服屋さんやら、雑貨屋さんが並ぶ街でありますが、同時にとても生活感のある街でもあり、ブティックの隣で八百屋さんが、「いらしゃーい、大根安いよ」なんてお客を呼び込んでいても何の違和感もありません。

そこに昔からあるお茶屋さんでは、定期的のお茶を焙じており、街の小路にお茶を焙じる香りが流れます。

私は若い頃、下北沢に住んでいた事があり、今でもたまに下北沢チェックに行くのですが、このお茶を焙じる香りを嗅ぐと、帰ってきたなぁ、なんて思いになります。

秋の夕暮れの下北の街には、やっぱりお茶を焙じる煙だなぁ、なんてね。

ところで、このお茶を焙じる機械には名前がありました。

ほうじ茶鉄道、沢の響号。そしてC5644のナンバープレート、形式表示付。タイから帰国して、現在大井川鉄道をはしる、あの名機の兄弟だったのですねぇ。

ちょっと感動。

ちなみに沢の響号で焙じられたお茶は、「沢の響」というほうじ茶になります。

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2012年11月 8日 (木)

汐留のダイヤモンド富士

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先週の月曜日、10月29日、ふと振り返ると、富士山の裾野に落ちる夕日が見えました。綺麗な夕日に思わず口ずさみました。

もうー、いーくつねーると、ダイヤモンドふじぃー♪

はーやく、こいこい、ダイヤモンドふじぃー♪

ところが、それからというもの、たとえ日中晴れていても、夕方には雲が出てきて富士山は見えません。焦りが漂います。

先週末11月2日。やはり雲が出てきて轟沈。位置的にはこの日だったのかなぁ。

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そして今週に入り悪天候が続き、本日やっと晴れました。この感じでは日中の富士山はみえなくても、夕方のシルエットなら見えそうです。でも、撮れた写真はこれ。行きすぎです。

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今年、この場所でダイヤモンド富士は終わってしまった。

でも東京のどこかでダイヤモンド富士は見えたハズ。日暮里とか新宿とか、羨ましい。

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2012年11月 4日 (日)

デパチカの試食会

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昨日の記事で、新橋のイベントの話から、ワインの話にちょっと触れてみたので、もう一度。本日は、デパチカの試食・試飲会から。

昨日、横浜そごうのデパチカがリニュアルされたとかで、試食・試飲会をやっていたので、×夕食を食べに、○夕食を食べるついでに、寄ってみました。

さまざまな試食、試飲があって大盛況でしたが、その中でこれは美味いと思ったのが、オーパス ワンというワイン。何処よりも早く2009年のものを試飲させているとのこと。

ふくよかな香り、程よい酸味、艶やかな甘み。おそらく何種類かの葡萄をブレンドしたものでしょうが、本当に絶妙なバランスでした。カリフルニアワインということですが、軽いイメージのカリフルニアワインに、こんな艶っぽいワインがあったことにちょっとびっくり。

美味しかったので、写真を撮ってラベルを記録し、アメリカから通販で買ってみようと調べてみたら、またびっくり。

アメリカでも一本200ドル弱。そりゃー美味かったけど、バッカじゃないの?じゃあ日本ではいくらで売られているの?3万円弱。げっ、そんなに恐れ多いワインだったの。

一本1万円ならお正月用に買っても良いと思っていたのですが、ワインって本当に怖い。

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2012年11月 3日 (土)

おでってくなんせ岩手

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新橋駅のSL広場では各種の催しが開かれるのですが、私はかなりの確率で、その催しでささやかな散財をすることになります。

今回は震災の復興支援の一環で岩手、特に内陸部の食材を販売、飲食するイベントです。

いつものように、駅前で真っ赤になるまで地ビールやワインを飲み、コロッケなんかを買い食いします。もちろん一人で。

このイベントのおかげで初めて食してみたのが、短角牛のつくね。

短角牛というのは、和牛の南部藩の赤ベコをルーツにする交配種でおもに東北で育てられておりますが、これまで食したことはありませんでした。

黒毛和牛に比べて脂身が少なく、うまみ成分が豊富ということでしたが、納得。郷愁をさそうような、農耕牛を連想させるような.....。もちろん美味しいんですよ。

あと、もう一つお勧めなのは、葛巻ワイン。本当にたくさんの種類の地ワインがあるのですが、なんと言っても筆頭は山葡萄ワイン。

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同じ山葡萄ワインと言っても、月山ワインのようにアルコール転化を途中で止めて甘みを残して飲み易くしたものや、葛巻ワインのように完全にアルコール転化させたものまでさまざまです。

月山ワインのように甘みを残したアプローチがあるのは、山葡萄は梅酒のように造られた山葡萄酒のイメージが根強いこと、山葡萄ワインは野生味が少し強くなる傾向があるからでしょうか。

そのせいか、今回は樽で三年間熟成させ、まろやかさを醸し出したリアリティという銘柄も出てました。

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