手が出せない「雑草」
雑草とは、本来、栽培している以外の植物をさします。例えば、その場所にドクダミを植栽していたのに、チューリップが自然増殖した場合、チューリップが雑草です。
雑草とは、植物の貴賎をあらわす言葉では無いのです。もちろん美しさの度合いをはかる言葉でもありません。
同じ植物でも、畑や庭に生えれば雑草、野原に生えれば野草と言われる植物は多いです。それは、人間が自然界に侵入し、畑やら庭やらを作ったためであり、本来ある植物を押しのけて、不自然に植物を作ろうとするから、もともと、その土地に適した植物が雑草と言われる、本末転倒な状況なのかも知れません。
なんて、雑草の事を考えながら家の庭を見てました。私の家の庭は、雑草の花にらに占領されております。
この花にらは別に植えた訳でなく、どこからともなくやってきて、ここで自然に増殖して行ったものです。他に育てている植物も無いので、本当は雑草とも言いがたいけど野草でもありません。
ここには、庭を整理し、土を耕す天敵の人間も居ない。他の草が芽吹く前なら、競争も無い。花にらにとって天国みたいなところなのかも。
もう少し季節が変わると、草ぼうぼうになるので、今年こそは小奇麗に整地しようと思っておりましたが、やはり手を出せないなぁ。
| 固定リンク
コメント
雑草と言う言葉は人間のエゴから生まれた名前かも知れませんね。植物ってそこの環境に会った物が成長する仕組みになってるらしいですが見た所暖かくて水はけも程々で日当りは少なめですからこのバランスを変えたら違う植物が生えてくるかもしれませんよ。ドクダミは刈れば刈る程繁殖して手に終えなくなりますから(笑)出来れば根絶やしが理想ですが、これは凄い群落になっちゃいましたね。刈ってドクダミ茶でも作ればそんなに憎くも成らないかもしれませんね。
投稿: グライフ | 2011年4月17日 (日) 11時14分
グライフ さま今晩は
=>ドクダミは刈れば刈る程繁殖
これは花にらですが、家の裏手にはドクダミが蔓延っていて、刈ったばかりでした。
倍返し、されるのかなぁ。
投稿: kk | 2011年4月17日 (日) 19時24分