山線に特急が復活
あまりフラフラする時間はありませんでしたが、幸い特急ヌプリ号に乗車できました。函館本線の小樽から長万部間、いわゆる「山線」に特急が走るのは久しぶり。
特に、函館行きの列車は往年の急行ニセコと近い時間設定で、良い感じです。
思えば山線から優等列車が消えたのは、1986年のこと、それから長らく優等列車には縁がありませんでしたが、今回は観光気分満載で復活しました。
名前も「ヌプリ」アイヌ語で「山」。山線の観光特急のイメージ通りです。
かつて山線を走っていた特急「北海」は、ビジネス用の「北斗」のオーバフロー吸収が目的だったように思えます。東京から1M、1便、1Dと乗り継ぐ最速連絡に対して、その切符が取れなかった人用に11M、11便、11Dが用意されていたみたいな。
その最速乗り継ぎ自体が意味を成さなくなった時点で、その補完目的のスジなんて続くはずがありません。こうして優等列車が山線から消えたのなら、スピードは最初からあきらめて、リゾート列車に仕上げたのは自然な事と思われます。
なにより、キハ183が山線を走る。これだけで感涙ものですよ。
なお、「冬場には特急ニセコリゾートが走ってネ?」という突っ込みは想定しておりません。
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