Pentac 4 1/4Inch F2.9 Dallmeyer London
表題のレンズはDallmeyer LondonのPentac 4 1/4Inch F2.9、610さまとトレードしたレンズですが、海老で何とか、という言葉が頭から離れません。ありがとうございます。
これと同じレンズはコンパウンドシャッターに入ったものを、大判レンズとしてWEBで見たことがありますが、大判をカバーするには明るすぎると思っておりました。そして、Pentax67なら使えるかも知れないとも。
今回頂いたレンズはシャッターが無いタイプで、おそらく木製一眼レフカメラ用に使われていたものでは無いかと思われます。シャッターが無いことでマウント部が薄く、接写リングから抽出したPentax67のマウントに貼り付け、ヘリコイド接写リングに取り付けると、ちょっと繰り出したところで、無限が来ました。まさにピッタリ、思惑通り、Pentax67で使えます。
そういえば、610さまはどうしていたのかと調べてみたら、やはりPentax67で使われていたようです。まあ、師匠は、必要な物は何でも作ってしまう訳で、ヘリコイド接写リングのフランジなど気にする必要もありませんが...。
ところで、このレンズは大昔の大口径レンズで、ノンコートですから、盛大にフレアーが出て、柔らかい描写になることを期待しております。ところが作例を見ると、この程度の光では開放でも、フレアーは思ったほどではありません。軍用にも使ったレンズなので、当時の技術で最良の設計をしたものなのでしょう。
次の作例ではフレアーが出てますね。これはボケを見てみたかったので撮ったコマですが、ちょっと面白いボケかたです。作例のデータはCamera : Pentax67, Film : TMY2, HC-110, F2.9,1/30です。
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コメント
コレで撮った、
肖像寫眞を見せてください。
投稿: 會津 | 2008年12月14日 (日) 20時29分
深いですねぇ~~、もう沼どころの騒ぎじゃないです。
深海ですね(笑)、もうマウントも何とかしちゃうと
無敵ですねぇ..恐れ入りました。
投稿: SCR | 2008年12月14日 (日) 21時39分
會津さま、今晩は
肖像寫眞ですか.....撮ってみたいですね。
SCRさま今晩は
ベローズ作っちゃう人も居ますからね。
私など、まだまだ....。
投稿: kk | 2008年12月14日 (日) 22時21分
おお、早速遊んでいらっしゃいますね。
このレンズ当時としては画期的な明るさを追求したレンズだったのですが
いま見てもちゃんと使えるのが素晴らしいですね。
作例がもう少し大きいといいのですけど・・・
いよいよ目が悪くなりました。
投稿: 610 | 2008年12月16日 (火) 07時05分
610さま今晩は
このレンズは古いですけど、優秀なレンズですね、崩れてくれない、(笑。
解像感とか、滲み具合を見るために、細かなものを開放で写してみました、ちょっと見にくかったですね。
今度は、肖像写真でも挑戦してみます。
投稿: kk | 2008年12月16日 (火) 22時19分
はじめまして。こちらのレンズに非常に興味があります。当方もPENTAX67につけてみたいと考えているのですが、どのような改造をなさったのかご教授願えませんでしょうか? ちなみに現在使用しているのはライカのsummar 12cmでして、これをリバースアダプタに取り付け、ヘリコイドエクステンションを介して載せています。同様な方法でしょうか?
投稿: 森下大輔 | 2011年12月27日 (火) 09時26分
森下大輔 さま今晩は
このレンズは焦点距離の長さは充分にあるので、ペンタックス67のヘリコイド接写リングにつけるだけで使えます。
後はレンズボードをどうするか、ですが、私は接写リングを分解し、レンズマウントを抽出してそこに厚紙に穴を開けたボードを貼り付けております。
投稿: kk | 2011年12月30日 (金) 00時34分