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2008年8月31日 (日)

Hartblei 500mm F8

Img_4498_w Hartblei 500mm F8は、Pentacon Six用にRubinar500mmF8のミラーレンズをアレンジしたものです。Rubinarには500mmF5.6という、これより大口径のミラーレンズがあるのですが、ミラーレンズは絞りが無いという宿命を持っているため、500mmでの実用被写界深度を考えるとF5.6より、F8のほうが実用的だと考えておりました。

また、ミラーレンズの利点は何よりも、軽量コンパクトに出来るところであり、太いF5.6のレンズは魅力に欠けました。私は長い事、Hartblei 500mm F8の出物を探しておりましたが、ネットオークションで格安の個体(もともと高くないけど)を見つけ手に入れました。

Pentacon sixにマウントしてみると、まるで150mmのレンズを装着したような外観です。これだけコンパクトでありながら、6x6で500mmの撮影が出来るなんて素晴らしいことです。

しかし、実際に試写に出かけてみると、この組み合わせは最悪であることに一秒とかからずにわかりました。ファインダーが暗くてピントあわせはおろか、イメージさえ見えないくらいに真っ暗です。なるべくコントラストのあるものを見つけてカメラを向けますが、ウエストレベルファインダーでは像を追うなんて基本的に間違っている気さえします。

20088304_w それでも我慢して試写を終え、現像してみると、私のPentacon Sixは、また巻き上げのトラブルが酷くなっておりました。スタートマークをあわせて一枚目を出しても、実際にフイルムにかかったのが3枚目から、それから後もまるで645で撮ったようにコマがダブっております。もちろん、Pentacon sixの掟は守ったうえでの事です。

さらに現像の像が何となく薄い、そのくせ内面反射の後がある、ではガッカリです。このうち大半はこのレンズのせいでなく、カメラのせいだとして、現像の像が薄いのは少し気になりました。

そこで、同じスペックのコンタックス用のMirotar500mmF8を引っ張り出して、EOSで実験してみると、このレンズF8と公称しておりますが、実際はF10からF11くらいしかありません。もともと、このレンズがそうなのか、Pentacon six用にアレンジしたのでそうなったのか良くわかりませんが、興味深い事です。

35mm用のRubinarと比較すれば、原因は解るかも知れませんが、そんな勇気は、もちろん、ありません。

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2008年8月30日 (土)

MC Zenzanon 80mm F2.4

20088152_w camera : zenza Bronica EC, Lens : MC Zenzanon 80mm F2.4, Film: Presto, Pyrocat HD

ゼンザブロニカの標準レンズの中で一番異色なのが、MC Zenzanon 80mm F2.4ではないでしょうか。他に異色といわれるMC Zenzanon 80mm f2.8もMC Zenzanon 75mm F2.8もブロニカ用だから珍しいのであって、Pentacon SixのBiometar、Bronica ETR の75mmだと思えばそれほど珍しくありません。それにくらべれば、富岡光学が作成したと言われるMC Zenzanon 80mm F2.4は、ブロニカ以外に無いので、もっとも珍しく、特異なレンズだったといえるでしょう。

Img_4127_w ただ、このレンズ、一般的には珍しいのですが、ブロニカで星を撮っていた人にとっては、ごく当たり前の標準レンズだったのかも知れません。天体写真の機材としてはよく聞きます。

それは、このレンズが通常のF2.8より少し明るい、F2.4だったことと、5群6枚の典型的なガウスタイプのレンズで、収差が良く補正され、開放からきっちりと均一に描写をするレンズだったことが理由だと思います。この性格はニッコールの75mmやビオメタールのような中央部の解像度至上主義のレンズとはちょっと、異なって、変っております。

このレンズのスペックと性格を考えると、まず頭に浮かぶのはPentax67の標準レンズTakumar105mmF2.4です。方や、製造本数も少なく殆ど現存していないレンズ、方や、中古市場でもっともありふれた格安レンズです。しかし、レンズの性格はよく似ております。

天体写真家に愛されるところも含めて、そっくりです。もっと極端に言えば、人気が無くあまり売れなかった扱われ方と、何十年もつくり続けられ、ありふれたものとして格安の中古で出回る扱われ方も、似ていると言えなくは無いと思います。つまり、優秀な凡庸さのために、薄味に思われて、マニア的興味とは縁遠いレンズなのです。

表題の作例は開放で撮影しております。開放からまったく破綻の無い端正な写りをするレンズだったことがよく解ると思います。

20088151_w 左の作例はF11まで絞っております。ニッコールに勝るとも劣らない解像感です。

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2008年8月29日 (金)

秋田内陸縦貫鉄道を応援してます(2)

Aniaisen5_w Camera : Asahi Pentax SL, Lens : Super Takumar35mm F3.5, Film : Plus X, D76

先日、旧阿仁合線の貨物列車は木材とチップの運送が主であった、と書きましたが、その証拠写真を探してみました。これは、1974年1月15日に撮影したものですが、阿仁合の方面に向かって空の木材運搬用のトラ、チップ運搬用のトラが連なっております。

前回、あんなことを書いてみて、恐る恐る昔のネガを探してみました。今の私には、昔のネガを見ることは懐かしくもあり、恥ずかしいことでもあります。とにかく現像が酷くてどうしようもありません。今時の子供たちはもっとまともな現像をすると思うのですが、あの当時液温なんて計ったことすらなかったのです。特に蒸気機関車を撮影したモノは+1で撮影しているので、現像オーバーなんかすると、とたんに悲惨なネガになってしまいます。さらにこの時は初めてプラスXを使ったので、現像も露出もいい加減です。

Aniaisen2_w あらためてネガをみると、当時は見向きもしなかったカットがいとおしく感じられます。写真のカットは屋根の雪下ろしが面白くてシャッターを押したものと思いますが、当時は蒸気機関車も写っていないコマなどプリントさえしておりません。完全に記憶から消えたコマであります。今スキャンしてみると、昔の車などが写っており楽しいです。

また、当時のアルバムから正確に調べてみると、阿仁合線のC11はこの時、除雪用にDLが必要になり、期間限定で復活し米沢から流れてきたC11が運用に当たっていたようです。

先日の鉄橋の写真は、おそらくニュースでC11が復活したことを聞いて、父にねだって車を出してもらったものと思われます。表題の写真は友人と一緒に、友人の親戚の家に泊めてもらった翌日のカットです。

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2008年8月27日 (水)

秋田内陸縦貫鉄道を応援してます(1)

Img_4339_w Camera : Canon EOS 5D, Lens : EF24-105 F4L

秋田内陸縦貫鉄道は、旧国鉄阿仁合線と角館線、そして工事中だった鷹角線を継承して運営する第三セクターの鉄道であります。写真は萱草と笑内の間にある鉄橋を行く急行もりよしです。

この鉄道はその生い立ちから常に存亡の危機に面しているのですが、私は個人的にささやかな応援をしております。用も無いのに鉄道に乗り、また乗りもしないのに切符を買います。さらなる応援として、この鉄道の写真を撮り紹介して行こうかな、と考え始めました。

個人的にささやかな応援をしても、この鉄道はいよいよ滅亡の危機にさらされているので、今のうち撮っておこうという、鉄ヲタ本来の性格が現れているだけかも知れません。

まずはじめに、そもそも何でこんなところに鉄道が計画されたかというと、まずは当時日本を代表する銅山であった阿仁鉱山から鉱石の運搬。ここの鉱石を大館方面に運搬することが考えられたでしょう。

次に、森林資材の運搬。実は私が子供の頃、阿仁合線を走る貨物列車の写真を撮ったことがあるのですが、その貨物の内容は木材とチップでした。これは能代方面に向けた輸送だったと推定します。

Aniaisen1_w_2  写真は1973年11月の比立内からの1292列車、阿仁合に着く前なこともあってほとんど荷がありません。表題の写真と同じ鉄橋ですが、当時、いまのような道路が無く、表題の写真の右下に見える細い道路だけで、そこから撮ったものです。Camera:Pentax SL,Lens:Super Takumar 35mm F3.5、Film:Fujichrome100

最後に、人の輸送。沿線を併走する国道105号線は大覚峠で途切れた道路でまた、冬季は閉鎖される冬眠道路でありました。そこで、この付近の住民は鉄道の開通を待ち望んだものとおもわれます。

現在、阿仁鉱山は閉鎖され、貨物の輸送自体も無くなり、住民の輸送だけがこの鉄道の目的ですが、もともと沿線の住民は多くなく、鉱山も林業も廃れて人口が減り、国道も開通した今となっては、存在しているから使われる程度の鉄道になってしまったものと思われます。

ただ、ここの鉄道の風景は美しいです。なんとかもっと多くの観光客を誘致して、鉄道にのってもらい存続していってもらいたいものです。

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2008年8月25日 (月)

ホースマンVHの試写

20088241_w Camera : Horseman VH, Lens : Pro Topcor 105mm F3.5, Film : TMY-2, Pyrocat HD

この週末、天気が今ひとつでしたが、610さまから拝領したホースマンVHの試写をしたくて、機会を伺っておりました。結局、天候は回復せず、家の前のジャスミンに占拠された壁を写して見ました。

このカメラ、テクニカメラとしては抜群の完成度があります。全ての動作が気持ちよく決まります、同じ作法が必要ならいっそのこと、4x5と思っておりましたが、作法は同じでも大判カメラにない機動性が、このカメラからも感じられます。

ロータリーホルダーも思った以上に便利です。三脚を使用することを前提にすれば、ファインダーを覗く動作とさほど変りありません。

今回は、ホースマンの初代標準レンズであるプロ トプコール105mmF3.5を使用し、少しあおりを加えております。このレンズは4x5で使用するのには、少々イメージサークルが心もとないのですが、6x9でなら、思い切りあおっても全く心配いりません。

Img_4469_w レンズは105mmF4.5に変っておりますが、記念撮影。610さま、ありがとうございました。大切に使います。

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2008年8月24日 (日)

黒川油田のセントラル ポンピング パワー

Img_4373_w Camera : Canon EOS 5D, Lens : EF24-105 F4L

黒川油田は世界で現存する唯一のセントラル ポンピング方式の油田です。この方式は油田の中央にパワーハウスを構え、そこからワイヤーを招木という支柱で支えてはりめぐらし、油井のポンプを動かすものです。

何故か、秋田の油田はこの方式のものが多く、ワイヤーが地表を這う時は、雪囲いをされ、空中で方向を変える時は滑車を使い、そして招木がワイヤーを支える光景は、とても情緒豊かで、日本的な油田の光景だったと思います。

しかし、原油が枯渇し、その姿は次々に消えて行きました。10mもの巨大なプーリーを持っていた院内油田、木製のプーリーを使っていた豊川油田、それらが次々と無くなっていたなかで、黒川油田だけが残っております。

黒川油田が生き残れた理由は、ここの油田は天然ガスも産出し、それを近隣の住宅に「都市ガス」として供給しているのですが、このガスを安定して供給するために、ガス層にたまる地下水を汲んであげる必要があったからです。ここの油田のポンプは石油をくみ上げる為というより、ガスの産出の邪魔になる地下水を汲んでいるのです。

その為、ガスの需要が少ない夏場は、ポンピング パワーは3時に停止するとのことです。

この黒川油田の内部を見ることは長年の夢でしたが、このたび会社から許可をいただいて、案内してもらいました。

まず、全ての中心になるのは巨大なプーリーです。ここは平ベルトでまわしておりますが、Vベルトのものが多かったということです。平ベルトを使うと、導線が長く取れるメリットがあるとのことです。ただ、調整は難しそうです。ここからは、私の想像ですが、同じように平ベルトを使った院内油田では巨大なプーリーがありました。プーリーが大きいということはトルクが大きいということで、山岳地帯にある油田でパワーを伝えるには、巨大なトルクが必要だったのだと思います。プーリーを大きくすると、その分ベルトが長くなり、導線も長くとる必要があったものと思います。

Img_4392_w 全ては、このモーターの動力から始まります。30kwと聞いたような。電気関係が苦手なので、ぴんと来ません。いずれ、このモーター1機ですべての油井のポンプを動かします。

Img_4413_w 巨大なプーリーの軸には変形カムがいくつもあって、円運動を往復運動に変えて、ワイヤーに伝えて行きます。

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2008年8月23日 (土)

黒川油田

Kurokawa_1_w Camera : Pentax645, Lens : Crutagon 60mm f3.5, Film : RVPF

私の記憶に強く残っている油井の姿は、リグにみるユニットポンプ型ではなく、集中ポンプ型といわれるものです。これは、パワーハウスからワイヤーを伸ばし、わいやーの先端につながった油井のポンプを動かす仕組みです。

この方式はかつて、秋田の油田で多く採用された方式ですが、今では黒川油田だけです、もともとこの方式は小規模な油田に向くものなので、世界中で残っているものは黒川油田のものだけのようです。

表題の写真にあるように、私の記憶でも油井は田んぼの真中にあったりしました。

Kurokawa_2_w その油井からワイヤーが伸びて、支柱を揺らしながら行ったり来たりとワイヤーが往復運動をします。この時キュン、キーッといかにも物悲しそうな音を立てます。

私はその音を聞きながら、油井から漏れる黒い水と緑の田んぼの対比を見るのが好きでした。

Kurokawa_4_w 黒川油田のパワーハウスは赤松に囲まれた山の中にあります。このパワーハウスは近辺の風景と非常によく調和しており、世界でただ一つ残った集中ポンプの油田が一日でも長く残ることを祈るばかりです。

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2008年8月22日 (金)

油田のある風景

Img_4366_w Camera : Canon EOS 5D, Lens : EF24-105 F4L

子供の頃、炭坑の側で育てば、ボタ山がある風景が普通だし、油田の側で育てば、油井がある風景が普通です。

私は油田の近所で育ったので、油井があるのが普通の光景でした。大きくなって、故郷を離れると、どこの町に行っても油井が見られないので、どことなく物足りなく思ったものでした。

写真の光景は現在も秋田市で原油をくみ上げているポンプです。特異な形をしておりますが、この機械をリグ、またはユニットリグと呼びます。この機械はアメリカのテキサスあたりの油田で黙々と稼動している姿がよく似合いますが、日本で水田を背景にして稼動する姿もなかなかです。

もっとも、私の原風景にある油井はこのようなユニット式ではなく、集中動力式のものです。この方式はいまや、黒川油田に世界で唯一残っておりますが、自分のなかで当たり前だったものが、随分貴重な存在になってしまいました。

いずれ、油田の情景に関しては、今後も随時書いてゆくことになると思います。

20088162_w Camera : Pentax 67, Lens : SMC Pentax 75mm F2.8, Film :Presto 400, Pyrocat HD

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2008年8月21日 (木)

五所川原駅構内のネコ

Img_4214_w Camera : Canon EOS 5D, Lens : EF24-105 F4L

五能線、津軽鉄道の五所川原駅は最も好きな駅のうちの一つです。駅を出てすぐのところに踏切があり、そこから駅構内を見ることが出来ます。踏切といってもだだっ広い踏切で、本当に線路のところにだけ警報機があるような、鉄ヲタ憧れのロケーションです。

私はここで、駅構内を見たり、踏切を横断する人を見たりするのが好きなのですが、今回はここでネコを一匹発見しました。

Img_4214_w1 はじめは、線路の側でネコが遊んでいるだけだと思いましたが、すぐに何か狩りをしていることに気が付きました。何を取ったのか、その時はわかりませんでしたが、デジカメで拡大してみると、それはネズミでありました。

駅の構内にネズミって居るものなのか?とも思いましたが。狩をするネコはなかなか凛々しい顔立ちをしております。

Img_4224_w 獲物を運んで窪みに隠れたので、獲物を確認しようと近づいたらすごい形相でにらまれてしまいました。獲物を横取りしようなんて、かけらも考えていなかった.....んですけどね。

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2008年8月19日 (火)

急行あおもり号

Img_4248_w Camera : Canon EOS 5D, Lens : EF100-400 F4.5-5.6L (大釈迦)

ちょっとした用事があって帰省してきました。

帰省といえば、表題の写真は、昔から、お盆とお正月に設定される、正統派の帰省用臨時列車「あおもり」号です。

昔は帰省用の臨時列車として山ほど、夜行急行列車が運行されておりました。そして、それらの夜行列車は帰省客に相当な苦行を強いたものの、故郷に帰る希望のせいか、どの列車も大盛況でした。

このような帰省用の夜行急行は絶滅したかに思いましたが、今年の夏、一往復の急行あおもり号が運行されました。

急行あおもり号とは、古くからお盆と正月に設定される大阪から青森を結ぶ、帰省用の臨時夜行急行ですが、最近は、地震とか豪雨とかの災害で運行されてなかったような気がします。

なにか、久々に、清く正しい正統派の帰省用臨時列車を見たようで、すがすがしい気分なのですが、どうも中の乗客は帰省目的ではなかったような気がしたのは気のせいだったのでしょうか。ところで、私の帰省の目的は、コレを見るためではありません。念のため。

Img_4234_w 大釈迦の入線。ここで下り列車と交換するので、のんびり見学できます。

Img_4257_w_2 矢立峠のを越える頃には夕闇が迫っております。

Img_4280_w 秋田駅では長く停車するので、乗客がワラワラと降りて来ます。中には、普通の帰省客もいるようですね..ホントかな?

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2008年8月16日 (土)

北京オリンピック記念作品?

Img_4131_w_2 Camera : Canon EOS 5D, Lens :EF24-105 F4L

横浜のランドマークタワーにちょっと気に入ったディスプレーの作品があったので紹介します。これは北京オリンピックの記念ディスプレーでしょうか。傑作です。

Img_4139_w この少年の表情をアップにすると、こんな感じ。何日も、こんな高い所に置き去りにされて、可愛そうになってきます。

私も、いたずらで飛び込み台に登ったことがありますが、下から見るのと大違い、3mでさえ、飛び込み台からプールを見ると恐怖を感じたものでした。この少年の気持ちが解ります。ホント、よく出来ております。

早朝から帰省。天気が良ければいいなぁ。

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2008年8月15日 (金)

Horseman 105mm 三代

Img_4122_w Horsemanは中判のテクニカルカメラで、カムの交換で距離計も連動できる非常に造りの良いカメラでした。ただ、大判のテクニカルカメラとあまり大きさがかわらないのが、欠点と言えばそうでした。ホースマンにも大判が撮影できるアダプターがあり、大判も撮影できるのですが、やはり大判で使うなら、最初から大判カメラを選んだほうが得策です。

そう考えると、このカメラは随分頑張ったものだと思います。でも、そのサポートをしたのは東京光学のレンズがあったからでしょう。東京光学(トプコン)のレンズは魅力的です。現に私もホースマンのボディは持っていなくとも、リンホフボードの変換アダプターを頼ってトプコンのレンズを使っているのですから。

ここで紹介するものは、ホースマンの標準レンズの三世代。最初がPro Topcor 105mm F3.5 次の世代がSuper Horseman 105mm F3.5、最終世代がHorseman Super ER105mm F5.6です。面白いことに新しいモデルになる毎に暗くなってゆくのです。

通常、技術が進歩してゆくとだんだん大口径の明るいレンズに変ってゆくのに、ホースマンは逆に暗くなって行きます。おそらくこれは、イメージサークルを大きくして行った結果だと思います。中判のレンズだった105mmの標準レンズは大判の広角レンズとしても使えるようにイメージサークルを大きくして行ったのです。

Img_4120_w それでも、この三代の標準レンズを見ていると2代目のF4.5の物が目立ちます。圧倒的な存在感があります。特に後玉など、惚れ惚れするような美しさです。これに比べると、最終モデルのF5.6は、ニコン、フジ、シュナイダー、ローデンストックの同焦点距離のレンズと同じような感じで、斬新さは感じられません。

作例は、F5.6で撮った4x5の写真は過去に載せたことがありますが、こんど同じ条件で、レンズだけ変えて撮ってみますね。

レンズデーター

Professional Topcor 105mm F3.5 3群4枚 125Φ

Super Horseman 105mm F4.5 4群6枚 158Φ

Horseman Super ER 105mm F5.6 解る方がいれば教えてください

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2008年8月13日 (水)

お盆休みに突入

R0011630_w ちょっと前に夏休みをとったばかりなのに、という突っ込みは無しです。

そんな前のことは忘れました。とにかくお盆休み。お盆は忙しいなぁ。

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2008年8月12日 (火)

チューベローズの切花と延命剤

Img_4116_w 近所の花屋でチューベローズの切花が安く手に入ることを知ってからは、ちゃんと球根を育てることを怠っております。大きな鉢に植えっぱなしになって、ニラのようになっております。

切花さえ手に入れば、この花は切花のほうが良いのです。この花は、贅沢に花穂を並べて飾るほうが見栄えがするし、夜になると艶かしい香りが強く漂います。そして、この香りはエアコンで温度と湿度を抑えられた部屋によく栄えるのです。

ところが、問題は切花がちゃんと開花するかどうかです。なにせ、この花は山ほどの蕾がついて出荷されるので、切花だと開花しにくいのです。

特に、今回はすべて硬い蕾の状況で出ていたし、茎も細かったので(安いから文句は言えないのだけど)切花延命剤を入れた水で育てます。

ウチはネコが居て、ちょっと油断すると花瓶の水を飲みたがるので、防腐剤が入った切花延命剤はなるべく使わないのです。今回は仕方が無く使ってみましたが、それでも成績は悪く、蕾の半分はしおれるか枯れてきました。

やはりチューベローズの切花は難しいです。それともステンレスの現像タンクに生けたのが、失敗だったのでしょうか。まあ、それでも少しは咲いてくれるので良いことにします。

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2008年8月10日 (日)

源氏池の蓮

2008893_w Camera : Pentax 67, Lens : SMC Pentax 45mm F4, Film :CTpro400 C41モドキ

私は蓮の花の香りが好きで、蓮の花の香りを移した蓮茶もわざわざ買って飲んでます。この花は東洋的、哲学的なイメージの香りをもっていると思います。食後に蓮茶を飲むと、時間がゆっくり過ぎてゆくような気分になります。

今まで、この花の香りを紹介した記憶がありませんが、おそらくそれは、私がこの花の写真を撮っていない為だと思います。探せば、蓮の花の写真くらい出てきそうですが、少なくとも、気合を入れて蓮の花の写真を撮りにいったことはありません。

どうも、蓮の花は写真が好きな人の格好の被写体になるらしく、岸辺に咲く格好の良い花の周りなど殺気だっていることもあります。この花の香りにイメージとは裏腹に、実際の花の周りはせわしなく、落ち着きが無いのです。それが苦手で蓮の花に近づかないようにしていたのです。

この写真は、もう昼過ぎですから蓮の花が最も美しい時期は過ぎています。季節的にも終盤なのでどこを見渡しても気合を入れて蓮の花を撮っている人はおらず、代わりに携帯で写真を撮っている人が多くなります。その点でこの花のもつゆったりとしたイメージに近い状態でした。それに、盛りは過ぎたとは言え、これだけの花が咲いているので、やはり蓮の花の香りが漂ってきて、気分は極楽でした。

(漂白液を全更新したので、すっきりした発色に現像できました、でも現像液はヘタってきたので次は新調しなくては)

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2008年8月 9日 (土)

今朝の富士ぶさ

Img_4023_w Camera : Canon EOS 5D, Lens : EF100-400 F4.5-5.6L

昨日下りの「富士、はやぶさ」を撮ったからには、今朝上りの「富士、はやぶさ」を撮らなければなりません。ペアを組む相棒の機関車が牽引してくるハズです。

今日も混雑を避けるため新子安を外します。上りは充分日が昇っているので何処でも良いのですが、私は、朝早く起きれないので、家の近くの川崎駅で撮影します。

土曜の朝なので、さすがに2名の方がおられましたが、それでも、静かに撮影することが出来ます。京浜東北線のホームから撮影しますが、ポールが間に無く、ゆるやかなカーブなので、望遠レンズを使うと難なく全編成が入ります。

京浜東北線の北行が併走して来ますが、問題ありません。

Img_4065_w ところで、昨日コメントをいただいた610さまのおっしゃった、国鉄のアパートって、まさしく私が行く末を気にしていたこの団地ですね。この先どうなるのでしょう。

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2008年8月 8日 (金)

富士ぶさ、最後の夏?

Img_4019_w Camera : Canon EOS 5D, Lens : EF24-105 F4L

正式に決まったわけでは無いようですが、心の準備ははじめております。と言うのは、東海道線に残る最後のブルートレン「富士」「はやぶさ」の廃止のことです。

かつて国鉄の看板列車だった九州行きのブルートレンもこの「富士」と「はやぶさ」を残すのみですが、それでさえ来春には廃止になるという噂であります。

まだ盛夏でありますが、着実に日は短くなってきており、東京を18:03に発車する下り列車の写真を撮る場合、最も撮影しやすい新子安の駅だとここ数日が限界になるのではないでしょうか。

ということで、ちょっと仕事をはやく切り上げて新子安まで来たものの、もう沢山の人がカメラを構えており、密かに写真を撮っておこうとした甘い考えが吹っ飛んでしまったので、一つ手前の鶴見で撮影しました。さすがに、ここは誰もおらず、静かに撮影が出来たのですが、定時だと18:23着の京浜東北線とかぶるリスクがあります。

先に京浜東北線が現れて、それを「富士ぶさ」が追ってくるのですが、かろうじて構内の手前、カーブを曲がりきったストレートでぶっちぎってくれました。

いいおじさんが、何やっているんだ、なんて.....たまには思うのですが。仕方が無いですね。

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2008年8月 6日 (水)

夏休みと言えば大仏さま

2008863_w Camera : Zenza Bronica EC, Lens : Nikkor D-C 40mm F4, Film : CTPro 400

夏休みに渡された宿題のドリルにはひまわりの絵とか、補虫網の絵とかいかにも夏を思わせる絵が表紙にあったものですが、その中に鎌倉の大仏さまの絵も結構ポピュラーだったと思います。

夏の青空と入道雲をバックにたたずむ大仏さまの絵です。

そのせいか、私の奈良の大仏さまのイメージは「夏」です。それも盛夏。

怠惰な生活ばかりして過ごした夏休みですが、最後に大仏さま観光に行ってきました。

やはり、大仏さまは夏ですね。大仏さまは、春夏秋冬それぞれ良さはありますが、青空をバックに蝉時雨の中訪れる大仏さまは格別です。

夏でも、かなりの観光客がここを訪れます。やはり外人さんが多いのですが、インド人と思えるアジア系の人が熱心に大仏さまを拝んでは瞑想している姿が印象的でした。

夏に大仏さまが似合う理由は、その光景だけではありません。ここは海が近く、日差しがいかに強くても、木陰に入ってしまえば、浜風のおかげで意外に涼しいのです。同じ時期、京都や奈良の神社・仏閣を拝観するのに比べれば、鎌倉のそれは、はるかに快適なのです。

特に鎌倉の大仏さまは、拝観して10分も歩けば海に入れる!のです。大仏さまは、夏が一番似合いますね。

左端がフードの装着の失敗で蹴られています。現像液(漂白液?)に劣化があったようで、色があまり良くないですね。

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2008年8月 1日 (金)

夏休みに突入

Img_3961_w Camera : Canon EOS 5D, Lens : EF24-105 F4L

しばらく怠惰に過ごします。.....っていつもと変らない...か。

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