« 2010年9月 | トップページ | 2010年11月 »

2010年10月31日 (日)

5x7判フィルムについて

201010009001_w1 Camera:組み立て暗箱、Lens:Fujinar -w 15cm f6.3, Film : Shanghai 100, HC-110

世の中、全体的にフィルムカメラは廃れてきましたが、大判カメラも例外では無く、廃れてきているようです。

先日、中古カメラ屋さんで聞いたところによると、趣味で写真を撮っている人でも、最近は、大きく重いものほど嫌われているようです。

それでも、大きなフィルムを使う人は居ります。ただ、そういう趣味の人は、大判といっても一気に8x10に行ってしまうようです。

大判フイルムは4x5,5x7,8x10のサイズに既製品があり、その上は特注といった感じでしたが、いまや5x7のフィルムなどほとんどありません。少なくなった大判愛好者は4x5かさもなければ8x10というように別れてしまったようです。

5x7というサイズはバランスから言って、大判の中では少し横長で、同じ比率をブローニに置き換えると6x8.4くらいになり、個人的には好きなサイズです。

カメラも小型の組み立て暗箱では、4x5のモノレールカメラより軽い感じで使い易く思えます。フィルムが無くなったとは言え、まだT-maxとアクロス、は手に入るのでそれで十分と言えばそれまでです。

201010009001_w2 その中で、E-bayに行けば、中国製のフィルムが5x7サイズで安く手に入ります。このフィルムは写りは悪くないのですが、乳面が弱かったり、シートによってはムラがあったりします。

フィルムをスキャンして修正してしまえば良いのですが、せっかく大きなフィルムを手間隙かけて撮影、現像するのだから、フィルムはやはり高くても良いものにすべきか、これで十分とすべきか、難しいところです。

誤解のないように付け加えますが、基本的には、このフイルムに問題はありません、気に入ったネガの乳面を保護してやれば良いし、ムラはまれにある程度です。下のサンプルはロジナールで連続攪拌した現像によるもの。粒子は少しあれますが、何せ5x7、まったく気になりません。シャッターが欲しくて買った傷だらけのフジナーですが、このまま使ってしまおうかなぁ。

201010010001_w

| | コメント (7)

2010年10月30日 (土)

Polaroid Miniportrait

Dsc02524_w 台風14号の接近のせいで、今日の横浜は朝から雨が降り続いております。

こんな日は、絶好の腑分け日和。私の手元には、この前カメラ屋のジャンクコーナーで仕入れて来たPolaroid Miniportraitが転がっております。

このカメラはレリーズの先端が曲がっているくらいで、何処も悪くないのですが、この手のカメラは、たとえちゃんと動くにしろ、今ではジャンク扱いになってしまいます。

私にすれば、300円で4x5の国際規格バックと、ファインダー、グリップ、レリーズ、アクセサリーシュー、三脚座、機械式のシャッターパーツを手に入れた事になります。それに、このカメラ、三脚座に2mの巻尺を内臓してますから、巻尺も手に入れたことになるのかな。

ところが、密かに心を躍らせながら腑分けを始めようとしたとき、突然ジレンマが襲ってきました。

このカメラのシャッターは機械式でバルブも出来る。これは電気式でバルブが無いFujiのFotrama452と比べて大きなメリットになるハズ。このカメラで、4x5のステレオピンホールカメラは出来ないものだろうか。ピンホールカメラにステレオなんてものがあるかどうか知らないけど。と、まあ、こんな妄想が湧き上がってきたためです。

今、必要なパーツは無いし、腑分けよりピンホールカメラ遊びのほうが楽しそうですね。

| | コメント (3)

2010年10月24日 (日)

西明寺栗

Dsc02523_w 今年は栗が豊作で粒も大きいとか。そのせいか、栗の粒の大きさが売りの西明寺栗も、今年はあまり目立たないかも。写真の左側の栗がそれです。

西明寺栗は、秋田県の西木村特産の栗でありますが、もともとこの地方に自生していた栗ではありません。江戸時代に岐阜の方から粒の大きな和栗を選抜してこの地で植えたのが最初ではないかとされます。

それを3百年も守り続けて来た訳です。このあたりの栗林は山の中にもかかわらず整備され、栗のために良いとされるカタクリを共生させております。

手間と愛情が注がれております。

この栗は純粋な和栗で、さらに粒も大きいことから、味が薄いという人も居ります。私の母がそうで、八百屋を現役で営んでいたころは、西明寺栗よりも利平栗をせっせと売っておりました。

確かに、利平栗は和栗と天津甘栗のF1ですから、甘みが強く、味が濃い感じがします。ただ利平栗は、味以外の点で問題も多いので、、今、日本で営利栽培されている栗は、利平栗の味をにらみながら、病害虫に強く、栽培効率の良い品種を目指して改良されたものが多いものと思います。品種改良の方向が、そちらにあるので、西明寺栗を超える大きさの栗は現われないのです。

ただ、ある意味、西明寺栗は、交配による改良も無い、昔からの栗なので、伝統的な和栗の味を楽しむには最適な栗だと言えるかもしれません。

| | コメント (4)

2010年10月23日 (土)

さよなら何時も雨の窓

Dsc02515_w 私の家の窓ガラス、ペアガラスの中に何とかガス入りという結構高性能なガラスということでした。が、十年も経たない間に、ペアガラスの中に雨水が入るようになり、窓ガラスの外は何時も雨、と言う状況でした。

さすがに、毎日が雨だと気がめいるので、ためしに住宅会社に連絡してみたところ、保障期間だからただで代えてくれるとの事。

工事を控えて、家の掃除は大変ですが、窓の外が何時も雨で無くなることは嬉しいなぁ。

| | コメント (2)

2010年10月18日 (月)

迷子のエイ

R0013796_w 本日のお昼、お天気も良いし、久々に浜離宮を散歩しよう、と浜離宮に着てみるとパスポートを忘れていることに気がつきました。パスポートは定期入れに入れたまま、脱いできた上着のポケットに入っておりました。

季節が良くなると、お財布とか定期入れとか携帯電話とか、入れるポケットの数が多くなるので、時たま、このような不運に見舞われます。

パスポートがあるのに入園料を払うのも癪に障るので、呆然と公園の外をあるいていたら、汐留川にエイみたいな影が映りました。何だろうと良く見たところ、本物のエイが泳いでおりました。

ここでは、ボラは良く見かけ、たまにクラゲも漂流しておりますが、エイは初めて見ます。何でオマエこんなトコにいる?とじーっと観察していたら、コイツは汐留川のある区間を行ったり来たりしながら道に迷っているようでした。

R0013798_w わたしも同じ区間を、エイの泳ぎ方とか呼吸の仕方とか観察しながら、しばらく川べりの道路を、エイと一緒に行ったり来たりしました。が、なにぶんお昼休みの事で、時間も無かったので、行ったり来たりしただけで、海に導いてあげることも出来ず、その後どうなったかは定かでありません。ちゃんと海に戻ってくれていることを祈ります。

パスポートを忘れたおかげで、浜離宮に入れなかったものの、川を泳ぐエイを間近で見れたなんて、ラッキーなお昼でした。

| | コメント (4)

2010年10月17日 (日)

ICS世界の中古カメラフェアー2010

R0013791_w 本日から、中古カメラフェアーが有楽町の交通会館で開かれております。このような中古カメラ市も最近は人気薄と思っておりましたが、日曜日からスタートということもあってか、叔父様方でごった返しておりました。

そういう私も、今回は気になるものがあったので、久々に参戦したオジサンの一人でありました。

そして、もう欲しいものも無いなぁ、と思いながら、行けば必ず何かしらお持ち帰りしてしまうのもいつものことです。

何はともあれ、オジサンが古いレンズや機械式のカメラに愛情を注げる世の中は平和でよいのではないでしょうか。

R0013795_w ちなみに、今回、会場で偶然見つけて衝動買いしたものがコレ。ZeissのProtarです。シャッターを考えなくてはなりませんが、余裕で4x5カバーすると思われます。開放でF18だからF32とかf45とかでも回折を心配せずに絞れるかも知れません。

最近、ピンホールカメラのようなレンズ付きカメラがあったら楽しいのではないかなぁ、なんて考えていたのです。

| | コメント (4)

2010年10月16日 (土)

Fuji GA645W

R0013786_w 先日以来、目測が下手だの、カメラが重いのと、いろいろ伏線めいた言い訳をしておりましたが、ついにGA645Wをポチしてしまいました。

前から、645のレンジファインダーの広角カメラが気になってはいたものの、いまさら、と言う思いもあって自重しておりました。

でもやはり一度は使ってみたかったし、このカメラ、GA645とともにずいぶん安く手に入るようになりました。カメラ道楽も、いよいよ対象が限られてきたし、この手のオートカメラは下手すると、昔の機械式のマニュアルカメラより製品寿命が短いので、使える時に使って楽しむべきです。

201010007002_w1 Camera : Fuji GA645w, Lens : Super-EBC Fujinon 45mm F4, Film : TMY2,HC-110

という訳で、早速カバンに入れて仕事の合間とか仕事帰りに使ってみましたが、本当に良いカメラです。コンパクトで信頼性があり写りも良いです。特に645で45mmというのは、街とか建物のスケッチには使い易い画角です。人物を含めたスナップでは60mmのGA645の方が使い易いかも知れません。

撮影データを記録できるのも嬉しい機能です。

唯一、気になることは、蛇腹カメラや二眼レフで写真を撮っている時に感じる趣味的な余裕、みたいなものが、このカメラではやや薄れてくるような気がすることです。

| | コメント (4)

2010年10月11日 (月)

雨のち晴れの朝

R0013778_w 私が理想とするお天気は、雨のち晴れの朝。特に前線が通過して、大気が変わると全てのものが美しく輝いて見え、そんな朝は時間が経つのが惜しく感じられます。

この時期、いつもより遅く開花していた金木犀もついに、花を落としております。特に雨上がりでは木の下をオレンジ色に染めております。

この花が落下している様子を見ると、綺麗なところに集めて、桂花陳酒でも作れないかなぁ、なんて思ってしまいますが。実際にお酒にする花は開花直前のもので、落下した花は綺麗なところに集めても、お酒には向きません。

桂花陳酒の味でも思い浮かべながら、オレンジ色の落ち花を楽しむのが一番かも知れません。

| | コメント (5)

2010年10月10日 (日)

目測に自信が無いので二眼レフ

201010005001_w Camera : Rolleiflex 2.8C, lens : Planar 80mm F2.8, Film : TMY2, Rodinal

かばんにカメラを忍ばせて、たまに白黒写真を撮って楽しむ。勤め人だと行動範囲が限られており、毎回おなじような写真しか撮れませんが、そんなフィルムを現像するのが好きです。

カメラはPerkeo IIを手に入れてから、この小さな6x6カメラを持ち歩くことが多いのですが、夜の訪れが早くなる季節になると、とたんに目測でピントを合わせるのが辛くなります。

それに、私のペルケオはフィート表示なので計算が大変です。

目測であいまいに距離を測っているのに何故、フィートからメートルに計算しなければならないのか自分でもよく解りません。ただ、私はフィートでは目測で距離を測れないのです。

201010005002_w_2 そこで、二眼レフのRolleiflexを持ち出してみました。これなら、ピントあわせも楽です。一眼レフのようにミラーショックが無いので、スローシャッターも気になりません。

でも、Rolleiflexだとカバンに入れるとかさばるし重いなぁ。最近、クビの骨が曲がって来たせいで、左肩が痛いのです。フィートで目測できるようになればペルケオが一番良いのだけど。

201010005004_w_2

| | コメント (4)

2010年10月 9日 (土)

芳梅亭

201010003001_w_2 Camera : Perkeo II, Lens : color-skopar 80mm f3.5, Film : Presto, HC-110

写真の建物は浜離宮の中にある芳梅亭という集会場です。芳梅亭は午前、午後という区分けで時間貸しされており、3600円で25名まで利用出来ます。

お花見の時に団体で休息場にするとか、土日にちょっとした会合で使われるとか、そんな使われ方がされているものと思いますが、あまり人が出入りするのを見たことがありません。

201010003002_w_2 何人かで分ければ、使用料も高くないし、中を覗いてみたかったので、職場の仲間と弁当持参でお昼を食べに行きました。

建物は、いかにも昭和の民家といった風情でくつろげるのですが、職場の仲間の手前、お弁当を食べ終えても、寝そべってくつろげないのが残念です。

201010003004_w いつか、一人で借りて、広間の畳を独り占めして、弁当を食べた後、庭の景色を見ながら、ゆっくり昼寝して仕事をサボってやろう。などという思いが、浮かんでくるのも避けられない事かも知れません。

| | コメント (8)

2010年10月 3日 (日)

Pentax 645Nはお手ごろですよ

201010002002_w Camera : Pentax 645N, Lens : Pentax FA 45-85mm, film : TMY-2, Rodinal

最近、Pentax 645Nのボディが安く出回って居ります。私、いつかは645Dを買うつもりで、FAレンズを集めておりましたが、あまりにも645Nの中古ボディが安いので衝動買いをしてしまいました。

いまさら何を?みたいな感じですが、このカメラ信じられないくらい良いです。AEだし、AFだし、その両方が信頼できるし。

私、カメラを沢山持っているように見えて、デジタル以外AFは無くて、AEですら少数派です。別に哲学みたいなものはありませんから、これはたまたまそうなっただけで、AFなんか素直に凄いと思ってしまいます。

せっかく近代的なカメラを持ったので、フィルムも近代的なTMY-2にして、散歩に出かけると、いろいろなものが気持ちよくスナップできます。カメラを持って、散歩しながら、どうでも良いものを撮影して行く楽しみ、を実感できます。

201010002003_w 本来なら、Tmax現像液で現像すれば良いのでしょうが、手軽なRodinalでサクッと現像します。現像液だけが古風ですが、TMY-2にRodinalも悪く無い組み合わせです。

| | コメント (8)

2010年10月 2日 (土)

久々にマミヤプレスを使うと....

R0013751_w 久々にマミヤプレスを使いました。何とは無しに6x9で写真を撮ってみたかったのです。6x9だと、私の場合、一応グラフレックスXLかマミヤプレスという選択ができますが、使い易さではマミヤプレスの方が少し上です。

そう、ほんの少しだけです。

現に今日も、マミヤプレスに6x9のホルダーを着け、ホルダーにフィルムを装てんし、50mmのレンズを装着して出かけました。マミヤプレスはフィルムホルダーに引き蓋を着けることによってレンズ交換が可能ですが、私は、同じレンズでは、同じフィルムを通すことにして居ります。トラブルの元になるからです。

そして、50mmのファインダーを着け、3枚撮ったところで、大変なことに気がつきました、レンズキャップを取って無い........。

広角のファインダーと、距離計のファインダーを交互に見るのですが、ついレンズキャップを取るのを忘れてしまったのです。

そして3枚目で気がつくというあたりが微妙です。この先フィルムを空で送って、巻きなおしするか、3枚あきらめて、続きを撮るか。6x9だと120フィルムでは8枚撮れるので、考えようによっては半分近く無駄にする事になるし、まだ、半分以上撮れる事にもなります。

結果的に、フィルムを空送りして、フィルムを巻きなおすことにしました。

こんな事、最近のカメラでは考えられません。不便と言おうか、楽しいと言おうか、悩ましいかぎりです。

201010001002_w Camera: Mamiya universal Press, Lens : Sekor 50mm F6.3, Film :Prest, Rodinal

| | コメント (11)

« 2010年9月 | トップページ | 2010年11月 »