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2008年9月 4日 (木)

比内鶏の卵

Img_4454_w Camera : Canon EOS 5D, Lens : EF24-105 F4L

写真の卵は比内鶏の卵ですが、産地に行くとビニール袋に無造作に入れられて売られております。普通の鶏の卵よりかなり小さめのせいか、スーパーの特売の卵よりちょっと高い程度の値段です。ここで簡単に比内鶏の卵と書きましたが事情はちょっと複雑です。

一般に、比内鶏として売られている地鶏は実は比内地鶏のことで、これは、比内鶏の雄とロードアイランドレッドの雌のF1のことです。純粋の比内鶏は食肉用には飼育されません。飼育される場合は、ペット用、種の保存用、交配の親鳥用のいずれかです。純粋な比内鶏は味は良いものの、肉が少なく食用には適さないので、その味を丈夫な外来種の鶏に移して食用に適した鶏を作っているのです。

このシステムが完璧に守られていれば、比内鶏の卵として売られるものは孵化に適さない、ロードアイランドレッドが生んだ比内地鶏用の卵か、孵化に適さない比内鶏が産んだ親鳥用の比内鶏の卵かどちらかです。

孵化に適さないというのも変ですが、実際には比内鶏の卵が孵化する確立は半分以下と言われます。卵が孵化までゆくかどうかは卵をみればある程度わかって、まず、小さい卵と大きい卵は孵化出来ないか出来ても健康な雛でない確率が高いようです。そのためそれらの卵は食用にまわされ、市場に出てきるのです。親鳥用の卵ほど孵化率は低く無いにしても、比内地鶏が生まれるハズのロードアイランドレッドが生んだ卵もおなじことが言えます。

こうして、比内鶏の卵は食用に出回るのですが、さきほど書いた孵化に適さない大きな卵は別ルートで出回るのか、あるいは少ないのか、あまり見たことはありません。良く見るのは小さすぎて孵化出来ない卵ばっかりです。

それでも、この卵、いかにも美味しそうでしょう。その通りで、小さくても、びっくりするぐらい美味しい卵なのです。

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コメント

このたまご、旨そうに写ってますね。
今日のおやつは、茶碗蒸しでも創ろうか。

投稿: 會津 | 2008年9月 5日 (金) 07時19分

いやいや、卵ひとつにもいろんな事情が背景にあること
びっくり仰天!、何気なく卵ってスーパーで価格だけ
見て買っていますが、いろいろ有るんですね..びっくり!

投稿: SCR | 2008年9月 5日 (金) 09時36分

會津 さま今晩は
お恥ずかしい話ですが、これゆで卵です。
横浜に持ち帰るためにゆで卵にしたのですが、大失敗。

新鮮な卵はゆで卵には向かないし、そもそも保存が悪くなる
ことを知りませんでした。今度は卵の空パックを持って行きます。

SCRさま今晩は
実は、F2,F3を作っている農家があるのではないかと思っています。正式に比内鶏を名乗らなければ、何でもありですから。中には比内鶏が産んだとは思えない大きな卵もあるらしいです。

投稿: kk | 2008年9月 5日 (金) 20時18分

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