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2010年4月23日 (金)

四谷怪談忠臣蔵

R0013409_w 歌舞伎座のさよなら公演に行きたいと思いつつ、チケット争奪戦で連敗を続けて来ました。今月は三部制で、チケットは多いハズですが、歌舞伎座もいよいよ大詰めなので、全く取れません。平日は夜しか無理だなぁ、と思いつつ第三部だけを狙っておりましたが、その第三部が一番人気となってしまったので、いよいよ無理です。

まだ、数日あるものの、終戦は近いかなぁ。

人間、見れないと思うと、ますます見たくなるもので、この思いを抑えるために、新橋演舞場でかかっていた、もう一つの歌舞伎公演である「四谷怪談忠臣蔵」を見て、さらに5月公演のチケットもゲットしてきました。

新橋演舞場の5月公演に市川海老蔵丈の助六があるのです。このあたり、松竹は何を考えているのでしょう。歌舞伎座の最終公演で団十郎丈の助六、翌月、歌舞伎座の代替になる新橋演舞場の最初の公園で海老蔵丈の助六。親子の違いを楽しめということでしょうか。それとも今月のチケットが取れなかった人のために、翌月に救済プログラムを用意したのでしょうか。本当のことはともかく、このままで行くと、私は後者にひっかかることになるでしょう。

閑話休題。せっかく、見てきた今月の歌舞伎、「四谷怪談忠臣蔵」ですが、これは題名を見たとおり、四谷怪談と仮名手本忠臣蔵を綯い交ぜにしたものであります。

見方によれば、2倍の歌舞伎を楽しめ、見方によればそれぞれの半分しか楽しめない演目です。ところで、四谷怪談を何故、忠臣蔵と一緒にしてしまうか、ですが、これはもともと四谷怪談が忠臣蔵の外伝として書かれているからなのです。ある意味、これが四谷怪談の正しい見方なのであります。

これを綯い交ぜにしてしまった張本人は市川猿之助丈。いわゆる猿之助歌舞伎のうちの一つで、ケレン味たっぷり、宙乗りあり、本水ありの演出でありました。

この演目には、歌舞伎座のチケットが取れなかったせいか、異様に多い外人客は大喜びでありました。二つの通し狂言のダイジェストを一つにまとめているので、場割りが多くなるのですが、そこも上手につながるように工夫されているので、舞台装置の転換中も客をつなぎとめます。

まあ、これは、これでよく出来ております。私の感覚では、まるでテレビドラマの番宣を見ているようでしたが。

番宣みたら、本番のドラマが見たくなったよ、で、放送は何時でしょう。

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コメント

そんなに最終公演のチケットが人気とは
知りませんでした。建物も歌舞伎も意外に
人気が高いのですね。
大阪は夏前に新しい歌舞伎座がオープンいたします。
(大阪は歌舞伎を公演しない歌舞伎座ですが・・)

投稿: SCR | 2010年4月23日 (金) 22時05分

先日、友人とお茶しながら、たった50年前の建物壊すようじゃ、日本人の洒落心もたいしたことないねぇ〜なんてわたしが無責任に申しましたら、その友人、いや、わたしはあの建物じゃ、怖くて落ち着いて演目を楽しめないとお言います。かなり傷んでいるようですね。当時の粋な建物には、お金がかけられない事情があったのか?誰かが儲けたのか?

投稿: ラ・ペルラ | 2010年4月23日 (金) 22時39分

SCR さま今晩は

大阪の新歌舞伎座も杮落としは歌舞伎のようです。
この四谷怪談忠臣蔵を演じた役者さんたちが演ずるのですが......ひょっとして、コレかも。

ラ・ペルラ さま今晩は

私も、聞きました。ここに居てはいけないと思われるレベルだそうですね。改めて、見てみると、思い当たるふしがあれこれと.....。

投稿: kk | 2010年4月23日 (金) 23時45分

私も観劇してきました。
おもしろいというかは人それぞれと思いますが、家内は忠臣蔵ってこう筋だったんだって云ってました。
説明するのが大変(*^-^)

投稿: たいせい | 2010年4月27日 (火) 14時51分

たいせい さま 今晩は

この手の通し狂言は二幕目の世話場が命だと思います。
この世話場が右近丈はあまりよくないですね。猿之助丈は上手かった。右近丈はまだ若いので、これから期待してみましょう。

投稿: kk | 2010年4月27日 (火) 23時24分

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