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2011年10月 5日 (水)

センブリの花

Rimg0470_w Camera : Richo GX

故郷の裏山には今頃センブリの花が咲いていることでしょう。

この写真は2004年の10月10日に撮ったものです。この時はもう夕方で、充分な光も無く、持ち合わせた小型のデジカメで、アップを1枚撮るのがやっとでした。

この花をもっとしっかり撮りたい、そう思いながら果たせず、随分月日が経ってしまいました。そこで、決意を新たにする意味で、不本意ながらその時の写真を載せてしまいます。

この手形山という標高100弱の山は、昔、村人たちの「草刈場」として扱われていたので、何時も綺麗に均等に草が生えておりました。

「草刈場」という言葉は、今では政治の世界くらいで、それも悪い意味で使われることが多いのですが、昔は村人が飼っている家畜の為、順番で草を刈ることが出来た貴重な入会地でした。

やがて、家畜が少なくなると、このつるつるに整備された山はスキー場に変わりました。私もおぼろげに、この山がスキー場だったことを記憶しております。

そして、その時少ない雪でもスキーが出来るように表土が足されたのだと思います。スキー場が閉場した後はいたるところで、赤土が露出した不思議な景観となりました。

そんな景観の中で、秋になると、この小さく可憐な白い花が荒れた土壌を癒すように咲いていた。

この植物が薬草だから、より強くそう思ったのか、秋の黄色い陽光が効果的なコントラストを演出するから、そう見えたのか知りません。

ただ、その光景は大地を癒す、そんな光景として、私の原風景の一つになっております。

Rimg0471_w ただ、原風景の常として、その風景はだんだん美化されてしまい、近い映像を探すことを、どこかで拒んでいるのかも知れませんね。

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コメント

センブリの花ってこんな花でしたか。
何処か山の中でセンブリだと云われて見た草には花は咲いていなかったのでしょうね、記憶が蘇りません。
最近は出不精になって山にも行かず街にもいかず燻ぶって終わってしまいそうです。
九重に行って辺り一面で見れるリンドウの花を見たくなってきました。

投稿: 610 | 2011年10月 5日 (水) 23時03分

610 さま今晩は

センブリの花って可憐でしょ?
全草にあんな苦さを持っているなんてちょっと信じられません。
この山にも昔リンドウが咲いておりましたよ。私でさえ摘み取っておりましたから、今はもう無いかも。
九重は皆さんが大切にしてそうだから、大丈夫ですね。

秋の阿蘇は良いだろうなぁ。今年は無理かもしれないけど、アサギマダラのシーズンに九州に行きたいなぁ。

投稿: kk | 2011年10月 5日 (水) 23時42分

苦味で有名ですが,花屋で鉢植が並んでいても頷ける可愛らしさで驚きました.苦味と処方目的が共通する同名の昆虫もありますね.

投稿: lensmania | 2011年10月 9日 (日) 06時04分

センブリって漢方にある・・アレですよね。
こういう野草なんですか?自然科学系まったく
ダメな私でした(泪

投稿: SCR | 2011年10月 9日 (日) 11時07分

lensmania さま今晩は

昆虫のセンブリって、ヘビトンボみたいなヤツですよね。
薬になるとしたら、幼虫ですかね。

たしかに、あの姿は毒か薬かどちらかであるって感じです。8割がた毒って思っちゃいますけど。

SCRさま 今晩は

そうですアレです。この花は荒れて、栄養のなさそうなところに咲くので、この花が見られる土地はあまりよくないのかも。

投稿: kk | 2011年10月 9日 (日) 22時15分

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