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2010年7月25日 (日)

スイスからミラノマルペンサ空港ヘ

Dsc00421_w (ミラノ第二ターミナル、実は第一ターミナルより街に近い)今回の旅行の第二の鍵と思っていたのが、スイスのBrigから列車でガララテGallarateまで行き、そこからミラノ マルペンサ空港まで移動することです。

ミラノマルペンサ空港のホームページを見ると、アクセス方法のうちの一つとして、ガララテからの路線バスが掲示されております。しかし本数が少なく、いつでも利用できるものではありません。

でも、路線バスが出ているということは、距離的には近いということで、駅でタクシーさえ捕まえることが出来れば、短時間で移動できるハズです。

残念なことに、このあたりの情報はネットでも出ておりません。ガララテがどの程度の駅なのか、タクシーは居るのか、マルペンサ空港までどれくらいで行くのか検討がつきません。

一応、マルペンサ空港にはイタリア鉄道の線路が敷かれており、私鉄の車両を使うマルペンサエクスプレスのほかに、ローカル線も出入りしているので、ガララテから各駅停車を乗り継ぐと1時間弱で着きます。

そう考えると、ブリーグからユーロシティ(EC)の電車でミラノまで行き、そこから空港連絡バスに乗るより、ガララテで途中下車して行方を探したほうが、確実に早く着くと思われます。

Dsc00416_w (ミラノへ向かうユーロシティ、お客に見えるのはワンコも含めて警察、スイスからEU国へはパスポート検問があるのです)私が乗ったECはBrigを9:44に発車し、Gallarateには11:03到着、駅でタクシーを捜して無ければ、Gallarete11:09発車の各駅停車に乗り、Busto Arsizioで11:33発のMalpensa Aeroporto行きに乗り継げば11:53にマルペンサ空港に着くでしょう。

Dsc00417_w (タクシーから見るGallarateの駅前)もっともイタリア鉄道を利用して分単位の乗り換えを行うことなど無謀で、案の定私の乗ったECも遅れてガララテに到着しました。ただ駅を見た瞬間、コレはいける、タクシーが居る、と確信できたので出口にまっしぐら、タクシーを捕まえて、マルペンサ空港の第二ターミナルまでいくらか聞きました。

その結果は17ユーロ。まったく問題ありません。果たして、タクシーは10分少々で第二ターミナルまで着き、メーターも17ユーロを指しておりました。怖くなるくらいスムーズでした。

ミラノマルペンサ空港は第一ターミナルと第二ターミナルがあり、一般的に使われるのは第一ターミナルで、すべての空港アクセスは第一ターミナルを基準に作られております。鉄道駅にしてもそうで、たとえ第一ターミナルに着いたとしても、そこから第二ターミナルまではシャトルバスを待って30分くらい余計にかかるのです。位置的には第二ターミナルは高速を降りて第一ターミナルへ向かう途中にあるので、タクシーを使うことが出来れば、第二ターミナルへのアクセス時間は圧倒的に短縮できるのです。

第二ターミナルは格安航空のEasy Jetくらいしか使いませんが、格安航空会社だからこそ空港へはなるべく早く着いて、フライトを確保したいじゃないですか。

もし、今回ECでミラノまで行っておればミラノ到着11:35そこから空港連絡バスでマルペンサ空港到着はおそらく午後1時くらい。鉄道の乗り継ぎだとマルペンサ第二ターミナルへは午後12時半くらい。ガララテからタクシーだと11時半には着きましたから、いかに違うかお分かりになると思います。

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コメント

まるで物語を読んでいるような旅の展開、なにか自分が旅しているような気になってきます。
ラテンの列車はそんなに遅れるのですか?
日本基準だとどこも、×になるのかもですね。

氷河急行の事故はショックでした。
転覆してる客車のボデーの壊れ具合にもさらに驚きました。

投稿: SCR | 2010年7月25日 (日) 23時59分

SCRさま今晩は

あの列車、なぜ脱線したのでしょうね。速度も遅いしカーブの緩やか。それだけで脱線してしまうと、あの路線で列車は走れない。

投稿: kk | 2010年7月26日 (月) 00時21分

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