復興未だに進まず
Camera : Pentax 645D, Lens : FA 35mm F3.5
昨日のニュースで、気仙沼も一向に復興が進んでいない。というニュースがありましたが、まったくその通りです。
私は、政治の事はよく解りませんが、すくなくとも政治がダメだと国民は不幸だという事ははっきり解りました。震災から4ヶ月たって、この状況はあまりにもひどい。
気仙沼と近くの大島は、私が最も好きな場所の一つで、よく訪れたものです。今回の震災でどうなってしまったのか気になっておりましたが、非力なオジサンがボランティアに行っても邪魔になるだけ、と我慢しておりました。
今回、少しだけなら、そして名産品を買ってくるだけであれば、邪魔にはならず、少しは地元に役に立つかも、と思い気仙沼まで行って来たのです。
表題の気仙沼駅は街からちょっと外れた丘にあるので、全く被害が無いように思われます。実際、駅だけでなく、この辺りの建物は総じて問題なさそうです。揺れ自体はあまり大きく無かったとの事。
ところが、駅から降りて角を曲がったあたりから様相は一変します。街が信じられないくらい破壊されており、どういう力でどうしたらこうなるのか、理解できません。
気仙沼は裕福な港町で、立派な建物も沢山あったのに、すべて無残に破壊され、本当に残念です。この状況を見れば、海辺に住む事は、もう出来ないように思われます、明らかに地盤も沈下しているし。
相手が自然の猛威だけに、かつての街を再現するのは無理でも、今後、この土地で人々が安心して暮らして行けるよう、新しい街づくりが一刻も早く行われるよう、祈るばかりです。
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コメント
ニュージーランドでは、被災した日に1週間400ドル×6週間分が決まり、その日のうちにパソコンで申し込めば、翌日には振り込みがあったそうです。津波被害が無かった分その辺の差はあるとしても、最初の必要なお金に対するスピード感は全く違います。ただ、もし津波があればクライストチャーチの半分はダメだったとのこと。いまだに本震並の余震が1週間に何回もあるため、がれき除去もままならないそうです。
37万人の内、7万人が家屋が使えない、仕事がなくなったとの理由で流出しているそうです。観光のクライストチャーチは5年はダメなんじゃないかしら?
投稿: ら・ぺるら | 2011年7月12日 (火) 09時44分
ら・ぺるら さま今晩は
何か、地殻の活動期に入ってしまったようですね。
我々には三浦半島の活断層も影響するでしょう。
地震の多発で経済もどうなることやら。
未来は暗そうです。
投稿: kk | 2011年7月12日 (火) 20時54分