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2012年3月 4日 (日)

P.ANGENIEUX Paris-St Heand AX Type 86 F100-105

Dscf3249_w 昔、映画館で悲しいシーンになると、直視できなくて、後ろを向き、スクリーンに投射しているレンズの白い冷静な目を見ていた。そんな時代もありました。

そんな気弱な性格だったせいか、私、今でもプロジェクターレンズが大好きです。

P.ANGENIEUX Paris-St Heand AX Type 86 F100-105については以前も紹介しましたが、このレンズは70mm映画を主な対象とした映写機のレンズです。映写機のレンズなので3群4枚のペッツバールタイプ、イメージサークルは小さいかわりに明るいレンズです。

F値の記載はありませんが、おそらくF2。シュナイダーのシネルクスシリーズと同じようなラインアップを持っていたものと思われます。

このレンズはバックフォーカスが短く、普通の一眼レフで無限遠はでませんが、NEXなら可能なので、ヘリコイドをつけて、NEX-7で川崎のチネチッタ(ベタな選択ではあるけれど)を中心にスナップを撮って来ました。

暗い映画館で、シネフィルムをスクリーンに投射することに一生を捧げてきた映画用プロジェクターレンズが、第二の人生で街にでて見て来た光景を見てやってください。

Camera : NEX-7, Lens :P.ANGENIEUX Paris-St Heand AX Type 86 F100-105

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コメント

映画のワンシーンを切り取ったような写真ですね(^_^)。

投稿: ken | 2012年3月 4日 (日) 13時04分

Ken さま今晩は

近距離はそれほどでも無いですが、遠距離だとむちゃくちゃなボケかたをしますでしょ。
使い方によっては逆ティルトを使ったようなジオラマ写真が撮れるかも。
変な写り方ですが中心部はピクセルを拡大してもなかなかの解像度をもっております。

投稿: kk | 2012年3月 4日 (日) 20時57分

この手のレンズはみんな虫眼鏡とかになって捨てられてしまいました。
このレンズを使って撮影をするとまるでトーキー監督の目で光景を切り取る気分になるのでしょうね。
3枚目の周辺の収差が見事な絵具のタッチになっています。

投稿: 610 | 2012年3月 4日 (日) 22時07分

610さま今晩は

このレンズでは、今まで一眼レフで近接撮影しかしたことが無かったので、ここまでグルグルするレンズだと思いませんでした。

でも、こんなレンズで撮影するの楽しいですね。日頃は通常のズームをカメラにつけて持ち歩いておりますが、シャッターをきること無いです。

投稿: kk | 2012年3月 4日 (日) 23時44分

NEXのおかげで面白い遊びが出来るものですね。
発色がこってりしてるのも、このレンズの風味でなんでしょう。
70mm対APSだと焦点距離は3倍近くになるんでしょうか?

投稿: SCR | 2012年3月 5日 (月) 08時19分

SCR さま今晩は

レンズの構成枚数が少ない分、そして収差が酷い分こってりと見えますね。このレンズ焦点距離は100mmなのでAPS-cだと150mm相当になります。

投稿: kk | 2012年3月 5日 (月) 21時38分

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