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2008年3月28日 (金)

結局、本日はラッキーでした

Img_2684_w シュタイナッハ・イルドニング(Stainach-Irdning )を出た列車はゼルツタール(Selzthal)で方向を変えます、ゼルツタールは交通の要所であるらしく、蒸気機関車が保存されラウンドハウスも電化され電気機関車が休んでおります。

Img_2693_w 日本ではラウンドハウスを電化するなんて発想がないので、蒸気機関車時代に備えられていたラウンドハウスはほぼ全て取り壊されてしまいました。

Img_2698_w 列車はグラーツに到着します。グラーツはイタリアの影響を残した古都で国鉄駅からトラムで旧市街に入ると、時代をタイムスリップした感じがします。

Img_2706_w なかなか感じの良い街なので、もう少しゆっくり見たいのですが、自分は今日ウィーンのホテルに向かいます。ハルシュタットからの移動のトラブルが無ければもっとゆっくり出来たし、天気も良かったハズなのに残念だなぁ、なんて考えながら駅に着きました。

Img_2703_w 写真は教会の側にあった彫刻、とても気に入りました。雨ざらしになっているから、貴重な芸術品ということでは無いでしょうが。

すると、私の勘違いでウィーン行きのICはとっくに発車しております。今度は完全に私のミスです。仕方が無いので駅員に聞くと次のREXに乗れとのこと。そのローカル急行はウィーンに行くの?と聞いても、それが一番早いとの事だったのでとにかくそれに乗ります。

列車は準急のように、各駅に止まりはじめました。この調子で大丈夫かなぁ、と思っていると車掌がやってきて、「ウィーンに行くなら次の駅で乗り換えだよ」と言うので、「この列車が先にウィーンに着くのではないの?」と聞いたところ、「この列車は次の駅で折り返す」「グラーツの案内ではこれが先にウィーンに着くといっていた、時刻を書いた紙もある」「これ、途中で赤い字になっているでしょ。BruckでICに乗り換えればよかったんだ」。

オーストリア国鉄の乗務員は皆親切です。英語もしゃべります。これはすごいことなのですが、限界もあるのです。最後は自己責任なのです。

Img_2720_w 下ろされた駅の駅名ミュルツツーシュラーク(Mürzzuschlag)を記念として写真にとって、ホームを通過する貨物列車を眺めていると、構内の片隅に不思議な機関車が止まっておりました。多分、ここはゼメリング峠の手前。昔は交通の要所だったところだ。留置されている古い機関車は、昔、峠を越えるために使われたものにちがいありません。

ゼメリング鉄道は今回の旅行の計画を立てるとき検討はしてみたものの、ハルシュタットに負けたところでありました。こんな感じで近くに降ろされたのは、何かの因縁でしょうか。

Img_2725_w 寒いけど、得した気分だなぁ。と思っているとグラーツを2時間後にでたICがやってきました。穏やかな気分で乗り込み、すぐ食堂車に向かいビールと食事を頼み車窓を見ていると、はたしてゼメリング(Semmering)の駅を通過しました。食事とか充電とか列車で出来ることは全てやってしまえば、後は寝るだけ。いろいろあったけれどラッキーでした。

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コメント

グラーツの街を初めて拝見しますが、これはココだけで
2泊はしたい雰囲気ですね(笑)
ココだけでフィルム大量消費してしまいそうな魅力的な
街ですね。やらやましぃ~!

投稿: SCR | 2008年3月28日 (金) 22時58分

SCRさま、グラーツの街は素敵です。住んでいる人も感じが良かったのです。
実は、カフェで財布を忘れて、大慌てで戻ったのですが、「あんた、よかったね」「もうちょっとで警察に連絡するとこだったよ」「警察まで入ったら面倒だからね」とたどたどしい英語で店のおばさんが言ってくれた時には、感動を覚えました。
実際そこのザッハートルテはウィーンのどこで食べたものより美味しかった。

投稿: kk | 2008年3月29日 (土) 00時26分

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