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2010年4月21日 (水)

日本の春の原風景

R0013393_w 私は北国で育ったので、入学式には桜も無いし、梅すらありませんでした。そして通学路の田んぼも雪が消えた殺風景な景色で、まだ田起こしさえ行われておりません。

それでも教科書には、桜が満開の入学式の絵が描かれ、音楽の時間にはこんな歌を歌っておりました。

春の小川は、さらさら行くよ。
岸のすみれや、れんげの花に、
すがたやさしく、色うつくしく
咲けよ咲けよと、ささやきながら。

実際には見たことも無い景色なのに、北国の小学生の頭の中にその光景が刷り込まれ、何十年か経た今では、定番の原風景として残っております。そして、そんな光景を横浜で見てしまうと、思わず懐かしいなぁ、なんて口ずさんでしまいます。

実際に体験していない景色を見て、懐かしいなぁ、なんて思ってしまうことは、ちょっと悲しいことでありますが、そこは、日本人の血が持っている原風景がそうさせる、と、強引に言い聞かせて納得しております。

でも、レンゲ畑に蝶々やミツバチが飛び交い、その向こうに茅葺屋根の古民家がある景色って、やはり良いものです。心が落ち着きます。

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