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2008年1月13日 (日)

美しいと思われているもの

Img_0801_w Camera: Caono EOS 5D, Lens : EF24-105 F4L

日頃普通に思っていることが実はとても不自然なことであることが多いです。

例えば胡蝶蘭の花なんかがそうです。胡蝶蘭の花は通常アーチを描いた茎に沿って皆同じ向きに、こちらに微笑みかけるように咲いております。しかし、胡蝶蘭の花は好き好んでこんなふうに咲いているわけではなく、人様に強制されて仕方なくこのように咲いているのです。

胡蝶蘭は葉に栄養を貯めておりますが、この葉は強い光を好みません。物陰にひっそりと暮らしているのが好きなようです。しかし、そのままでは子孫が残せませんので、目立つ花を背一杯伸ばした花枝につけて虫に見つけてもらおうとします。花枝を伸ばすといっても、この蘭は着生蘭ですから空中にふらふらさせているという状況が自然なのだと思います。

しかし、人間はそれを許さず、曲がった支柱を立て、光を曲がった方向から当て、不自然に捻じ曲がったように育てたがるのですね。何故なら、それは人間社会では美しいとされるからであります。

人間の美意識は、結構自然に反したものが美しいとされる場合が多いような気がしますす。

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コメント

どの植物も、太陽光と、水とを争っているのだと思っていたけど
陽に当たるのを嫌う植物なんてあったのか。

投稿: 會津 | 2008年1月14日 (月) 20時38分

會津さま、今晩は。

争いに負けた者や、争いが嫌いな者、争うことさえ出来ない所に生まれた者は、その環境に合うように進化するので、恵まれたお水や光はありがた迷惑なようなのです。

投稿: kk | 2008年1月14日 (月) 23時48分

なるほど、勉強になります。
わが家にも、頂き物ですが・・・そう考えますと確かに綺麗だけど不自然!日本人的な美というよりも神経質な人のための商品?などど見えてきました。多少の自然さは確かに・・・

投稿: ラ・ペルラ | 2008年1月21日 (月) 00時25分

ラ・ペルラさま、今晩は。

最近、全てにやる気を無くして停滞しております。
まあ、こんな時もあるさ。

投稿: kk | 2008年1月21日 (月) 22時57分

ありゃ、まあ、充電しといてください♪

投稿: ラ・ペルラ | 2008年1月24日 (木) 01時37分

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