寒風沢島、入り江の埋立て田んぼの今
Camera : Nex-7, lens : SEL18200
寒風沢島の空撮写真を見ると、
おそらく、入り江を埋立てた水田でしょう。地図を見ても道は無いことから、船を使って海側から入っていたのでしょうか。それらは、
国土地理院の国土変遷アーカイブには、1961年4月の空中写真
http://archive.gsi.go.jp/
この津波は島の農水業に大打撃を与え、
http://archive.gsi.go.jp/
http://archive.gsi.go.jp/
この空中写真は、干潮の時間の撮影でしょうか。私が訪問した時は、もっと広範囲で冠水しておりました。今回の地震では島全体が地盤沈下し、大潮の時期の満潮時には地面の方が海面より低いのでは、と思われるくらい浸水してきます。
表題の写真は、宮戸島の近く、元入り江の埋立て田んぼ跡です。どこからか流されてきた自動車がまだ埋まっておりますが、もちろん、どこの道にも接しておりません。水面の位置からそんなに深くは無いことは解りますが、不気味な光景です。
下の写真の場所には、うっすら田んぼのあぜ道が見えます。津波の後に注文していた苗が届いたので、植えてみたけど塩害でダメだったそうです。ここは所有者が復旧を願っているので、何年後か水田として見ることが出来るかも知れません。
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