初「通り抜け」
週末、長年の念願だった、大阪造幣局の桜の通り抜けに行ってきました。ここには、私が名前だけ知っていて、まだ見たことの無い桜の品種が沢山あります。
桜の品種を沢山みるには、関東では東京の多摩森林科学園が近くにありますが、あそこは山なので桜の花を見るにも、斜面を見上げるか、谷を見下ろすかする場合が多く、桜の花も間近で見れるとは限りません。
大阪の造幣局の通り抜けは桜の花が間近で見れるのも魅力です。
また、ここには千里香、萬里香、静香、滝香など香りを有する品種もそろっているのです。とくに萬里香はこれまで見たことが無く、興味がありました。
ただ、残念なことに、これらの品種の中で一重のものはほとんど散っておりかろうじて、静香が満開でした。
そして、香りも雨のせいか確認できず....。
そもそも、あれだけ人が居れば、桜の花の香りを確認するため、立ち止まって花びらに近づく、なんて無理。ほのかな桜の花の香りなんて、どんなに近づいても、遠くのオバハンの香水の匂いの前では全く無力です。
それにも増して、並行して流れる川の川べりに開業する山ほどの露店。そこから流れる焼きソバ、お好み焼き、たこ焼き等々の匂いが、何にも勝ります。
ここで、桜の花のほのかな香りを楽しむことは非常に困難でしょう。
それでも、萬里香が見られる場所は、ここ以外知らないので、また何時か、一重の里桜が咲く頃、再訪してみたいものです。
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