二瓶の塩ウニ
小樽の市場で、500円の塩ウニの瓶詰めを眺めながら、「もう買ってしまったんだよねー」とつぶやいていたら、店の親父に「もう買ってしまったものは、他の店で見ないことだよ」と教えられました。
そうだよねー、前の店で同じような瓶詰めを1000円で買ってきたんだ。と私。
最初にウチの店に来りゃ良いのに、ウチの店は安いんだから....かわりにこのシシャモはどう?と親父。
シシャモは欲しく無かったので、結局、その500円の塩ウニを一瓶買って来ました。本当に同じようなもので値段だけが違うのか、納得できなかったからです。
札幌から大阪を経て横浜に帰り、ザックのなかで揉まれた二つの塩ウニの瓶詰めを開けてみたら、一目で納得できました。ちゃんと500円分と1000円分じゃないか、と。
ところでこの二つの塩ウニ、味も随分違います。500円のほうはトロッとしていて、1000円のほうはねっとりしております。保存食としての塩ウニなら1000円のほうが優れているのでしょうが、500円のほうも生ウニに近い感じで悪くはありません。
結局、両方買って正解でした。
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コメント
仕事柄、人の一生分のウニを食べてるので買って食べる事は有り得ないので恐縮です。(笑)製造元の塩加減で味がそれぞれ楽しめるので酒飲みにはイイ当てに成りますね。北海道のウニでは積丹や利尻島や礼文島が有名ですが、私のおすすめは「襟裳」の生ウニですね。春が旬なのですが、濃厚でオススメです。襟裳は「何も無い春」じゃないんですよ〜(笑)
投稿: グライフ | 2012年1月10日 (火) 10時27分
その土地に行くと、しばし落ち着いて見回す様にと
自分に言い聞かせてますが、私もスグに購買欲が出て
早まってしまいます。
これって性格なんですよね・・・きっと(泪
投稿: SCR | 2012年1月10日 (火) 14時20分
グライフ さま今晩は
各地のウニを食べくらべ出来るなんて羨ましい。
そうですか、襟裳のウニが美味しいですか。
やはり日高昆布はウニを美味しくするのかなぁ。
利尻、羅臼、あつば、日高、真昆布、細目と北海道には色々な昆布があって、それを食べるウニの味を比べることもできるのですね。
本当に良いなぁ。
SCRさま今晩は
私、大阪でも色々なお味噌とか、すぐきとか見つけ次第買ってきましたよ。さすがに大きなフグは自重したけど。
投稿: kk | 2012年1月10日 (火) 21時20分