ストーブ列車
Camera: Fuji GF670, Lens: EBC Fujinon 80mm F3.5, Film : Rollei retro 400s,Rodinal
ストーブ列車と言うのは、五所川原から出る津軽鉄道で走る客車で、車内の暖房に石炭ストーブを使った列車を言います。
昔は、ストーブ列車とはわざわざ呼びませんでしたが、この形が珍しくなると、ストーブ列車という愛称で呼ばれるようになり、今では冬季の重要な観光資源として重宝されております。
2007年から300円のストーブ列車運賃が別料金としてかかるようになりましたが、これはこの貴重な車両を末永く維持する為なので、当然のチャージです。ストーブ列車は、通常のレールバスの運行に増結されるだけなので、300円の支払いが嫌な人はレールバスの車両に乗れば追加料金はかかりません。
Camera: Fuji GF670, Lens: EBC Fujinon 80mm F3.5, Film : Delta 3200,Rodina
lこの列車のストーブはよくダルマストーブと紹介されますが、ダルマストーブとはかつて釧網本線の混合列車についていたようなストーブの形で、この列車のストーブとは違います。この列車の石炭ストーブはむしろ、正統派の石炭ストーブ、そのものです。
この列車に石炭ストーブが付いている理由は、牽引するディーゼル機関車に暖房装置が無い為で、かつて、国鉄の混合列車にダルマストーブが付いていた、客車と機関車の間に貨物車がある、という事情とはちょっと違います。
それでも、雪景色の中を石炭の煙をなびかせて、石炭が燃える匂を残していく旧客は、凄い威力で、私を郷愁の世界に運んで行きました。
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コメント
一度乗ってみたいと思いながらなかなか行けない
遠隔地。このストーブを見るたび、小学校1.2年の
時の教室を思い出します。
弁当箱乗せたりしたなぁ・・と。
この編成、DL+レールバス+客車なのですか?
投稿: SCR | 2010年2月21日 (日) 22時23分
SCR さま今晩は
こんなストーブですが、暖かいですよー。
津軽中里に向かう列車はDL,オハ46x2、レールバス。
五所川原に返るときはDL,レールバス、オハの順です。
投稿: kk | 2010年2月22日 (月) 00時30分