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2007年11月15日 (木)

Pyrocat HD現像の続き

20071114_6_w Camera : Super Ikonta Six , Lens : Opton Tessar 75mm F3.5, Film : Tmax400 EI=400 Home made Pyrocat HD

最近 Pyrocat HDを自家調合していろいろテストをしております。私が現在テストしている目的は、白黒フイルムになるべく多くの情報量を記録する方法を探すことです。

この段階で、モノクロネガを現像する通常の目標である「プリントに最適なネガ」を無視しており、本末転倒の方向に向かっております。

それでも、私がそのようなネガを求める根拠は、データさえ記録していれば、コントラストや諧調はPCソフトでいくらでも調整が可能だし、またプリントも技術さえ伴えば調整が出来ると信じているからです。

例えば表題の写真も人物の顔等は意識的に飛ばしておりますが、ガンマ値を変えれば着衣の繊維も表示できます。

Pyrocat HDは比較的ゆっくり現像が進む現像液なので、長時間の現像、静止現像が可能です。そして長時間の静止現像では、既に現像が進んだ明部に接している現像液が疲労し現像が鈍化する一方、暗部の現像が進んで行くことになります。結果的に低コントラストでエッジの利いたネガが出来上がることになるのです。

さらに、自家調合では、現像抑制とフォッグの防止を期待して、ブロムカリに加えてヨウ化カリウムを調合しておりますので、エッジ効果がさらに利いていると思われます。

ただ、この方法は欠陥があって下の作例のように、エッジ効果が利きすぎて不自然になる場合もあります。この画像などデジカメの現像ソフトで「輪郭を強調する」を最大にしてしまったような感じになりました。あきらかにやりすぎですよね。

20071114_3_w

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コメント

モノクローム表現の奥深さを見たといえば大袈裟でしょうか.
デジでやっていることは,充分に化学反応でも出来ることに,今さらながら感銘を受けました.
私は大判現像を契機に,十数年ぶりにモノクロ現像を再開しました.
10年以上前に買ったD76をおそるおそる溶解すると,特に問題なく処理が完了し安堵しています.
懸案にしていたミニコピーの軟調処理再開にも弾みになりました.
でも不慣れな皿現像,フィルムの角で幾つか膜面にキズをつけてしまいました.修行が足りません.

投稿: lensmania | 2007年11月18日 (日) 10時02分

lensmania さま今晩は。

私もこの現像方法を大判の現像のために研究しております。
私は現像タンクに一枚か2枚のシートフイルムを入れて、最低攪拌で現像することをたくらんでおります。

現像液がもったいないような気がしますが、山ほどありますので気にしておりません。

投稿: kk | 2007年11月18日 (日) 21時13分

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