かっぱ狛犬
Camera : Canon EOS 5D, Lens : EF24-105 F4L
最近、ネットで知り合った先輩達の影響で、神社仏閣に行くと、まずは狛犬チェックをする癖が付きました。狛犬はいろいろなレパートリーがあって楽しいのですが、お決まりは、必ず阿吽の形をとっていること。
一方が「あ」の発音を、もう一方が「うん」の発音をする形で「あうん」、万事の最初と最後を表しているそうです。
ここ、岩手県遠野市のカッパ淵の側にある常堅寺にある、カッパの形をした狛犬でも同じ事です。表題の写真が阿形、上の写真が吽形です。
たまたま、外人観光客をボランティアの日本人ガイドが案内していて、「これはKomainuと言って、左右にあってお客をお迎えしている犬ですよ」と説明するのを耳にして、お前、それは違うだろ、そもそも狛犬は.......と思いましたが、英語にするのが面倒くさくて、素通りしました。
ひょっとして、ガイドさんも本当の意味を知っているものの、英語にするのが面倒だから、差しさわりの無い説明をしたのかも知れません。こうして都合の良い事がまた一つ生まれる訳です。
ところで、ここのお寺の狛犬はカッパ淵という観光地にある狛犬だから都合よくカッパの形をしている訳ではありません。
もともとココにはカッパが居て、人に悪戯をしたり、お寺の火を消したり、人々と長い付き合いをしているのです。だから、今でも、頭のお皿に賽銭をもらったり、大好きな胡瓜を供えてもらったりしているのです。
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コメント
ねぇ~某掲示板の影響で見ちゃいますよね~笑
九州に変形が多いかと思えば、御郷里方面は河童ですか
この前、本屋で狛犬の本に見入ってしまいました。
何事にもマニアはいらっしゃるようで・・笑
投稿: SCR | 2009年8月 7日 (金) 23時51分
SCRさまおはようございます。
カッパ狛犬ってここだけだと思っておりたが、Wikiでは
愛媛のものがとりあげられております。
あるんですねぇ。変り種狛犬が、全国に。
投稿: kk | 2009年8月 8日 (土) 10時40分