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2009年10月21日 (水)

柊木犀の花の香りに幸福感

R0012796_w Camera : Ricoh GX100, Lens : Ricoh Zoom 5.1-25.3mm F2.5-4.4

勤務先の近所でヒイラギモクセイの花が咲いておりました。この花はヒイラギとギンモクセイの混血種とされているので、花の時期もその中間で今くらいになるのです。

一口に混血と言っても可能性は微妙で、中国原産のギンモクセイは雄木しか日本に存在せず、必然的にお父さんとなり、日本原産で雌木も日本に自生するヒイラギの雌木がお母さんになったと思われるのですが、先ほど、花の時期もその中間と言ったように、通常ではヒイラギが開花する頃にはギンモクセイの開花は終わっております。もし、自然交配ならば、何処かに自生地があると思いますが、はっきりとした自生地はなさそうです。とすれば、古の人があえて交配した園芸種と見たほうが自然ではないでしょうか。

英語では明確にハイブリッドと書かれておりますが、日本では、中国の奥地が原産地かも、とか、今ひとつあいまいにしているのは、古くからこの木が親しまれてきたからでしょう。あまり大きくなる木ではありませんが、日光には樹齢400年の古木があるそうです。

経緯はともかく、この木がヒイラギとギンモクセイの雑種なのはある意味、とても解り易いです。ヒイラギにそっくりな葉を持ち、ギンモクセイにそっくりな花が咲きます。そして花の香りは、この二つの花の香りがミックスされているようでもあります。

しかし、そのバランスは素晴らしく、フルーティーさとバニラアイスのような甘さがあります。またスイカズラの花の香りのように、郷愁を感じさせる要素の香りも混じっているので、この木の生垣の周りには、トゲトゲの葉がかもし出す厳しい見た目とは裏腹に、のんびりとした幸福感に溢れる空気が流れております。

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コメント

なるほど、拝見する限りキンモクセイに色こそ違えど花のカタチは
そっくりさんですね。ハイブリッドな樹木ですか(笑
通勤の道すがらキンモクセイの香りにウットリしておりますが
それがもっとフルーティーとなると、一度嗅いでみたいものです。

投稿: SCR | 2009年10月22日 (木) 23時33分

SCRさま今晩は

金木犀の香りは少し派手ですが、柊木犀の香りはしっかりしているものの、控えめです。

私は金木犀より好きです。

投稿: kk | 2009年10月23日 (金) 00時57分

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