デュッセルドルフからケルンへ
(平和なデュッセルドルフの街中、暇だったので、かるがも親子の日光浴を眺めて遊んでおりました)
私の旅行もローマで終わり。帰路に着きます。といっても航空券の関係でデュッセルドルフとヘルシンキで一泊づつしなければなりません。ホテル代を考えると必ずしも安い航空券ではなかったかも。
デュッセルドルフという都市は日本にはなじみが古く、日系の企業の支店とか駐在員事務所もある街です。ただ縁がある業界と縁の無い業界があり、私は全く無縁の業界におりましたので、仕事でこの街に行くなどと考えたこともありませんでした。逆にそれがあだとなって、観光でも訪れたことはありません。市内には旧市街もあり、それはすぐに見つかり、まあ、それなりに楽しめました。
特に市場では、日本では見られない、ワイルド ピーチとかワイルド ネクタリンがあり、不恰好だけど美味しそうな果物もあり、1個づつ買って美味しくいただきました。ドイツはこういうところが素敵で、たとえ500g数ユーロで、売られている、果物であろうが、ハムであろうが、1個、1枚という単位で量り売りしてくれます。旅人がちょっと変わった果物とか、お菓子とか見つけて、食べて見たいと思った時には、本当にありがたいシステムです。
ただ、いかんせん、この旧市街は小さい。時間をもてあましてしまいます。その時、ふと、ケルンに行ってみようと、思いつきました。電車に30分くらい乗って、大きな聖堂がみえたらそこはケルンです。ケルンはドイツの中で、最も列車が集中する駅でもあるので、いろいろな列車が見れるはずです。
駅に戻って、切符を買いケルンに向かいます。デュッセルドルフとケルンの間なんて、列車はいくらでもあるので困りません。列車に乗って「ケルン、ケルン、大聖堂」と呪文を唱えながら降りる駅を探していたら、ここだ、と思った駅がここ。
何か違うかなぁ、という予感がして一緒に列車を降りた人に、「ここはケルンですか?」と聞いても怪訝な顔で英語はわからないと返事をするだけ。困っていたら、ホームに地図を見つけました。どうもここは私が探していた駅とはちがうようです。ケルン ミュールハイムという駅。ケルン中央駅はここから2つ目。本当のケルン駅に向かいます。ケルン中央駅はこれ。タリスも居ります。大聖堂といったらコレですよね、普通。いったい何を探していたのやら....。
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