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2009年4月29日 (水)

Kodak Hawkeye Film

200904281_w Camera : Contax G1, Lens : Planar 45mm F2, Film: Kodak Hawkeye 2485, EI=400, PC-TEA

私は、車を運転してもスピードを出す方では無いし、スピードが出る車も持っておりません。しかし、知り合いは昔、田舎でオービスに写ってしまったらしく、大変だったそうです。

何でも、写った県の県警まで出向いて、写真を見に行ったそうです。「よく写っているんだよ、これが」という話を聞いた事があります。

それ以来オービスで使っているフィルムを使ってみたいと思うようになりました。しかし、最近のオービスはデジタル化されてきているらしく、フィルムの情報もはっきりしません。

その中で可能性があるのが、このKodakのHawkeye2485フィルム。赤の感光性を高めた高感度、微粒子フィルムです。何でもオービスは写真を撮る時に赤い光を発光するようなので、赤の光に照らされた車のナンバー、運転者を撮影出来るようにように工夫されたフィルムを使っているハズと思えるのです。

200904282_w Kodakにはこのような交通監視フィルムが何種類かあるのですが、このうちカラーが信号無視の監視用、白黒がスピード違反の監視用ではないかと推察しております。

ともあれ、このフィルムは感度も解像力も高い優れたフィルムに思われます。フィルムのベースは若干薄く作られているので、150フィートの長尺フィルムでも100フィートと同じ大きさです。

また面白いのは、このフィルムは長尺なのでフィルムの番号が打たれており、それが01から44まで繰り返しであることです。いったいどんな用途でこの番号が使われるのでしょうね。

200904283_w 作例は全て夜間、車のあるシーンですが、これは作者の固定観念のせいであり、もちろん日中使っても優れたフィルムです。

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2009年4月28日 (火)

久々にリバーサルフィルムを使ったけど

20094271_w Camera : Pentax67, Lens: SMC Pentax 45mm F4, Film : RVP100

私、最近カラーネガの現像を自分でやるようになってから、リバーサルフィルムは全く使わなくなっておりました。それでも家には買い貯めたEPR,EPNの他に、昔バルクで買ったRVP100等のリバーサルフィルムがあります。

桜が綺麗なところに行くので、久々にリバーサルフィルムで撮ってみようと思ったのですが、全くダメ。全部露出オーバーです。知らず知らずのうちにネガカラーにあわせて少しオーバー気味に撮るクセがついていたようです。

このカットもフォトショップで調整してますが露出オーバーです。

私の場合、職場の近くにクリエイトがあるので、現像所に困る事は無いのですが、だんだんリバーサルフィルムを使わなくなるのでしょうね。ライトボックスに乗せてビュワーで覗く世界は好きなのですが。

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2009年4月27日 (月)

お寒い夜桜スナップ

Img_5915_w Camera : canon Eos 5D, Lens : EF24-105 F4L

今年、東北地方は暖かく例年より桜の開花が早かったのですが、咲いたとたん寒波に見舞われ、お花見は散々でした。ここは秋田市の千秋公園。露店の人たちは可愛そうでした。

Img_5917_w 露店でも人が行くのは暖かい食べ物のある店ばかり。

Img_5919_w ここの坂道で自分も良くたむろっておりました。

Img_5925_w この門は記憶が無い。最近再建したものでしょう。

Img_5928_w ここから見る桜が好きでした。

このスナップで一番長いシャッターは2.5秒。それなりに見れてしまうあたり、デジって凄いですね。

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2009年4月23日 (木)

Rollei retro 400s

20093173_w Camera : Hasselblad 500 C/M, Lens : Planar 80mm F2.8, film : rollei Retro 400s, HC-110

ローライはいろいろ面白いフィルムを出してくれていて、楽しませてくれます。その中で大した期待もせずに買ったフィルムがRollei Retro 400s。このフィルムはRollei retro400の改良版と思われました。私が買った時はRetro400とRetro400sが同時にラインアップされていたのです。

Retro400はAPX400と思われますが、この感度のフィルムにはTMYとかPrestoとか安価で性能の良いフィルムが多くて、何も好き好んで高いフィルムを使わなくても良いのです。

一説によると400sは400と同じ乳剤でベースが違うだけということでしたので、気合も入らなかったのです。

しかし、このフィルム、実はアグファの航空写真用のフィルムです。Agfa Aviphot Pan 400sに他ならないと思います。お尻についたsはsurveillance(監視)のsなのです。

20094132_w Camera : Pearl 3,lens: hexer 75mm F3.5, Film : Retro 400s, PC-TEA(蛇腹カメラでも問題なく使えます)

これは、何度か使っているうちに確信しました。赤外に近い感光レンジを持ち、解像度が高く、微粒子です。まぎれも無く空撮用のフィルムです。それを通常のブローニーで使えるのはありがたい話です。(70mmは本当のトコ、使いにくいですから)

このフィルムを作っているのがAgfaであるせいか、他のローライのフィルムのようにカールしないのも魅力ですね。

(また、しばらく帰省します。)

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2009年4月21日 (火)

ラゾーナ川崎のアーティスト

20094191_w camera : Hasselblad 500 C/M, Lens : Planar 80mm F2.8 CT, Film : PLUS-X AEROGRAPHIC , PC-TEA

ラゾーナ川崎にはいろいろなアーチストがやってきて、ただで歌を聞かせてくれるのですが、まだ駆け出しのアーチストさんの場合は写真を撮っても良いようです。売れっ子のアーチストが来る時は、写真を撮る事はもとより、通行自体が出来なくなりますが。

この方もスタッフに聞いたら撮っても良いですよと快諾してくれました。歌も上手いし、スタイルも良いし、これから売れて行くことでしょう。残念ながら名前は知らないのですが...。

前回、光漏れを起こしたセットでもう一度テストしてみた結果、供給側のスプールにフィルムを巻きすぎて光漏れを起こしている感じです。この次真っ暗な状況でハッセルブラッドの70mmマガジンにフィルムを装填してテストすればもっとはっきりするでしょう。

最近はこのマガジンばかり使うので、70mmカセットへのフィルム装填からマガジンへの装着までダークバックの中で、手探りで、鼻歌交じりで出来るようになりました。

全く使い物にならないノウハウなのに慣れって恐ろしい...。

そして、このフィルムは乳白色です。そのせいかハレーションが目立つ気がします。気のせいかなぁ。

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2009年4月19日 (日)

消えたナガミヒナゲシ

R0012157_w Camera : Ricoh GX100, Lens : Ricoh Zoom 5.1-25.3mm F2.5-4.4

この数年間、家の近くで隆盛を極めたナガミヒナゲシですが、今年はほとんど見られません。正確に言うと去年くらいから数を減らしております。

おそらく、この花、嫌地をするのです。嫌地は連作障害のことで、特定の植物を連作することにより、土中の微量成分がその植物により吸い尽くされてしまいバランスが悪くなるか、その植物に特有な病気が蔓延して、その植物に害を及ぼしてゆくことで起こります。

ナガミヒナゲシは種で育つ1年草なので、おそらく前者が原因と思われます。この写真の近くにも、生育が悪く、小さな花を弱弱しく付けている個体が沢山ありました。これらは花を付けてもタネを作るまでには至らないでしょう。

こうして、立派な花をつけ、ハチを呼び、受粉して実をつけ、立派な種を作れる固体が減少してゆけば、その地ではその植物が滅んで行きます。

しかし、この花の種は小さく、風に乗って何処にでも飛んで行きますので、この花は新しい場所にコロニーを作ることが出来るのです。そして、前のコロニーで土中の微量成分が回復すれば、また、風に乗って戻って来るのでしょう。

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2009年4月18日 (土)

浜離宮の駿河台匂桜2009

R0012137_w Camera : Ricoh GX100, Lens : Ricoh Zoom 5.1-25.3mm F2.5-4.4

金曜日はカメラ関係のWEBで親しくなった方々とお会いできて、楽しいひと時をすごすことが出来ました。ラッキーでした。

と、言いつつブログの更新は全く別の話題。浜離宮の駿河台匂桜の件であります。現在浜離宮は18日まで八重桜用のライトアップを行なっておりますが、駿河台匂桜も満開です。

R0012149_w しかし、残念なことに2本あった木のうち一本が切られておりました。先日見たとき、開花が遅いとは言え、蕾も無いのかなぁと心配していた通り、やはり枯れていたようです。

思えば、ここ数年元気が無かったし、樹形にも大病の痕跡がありました。それでも開花時には枝垂れた枝先で顔面近くに花を咲かせ、香りを振りまいていたのですが.....仕方がないですね。

そのせいか、残った一本の駿河台匂桜には、これでもかというくらい大きな看板が付けられておりました。隣にはぽんぽん咲きで、可愛いピンクの八重桜があるので、人の目はどうしてもそちらに流れてしまうのですが、一枚看板を背負った以上、これからも元気で咲き続けてもらいたいものです。

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2009年4月17日 (金)

フリージア ムイリー

Img_5829_w Camera : Canon EOS 5D, Lens : Apo Macro Elmaret 100mm f2.8

表題の写真は、フリージア ムイリーと言って、進化し続けるフリージアの交配種において、ごく初期のものであります。ごらんの通り、かなり小さく素朴なので原種と言って紹介されているものも見かけますが、黄色の花のライヒトリニーと白色の花のアルバの交配種と考えられております。

フリージアの交配はより大きな花、花色、八重を求めて行なわれるので、小さな原種を使うことは少なく、ムイリーのような世代をベースに交配が進んだと考えられ、その世代の交配種で素晴らしい香りを持っていたムイリーはその後のフリージアの香りの元を作ったと思われます。

前に、フリージアの香りは一般に黄色い花は甘く、白い花はスパイシーであると書いたことがありますが、ムイリーはそれらがミックスされた香りです。しかし白と黄色の花色の割合に比例して、スパイシーな感じの香りのほうが強く感じられるようです。

実は、写真のムイリーは2年目のものです。以前育てていた時は、毎年球根を上げて消毒しておりました。写真でも解るとおり葉っぱが薄く、病気によわそうだったので、そうしていたのですが、やがて、ただでさえ小さい球根が再分化して花が咲かなくなりました。

ところが、球根をとって庭に捨てた土に小さな球根が残っていたらしく、庭のあちこちにこの花が開花し、普通にそだつ姿をみてから、次に買った球根は鉢に植えっぱなしにすることにしました。小さな分球がその年に花をさかせなくても、どれかは花を咲かせます。もともと小さい植物なので、養分をとりあって共倒れになる心配は少なく、それぞれの世代なりの成長が鉢の中で出来そうなのです。

この花は背丈が低いので、鉢植えだと鉢ごと部屋に入れることが出来ます。朝、ベットの横の出窓でこの花に微笑まれて目が覚めるなんて、とても幸せな事ですね。

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2009年4月15日 (水)

70mmフィルム関係のアクセサリー

R0012117_w 70mmフィルムに関してもいろいろアクセサリーと言うか、付属の備品があります。

まず、フィルムローダー。これには大きく2種類あるような気がします。一つは写真のようなヨーロピアンタイプ。もう一つがWatsonの35mm用ローダーを巨大にしたようなアメリカンタイプ。

おそらく、どちらもパーフォレイトでフィルムをカウントするタイプなので、パーフォレイトが無いフィルムは巻けません。

R0012116_w_2 次に現像タンク。私が見たことがある限りでは写真のKindermann、Nikor、そしてJOBOに15フィートの70mmを現像するタンクがありました。おそらくKindermannとNikorはリールを共有できると思います。KindermannはタンクがプラスティックでNikorはステンレス、Kindermannは排水口がついているので明るいところでも現像できますが2Lの現像液を入れてどんな風に攪拌したら良いのでしょうね。Nikorは排水口が無いので暗室専用かも知れません。実際に15フィートを現像するとしたらJoboが一番現実的だったかも知れません。フィルムを巻くのだけでも大変です。Joboには補助装置があったハズ。

R0012122_w 最後にフィルムカセット。これはハッセルブラッドのものですがハッセルブラッドの備品を開けるとコダックの70mmパトローネが入っています。コダックの15フィートフィルムにはフイルム名のシールも貼られているので、そのシールが無い状況と一緒です。

ただ違いはフィルムを止める金属リングが二個スプールについていること。そして説明書には、フィルムが傷つくおそれがあるから2.3回の使用で新しいものに変えろ、とあります。当時は消耗品だったのですね。

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2009年4月12日 (日)

Kodak Plus-x Aerographic Film

200941151_w Camera : Hasselblad 500 C/M, lens : planar 80mm F2.8 CT, Film : Plus-x Aerographic,EI=100, PC-TEA

35mmフォーマットでAeroconIIのフィルムを現像してテストしてみた結果いけそうだったので、70mmのArerographicを使って撮影してみることにしました。

この2つのフィルムは特注品ながらも現役のフィルムであります。だから、フィルムのデータが公開されているのですが、データを見ると違いはフィルムベースだけでは無いかと思われます。ちなみに現在はB&HでAeroconIIは70mmx500フィート缶を18個以上で、またAerographicは9.5インチx250フィートのロールフィルムで注文出来る様に、WEBからは思われます。(実際に注文する人は居ないでしょ)。

私は、かなり前に期限が切れた70mmフィルムを手に入れているのですが、このフィルムを使うにはまず、巻き取りからはじめなければなりません。

70mmフィルムにもディライト ローダーがあるのですが、経年劣化による傷が心配なので、最初は手巻きで行きます。70mmフィルムのパトローネには15フィート4.6m巻けるのですが、全暗の中でそんな長さを計るのは無理ですから、ドテ感で巻けるだけ巻きます。

こうして巻いたものを、ハッセルの70mmマガジンに入れ、ロール紙の下駄を履かせて巻き取り側のスプールに貼り付けます。そして20枚程度撮ったところで空シャッターを1枚切り、マガジンをはずし、フィルムをはさみで切り、巻き取り側のフィルムを改造したリールに巻いて現像します。

20094112_w フィルムは悪くないと思うのですが、変な光漏れがありました。いつ、何処から漏れたのかなぁ。泣。

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2009年4月11日 (土)

Kodak Aerecon II をPC-TEAで

20094101_w Camera : Contax G1, Lens : Biogon 28mm f2.8, Film : Plus-x Aerecon II, EI=100, PC-TEA

先日ちょっと紹介したKodakのAerecon IIでありますが、このフィルムは200フィートの缶で出回っているようです。200フィート巻きとは言え、フィルムのベースが薄いので100フィート巻きと同じ大きさの缶入りです。したがって100フィート用のデイライト ローダーを使ってフィルムを巻くことが出来ます。

ディライト ローダーで36枚撮りが約40本巻ける勘定になるのでしょうか。お得感たっぷりであります。またパターソンのリールにも上手く巻けるようになりました。

こうなると、使うしか無いので、全自動カメラにフィルムを詰めてお散歩に出ることが楽しみになりました。

20094102_w 現像はHC-110を使っておりましたが、PC-TEAをテストしてみます。このフィルムに関してPC-TEAの方が解像感がより強く出るような気がするのです。

とりあえず、最初はEI=100,1:50、20c10分から初めてみました。温度が20cより高めだったので、実際は9分30秒。結果はうすうす。うすうすのフィルムベースの為かより薄く感じられます。

ただ、粒子はPC-TEAの方が若干細かい感じがします。PC-TEAの方がキリッとした感じに仕上がるかも知れませんね。

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2009年4月 9日 (木)

Rollei R3 どうしたら良いのだろう

200931623_w Camera : Hasselblad 500 C/M, Lens : Planar 80mm F2.8 CT,Film : Rollei R3, EI=100, HC110

ローライのフィルムは撮影して巻いてしまうと、みな同じで、マークを付けておかないと何のフィルムだったか区別が出来ません。しかし、R3は巻き止めテープにちゃんとR3と書かれており、他のフィルムと区別が出来ます。

これは、たぶん、このフィルムだけは間違って現像すると大変なことになるからだと思います。そのせいではありませんが、私は現像液の濃度を誤って、このフィルムを一本、透明なポリフィルムにしたことがあります。

その時、驚いたのが、このフィルムのベースは本来、真透明で、通常現像で未露光の部分は、現像でおきたベースフォッグ(カブリ)の色がついていることでした。

このフィルムの本当のISO感度は不明ですがISO25からISO6400まで使えるとのことです。ISO400で現像してもフィルムベースが黒くなるのでISO6400となったらどうなるのか想像もつきません。

そこで今回はISO100で撮影して現像して見ました。HC110で現像するとして、ローライのテーブルから逆算すると1:50希釈で20C16分。減感しているつもりなのに、現像時間は通常のフィルムの2倍です。こんなことってあるのでしょうか。

200931621_w とにかく現像してみると案の定、ベースは黒っぽくなりました。撮影面も黒っぽい感じです。しかしスキャンしてみると、それなりにスキャン出来てしまいます。このフィルムはこんなモノという気にさえなります。

本当に不思議なフィルムです、最初からオーバーな現像を前提にして乳剤が作られている気にさえなります。

でも、まあ、もう少し遊んで、やはりダメなら.......深入りしなくても良いかなぁ。

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2009年4月 7日 (火)

琉球村は私てきには好きでした

20093174_w Camera : Hasselblad 500 C/M, Lens : Planar 80mm F2.8 CT, Film : Rollei retro 400s, hc-110

日本中テーマパークだらけの感がありますが、私が好きなものはこの琉球村のように、昔の建物を集めて移設したようなものであります。

琉球村は民家を移設するだけでなく、その民家を実際に使って体験コーナーを設けたり、そこで昔風のおやつを作って販売したりして、またそれを昔の衣装をまとった老人や若者が行なっているので、実際にタイムスリップして昔の村に迷い込んだ感がより強くします。

20093172_w 古民家は維持するためにお金がかかるので、公の保存事業でもなければ綺麗に保存できません。しかし、そのような建物は富豪の大きな建物が主になるので、このように上手く商業的にアレンジすれば、庶民の家や納屋でも、もっと沢山保存できるのではないでしょうか。

古民家は実際に人が暮らしている状態では、プライバシーの問題もあり写真に撮りたくても堂々と撮れません。また、実際に人が生活していると、生活の便の為に改造しているか、またはオリジナルの建築手法で修繕するのは費用がかさむ為に雑に修繕していたりして、あまり美しく保てていないケースがほとんどです。

こんな格好で、古民家が末永く保存されるとしたら、喜ばしいことです。若い世代の人たちに昔の生活を教えることも出来るしね。

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2009年4月 5日 (日)

残波岬

2009317102_w_2 Camera : Hasselblad 500C/M, Lens : Planar 80mm F2.8 CT, Film : Ilford Pan F, HC-110

先日沖縄に行ってきたのですが、帰るやいなや実家で不幸があったので、フィルムの現像もせずに放置しておりました。すこし余裕で出来たので、これらのフィルムの現像をしております。

写真の灯台は残波岬の灯台。いかにも写真に栄えるたたずまいで、私が訪れた時も、銀塩一眼レフを構えた女性が写真を撮っておりました。

灯台がある風景は、なだらかな丘陵が広がってストンと海に落ちるような場所であるケースが多いのですが、ここはシャレにならないくらいの絶壁で落ちております。灯台の裏はすぐに絶壁です。

200931712_w この絶壁の感じでは、ひょっとしたら、オーバーハングしているかも知れません。ここから落ちたら........と高いところに登ると、必ず思ってみるのですが。ここの場合は岩にぶつかってズタズタになってから、海にドボンという感じでしょうか。

それでも何人もの釣り人が柵を越え、絶壁で釣りをしております。海面からココまでリールを巻くのも大変だと思うのですが。釣りが好きな人は、そんなことは気にしないでしょ。

そこまでしてどんな魚が釣れるのか見てみたら、割と常識的な魚が釣れているようです。

200931711_w また、このあたりの風景で素晴らしいのはトベラの仲間の大群生です。このトベラはどんな花を咲かせるのでしょう。香りはあるのでしょうか。花が咲くならその季節に行ってみたいなぁ。

200931710_w 今回PanFというフィルムをHC-110の100倍希釈で現像してみました。PanFの現像時間は短めなので、度胸が要りますね。撮影時のコントラストが強かったので軟調に現像したつもりなのですが、もう少し押した方が良いですね。レタッチしてコントラストあげてみました。

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2009年4月 4日 (土)

大岡川の花見

Img_5724_w Camera : Canon EOS 5D, Lens : Zuiko 21mm F2

京浜急行に乗ると、日ノ出町から黄金町をちょっと過ぎたあたりまで川が見え、桜のシーズンは綺麗です。この川は大岡川とよびますが、京浜急行の電車に乗るたびにあのあたりを散策したいと思っておりました。

もちろん、日ノ出町から黄金町の各所に引っかかりながら歩いて散策するのがベストですが、今回は、とある横浜の名士が船による遡航を企画してくださったので喜んで参加しました。

遡航中は曇りでたまに小雨もぱらつきましたが、日頃は絶対に見れない角度から見る桜は新鮮でしたし、大岡川も思ったより綺麗で楽しい遡航でした。

Img_5739_w Camera : Canon EOS 5D, Lens : Kiyohara soft 50mm F4.5

このレンズ、夕方の遡航で逆光になることを想定して持って行ったのですが。まあこんなもの。

Img_5753_w Camera : Canon EOS 5D, Lens : G-Zuiko 55mm f1.2

このレンズ、硝子がちょっと変色しているのですが、デジタルでは、特殊硝子による変色は問題にならず、とても使い勝手の良いレンズに変身します。対岸に京急の電車が現れ、それがラッキーなことに1000系でした。この照度でもちゃんと新逗子行きと、電車の方向幕が読める解像度があるのですよ。

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2009年4月 3日 (金)

うすうすの航空写真用フィルム

2009431_w Camera : Contax 137MD, Lens : Tessar 45mm F2.8, Film : kodak AERECON II, HC-110

最近70mmフィルムに凝っている理由のうちのひとつに、面白いフィルムがあったことがあります。70mmのフィルムは軍用を含めて、主に産業用だったのです。

その最たるものが航空写真です。70mmのマガジンは空撮用にあったと言っても良いくらいです。その為空撮専用のフィルムが70mmにはあるのです。

とはいえ、70mmマガジンで撮影、現像はややこしいので、とりあえず35mmでテストしてみましょう。これらのフィルムは機械的な現像で行なうことが前提なので、小型タンクによる一般的な現像液による現像データなど無いのです。

また、空撮用のフィルムはISO感度の表示も違います。このフィルムの正確な感度はISO A200となります。さらに、感光波長も700nm以上あるので、一般のフィルムで言えばイルフォードのSFXに近いものがあります。

2009432_w 今回はISO100に設定してAEで撮ってます。現像はHC-110のE希釈。21Cで7分です。このフィルムとにかく薄くてパターソンのリールでは絡んで難しい。その代わりアホみたいに強度があるので、何回かやり直ししても、傷の心配はそんなにありません。

2009433_w 赤に対して感光性があるフィルムです。花の色はピンク。

2009434_w コントラストは高めですね。

2009435_w 普通に使えそうなフィルムです。粒状性は普通ではないでしょうか。これで、常識的な厚さがあれば良いのですが、とにかく薄い(0.06mm)のが難点ですね。

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2009年4月 1日 (水)

RB67、70mmマガジン、セコイ人用マニュアル

200941_w Camera : Mamiya RB67, Lens : K/L65mm F4, Film : Tri-X pan, PC-TEA

70mmフィルムのマガジンはマミヤRB67用にもあります。このマガジンは下手にカメラの巻上げと連動していないので、70mmフィルムを使う時には、より自由な使いかたができます。ただ欠点は、最初の1枚を出すまでに30cmのフイルムを使う事。

私は現像タンクの問題から、せいぜい20枚撮りくらいで使いたいので、最初の30cmはいかにもムダですし、また、そのせいで現像タンクに入りきらない恐れもあります。

そこで考え付いたのが、上げ底方式。最初の30cmを紙で代用します。紙はローライの厚ぼったい120フィルムの裏紙なんかが適しているように思われます。

R0012007_w まず最初に、巻き取り側のスプールに紙を巻きつけます。

R0012008_w RB67の70mmマガジンは裏ブラをこんな風に外してフィルムを入れます

R0012009_w フィルムと紙をテープで止めます

R0012010_w マミヤの70mmバックもパフォームレートの穴にからむ歯車でカウンターが動くのですが、カメラと連動していない分シンプルで、紙のフリクションだけでもカウンターが進みます。

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