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2010年12月 5日 (日)

Efke IR820 Aura

201012002001_w Camera: 610 8x10 rangefinder, Lens : CM Fujinon 210mm F5.6, Film : Efke IR820 Aura,HC-110

初めて使う8x10カメラを、初めて使うレンズとフィルムで撮影、現像するというのも無謀なことですが、とりあえず、それしか無いので使ってしまいました。

Efke IR820 Auraと言うフィルムは、クロアチアのフィルムメーカーが出している赤外フィルムで、ハレーション防止コーティングが無いタイプのフィルムです。

赤外フィルムは、コダックのHIRの印象が強烈なせいか、盛大なハレーションが出るイメージがありますが、赤外レベルの波長まで感光するからハレーションが出たのでは無く、ハレーション防止層が無かったから、盛大なハレーションが出たのです。しかし、それが、赤外写真に効果的な影響を与えました。

その為、このフィルムは通常のEfke Ir820に、わざとハレーション防止層を加えず、ハレーションを出やすくしております。

表題の作例は昨日と同じカットで、IRフィルターを使わないバージョンです。このフィルムはIRフィルターを使わなければISO100くらいで撮れるハズですが、計算を間違えて、EI=400で撮ってしまったので、現像時間を押して現像しております。

このフィルムは期限切れでバーゲンをしていたので思わず買ってしまったのですが、できれば赤外写真以外でも使いたいので、赤外では効果的なハレーションが、通常撮影でどれくらい邪魔をするか調べておきたかったのです。

201012002001_w2 これは、中心部の拡大写真ですが、このように直射日光が当たっていても、金属とかでなければ、ハレーションも常識的な範囲で収まっているようです。

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