間に合った夜香木の花
camera : canon EOS 5D, Lens : AME 100mm F2.8
ホームセンターの隅っこに夜香木にお鉢植えが100円で置いてありましたので、一鉢救出して来ました。もう一度花が咲きそうだったので...。
この木は耐寒性が無く、ちょっと寒くなると見るも無残になるので、こんな扱いになります。しかし、園芸農家によって育てられた鉢植えは栄養がまわっているので、もう一度開花することもあります。
花芽は大きくなってきたのですが、私もこの週末は帰省するので、開花が見れるか微妙でしたが、間に合いました。
この花は、昔の白粉のような香りを夜に発散するのですが、なんとなく庶民的なイメージの香りだと思っておりました。しかし、気温が低い時にはどんな印象になるのか、興味が湧きます。
果たして、庶民的なイメージは薄れ、凛としたものが感じられます。この香りは、グラジオラスのトリステスに似ておりますが、もっと強く、主張があります。
香りの質としては今の時期の方が良いのでしょうが、私は、この花の香りには、庶民的な安物白粉の匂が一番似合っているように感じます。子供の頃、悪戯していた母の鏡台の匂です。
ちょうど、帰省するので確かめることも出来ますが、やはり遠い記憶はイメージのままにしておいた方が良いかも知れませんね。
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コメント
貴殿のような目利きに救出されたこの鉢植えはとても
シアワセものですね。
お花もだけど、 AME 100mm ってライカレンズですよね。
そっちが気になって気になって(笑
投稿: SCR | 2009年11月 5日 (木) 21時54分
SCRさま今晩は
本当は小さな花のアップはマクロプラナーの方が寄れて良いのですが、軽くて手軽なアポマクロエルマリートの方を使うことが多いです。このレンズ、使い勝手が良いですよ。
投稿: kk | 2009年11月 5日 (木) 22時13分