« 餘部鉄橋を見た後で | トップページ | 犬を見ながら考えた事 »

2007年12月 9日 (日)

マートルのクリスマスリース

Img_0741_w Camera : Canon EOS 5D, Lens : EF24-105 F4L

今年もマートル(銀梅花)の実がだんだん熟して来ました。マートルは夏に白い花を咲かせますが、この花は清楚で良い感じの香りでヒトを喜ばせる以上にミツバチが喜び、雨上がりで虫が空腹の時など、花の変わりにミツバチが咲いているような状況になります。

当然のように秋になると実がつき、紫色に熟してくるのですが、この実は冬になると、ヒヨドリがついばみにやってきます。マートルの実は甘味があるのですが、同時に少し薬くさい感じがあり、鳥達も食べ物が少なくなった頃「しゃーねーなー」みたいな感じでこの実に手を出すのです。

そして...、お腹いっぱい食べると、隣の家に電気を引き込む電線に留まって、その下にある白い車めがけて、紫色のウンコをするのです。

最初は私も、どうして隣の車に紫色のシミがついているのか原因は解らなかったのですが、ある時そのシミが付く瞬間を目撃してしまいました。すまないという気持ちと、出来れば隣人には原因を悟られたく無いという気持ちが交錯して、鳥を遠くに追っ払ったのですが、こんな時って、私以上に、隣人は因果関係に気が付いているのでしょうね。

隣家に迷惑をかけている以上、ほうっておく訳には行かないので、翌年から初冬のうちに実を取るか、実ごと枝を剪定することにしました。

マートルはどちらかというと、葉に良い香りの香気成分があり、剪定している間中良い香りが漂ってきます。何となく全部捨てるのはもったいなくなり、クリスマスリースを作ることにしました。土台は同じく剪定したジャスミンのつるを使います。

ジャスミンのつるで輪を作り、その間に剪定したマートルの枝を差し込んで行きます。所々をビニール針金で止めて、終わりです。ちょっと不恰好ですが、良い感じの香りがするリースの出来上がりです。

|

« 餘部鉄橋を見た後で | トップページ | 犬を見ながら考えた事 »

コメント

とても素晴らしいクリスマスリースですね。
家は代々浄土真宗なのですが八百万の神々を信仰する民族でもありますので、
年に一度はババァと二人でしずかにキリストさまに祝杯をあげるしきたりです。

三男のために買ってやった30年近く以前のプラスチックツリーに
綿ボウシを被せて古い飾りものを付けてやるのですが
今年は台車で家にとり込んだドラゴンフルーツに飾りを付けようかとも思っております。

裏庭の蔦カズラも今頃綺麗に紅葉してきましたのでこれも切り取って捨てずに使ってみようかと良いヒントになりました。

投稿: 610 | 2007年12月10日 (月) 21時39分

610さん、今晩は
やっぱりツリーは生ものが一番。プラスティックはいただけません。
と言いながら30年連れ添ったツリーではそうもいきませんネ。両方飾りましょう。

投稿: kk | 2007年12月10日 (月) 22時29分

斑入りのマートルでしょうか?光に透けて綺麗ですね。
剪定枝でリース、というのは私もよくやります。折角の枝が勿体無いですものね。ハーブの剪定枝は、リースにしたり、サシェに入れたり、お風呂に入れたり、焚き火をしたり...。

でもハンドルが=マートルながら、わが家ではリースはローズマリーで作ることが多いです。なにせクリーピングタイプが毎年茂りすぎますので。

投稿: ミルテ | 2008年1月 7日 (月) 10時25分

ミルテさん、今晩は。
これは、斑入りのマートルです。
剪定した枝をお風呂に入れるのは良いアイディアですね。さっそく試して見ます。

本当は、焚き火とか燻製とかやりたいのですが、ご近所がうるさくて出来ません。ウチはバッチイ状況で草が生い茂り、虫を湧かせる嫌われ者なので、ご近所に頭が上がらないのです。

紫の実を早くとってしまわないと、もうすぐ鳥が食べに来る、そしてご近所の白い車に紫色のう○こを置いてゆく。恐い、こわい。

投稿: kk | 2008年1月 7日 (月) 20時53分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 餘部鉄橋を見た後で | トップページ | 犬を見ながら考えた事 »