« 氷河急行に乗りました、一応 | トップページ | ハルシュタットは綺麗でしたが »

2008年3月26日 (水)

ザルツブルグ夜行列車祭

Img_2530_w 写真は夜のチューリッヒ駅。今回の旅行で最後の夜行列車の旅が始まります。

欧州の国際夜行列車には殆ど愛称名が付いております。その愛称名が好きだからその列車に乗りたいか?Yesです。素敵な愛称名を持つ列車には行き先が何処であれ、乗って見たいのです。私が最も好きな列車の愛称名は、オリエントエクスプレス。今は豪華列車だったオリエントエクスプレスとは別物になったとしても、運行区間が大幅に短縮されても、オリエントエクスプレスと名乗る列車がある限り、それは魅力です。

Img_2547_w_2 本日チューリッヒからザルツブルクまで乗車する夜行列車はウインナーワルツァー号。しゃれた名前です、そして古くからある名門列車です。この列車はチューリッヒからウィーンを通り、その先ブタベストまで行きます。
名前はおしゃれですが、使われている車両は寄せ集めの感じがあって、統一性は全く無く、おしゃれな感じはありません。特にこの列車は以前CNLだったようで、寝台車は元CNLの二階建てのものが含まれます、現在はオーストリア国鉄籍のようですが、車体の色はCNLを踏襲した塗装です。

私が乗ったクシェットはオーストリア国鉄の車両。4人用のクシェットですがシーツ、毛布、枕が配置してあり、ペットボトルの飲料水も備わっております。なかなか快適そうです。スイスからの乗車なので列車が発車するとパスポートチェックがあり、車掌がチケットとともに預かって行きます。その時、飲み物は何が良い?と聞かれてちょっと面食らうのですが、これは明日、ザルツブルクで下車する手前に、パスポートと供に持ってきてくれるためです。

車掌が行ってしまうと、次に車掌がコンパートメントのドアをノックして起こしてくれるまで記憶がありません。爆睡してました。起きてみるとルームメイトたちは眠りが浅いか寝ていない様子。邪魔しないよう、素早く仕度してコンパートメントを出て食事をします。オーストリア国鉄のクシェットの朝食は、はっきりいってイタリア鉄道の一等コンパートメントの食事をはるかに凌駕しております。今回寝台列車に3回乗りましたが、一番格下のこの2等クシェットが一番良かった。列車がザルツブルグに着くともう、祭りは始まっておりました。

Img_2551_w ウインナーワルツァー号
この列車はスイスのブックス(Buchs)で進行方向と機関車が変っており、列車が2番A線に到着すると、最後尾に付いていたプラハ行きが静かにきりはなされてウィーンに向かって発車します。

Img_2553_w カールマーン・イムレ号リシンスキー号
反対側にはブカレストから来たEN268カールマーン・イムレ号と、ザグレブから来たEN269リシンスキー号がここで連結されて発車を待っております。

Img_2560_w EN269は通常D269として表記されますが、ザグレブから来た車両にはEN269Lisinskiと書かれており、クロアチア生まれの作曲家に敬意を表してリシンスキー号と呼ばせてもらいます。

Img_2556_w_2 前の方がEN268で、車両はハンガリー国鉄の青っぽいものが目に付きますが、紫色のものはルーマニア国鉄のもの、その後の白い車両からEN269クロアチア国鉄の車両が続きます。特にルーマニアの車両はブカレストを前日の朝の5時にでているハズですから、かなりの長旅です。

Img_2563_w D206
ウインナーワルツにチューリッヒから連結されてきたプラハ行きD206はここで切り離されて、1番線に向かいます。1番線にはベネチアから来たD206が待っていて、最後尾に連結されてプラハに向かいます。
これでこの列車はチェコ国鉄、イタリア鉄道、オーストリア国鉄の車両で構成された列車になるのですが、これから先お昼の12時近くまでかかってプラハに付きます。列車番号がユーロナイトでない理由がわかるような気がします

Img_2567_w ドン ジョバンニ号
私は、ここからハルシュタットに向かうため5番線に停車中のIC849に乗り換えますが、IC849の後ろにはベネチアから来たEN236ウィーン行キアレグロナイト、ドン ジョバンニ号が連結連結されております。つまり、国際寝台夜行列車に昼行車両をつけて、国内特急として運用するのです。

実はあと9分まてば、ストラスブルグから来たオリエントエクスプレスが到着し、これを見て5時25分のICに乗れば、ハルシュタットには当初の予定より30分遅れて8時44分に着いたのです。ただ、本日は、不確定な部分が多く、オーソドックスに、「王道乗り換え」コースを選びました。

|

« 氷河急行に乗りました、一応 | トップページ | ハルシュタットは綺麗でしたが »

コメント

素晴らしいイベントが有るのですね。
ホイールベースの長い台車が乗り心地良さそうです。
日本の寝台夜行は衰退の一途ですが、ここは盛況の
様ですね。

投稿: SCR | 2008年3月26日 (水) 22時44分

SCRさま、今晩は。

環境問題とかで、夜行列車はまだまだ現役です。それに日本では絶滅したカートレインも盛んです。

投稿: kk | 2008年3月26日 (水) 23時06分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 氷河急行に乗りました、一応 | トップページ | ハルシュタットは綺麗でしたが »