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2009年10月29日 (木)

日本橋摂社日枝神社の狛犬

R0012813_w Camera : Ricoh GX100, Lens : Ricoh Zoom 5.1-25.3mm F2.5-4.4

東京証券取引所の側に、摂社日枝神社がありますが、ここにはやけにそっくり返った狛犬がおります。場所が場所だけに、このそっくり具合は株価が上がるように、景気が上向くように祈りがこめられているようにも思います。

この場所に日枝神社の摂社があるのは、江戸の頃からで、山王の日枝神社を出たお神輿はここで休息をとる、御旅所としておりました。しかし、この後、この近辺に東京株式取引所が明治期に設立され、それ以来、株式取引の中心になりました。

R0012815_w そして、この狛犬は昭和9年の作です。昭和9年と言うと、日本は昭和に入ってから続いていた恐慌から、意図的に引き起こした円安によって他国に先駆けて恐慌を脱したあたりです。そしてそのしっぺ返しとして大国のブロック経済政策によって経済封鎖をうけ、軍国主義化してゆく過渡期でしょうか。

そんな時代背景もひょっとして、この狛犬にはあるかも知れません。ひたすら空を見上げて現状を打開する祈りがあるかもしれません。

R0012816_w 狛犬の姿に時代背景を重ねるのは考えすぎかもしれませんが、少なくても何らかの作者の思いは入っていると思います。この天に向かって伸び上がった姿には希望を感じます。

そういえば、ウォール街にもブルの像だけがあるそうですから、ひたすら上を向く狛犬が日本橋界隈にあっても良いはずです。

この狛犬のように景気も上を向いてくれれば良いなぁ。

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コメント

初めまして(^-^)写真関連のブログと云うとレンズかカメラ中心のBlogが多い中フィルムに関して濃い~(笑)内容に惹かれて興味深く拝見させていただいてる者(変わり者、苦笑)です!
自分もeBay何かで“ちょこちょこ”と変わったフィルムを落札してるのですが入札していた
「Agfa Scala 200X の120フィルム10本」をセカンドオファーで要らないか!?と言ってきて(^-^;)
2004年物で1万円だとお買い得なのかやめといた方がよいのか悩むところで!
フィルムの事ならどんと来いのkkさんなら、どないします!?(笑)

投稿: kazusan | 2009年10月30日 (金) 13時32分

kazusanさま今晩は

私、その値段でScala 200xは買わないです。

そのフィルム最近までMacoで売っていたから、再生産した可能性があるし、そしたら今後手に入る機会もあるし。その値段で2004年ものは高いです。

Scalaはどう現像します?通常の反転で行きますか、それともテテナールをつかいますか。いずれ大変です。

それなら、普通の白黒フィルムも反転できるし、イルフォードのXP2も反転処理を入れればC41でも反転できます。

反転だけなら、いろいろオプションがあるので、Scalaの必要はありません。経験的に使ってみるのは面白そうですが、それならもっと少量、もっと安い値段で買った方が良いと思います。

投稿: kk | 2009年10月30日 (金) 21時05分

kazusanさま

結局、私は、逝きませんが、逝くなら、止めない.....。

投稿: kk | 2009年10月30日 (金) 21時13分

『私は、逝きませんが、逝くなら、止めない.....』(;>_<)う~ん。。。そっか~。。。正直Scalaが現役当時はカメラのカの字も興味がなかった新参者なもんで一度は使ってみようかと思っていたのですが(苦笑)
一応現像に関してはUKのラボさんが日本円で2500円程度で引き受けてくれると云う事でメールのやり取りをしてるのですが。。。
スカラー10本は無謀!?と云う事で(何だか入札の値も釣り上げられた感があるので)ここはkkさんの云う事を聞いて辞退する事にします!(^-^;)
貴重なアドバイス有り難うございました<(_ _)>感謝です!

投稿: kazusan | 2009年10月30日 (金) 21時54分

こちらの狛犬ポーズは初めて拝見しました。
daddy師のところで、いろんな狛犬を拝見して
いますが、これはお書きの通りの意図かと感じますね。
こんなに胸張って歩きたいなぁ・・・涙

投稿: SCR | 2009年10月30日 (金) 22時19分

何かのついでに狛犬を見て回る日々です。
一昨日もなぜか4対も見てしまいました。
九州はどんな小さな社にも1対は居るのが当たり前状態なので
目をそむけて歩きたいぐらいです。
ところで時代を見ていますとやはり神社の事ですから
八紘一宇とかまるで右翼さんが唱えるような文言が多いので
少し嫌気もさし始めています。
ワンコだけ見ているととても面白いですが大きな神社とか
昭和の10年前後になると顔つきが変わり始めますね。
そしてまた昭和の後期と平成の狛犬が同じく怖い犬の顔になって
オラの顔に食いつきそうな様子、
少し温かさやひょうきんさが抜けてきました。
時代も何やら暗雲が立ち込め始めるような気がしないでもありません。

投稿: 610 | 2009年10月30日 (金) 22時43分

kazusan さま

このフィルムは、たぶん、安く手に入れる機会がありますよ。それに、色を気にしなくても良い反転なら、試してみたいフィルムと現像方法は山のようにあって、そちらの方が楽しそうです。

SCRさま今晩は

この胸の張り具合が良いでしょう。思わず、なでなでしたくなったりして。ちょっと危ないオヤジかも....。

610さま今晩は

日枝神社の摂社ですから、名士の寄贈、名工の作と思います。この作者は他の神社では堅い作風の狛犬を残しているようなので、スポンサーの意思か、鷹揚さがこの作品となってあらわれたものと考えております。

投稿: kk | 2009年10月30日 (金) 23時03分

 おお、なるほど、610さんが仰る狛犬の顔つきと時代背景のお話、たしかに面白いお話です。
しかし、なんだかんだいいましても、欧米と中国との関わりは、今も前も変わらず・・・最近は中国の方が元気が良くて、日本が飲み込まれそうな勢いですね。
日本のまちこうば文化が衰退して、壊滅したぶん、中国は最新鋭の工作機械で神がかり的な腕が無くても、頭で良い物作れるようになりました。
もう、極小ロット以外、国内の弱電部品の需要はありません。

まちこうばのオヤジには、もはやに狛犬のような凛々しい顔つきとは、かけ離れた、目のうつろな状態が長らく続いております〜

投稿: ラ・ペルラ | 2009年10月31日 (土) 14時07分

ラ・ペルラ さま今晩は

今は中国の消費者を頼って、安価な商品を体力勝負で供給して、やっと経済がまわっている状態なので仕方がありませんね。

でも、昔と違って、モノの寿命は長くなりました。唯一寿命が短かった製品がPCとか携帯などの先端電子機器でありましたが、それでさえ要求性能は安定してしまった感があります。実は、薄利多売のモデルは崩れ始めていると思います。

中国の人口を頼りに、買い替えを促進するような安物を大量販売して行くことは、本来、地球環境に良くなし、どこかで限界が来るような気がしてなりません。

投稿: kk | 2009年10月31日 (土) 21時31分

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