perfection XR-1 現像液
Camera : Canon EOS 10 QD, Lens : EF24-105F4L, Film : Kodak Imagelink HQ, XR-1, 475:25,30c,15m, moter base
先日、中判カメラの掲示板でRolleiのATP1.1をXR-1現像液で現像出来ることを知り興味を持ちました。
XR-1現像液というのはもともとPerfection XR-1という市販現像液があり、その処方を再現したもので二種類あります。違いはフェニドンの濃度のようです。今回用いた処方はフェニドンを1Lの出来上がりに対し1.5g使用するものです。他にはメトール0.25g、ハイドロキノン0.5g、亜硫酸ナトリウム30g、ホウ砂0.75gです。
そもそもこの現像液は、現像主薬であるフェニドンとメトールを両方使った現像液で、ハイドロキノンも使用することからPMQ現像液と言えばよいのでしょうか。
そして、現像液の推奨使用温度が30c。さらにモーターによる連続攪拌現像さえ考慮に入っております。
常識的には真逆の方法で、本当にハイコントラストのコピーフイルムを連続トーンで現像出来るのか不思議です。強いてあげれば現像液を超希釈で使うので、ローコントラストの現像が出来るのでしょう。
そこで1年ぶりにフィルム現像をしてみることにしました。使用するフィルムはKodakのコピーフィルムであるImagelink。このフィルムはパーフォレーションが無いので使えるカメラはCanon EOS10QD。
フィルムも現像液も一般的なものでは無いので、ヤマカンで現像時間を決めましたが、スタートにしては上出来ではないかと、満足しております。
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