シネマ用のフィルムを使ってみる(1)
最近、私が遊びに行く画像掲示板の管理人のSCRさまが、映画用のフィルムを使っているのを見て、私もマネして使って見たくなりました。
まず、フイルムからGETしなくてはなりませんが、シネマ用のフィルムはEbayに行けば、よく転がっております。そこで私が落としたフィルムは写真のフイルム。最新のものより2世代前の初代Kodak Visionです。このフィルムを2000Ftほど、格安で.....アメリカからの運送費の方が高かった....手に入りました。
2世代前と言っても、このフィルムは2004年製造だし、映画用のフィルムだから、そんな変な保管はされていないハズなので充分使えると思われます。
ところで、映画用のフイルムは普通のフィルムと何処が違うかというと、写真のように、乳面と反対側に黒いバッキングというものがついております。これは、ムービーカメラからフィルムを保護する等、いろいろな用途がありますが、一番大きな目的は強力なハレーション防止のようです。
その他、映画用のフィルムは、微粒子だとかタングステン光用がメインであるとか現像の主薬がCD-3になるとか、いろいろありますが、使うほうとしては、まずこのバッキングをどう落とすか、そこから考える必要があります。
このバッキングを落とすには、前浴剤を使って前浴して落とすのですが、前浴剤はコダックに注文すれば、宅配してくれます。しかし、最低のロットが20リットルなので多すぎます。
そこで、成分が近いものを自家調合してテストしてみることにしました。私は500mlで良いので、ホウ砂10gと無水亜流酸ナトリウム50gを基本にして、水酸化ナトリウムでPH調整しました。水酸化ナトリウムは危険なので、出来れば使いたく無いのです。
結果的に、水酸化ナトリウムの分量にかかわらず、前浴剤に付けただけではダメで、その後水洗することによって、バッキングは落ちることが解りました。最終的に私は、水酸化ナトリウムを0.5gだけ加えましたが、これが無くとも大丈夫ではないかと思います。
(上記の状態から水洗すると、前浴液に浸かった部分だけ、バッキングが落ちます)
実は、私はまだ、バッキング除去のテストしかやっておらず、これから、1000ftの巻物からフィルムを切り出して、撮影、現像というテストが控えております。まずは、最初の一歩の報告まで。
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コメント
あらまぁ..言ってくれれば数十フィート送りましたのに
まずはECN-2に習ってバッキング除去しないとどうしようも
ないですもんね。
ぼくは最初、ワンショットの亜硫酸ナトリウム5%液に
溶解させてその都度作っていました。
EIN-2の処方でのバッキング処理液も数回使うとバッキングが残るのと
強いアルカリで現像結果に影響があるような気がします。
(今のところきがするだけ)
なにか薬品ご入り要ならメール下さいませ。
頑張ってください。
投稿: SCR | 2009年1月24日 (土) 22時01分
SCRさま今晩は
バッキングの溶解液の有効成分は、明らかに亜流酸ナトリウムですよね。でも5%だとバッキングが溶解するのですか。
私はなるべくアルカリを低くして、現像液と同じくらいにしています。最終的に自家調合のC41のCD4をCD3に置き換えて現像してみようとしてます。
でも、もっと色が薄くなりそうな予感。
投稿: kk | 2009年1月24日 (土) 22時30分
検索中よらせて頂きました。
>一番大きな目的は強力なハレーション防止
もちろん、それもあるのですが一番の理由は走行性の向上です。
バッキングの無いモノクロフィルムだと調整しないとだめだったりします。
また擦り傷防止にもたいへん有効です。
スチールに流用する場合ですが、薬品で無理に落とす必要はないように思います。
発色現像液がアルカリですので発色現像液が汚染しますが現像にはあまり影響しない感じです。
(ただし、使い捨てに限るが)
漂白、定着終了後のスポンジとか指で軽くなぞれば簡単にとれてきます。
処方は以下のページにありますが手抜き処方でも十分に良い発色をします。
http://motion.kodak.com/motion/uploadedFiles/US_plugins_acrobat_en_motion_support_processing_h247_h2407.pdf
簡易的にはカラー印画紙の現像液で5分でそれなりの結果がでています。
投稿: たけぴょん | 2009年3月17日 (火) 20時52分
たけぴょん さま今晩は
カラー印画紙の現像液ですか?あれ、確かCD-3でしたね。
今度試してみます。
ありがとうございます。
投稿: kk | 2009年3月18日 (水) 00時42分