ワイキキの夜の匂い
ホノルルのワイキキビーチには巨大なホテルが林立しており、夜中まで観光客でにぎわいます。
私が旅行中、津波警報が発令され、その夜はさすがにワイキキの浜辺もひっそりして、ホテルの宿泊客も固唾を飲んで海を見つめておりました。私も同じようにバルコニーに出て夜の海を見つめて居たのですが、ひっそりと静まりかえった空気の中に特有のにおいを感じました。
ほのかに甘く湿った香り、いくつかの花香りがまじった香りと、海の匂い。これがここの本来の匂いなのだと思いました。
いくつかの花の香りの中でも中心になっているのはプルメリアの花の香りのように感じられます。プルメリアも日本で見る鉢植えとは別物とも思える大きな樹木となって花を咲かせて居ります。
樹高が高い分、鉢植えのように身近に花の香りを確かめることは出来ませんが、もともとこの花の香りはこんな風に、空気の中にかすかに感じる状況が一番似合って居るのかもしれません。
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コメント
失礼かもしれませんが、あのときワイキキに居られたのは
日本人として貴重な経験をされましたね。
あ~ボクもハワイでゆっくりしとうございます(泪
投稿: SCR | 2011年3月27日 (日) 21時49分
SCR さま今晩は
今でも、「安否確認が取れないヤツほど、えてして安全なところに居るもんなんだよ」って言われております。
ほぼとんぼ返りの予定だったので、職場に知らせてなかったの(^-^;
投稿: kk | 2011年3月27日 (日) 23時14分
こんな風に職場での浮気がばれた人もいたようですが(笑)、、、海のこちらでも毎日の原発のニュースで眠れない人が大勢います。写真を撮る気にならないのが不思議ですが、こんなにやわいもんですかねぇ。物欲も減退してます。
投稿: koji | 2011年3月28日 (月) 06時18分
koji さま今晩は
=>こんな風に職場での浮気がばれた
怖いですねぇ。
原発も怖いです。今、人類がその怖さをまざまざと見せ付けられているような気がします。
投稿: kk | 2011年3月28日 (月) 22時18分
変な話ですけど去年の冬の2月にハワイに(私の)散骨の下見に行きました、このプルメリアは葉っぱが無くても咲いておりました。この写真と違い何となく不思議な感じではありました。
あの島々はワイキキのあるオアフ島以外はかなり寂しい所で、たま〜にクジラなんかが島近くまで泳いでおりましたけど「ここはさびしいなぁ」と思って散骨は瀬戸内海に急遽変更して次第です。軟弱者です。マウイ島の人里離れたところにかのチャールスリンドバーグのお墓がありました、彼は米国アイソレーショニスト会の会長だったそうです。なんか分かります。
大変な時にこんな話をしては本来はいけない事なのでしょうが、どうもこういう時に限って詰まらん話になるのが持って生まれた性分なのです。すいません。
人間息抜きが必要なんですよね、であの福島原発で働いている東電の人たちは過酷な労働をしていると聞きました。休みはどうなってるのでしょうかねぇ、あの環境と酷使でちゃんとした仕事が出来るのしょうか、そのほうが心配です。
投稿: koji | 2011年3月29日 (火) 21時45分
koji さま今晩は
日本でも散骨が増えて来ましたね。
私は一応嫡男なので、ご先祖様が....。
弟がお墓を守ってくれれば、海に行きます。
伊豆あたりが良いかなぁ。
投稿: kk | 2011年3月29日 (火) 22時42分