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2009年10月10日 (土)

ザリガニ駆除

R0012759_w 近くの公園で、子供たちに竿とえさを貸している人たちがおりました、底の深い植木鉢と網もセットになっております。竿からたれる糸の先にはスルメがくくりつけられているので、これはアメリカザリガニを捕獲する道具であることがわかります。

アメリカザリガニは食材として、卸値が上がり、最近では高級品になりつつあるということですが、この人たちは子供を使ってザリガニ漁をしている訳ではなく、池の生態系維持の為に、ザリガニの駆除をおこなっているのです。

この池では普段から子供たちがザリガニ釣りを楽しんでいるのですが、ザリガニは子供たちにさんざんもてあそばれた後、キャッチアンドリリースされるか、一時的に、お持ち帰りされ、贅沢三昧で大きく育てられた挙句、始末に困り、再放流されていたので、繁殖する一方だったのです。

そこで、生態系を守るために駆除することになり、子供たちの手をかりて捕獲している訳です。

R0012769_w ここのザリガニ達もこれだけ群れに集められることは無かったでしょうから、これは何かいつもと違うぞ、という予感がしているのか、ガサガサしています。その予感はたぶん当たっている。

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コメント

子供のころペットにしてましたが...食用取引があるんですね...生息地に寄ってはあまり食べたくない気も。大型魚や鷺、コウノトリ、カワウソが居ないのでザリガニが生態系の最高位になっちゃう。成体だけ処分して意味があるのという懸念もありますが、まあこれだけ減らしたら気も晴れるかなあ...オオクチバスは琵琶湖などでそれほど漁獲量に影響しないという報告がありますが、小さな湖沼ではオオクチバスが侵入した場所ではクロメダカの生息は皆無らしく、厄介なことで。

投稿: lensmania | 2009年10月11日 (日) 12時24分

lensmania さま今晩は

食用はおもに関東の水田の用水路などで捕れたもののようです。フランス料理なんかで使われるそうです。

井戸水で3日くらい飼えば、何とかなるのかなぁ。

投稿: kk | 2009年10月11日 (日) 18時12分

そういえば、ザリガニすら居なくなってしまった。
我が家の近辺、ウチの子どもたちはザリガニを知らないと
思います。
生態系を守る皆様の動きは大切な事ですね。

投稿: SCR | 2009年10月11日 (日) 21時52分

10年位前までは、田植え後の水田を見ますと、農薬でザリガニがのびてましたが、田植え後の稲を悪戯しちゃうからだと聞きました。多分生息地に余計なもの植えられて怒って手を出すのでしょう。水路に何時もはいるのかなぁ〜乾いた田んぼには住めないものね。
今は、農薬に対する考え方も違いますが、農業の高齢化はすすみ、手間暇かける農業は既に不可能でしょうから、形を変えた農薬が使われるんだと思います。
lensmaniaさん、わたし唯一のペットが黒メダカなんです。

投稿: ラ・ペルラ | 2009年10月11日 (日) 22時24分

SCRさま今晩は

この日は他にブルーギル、ウシガエルも対象になっておりました。私、この池のもともとの生態系を知らないのですが、小魚は沢山居て欲しいなぁ。

ラ・ペルラさま今晩は

昔は、田植えの後ではどじょうとかいろいろな生き物が死んでいましたね。農薬の散布が酷かったのかも知れません。

投稿: kk | 2009年10月11日 (日) 22時42分

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