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2010年7月24日 (土)

氷河急行脱線事故に思う

Dsc00318_w (これは氷河急行と同じ車両が使われるローカル線の写真です)

昨夜Blogを更新して、朝起きてみると、氷河急行脱線のニュースにびっくり。それも自分が訪ねたばかりの、ラクスからフィエーシュの間なんて。事故でお亡くなりになった方もおられるようで、なんともお気の毒な事で冥福を祈るばかりですが、自分としてはちょっと考えにくい事故なのでそのあたりの話をしようと思います。

Dsc00380_w (ラクスを出て最初の高架橋、relaxの看板が面白い、事故はこの次の橋の手前で起こったようです)

事故が起きた氷河急行はツエルマットからサンモリッツに向かう列車。臨時の氷河急行で先行するD906か後続のD908。氷河急行は人気の列車ですがアプト区間があるツエルマットからディエンティスムッセーまでは長大編成を組めないので分割しているものと思われます。事故があったのはラクスとフィエーシュ フェーリエンドルフの間、森の中の高架橋の100m手前で左にカーブするあたり。

新聞の写真を見ると線路が曲がっているので、暑さのせいとも思えますが、このあたりは標高も高く、また森に入ったところなので、なんともいえません。

Dsc00351_w (ラクスを発車してフィエーシュに向かう朝の混合列車)

この近くの街であるブリーグを出た列車は川沿いに走り、アプトで高度を稼いで、アプト区間を抜け、さらにループトンネルで高度を上げ、ラクスに入ります。ラクスはのどかな高原の村で、ラクスを出た列車は古い町並みを避けるようにカーブしながら、フィエーシュに向かいます。この間、スピードもそんなに出すとも思えませんが、事故の区間は古い町並みから離れ、森に入ったゆるいS字カーブのあたりですから、スピードが出てしまっていたのかもしれません。

Dsc00386_w (のどかな朝のラクス、上の高架橋の方角から反対側の光景)

欧州の観光地は東洋人も中国系、韓国系が多いのですが、何故かスイスは圧倒的に日本人が多くなります。それも年配の方々。この列車も乗客のほとんどが日本人だったようです。

年配の日本人ツアー客はマナーも良いし金離れも良いので、最も歓迎される観光客だし、またスイスは多少物価は高いものの、そのような観光客がのんびり過ごせるのどかさがあります。

その意味で、お互いが理想とする組み合わせなのですが、今回の事故が後を引かないように祈ります。

PS.その後のニュースで事故を起こした列車は後続のD908であることが解りました。また速度もあがっていなかったことも。線路の問題である可能性は薄いですね。いづれ原因は解るでしょう。

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コメント

いつも参考にしております。
また遊びにきます。
ありがとうございます。

投稿: スピード写真 | 2010年7月26日 (月) 21時49分

スピード写真 さま今晩は

日比谷線の脱線原因も結局解らずじまいでしたっけ。
今回も難しいでしょうね。
どう考えても脱線する要因が無い。

同じ時間帯に同じ編成の列車が10分前に通過しているのですから。

投稿: kk | 2010年7月26日 (月) 22時08分

事故のニュースを受けて真っ先にkkさんは無事か!と思いました.
日程なんか全然理解してませんから杞憂でしたが,kkさんだったらアドリブで縦横無尽かもしれないので...
とにかくご無事でなにより,今後も良い旅が続きますように.

投稿: lensmania | 2010年7月27日 (火) 10時32分

lensmaniaさま今晩は

私もたまに、追加料金を払って豪勢な列車に乗りますので、可能性ありましたね。
でも、ココで脱線が起きるならこの路線、安全な場所なんてありません。
事故原因もつかめないのにもう運転再開した、なんて報道がありますが、原因を追究して事故の可能性をゼロにするなんて、絶対無理です。
事故は不幸ですが、かといって運転再開は止められない。

投稿: kk | 2010年7月27日 (火) 21時06分

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