稲刈りボランティア
稲刈りのボランティアに行って来ました。春に自分たちがボランティアで田植えを行った場所での収穫です。
前回に引き続き微妙なボランティアではありましたが、足腰と右手の親指に残る筋肉痛は本物。通常の生活より動いたのは事実。
「微妙な」というのは、各所の利害に乗った「企画」が見え隠れするからであり、活動地の島の島民にとって、利益はゼロでは無いにしろ、かなり薄そうな気がします。
それでもゼロでは無いし、良く出来た「経済」は皆が薄く笑うようなものだから、これはこれで良いことなのでしょう。
特に、今回は島民の方に直接稲刈りの指導を受けることが出来た。直接話すことも出来た。その点では良くなっておりました。
写真は、稲刈りの実演を見せてくれる島のおば様たち。稲刈りで肝心なのは、刈った稲穂を束ねて結ぶところです。ここで上手くいかなければ、この後、乾燥する過程で台無しになります。束ね方を丁寧に教えてくれております。
刈った稲穂は、ちょっと長く刈った4.5本の稲穂を使って束ねます。稲穂の束に巻いてクルクルとひねり、結びの穂も同じ方向に向くようにして、親指で根元の穂を結び目に押し込みます。
おば様たちの動きを見ていると、ポンポンと行きそうなものですが、実際やってみると難しい。
ようやく慣れて来た頃には親指も痛くなって来ました。そして刈る田も........。この連休で大量のボランティアが来るので、割り振りがあるようです。微妙.......でしょ。
ボランティアというより稲刈り体験ツアーだったと言えばそれまで。でも、上手く行っている企画って、ヒーローも無く、なんとなく皆が薄っすら幸せを感じるようなものではないでしょうか。
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