MC Zenzanon 80mm F2.8
表題のレンズはMC Zenzanon 80mm F2.8。カールツアイス イエナがゼンザブロニカの為にBiometar 80mmF2.8をアレンジしたレンズです。このレンズは珍しいのですが、同じレンズはPentacon Sixの標準レンズとなっておりますので、レンズの描写を見る目的ならば、Pentacon SixでBiometarを使う方がはるかに気軽です。
カメラとしては、圧倒的にブロニカが使いやすく信頼性がありますが。
私は、冬になると急にブロニカが使いたくなります。ブロニカとブロニカニッコールは、日本海沿岸の冬景色に良く似合い、ニビ色の世界のイメージが湧きます。
ところが、今回、MC Zenzanon 80mmならどうだろう、と興味を持ちました。このレンズとAgfa Optima IIの独逸コンビで日本海の冬景色を撮ったら面白いかも知れません。
ちょっと重い暖色系の発色をするレンズと、粒子が粗くコントラストの高いネガフイルムの組み合わせです。日本海側の冬景色と言っても鉛色だけではありませんから。
Camera : Zenza Bronica EC, Lens : MC Xenxanon 80mm F2.8, Film : Agfa Optima II, Home made C41, F2.8,1/30、これだけぐじゃぐじゃな光源でもカラーバランスが保ててます。上の方の色はネガスキャンのスキャナーの影響です。
Camera : Zenza Bronica EC, Lens : MC Xenxanon 80mm F2.8, Film : Agfa Optima II, Home made C41, F2.8,1/60、綺麗な赤;ですね。
Camera : Zenza Bronica EC, Lens : MC Xenxanon 80mm F2.8, Film : Agfa Optima II, Home made C41, F2.8,1/60、ボケかたはこんな感じ。
| 固定リンク
コメント
ペンタコンシックスのBiometar 80mmF2.8はカラーで使っても非常に素直な良いレンズでした。
ただ、とっかえひっかえしないといけないボデーに振り回されたのだけが遠い思い出www
いまブロニカを引っ張り出して見たらニコンの75mmが3本、
200mmがニコンとゼンザノン各1、
100mmのゼンザノンは東京光学製でしたかね?
この100mmは今年わが夫婦の遺影を写しましたが気に入っております。
間もなくこの遺影の出番はなくなりまた新年に更新撮影することになるのかな?
ところでブロニカもいつの間にかS2/C/EC/ECTLと使いもしないのに・・・orz
投稿: 610 | 2008年12月23日 (火) 09時38分
Biometarとゼンザノン80mmが同じ...
それは知りませんでした。610師匠同様、もしやと
引きずり出したら75mmでした...涙
しかし、なんとも美味しそうな発色ですね。これは
相乗効果か、レンズの旨みか..。
投稿: SCR | 2008年12月23日 (火) 19時45分
610さま今晩は
Biometarもボディーにさえ、恵まれれば、もっと名声を得たレンズでしょうね。惜しいです。だから、このレンズは光ります。
ブロニカも増えますね。私、レンズが欲しいばっかりにボディーごと買ったことがあります。
SCRさま、今晩は
おそらく、相乗効果だと思います。多分にフイルムの影響は大きいと思いますが。このフイルムやはり、実効感度が高めに設定されていたようです。
投稿: kk | 2008年12月23日 (火) 22時30分
まだフィルムとレンズを自由に組み合わせて…
という余裕は無いのですが、フィルムを変えたり
してみたくなりました。
いつかは手に入れて撮ってみたいですね。
サーモンの旨み漬け美味しそうですね。どこかの
市場でしょうか…。
投稿: ユズ | 2008年12月25日 (木) 21時53分
ユズさま今晩は
これは秋田市民市場です。この市場も建て替えられて、つまらなくなってしまいました。
昔は、小さな店が100件以上ひしめく、雑然としたところでした。魚屋さんでも、すし屋用、淡水魚屋、近海魚、遠洋魚とか、店によって特徴がありました。
お正月にはあの真っ赤な酢だこを食べたものでした。
ブロニカのフイルムバッグは220に切り替えても圧版は変らないので、思わず絞りたくなるのですが、不思議と開放でもピントが来るものですね。
投稿: kk | 2008年12月26日 (金) 00時15分