Camera : Hasselblad 500 C/M, Lens : Planar 80mm F2.8 CT, Film : KODAK PANATOMIC-X AERECON II , EI=32, Microdol-X 1:3,18c,18m
先日、E-bayで70mmフィルムを落札しました。開封済みだけどほぼ全量が残っているTri-xの100Ft缶が2本、それに正体不明の未開封、200ft缶を一缶おまけに付けてくれるそうです。
私は、そのおまけが欲しくて落札したのです。もっとも、2缶のTri-xもダメになっているリスクはあるのですが、その前提の価格しか提示しないし、その結果フィルムが使い物にならなくても、テストする楽しみで、満足感はあるでしょうから。
フィルムが届くと早速、おまけの缶を見てみます。E-bayの写真でこのおまけの缶は200ftではなく実際は350ft巻きでないかと思っておりました。実物を見るとやはり350ft巻きの缶でした。ちなみに写真の一番下が映画用400ft缶、真中が70mmの350ft缶、そして一番上が70mmの100ft缶です。
フィルムの缶を押入れで開けてみると、薄い!フィルムを触った感触ではこのフィルムは2.5MILの厚さです。とすれば、このフィルムは薄いエスターベースを使用したもので、500ft巻きの製品と思われました。
70mmで500ftの製品があったコダックのフィルムは限られております。その中で特殊な工業用を除くと航空フィルムである可能性が高く成ります。また、航空フィルムで70mm500ftの製品があったのはフィルム番号が3404と3412の二種類です。ところで、私は35mmサイズで3404を持ってますので、フィルムを切り取って乳剤を比べれば3404であるかどうか解ります。
フィルムを切ってみると、乳剤は3404とは違うようです。とすれば、このフィルムはKODAK PANATOMIC-X AERECON II 3412である可能性が高く成ります。
Panatomic-xなら、たとえそれが航空写真用であろうとMicrodol-xで現像できるハズ。そこで、昔、懐かしい古典的手法で、EI=32で撮影し、Microdol-x を1:3希釈して現像して見ました。若干低温の18Cで18分の現像時間をかけます。
小雨の中でEI=32はちょっと辛いものがありましたが、結果は良好。ぴったしの相性です。やはりこのフィルムはKODAK PANATOMIC-X AERECON II 3412で間違いありません。
おまけで、こんな貴重なフィルムを頂いたのはラッキーなのですが、問題は現像。フィルムが幅広な割に薄すぎてパターソンの改造リールでは困難です。コダックのカタログを見ると、何かをあてがって現像タンクに入れていたようですが、どうしたものか。
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