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2009年12月30日 (水)

(家族)フリー大阪ツアー

R0013029_w 年末に帰省し、帰りに大阪に寄ってまいりました。私の場合、年末はかなり前からヒマなのに対し、年初は相対的に忙しく始まります。新年を迎える瞬間にこだわらなければ、年内に帰省から戻る方が無難なのです。

それに、帰省に合わせると、大阪にも一人で行ける.......。私の家族の場合、私が「鉄」の旅に何処に行こうが興味は無いのですが、それが大阪だと、別行動のアテがあるので、一人で行こうとすると、ズルイと言われます。

それはユニバーサルスタジオのせいです。横浜からだと、宿泊を前提にするので、子供仲間と母親仲間が父親を置き去りにして、旅行に出かけ、楽しい思いをしてきた歴史があるので、このテーマパークは実力以上に仲間内では評価されているのです。

でも、私自身はテーマパークはどうでよく、どうせ大阪に行くなら、コテコテの上方文化を見てみたいところです。

という訳で、今回は念願のフリー大阪ツアー。案内をしてくれたのは大阪検定保有者のSCRさま。これは、楽しかったですよ、クセになりそう。

R0013027_w 表題の写真は法善寺、初日の夜中に食い物を探しているうちにたどり着きました。ちなみに、今回は、大阪に居るうちは粉モノしか喰わないつもりで、おりましたが、よそ者が美味い粉モノ屋を探すのは、意外に大変です。

R0013046_w そして、上の写真は二番目に興味深かった天保山の渡し舟。残念ながら一番興味深かった場所の写真はありません。写真を撮る行為はたまに、場の雰囲気を壊しますから、カメラをしまって雰囲気を味わう方が吉であります。

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2009年12月23日 (水)

メリークリスマス2009

R0012981_w 私のウチではパンはロシアパンの時が多いです。

別に大した理由は無いのですが、一番近所のパン屋さんがロシアパンを専門にしているのと、ほとんど私がパンを買うことになるからです。

私、出来れば全ての買い物を近所で済ませます。散歩のコースで果物を買ったり、パンを買ったり。そこで少しばかりの会話をお店の人とすることで、社会とのつながりをぎりぎり保っている訳です。

そのパン屋さんでお勧めされたのが、表題の写真にあるロシアのクリスマスパン。パンというより、お菓子に近いのですが、日持ちするし、出来るだけ熟成させるほうが良いとのことで、先週末から室内で保存しておりました。

明日はクリスマスケーキを食べるので、本日のお昼にいただきましたが、これ、とても美味しいですよ。各種のドライフルーツが入った柔らかいクッキーのような感じです。

見た目ほど甘くありません、素朴なロシアのお菓子です。

食べ物の話題だけで恐縮ですが、これが、現在私にある最もクリスマスらしい写真。

メリークリスマス。

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2009年12月20日 (日)

消えた浜安善駅舎

2009090052_w Camera: Contax G1, Lens : Planar 45mm F2, Film : Aerocon II, PC-TEA

写真のボロ駅舎は鶴見線貨物支線の浜安善駅です。昔は旅客の扱いもしたことがあるらしいのですが、貨物駅として残っておりました。

駅舎は昭和シェルの入口に位置しており、横浜市営バスがこの横を通って昭和シェルに出入りしている(実際は構内で折り返しているだけと思われます)ので、昭和シェルを相手に旅客を扱っても不思議ではなかったと思われます。ただ、歴史を見ると、随分早いうちに旅客の扱いは廃止しているようです。

また、貨物駅といっても、実際に駅に貨物列車が来ることはなく、手前のジョイントで分岐して、米軍基地のほうに列車は向かうものと思います。そう考えると全く何のためにあったのか、解らないような駅でした。

R0012972_w ところが、数ヶ月ぶりにこの駅舎を見に行ったら、跡形もなく消えておりました。ボロい廃駅といっても誰かが出入りする訳でなく、差し迫った危険も無かったと思われるのですが、残念です。

確かに、この駅舎を見るために私のようなオタが近づくし、周りが石油関係の施設ばかりのところで、薪小屋のようなボロ駅舎が残っているのは危険だったかも知れません。

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2009年12月19日 (土)

Rollei ATPのRodinal 1:300現像

2009120092_w Camera : Fuji GF670, Lens : EBC Fujinon 80mm F3.5, Film : Rollei ATP, Rodinal 1:250 20c 12m

ローライのアドバンスド テクニカル パン (ATP)をコダックのテクニカル パンとの比較で紹介するサイトで使われた現像液はロジナールの1:300という途方も無いものです。

でもアホのような解像感は説得力があります。でもこれは一般の撮影にも使えることなのでしょうか、ロジナールを手に入れたので早速テストしてみました。

ATPの撮影感度は、比較サイトと同じISO25、これで、晴天の街でスナップ撮影をし、ロジナールを2ml、水を500mlの割合で混合した現像液で、液温20c、12分の現像をしてみました。

まず、驚くのが現像液の混合、これでほんとに良いのか心配になります。気分的には水に現像液を数滴垂らしたという感じです。

そんな気分のせいかも知れませんが出来たネガが薄め、でもテクニカル パンですから、軟調に仕上げるにはこんな物かもしれません。

スキャンしてみると、かなり無理してコントラストを落とした感じの写真になります。その代わり、ハイライトもシャドーもその部分を拡大する限りしっかり出ております。ここに載せた写真は逆にコントラストを上げておりますが、その方が見やすいのです。

2009120091_w_2 つまりそういう事なのです。写真としてみれば、不自然なコントラストで良くないのですが、各部の情報を残すという意味ではかなり有効な現像方法です。でも特殊な用途であることは否めないように思います。

2009120111_w (追記)この写真は、現像液を1:200にして現像時間を14分まで延ばしたものです。ネガは濃くなりコントラストも強くなりますが、個人的にはこちらの現像の方が好きです。

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2009年12月16日 (水)

別府駅前の手湯

Img_9355_w Camera : Canon EOS 5D, Lens EF24-105 F4L

何もネタは無いのにBlogの更新もなー、なんて考えていたら、最近ネットのお仲間が別府の写真を公開しているのを思い出し、古い写真で便乗することにしました。ここは別府駅前にある手湯です。老人と子猫が散歩に来ました。

Img_9353_w 本当はココは手湯、こうすれば足もつかりますが、足湯ではありません。

Img_9364_w お互いに夢中です。

Img_9378_w そろそろ帰ろうか。

Img_9385_w せっかく別府温泉に泊まったのに駅前にしか行ってないの......これは言わない約束で。いろいろ面白そうなところがあるのを知ったのはずっと後のことでした。

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2009年12月14日 (月)

Ilford XP2 Superをロジナールで

2009120081_w Camera : Perkeo II, Lens : Color Scoper 80mm F3.5, Film : XP2, Rodinal 1:100, 20c 1H

イルフォードはC41処理の白黒フィルムをXP1、XP2、XP2 Superと進化させ、現在に至ります。この間に、このフィルムの欠陥であったコントラストの強さ、乳面の弱さ、茶色か緑にプリントされ黒が出ないこと等、様々な改良がなされました。

Img_7445_w この過程で、このフィルムはより、カラーフィルムに近い性質に変ってきたようにも思います。左の写真は初期のXP1と現行のXP2 Superを同じ白黒現像した場合の違いです。

Img_7441_w しかし、基本の性質は変りませんから、このフィルムはC41でも白黒現像液でも現像できます。左の写真は同じフィルムをC41で処理した時と白黒現像液で処理した時の差です。

白黒現像をした場合、このフィルムの最大の特徴であるラティチュードはどのように変化するかですが、私の感想ではハイライトはC41より少し落ちるものの、暗部では大差ないように感じました。

まだそれほど多く経験した訳ではありませんが、白黒現像液でも充分、このフィルムの性能を発揮することが出来ると思います。

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2009年12月13日 (日)

四眼装置を改造したカメラ

R0012940_w 先日から、各種の4x5シートフィルムで現像テストを行なうときに使っているカメラは、TOMIYAMAの「四眼装置」を改造したものです。カメラのテストも兼ねて行なっていた訳です。

この、四眼装置というのは、4x5のフィルムで4枚の証明写真を撮るカメラだったのですが、贅沢にもコンゴーの105mmレンズが4個使われて居りました。しかし、残念ながら、無限遠が出ないので、れんずマウントをちょっと変えて、Rodenstock のApo Sironar N100mmF5.6のレンズを使うようにしております。

このレンズは小型でありながら4x5をカバー出来る優秀なレンズで、蛇腹の4x5カメラでも出来ないかなぁと思ってキープしておいたモノですが、とりあえず、このカメラで使うことにしました。

レンズのマウントはL字型の切り込みがあり、縦方向か横方向のどちらかに約20mmスライドできるようになっております。

レンズはL字の切り込みの0の地点で真中にくるようにマウントし、レンズマウントを上下逆さに付け替えることで、上下、左右にそれぞれ20mmずつシフト出来る、ハズでありましたが、マウントの上余白と下余白が異なるせいで、逆付けすると、隅が蹴られる結果になりました。

マウントの逆付けは止めて、カメラの三脚座を追加して、横位置撮影でライズだけは出来るように修正する予定です。

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2009年12月12日 (土)

古い Ilford XP1の使用法

2009120071_w Camera : Home made 4x5, Lens : Apo sironar 100mm F5.6, Film : Ilford XP1, Rodinal 1:100 20c, 1h

Ilford XP1というフイルムは、最初の色素白黒フィルムです。カラーネガと同じ現像を行なう白黒フィルムで、各社も追随する画期的な商品でしたが、追随した各社はとりやめ、Ilfordの第三世代フィルムのXP2Superだけが残るだけになりました。

R0012947_w 先日、機会があってこのXP1が手に入りましたので、テストを楽しみにしておりました。どんな商品でも最初の製品が一番、その製品の哲学が感じられるからです。そういう商品にはもちろん欠陥もあり、その欠陥は改良されて行くのですが、その過程でどうしても当初持っていた、ギラギラした情熱は薄くなってしまいます。

その意味で、最初のC41処理の白黒フィルムは魅力でした。

しかし、手に入れたフィルムは4x5のシートフィルムだったので、困った問題もありました。私が使っているコンビプランのシートフィルムの現像タンクは現像液が入れにくく、現像時間が短いカラーネガには不向きであることでした。

そこで考えたのがロジナールによる白黒現像。このフィルムはC41処理と言っても、白黒現像液でも現像出来ます。ロジナールの100倍希釈液を使って、無攪拌で1時間。これならコンビプランでも余裕で現像液の注入ができます。

サンプルの写真は、カメラの問題で右端がレンズのヘリで蹴られておりますが、見れないことは無いですね。というか、期限切れ18年のフィルムであることを考えれば、ベストの使用法では無いかと思います。

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2009年12月10日 (木)

祝 C6120 復活

C6120_w はじめに、この写真は私が撮ったものではありません。私の先輩が撮ったものです。それを私が大切に保管しておりました。

1971年3月秋田付近を走る、大阪発青森行の荷物列車2047レです。牽引機はもちろんC6120です。この列車は秋田までがたぶんDF50、秋田から青森までがC61の牽引です。

当時はこんな、貨物列車ではない荷物列車というものがあったのです。青森には22時25分に到着ですから、荷物車の多くは青函連絡船に入り、函館発5時33分、荷物列車41レとして函館本線の山線をD51に牽引され札幌に向かったものと、想像出来ます。

今思うと、ワクワクするようなスジですね。ちなみに、この列車の上りは秋田から新津まで、秋田に乗り入れていた唯一のC57が牽いて、新津に帰っていたようです。

このたび、めでたくC6120が復活することになり、高崎を拠点に活躍するというニュースが流れました。

しかし、当然、秋田、青森間の奥羽本線にも帰ってくることがあると思います。矢立峠を旧客を牽いてC6120が駆けて行く姿など、想像しただけで悶絶ものです。

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2009年12月 8日 (火)

無反射ガラスを使ったスキャン

R0012936_w 先日から、私が囚われているKodakのレコーディングフィルムは、5インチの長尺フィルムから4インチづつ切り出して使っている訳ですが、コンマ ミリの誤差があったり、多少斜めに切れていたりします。

さらに、このフィルムは乾燥すると気が狂ったようにカールするので、スキャンすることは大変困難でした。

そんな時、SCRさまの掲示板でノングリアガラスを見かけ、近所のビックカメラでも「無反射ガラス」として売られていることを知り、早速購入しました。

このタイプのガラスは、主に二種類あり、ブツと接触しているかぎり透明感が得られ、離すとすりガラスのようになるタイプと、離れても透明感が変わらないタイプですが、この後者のタイプはガラスの厚さも厚く、お値段も高価で、美術館の展示ケース用など特殊な用途に限られます。ビックカメラで売られているタイプは前者で、ガラスの厚さも薄く、お値段も安いのですがブツと離れると、すりガラスのように曇って見えません。

R0012935_w この無反射ガラスの使い方ですが、まずネガの乳面をスキャナーのガラスに接触させて置きます。その上に無反射ガラスを置きスキャンします。この状態だと、スキャナーは裏焼きの状況で、スキャンされますが、それはフォトショップの、イメージ、左右反転によって正常な状況に変換できます。あとは好みによってレタッチすればよいのです。

この方法だと、スキャナーのフィルムホルダーを使わないので、ピントの精度もよく、フィルムホルダーに無い127フィルムもスキャンでき、またネガカラーで起きやすい周辺の変色の問題もクリアーできます。

スキャナーがイマイチだったのでGT-X970に買い換えるかなぁ、と思っていたのですが、これでしばらく使ってみようかな。

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2009年12月 6日 (日)

コピナールを使った古フィルム現像

2009120041_w Camera : Home made4x5, Lens: Apo Sironar 100mm f5.6, Film : Kodak 2475, Copinal 20c,5m

古フィルムを現像する場合、最も良い現像液はHC-110であったと信じております。この現像液をB希釈、出来ればA希釈にして、ヨウカカリウムを添加して、低温で現像することによって、ベースフォッグが抑えられ、コントラストも維持されたネガが出来上がります。

HC-110が無ければどうするか.....一般的に良いと言われる現像液はD-19、これでダメならD-8です。D-19とはコダックの硬調現像液、D-8とは同じく超硬調現像液を意味します。

しかし、D-8は保存性が悪く、原則、使用前に調合する現像液と考えるべきだし、ハイドロキノンを大量に使うので、出来れば避けたい現像液です。

そうすれば、市販品もあるD-19が現実的な方法と思えますが、日本にはコピナールという優秀なマイクロフィルム用現像液が、安価で手に入ります。

コピナールも保存性はあまりよくありませんが、常識的な保存性はあり、しかも安価なので、これが使えれば、それに越したものはありません。

2009120051_w Camera : Home made4x5, Lens ; Apo Sironar 100mm F5.6, Film : Kodak 2475, D-19, 20c,5m

そこで、D-19とコピナールを同じ条件で使って見ました。現像して出来上がったネガを見るとD-19がコピナールに比べて若干茶色っぽく見えます。中心部を拡大して、粒子感、ハイライト、暗部の出方を比べてみると、気持ちD-19の方がなめらかなように感じられますが大きな差はありません。

これなら、わざわざD-19を調合しなくても、コピナールで充分です。

ただ、残念なのは、このテストをしようとした動機になったコダックのレコーディングフィルムが、乳面にはげのようなトラブルを抱えていたことです。長尺なので、全部かどうか、まだ解りませんが。

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2009年12月 5日 (土)

HC-110が日本から消えた

R0012923_w HC-110の在庫がもう日本には無いそうです。

実は、私、ちょっと前まで、よく行くカメラ屋さんでHC-110のボトルを見ていたのです。しかし、そこの店で期限切迫品を50%OFFで買ったことがあったので、店頭展示を確かめつつ、赤札がつくのを待っていたのです。あれは、自分のもの、ただし、半額でね。なんて勝手に思い込んでいたわけです。

ところが、手持ちの現像液が少なくなってきたので、仕方なく買いに言ったら、無い!。その店に無いだけでなく、他の支店にも無い。人間、無いと解ったらとたんに欲しくなるもので、方々探しましたが、結局、日本ではもう販売していないことが解りました。

コダックに問い合わせたところ、代替にD76を勧められました。カメラ屋さん経由で米国コダックに頼めるけど、1ケース、12個入り単位での注文で、納期まで2ヶ月から3ヶ月かかるそうです。

もともと日持ちするこの現像液が、こうなるまでには随分時間があったものと思います。ひょっとして、数年前から輸入はストップしていて、在庫処分をしていたかも知れません。それだけ売れなかったし、売れないから輸入しないのかもしれませんね。

たしかに、コダックも市販する現像液はD-19,D-76,DK-50,T-max,Xtol, HC-110とあり、この中で整理するとすれば、粉末ではDK-50,液体ではHC-110でしょうから、これは自然のなりいきで仕方のないことかも知れません。

ただ、HC-110を使っていた者としては、この現像液こそ代替が無いと思うのだけれど。

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