ヤマグワの実
Camera : Pentax 645D, Lens : Kinoptik Apochromat 100mm F2
自宅から鶴見駅までぶらぶら歩いていたら、歩道が紫色になっている箇所がありました。何だろうと見上げると、ヤマグワの木があり、実をつけておりました。
ヤマグワは養蚕用として、各地で栽培されておりましたが、もともと日本の各地で自生する木ですから、鳥がヤマグワの実を食べて、糞をして飛び回れば、種は各地にばら撒かれ、都会でもこんな風に、道路際に生えていたりします。
この写真の実はまだ若く食することはできませんが、赤紫に熟せば、甘くなり、美味しく食べることが出来ます。そのかわり、舌も赤紫色に染まってしまうのですが。
ただ、この色素は、抗酸化作用があると言われるアントシアニン。桑の実には、ミネラル、ビタミンも豊富だそうなので、体に良い健康食だと思います。
研究が進むと、実の需要が高まり、中国製の生糸によって打撃を受け、荒れた状態になっているかつての桑畑も再生するかも知れません。「赤とんぼ」のこの歌詞も、情景が変わるかも。
山の畑の 桑の実を
小かごに摘んだは
まぼろしか
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コメント
童謡に出てくるクワの実はコレでしたか、それにしても
美しい緑と立体感は、クワの実以上に見入ってしまいました。
投稿: SCR | 2011年6月 5日 (日) 17時04分
SCR さま今晩は
お蚕さんが好きなだけあって、この木の葉はどんな毛虫も大好きです。
実は、良く見ると、昆虫の卵らしきものも写っていたりして、ちょっとトリミングしております。それでも虫は見えますが。この先、毛虫だらけになるんだろうなぁ。
投稿: kk | 2011年6月 5日 (日) 18時51分